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コンパネに原寸図を描きました [大工の勉強]

夏祭り用のゲーム盤製作の第一歩として塗装コンパネの裏面に原寸図を描いてみました。裏から見た図ですから左右は逆になっています。拡大していただくと標的の位置も見えると思います。ゲーム盤のサイズは横幅が約2尺です。

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たくさんの大きな節をかわすようにしたため紙に描いた原寸図とは少し違うものになりましたが、不幸中の幸いでこちらの方が前のより楽しそうです。標的は下から5、4、1と配置しました。

次は表面に墨を入れ、それにしたがって鋸でカットしていきます。
久しぶりの大工仕事ですから最後まで体力が続くかどうかが、今のところの一番の心配です。


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読みやすい本、読みにくい本 [番外]

40歳を過ぎた頃、reizanに老眼の症状が出始めました。勤務時代のなかでは一番脂の乗っていたときです。
当時は今ほどパソコンが普及していませんでしたから書類は手書きが多かったです。

ある日、文字を書こうとしたらシャープペンシルの芯が二重に見えてピントが合わないことに気づきました。
瞼をこすってみましたが良くなりません。書き終わったものを見たら幼児が書いたように線が小ブレしています。

突然のことでしたので大ショックでした。1日、2日は文字を書かずにやり過ごしたのですがそれでは仕事になりません。
その時、自分の歳を思い出してはたと気づきました。これは老眼の症状ではないだろうかと。

仕事が終わってから眼鏡屋さんに寄ったらやっぱり老眼でした。老眼のレンズで検査してもらったらはっきり見えました。

その後、老眼鏡を何度か買い換え、途中から遠近両用レンズを使うようになって現在に至っています。

そのせいかどうかわかりませんが、最近見かけた本でこれを読むのはきついなと思うものがありました。写真の左側の本です。

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図書館で借りた文庫本ですが左の方を読もうとしたら目がちかちかします。老眼以外になにかの症状が出てきたのかと心配になり、違う出版社の文庫本(右側)を見たらこちらはなんともありませんでした。

ぱっと見ただけでも右側の方が余白が多いことがわかります。
文字間隔・行間隔が違います。左の方が文字・行ともに詰まっています。
これが見にくさの原因のようです。

1行の文字数を数えたらどちらも41文字です。行数はというと、左17行、右18行でした。右側の方が余白の多いにもかかわらず情報量が多いという見た目とは裏腹な現象が起こっています。
どうも右側の方が活字が少し小さいようです。

年寄りにとっては大きな活字の方が見やすいという原則がありますが、この程度の差だったらメガネを掛ければ済むことですので、やはり文字間・行間を適当にとってもらった方が読みやすいです。


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アリエールの香りが、あり得ない [雑感]

以前、reizanの臭覚が利かなくなったことがありましたが、最近になって復調したことを自覚する出来事がありました。
それは洗濯洗剤のお蔭です。

我が家ではずっと特に香りのない洗剤を使っていたのですが、ある日、風呂上りにバスタオルを顔に当てたら強烈な香りが鼻を突きました。

訊いてみたら、洗剤を替えてから家人も香りが気になっていたそうです。
買い物に出た時に3本まとめて幾らと破格の安値で売られていたそうです。だから別にも2本有るけどどうしようと困っていました。

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普通、香料で香りづけされた商品は「ミントの香り」とか「ラベンダーの香り」というような表示が商品名の近くにあって商品選びの参考にしますが、これには何も書かれていません。なのに香りは強烈です。

裏面を見たら香りの表示がありました。「クリアグリーンの香り」だそうです。はっきり言ってこの香りは嫌いです。

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だから、今まで使っていた香りのない洗剤を買ってきてもらって、今はそれを使っています。

あとは要らなくなった洗剤の始末を考えなければなりません。
容器はプラスチックごみとして捨てるしかありませんが問題は中身です。水と混ざると大量の泡が発生します。そのまま下水に流してしまうと処理場に過大な負荷を与えてしまうのではないかと心配です。

取りあえず未開封の2本については解決策がありました。秋になると中学校の文化祭がありますので、バザーの商品として差し上げれば自分たちの手を離れます。
この洗剤の香りが好きな方が買って下さったら若干でも地域のお役にたったことになり一石二鳥です。

