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尺八の管径改造 [尺八改造]

reizanの尺八は細身で外径が約30㎜しかありません、一般的なのが35㎜前後ですから、その分軽くてラッキーと思っていました。

それに、尺八を構えて吹いたら絶対外れることなく必ずなってくれますからもうこれ以上のものはないと思っていました。

ところが新型コロナ禍の自粛期間中に時間が余ったので、今まであまり使っていなかった尺八の歌口部分を改造したら、細身の尺八には敵いませんがそれでもかなり鳴るようになりました。

ていうか、最初は強い音で次は弱めにするというのが苦手でどれも同じように鳴っていたのが、今回改造したのは思うままに強弱の反応をしてくれます。古曲を吹くときには音の大きさも大事ですが、こちらも欠かせません。

そこで思ったのですが、細身の方は主に新曲、現代曲にあてて、古曲は今回改造したのにしたら良さそうです。
それともう一つ気づいたことがあります。それはある程度の管径があった方が速い複符運指がしやすいということです。

細身の尺八では、速いテンポで「チ」の16分音符が4つ以上連続するのが大の苦手でした。苦手な部分を繰り返し連取していたら指が釣りそうになったぐらいです。

ところが管径が35㎜あると、たった5㎜の差なのに指が動かしやすくなりました。

尺八が良くなっても速い「チ」の連続に関してはreizanは初心者みたいなものですから、これから練習を重ねなければなりませんが、希望の光が見えてきたのは確かです。

そこで思ったのですが、細身の尺八も裏孔(第5孔)の当たりを盛り上げてやれば、左右の肉厚が無くても太い尺八と同じ感触になるのではないでしょうか。

思いついたらやってみるが取り柄ですからすぐにやってみました。

やってみたのは直径10㎜の孔を開けた竹片を作り、

P_20200714_114420.jpg


これを貼り付けて嵩を稼ぐという方法です。しかしこれは上手くいきませんでした。
上手くいっていれば最低音の乙「ロ」を鳴らせますが、隙間があると絶対に乙ロは鳴りません。(乾燥で竹にひびが入ったときに気づくのがこれです。)

セロハンテープで塞ぎ、すべての孔も塞いでやってみましたが、目に見えないところにすき間ができているみたいで上手くいきませんでした。

だったら孔のまわりをガムで塞いだら漏れがなくなるのではと思ってやってみました。

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P_20200715_112105.jpg
指孔を塞いで吹いてみたら、乙の「ロ」がしっかり鳴りました。孔の回りを少量のパテで埋めてやれば良さそうだということがわかりました。

ずっとガムのままではいけませんから、これを取り除いて最適なパテを探すことにしました。

そこで気づいたのですが、ガムを実験に使うのはダメでした。靴底にくっついたガムと同じで取るのにかなり苦労しました。(ガムがくっ付くところに養生テープを貼っておくべきでした。)

孔径10㎜で薄めのパッキンがあれば使えるかもしれませんので、それも探してみようと思います。


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