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このままでは露通しがつかえないので、次に尺八スピードを接着剤で固定する。
5)尺八スピードをその幅の分だけ中に押し込み、露出した塩ビ管尺八の穴に塩ビ管用の接着剤を塗り、尺八スピードを素早く元の位置に戻す。
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尺八スピード [尺八改造]
楽器の音響補助具の新しいのを見つけました。「フルートスピード」(吹き比べは、ここ)と言います。
指輪の3分の1を切り欠いたような形でフルートの管尻に嵌め込むと音質が変わります。
(reizanの印象としては、散漫だった音が丸くまとまる感じです。)
フルートに役立つのだったら、同じエアリード楽器の尺八にも使えるのではないかと思いました。
ただし、フルートの筒穴はずん胴でほとんどが内径φ19と決まっていますからフルートスピードのサイズは一種類で済みますが、自然の竹を使っている尺八は管尻の穴のサイズが1本ずつ異なりますし、末広がりにテーパーのついているものもあります。これではかっちり成形されたものは使えません。
ある程度の厚みがあって曲げやすく反発力のあるもので、尺八を傷つけないものだったら使えそうです。
その条件にかなうものとして見つけたのが、ワンカップ日本酒のポリエチレンの蓋です。(付いている意味が良くわからないものですが、多分、積み重ねたときの緩衝材なのかなと思います。)
蓋の平らな部分から、幅5㎜、尺八の管尻の穴径の2倍の長さを切り取り、巻き癖をつけて、尺八の管尻に嵌め込みます。切り欠きは裏孔の方向に向けた方が良いようです。
指輪の3分の1を切り欠いたような形でフルートの管尻に嵌め込むと音質が変わります。
(reizanの印象としては、散漫だった音が丸くまとまる感じです。)
フルートに役立つのだったら、同じエアリード楽器の尺八にも使えるのではないかと思いました。
ただし、フルートの筒穴はずん胴でほとんどが内径φ19と決まっていますからフルートスピードのサイズは一種類で済みますが、自然の竹を使っている尺八は管尻の穴のサイズが1本ずつ異なりますし、末広がりにテーパーのついているものもあります。これではかっちり成形されたものは使えません。
ある程度の厚みがあって曲げやすく反発力のあるもので、尺八を傷つけないものだったら使えそうです。
その条件にかなうものとして見つけたのが、ワンカップ日本酒のポリエチレンの蓋です。(付いている意味が良くわからないものですが、多分、積み重ねたときの緩衝材なのかなと思います。)
蓋の平らな部分から、幅5㎜、尺八の管尻の穴径の2倍の長さを切り取り、巻き癖をつけて、尺八の管尻に嵌め込みます。切り欠きは裏孔の方向に向けた方が良いようです。
最近、尺八の発表会(一人ずつ演奏する)のときに小さく切った養生テープで留めてみたのですが、それが悪さをして雑音が混ざり、がっかりな演奏になってしまいました。
それで結局、尺八には無理だという結論に至りました。でも、何かに使えないかと考えていて良いことを思いつきました。
塩ビ管尺八への応用です。竹の尺八では塗り物で下管の内径を狭くして良い音が出るようにしているのですが、塩ビ管尺八の場合はずん胴のままが多く、絞りたい人は管をつぶしていますがそれでは見た目が悪いです。
もし、ずん胴のままで管を絞ったのと同じ効果が得られるようになったら素敵だなと思いました。
その為には中に何を嵌め込むかが問題です。寝ながら考えていたときに良いものを思いつきました。1サイズ小さい塩ビ管が使うことです。これを「尺八スピード」と名付けました。
話しはちょっと横道にそれますが、20㎜の塩ビ管は内径が20㎜で肉厚が3㎜ですから外径は26㎜です。
reizanが中に入れようと思ったのは16㎜管です。肉厚はこれも3㎜ですから外径は22㎜となります。(誤配管を防ぐためサイズ違いの管はそのままでは絶対に繋がらないサイズになっています。)
20㎜の穴に22㎜は入りませんが、3分の1を切り欠いたら無理すれば入りそうです。(無理して入れるということは反発力で取れにくいということにもなります。)
それをやってみて上手くいったので手順を残しておきます。
尺八スピードのつくり方
1)16㎜の塩ビ管を3㎜幅で輪切りにする。
2)外周上に始点を決めて印をつけ、そこから42㎜(3分の2)のところに印をつけ、印のところを切って切り欠きを作る。(万力で挟んで作業するとやり易い。)
3)2で出来た尺八スピードを塩ビ管尺八の管尻の穴に当て、切り欠きが裏穴のほうを向くように位置を調整して、プライヤーなどで締めながら穴に嵌め込む。(写真の尺八は塩ビ管の回りに、裏面に接着剤が塗布されたビニールシートを貼り付けている。)
4)一応吹いてみて、次に切り欠きの位置を変えながら吹いてみて一番好きな音が出る位置を見つける。
それで結局、尺八には無理だという結論に至りました。でも、何かに使えないかと考えていて良いことを思いつきました。
塩ビ管尺八への応用です。竹の尺八では塗り物で下管の内径を狭くして良い音が出るようにしているのですが、塩ビ管尺八の場合はずん胴のままが多く、絞りたい人は管をつぶしていますがそれでは見た目が悪いです。
もし、ずん胴のままで管を絞ったのと同じ効果が得られるようになったら素敵だなと思いました。
その為には中に何を嵌め込むかが問題です。寝ながら考えていたときに良いものを思いつきました。1サイズ小さい塩ビ管が使うことです。これを「尺八スピード」と名付けました。
話しはちょっと横道にそれますが、20㎜の塩ビ管は内径が20㎜で肉厚が3㎜ですから外径は26㎜です。
reizanが中に入れようと思ったのは16㎜管です。肉厚はこれも3㎜ですから外径は22㎜となります。(誤配管を防ぐためサイズ違いの管はそのままでは絶対に繋がらないサイズになっています。)
20㎜の穴に22㎜は入りませんが、3分の1を切り欠いたら無理すれば入りそうです。(無理して入れるということは反発力で取れにくいということにもなります。)
それをやってみて上手くいったので手順を残しておきます。
尺八スピードのつくり方
1)16㎜の塩ビ管を3㎜幅で輪切りにする。
2)外周上に始点を決めて印をつけ、そこから42㎜(3分の2)のところに印をつけ、印のところを切って切り欠きを作る。(万力で挟んで作業するとやり易い。)
3)2で出来た尺八スピードを塩ビ管尺八の管尻の穴に当て、切り欠きが裏穴のほうを向くように位置を調整して、プライヤーなどで締めながら穴に嵌め込む。(写真の尺八は塩ビ管の回りに、裏面に接着剤が塗布されたビニールシートを貼り付けている。)
4)一応吹いてみて、次に切り欠きの位置を変えながら吹いてみて一番好きな音が出る位置を見つける。
このままでは露通しがつかえないので、次に尺八スピードを接着剤で固定する。
5)尺八スピードをその幅の分だけ中に押し込み、露出した塩ビ管尺八の穴に塩ビ管用の接着剤を塗り、尺八スピードを素早く元の位置に戻す。
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