それでも残るのは開封したものの処分です。数回しか使っていないのでまだたくさん残っています。
原子力の使用済み燃料のように自前で保管していくしかないのかと思うと気が重くなります。


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合歓の木の季節 [番外]

月に1回尺八のレッスンを受けに隣町まで徒歩で通っています。距離は約4㎞で所要時間は片道55分です。
自宅を出てから谷を下って登って下って登って下って登って下ってようやくたどり着きます。

日頃の運動不足を30分の1だけ解消しています。
周りの風景の変化を見ながら歩くのが楽しみで、先日は道端の合歓の木(ねむのき)に薄ピンクの花が咲いていました。(ピンク色は長い雄しべだそうです。)

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《全景》
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《花のアップ》
合歓の木で思い出すのは、美智子皇后陛下が高校生の時の作詩された「ねむの木の子守唄」です。
たくさんの歌手の方がカバーされています。

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権利関係はどうなっているのか調べてみたら、皇后陛下が作詞者となっておりますがJASRACには信託されていないようです。

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梅雨頃に開花して8月下旬まで咲いていますからあと2回は見られそうです。


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太巻き寿司 [生涯大学校]

生涯大学校の授業で太巻き寿司を作りました。
reizanの作品はこれです。ラップしているのでわかりにくいと思いますが、一応「夏つばき」と「さくらんぼ」のつもりです。

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先生の作品は出来が違います。

森の熊さんです。

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アジサイは華麗です。

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見た目は可愛らしくて作る作業も楽しいのですが家庭で作るには手間がかかり過ぎます。
仲良しグループで集まって太巻き寿司でも作りましょう、という展開でないとなかなか作る気にはならないと思います。

それに押し寿司のようにご飯をぎゅうぎゅう詰めにしているから結構ボリウムがあるので1切れ半ぐらいでお腹いっぱいになります。
フルサイズで8切れ、ハーフサイズでも4切れ出来てしまいますから作り過ぎになりやすいのも難点です。

reizanは学校で太巻き1切れと巻き寿司サイズの太巻き1切れをいただきましたが残りは持ち帰りです。
持ち帰りは太巻き4切れと巻き寿司サイズが3切れでした。先生からその日のうちに消費してくださいと言われたので大変です。
とても食べきれないので残ったのは冷凍にしました。解凍して食べられるものかどうか実験結果が楽しみです。


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便利なフェルトペン [便利グッズ]

「フェルトペン」というとわかりにくいですが、別名を「マーカー」、特に有名な商品名は「マジックインキ」と言えばどういうものか思い出していただけると思います。

随分前に買った二種類のフェルトペンが使いやすくて今頃活躍しています。

一つは、ZEBRAの<油性>「マッキ―ノック(細字)」です。

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右側の部分が押しボタンになっていて、ここを押しこむとペン先が出てきます。

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随分長い間放置していたためインクの液が干上がっているのではないかと思ったのですが普通に書けました。

もう一度押しボタンを押すと戻るのですが、戻すときにペン先を覗いたら内部で蓋が閉まるような動きが見えました。
これは(2017年7月)現在も売られています。(ここ

もう一つはメーカーの商品リストにありませんのでおそらく廃番になっているものと思われます。
Pentelの「油性マーカー・リキッドタイプ」です。

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これにも右側に押しボタンがありますが使用目的は異なります。
文字が薄くなったときボタンを押すとインクがペン先に送られて元の濃さで書けるようにというものです
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これの良いところはインクタンクがスケルトンになっていて内容量が見えることです。

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この商品はもう売られていないようですが、押すと濃さが戻るという機能は「ノックル<油性>ダンボール用マーカー」という商品に引き継がれているようです。(ここ


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かえって怖いかも [番外]

雑誌に、ちょっと気になる広告が載っていました。初めて見る広告です。
宣伝している商品は除草剤のようです。

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先ず、比較写真に目がいきます。歳をとってくると雑草は悩みの種ですから『撒くだけで草を根から絶やし、再び生えにくくします。』というのは魅力です。

ところがその上に書かれている文章が気になりました。
食品添加物で雑草を退治!』『農薬系薬剤を一切加えない食品添加物だけで作りました。』という部分です。

それはこの商品に問題があるということではありません。

食品添加物ということは当然食品に加えることが許されていうものです。それが草を根から絶やすというのですから、食品添加物として使用されたときの人体への影響が気になります。
成分は、粗蛋白質、粗脂肪、粗繊維、塩化ナトリウム、イソクエン酸塩、多核芳香族炭化水素、カルシウムだそうです。




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ポリエチレン手袋が、ずれなくする方法 [料理の勉強]

調理の際に、ヌメヌメとかドロドロとかグチャグチャした状態のものを手でかき混ぜるときにポリエチレン手袋を使うことがあります。

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薄っぺらなのに滲入が防げて、使用後は裏返しにはずして生ごみと一緒に捨てれば済むので重宝します。
只一つの不満点は、ずれやすいことです。使っているうちに先の方に滑って行って指先の方がペラペラして作業の邪魔になります。

そこで手首のところに輪ゴムを掛けたりするのですが、一重では支えにならず、二重にすると締まりすぎて血流が阻害されて痛いし痕も残ります。

それでもしかたないと思っていたのですが、生涯大学校の調理実習の時間に良い方法を教えていただきました。
最近忘れっぽくなったので備忘のために記録しておきます。

ポリエチレン手袋のほかに準備するのは輪ゴム2本です。これをゴム跳びのひもを作るときの要領で繋ぎます。
(次の写真はしばる途中ですが、これはかえって分かりにくいかもしれません。)

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両方に強く引っ張ったら次のように結ばれます。(この写真の方がわかりやすいと思います。)

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片方の輪を、手袋の上から中指に掛けます。(手前が手のひら側です。)

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もう片方の輪の先を持ち、人差し指から小指までの4本の指に掛けます。

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その輪を親指にも掛けます。(慣れたら親指から小指まで同時に掛けて結構です。)

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後から掛けた方の輪をそのまま手首までずらします。

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最後に、指先まで入っていないところを引っ張ってきちんと整え、手袋の元(入口側)を引っ張って全体を整えたら完了です。これで混ぜる作業が終わるまで、ずれないし、痛くない、ので快適に使えます。

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《完成写真》
ポリエチレン手袋を常用されている弁当屋さんとかでもかなり重宝される方法ではないかと思います。

なお、輪ゴムを同じ用途に使い回すのはやめたほうが良さそうです。
捨てるのは勿体ないので食べ物関係以外に活用したら如何でしょうか。


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ここに鯛焼き屋さんがありました [B級グルメ]

reizanが参加している民謡尺八サークルの練習会場の近くに、東京の行列ができる店にひけを取らないぐらい美味しい鯛焼き屋さん(食べログの評価:3.55)がありました。

ありました、と過去形で書いたのは、一週間後の練習日にはその店の建物がなくなって空き地になっていたからです。

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《鯛焼き屋さんのあった場所》
昨年は7月から9月中旬まで長い夏休みを取られていましたが、今年は建物が無くなってしまっていますからいつ再開されるか不明です。

先代のおじいちゃんおばあちゃんがやっておられた頃から食べていましたから、若しかして完全閉店だったりしたら寂しい限りです。
営業再開を心から待ってま~す!!


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標的に鈴をつける [地域活動]

夏祭りのゲーム盤を製作中ですがそのスピードはゆっくりです。若いころだったら作りながら考えていたので、2日ぐらいで片付けてしまうぐらいの作業量ですが、歳を取ったら智恵絞るのに時間がかかります。

原寸図は書き終わりましたが、塗装コンパネの切断と加工の順番はどうするのが一番効率が良いかとか、頑丈に組立てるためにはどのような組み方が良いかとか組立ての順番はどのようにしたら良いかというのを考えるのに時間がかかっています。

最近になって改善を思いついたのもあります。それはウエスタン蝶番を使った標的の改善です。

ほぼ垂直に立っているウエスタン蝶番の標的にボールが当たるとパタンと倒れるのですが、倒れ方に迫力がないため感動が弱いのが気になっていました。

その対策をずっと考えていたのですが、寝床に入ってうとうとしているときにハッと閃きました。
ウエスタン蝶番が倒れた時に自転車のベルのようなものに当たってチンと音がするようにすれば賑やかになります。

しかしこれはコストが高くなりそうです。もっと安くてそこそこ盛り上がる方法がないかと考えて思いついたのが鈴です。鈴は100円ショップで見つけました。18個入りです。

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次にこれをウエスタン蝶番に確実に固定する方法を考えなければなりません。
これは結構難題でした。針金を使う、極小ビスを通す、アルミ鋲で留める、Wリングを通すなどの方法を考えましたが、鈴の穴径が小さくてφ2のものは通りません。最大φ1.7が限界のようです。

穴径の制約でほとんどの案がボツになり、最後に残ったのがWリングです。リングの直径が10mmのものだったら通ります。
ただ、リングの一か所がとまっているだけなので倒れた時にリング立ってしまうことがあります。
鈴の穴にWリングを通した後でリングをビニールテープで固定するという方法をやってみましたが、翌日になったらの猛暑のために糊がはみ出してべたつくようになってこの手は使えないことがわかりました。

いよいよ手詰まりの状態だったのですが、現物を手に持って考えていたら閃きました。
ウエスタン蝶番の長い方には三つのネジ穴があります。先端の方は得点板を固定するのに使おうと思っていますので対象外ですが、ヒンジに近い方の二つの穴は使えます。

そこで、φ10のWリングで二つの鈴をつなぐことを思いつきました。
やってみたら、指先だけではどうしても届かないので、ラジオペンチ2丁を活用して無理やり通しました。

完成形がこれです。二つを並べて表と裏が見えるように写してみました。
(写真では傾きがきついように見えますが、盤自体に傾斜を持たせるため実際にはほぼ垂直に立つようになります。)

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倒してみたら、パタンと倒れた音に鈴の音が加わってヤッター感が増しました。
これだったら安全上の問題もないし、破損の恐れもないので長く使えそうです。

これを考えるだけで5日ぐらい使ってしまいました。年寄りの知恵も絞れば一応の結論に行き着くのですが、結果を出すまでに時間がかかるのが難点です。


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勝手にスイッチon [番外]

テレビで動画を観るときはもっぱらブルーレイ・レコーダーを使っているのですが、DVDプレーヤーも使える状態にしています。

古いDVDプレーヤーですからCPRM対応になっていないのですが、SACD対応という一点で生きながらえています。
SACDというのはSUPER AUDIO CDの略で、オーディオデータをCD以上の高音質で記録したもので、そのデータが再生できるというところに特徴があります。

そのDVDプレーヤー(YAMAHA製)が、スイッチ操作をしていなくても勝手に電源が入ってしまうのです。(DVDプレーヤーの附属リモコンで正常に作動しますからマイコンの劣化ではなさそうです。)

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近くでリモコンを使うものとしては、Fujitsuのエアコン、Panasonicのテレビとブルーレイレコーダーの3点です。それぞれを何度もon・offしてみたのですが再現できませんでした。

そもそもリモコンの信号はメーカーごとに区別されていますから誤動作しないはずです。
ところが、油断しているといつの間にか電源が入っているのです。

実はこの現象に気がついたのはお客様が3歳の子供さんを連れてこられたときです。DVDプレーヤーのスイッチは床のすぐ上の位置ですから大人にとっては見えにくい位置です。
だから子供さんが興味を持ってスイッチを押してしまった(スーパーウーハーで実績あり)のだろうと思っていましたが、とんだ濡れ衣でした。

時期的にはエアコンや扇風機(三菱)を使うようになった頃からです。

電源が入る切っ掛けがわからない為、今だにもやもやしています。


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文化会館の50周年イベント [番外]

ある県の県立文化会館(大ホール1800席)が開館50周年を迎えて記念イベントが行われることをネットで知り、事前申し込みをしてイベントに行ってきました。

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シンポジウムの内容も聞き応えがありそれだけでも十分満足しました。
ここの建物は丘の斜面を使って作られているそうです。

例えばこんなイメージです。余談ですが北九州市八幡東区の高炉台公園にある野外ステージもこんな感じでした。

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会場のホワイエに展示されていた縦割りのカット模型でその様子がよくわかります。客席の下の濃いグレーの部分は丘の斜面です。

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丘の斜面に座席を置いてそこに屋根を懸けているというような構造です。(だから建物の玄関は3階の客席の高さにありましてホワイエには階段を下って行くようになっています。)
このゆるい傾斜でも見やすくて、居心地が良く快適です。

客席の傾斜が急なホールに行くと高所恐怖症で最後まで緊張を強いられますが、ここは本当にリラックスできる名建築だと思います。

アトラクションではバイオリンとピアノの演奏で反響板の有無の違いの実演がありました。
最初はバックに黒幕が下がった状態での演奏を聴かされました。演奏者の感想は、反響板がなくてもよく響いている方だと思うけど倍音が少なくて演奏しにくかったと仰っていました。

次に10分ほどかけて反響板がセットされました。
背面の板は黒幕の影で最初からセットされていたようです。そこに天板が降りてきました。

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一旦下の方まで降りたら天板の角度を修正して、また上昇して定位置に停まりました。その間に側板も降りてきています。

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すべての側板が降りる前にピアノが運び込まれます。

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側板も左右各1枚ずつを残すところまで来ました。

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最後の側板が降りたら隣の板との隙間を詰めるように動いて完了です。

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この後、再びバイオリンとピアノの演奏がありましたが、先ほどとは大違いでたった二人とは思えない迫力で音が迫ってきました。

行くまでは大して期待をしていなかったのですが、大変有意義な勉強をさせていただきました。

終了後に舞台裏見学ツアーというのもあったのですが、帰りが遅くなってしまうのでやむなくパスしました。それだけが心残りです。


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出身地と体質の関係 [番外]

血液型と性格に関連がないことは証明されていて、血液型性格判断とか血液型占いに意味がないことは明らかですが出身地とアルコール耐性にも関連がありません。

関東に来て、北九州の出身ですというと、「無法松の地元ですね。だったら酒は強いでしょう。」と返す方がいらっしゃいます。
これは誤解です。無法松は創作上の人物で実在はしていませんし、北九州にも全くアルコールを受付けない体質の人もいます。

出身地と体質には関連がないといいながら、北九州には独特な酒の飲み方をする人がいるのも事実です。
夜勤明けの朝、酒屋で乾きものをアテにコップ酒や升酒を飲むというのも普通過ぎて何とも思いません。
でも、そういう文化のないところで育った人は「朝から飲酒?」と特殊なことのように思われるようです。

そんな北九州の酒飲み事情がテレビで放送されるようです。
番組はNHK総合の「ドキュメント72時間」で、放送日時は2017年7月14日(金)22時50分~23時15分です。

ドキュメント72時間は、まる三日間、テレビカメラで定点観測をする番組で、そこに現れる人たちの人生模様が垣間見えるので好きな番組です。

この日は、「北九州 小倉 ”100円酒場”のブルース」と題して、白頭山駅前店(NHKだから店名は出ないと思います)に集う人たちの様子が紹介されるようです。

料理は普通の価格で提供されていますから、旦過市場や戸畑にある酒屋さんの角打ち(料理の提供は禁じられている)とは雰囲気が違うと思います。
行ったことのない店なので視るのが楽しみです。

再放送は、2017年7月22日(土)午前11時25分からです。


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0120-932-48X [知識・情報]

昼風呂に入っている間にスマホに電話がかかったらしく着信記録が残っていました。
知らない番号です。

その番号は0120で始まっていましたから個人ではなさそうです。
0120だったら通話料は先方持ちですから折り返しても経済的な損失はありません。

でも怪しい相手だったら藪蛇になります。
若しかしたらインターネットで相手のことがわかるかもしれないと思って電話番号で検索してみました。

そしたら、すぐに相手のことがわかりました。

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口コミもあって、何の目的でかけてきたのかもよくわかりました。
こちらから折り返す必要のない相手でした。


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思ったとおり [大工の勉強]

地域の祭りに出すゲーム盤(コリントゲーム)の製作に励んでいますが、一番悩んだ部分が思ったとおりにできました。

悩んだのは標的の点数を描く部分をどう取り付けるかということです。
試作では紙をセロハンテープでとめています。
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10年はもたせたいので、もっとしっかりしたものにする必要があります。

そこであれこれ考えて、結局これに行きつきました。

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ウエスタン蝶番の先端を板のなかに差し込んだようにしています。
でも実際に差し込むのは無理です。穴を掘ろうとしても最小で一分鑿(のみ。幅約3ミリ)しかありませんから穴が大きすぎます。下穴なしでただ叩き込むという方法だと板が割れてしまいます。

そこで、思いついたのは鋸(のこぎり)で溝を掘ってやることです。最初に普通の鋸を使い、次に枝きり用の鋸で幅を広げてやれば入るだろうと見込みました。
実際には多少無理がありましたが木が柔らかいのでなんとか収めることができました。

でもそのままでは、いずれグラグラするようになり外れてしまうでしょうから固定しなければなりません。

最初に思いついたのは蝶番のネジ穴の活用です。ウエスタン蝶番の先端にネジ穴がありますから、板の方にも穴を開けてダボを打ちこんだら固定されます。

最後に残った課題は、ダボを軸として蝶番が左右にぶれるのをどう止めるかでした。
左右のすき間に、木工ボンドを塗った薄板を差し込むことにしました。

標的は高さ6㎝を10個ですから、60㎝の板材で足りるのですが90㎝のを買いました。
それは試作を含むためです。

標的のサイズに切った板を万力にはさみ、ホームセンターで買った薄板を玄翁(げんのう)で叩きこみました。
そしたら、なんということでしょう。標的の板が割れてしまいました。

薄板といっても2ミリの厚さなので鋸で掘った溝の幅よりもかなり厚かったのです。
これ以上薄い板は売られていませんので鉋(かんな)で削って厚みを調整することにしました。

作業手順も試作の段階で順番を変えながら試してみて次の順番に落ち着きました。(寸法については記載省略します。)

 1. 電動ドリルで標的の木材に穴を貫通させる。
 2. 鋸(のこぎり)で溝を掘る。
 3. 厚さ修正済みの薄板材を溝に叩きこむ。
 4. 蝶番の先を溝に差込み、玄翁(げんのう)で叩きながら穴位置を合わせる。
 5. 穴にダボ(今回は割り箸を使用)を差込み、出っ張った部分を切り落とす。

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これで、標的の部分は10年大丈夫だろうと思います。(文字入れをどうするかで悩んでいますけど)


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偽情報 [知識・情報]

reizanが高校生の頃、007シリーズの第3弾「007 ゴールドフィンガー」が公開されました。
そのなかでボスを裏切った女性が全身に金粉を塗られて殺されたのですが、ジェームズ・ボンドが、金粉のせいで皮膚呼吸ができなくて死んだと言いました。

それまで、人間は鼻と口で呼吸するものだと思っていましたが、この映画を観て、鼻・口以外に皮膚でも呼吸するんだということを知りました。
まだまだ自分の知らないことがあるかもしれない。もっと勉強しなければと思ったのは良い効果です。

しかし、大人になってからこの話は偽情報だったということを知りました。
全身に金粉を塗っても人間は死なないと言葉で説明されるだけでなく、実際に全身に塗ってデモンストレーションをする人が現れて、ゴールドフィンガーの全身金粉窒息死の話しは全くの偽情報だということが証明されました。

最近読んだ警察小説のなかにも怪しいのがありました。
刑事が、DV被害者の妻に夫が射殺されたことを伝えたとき、妻が気絶するのではないかと心配したのですが、そうはならずに、ほどなく呼吸が速く、浅くなり始めました。

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《「熱欲」より》


その原因について刑事は、『十分な酸素を取り込めてないのは明らかだった。』と言いきっています。
これは偽情報です。

妻の様子はどうみても過換気症候群の症状を示しています。
過換気の場合、早い呼吸によって血液中に必要以上の酸素が取り込まれ、それが脳に運ばれて頭がクラクラするようになります。十分な酸素を取り込めないのではなくて酸素を取り込み過ぎて症状が出ているのです。
興奮して呼吸が速くなりすぎてハッハッハッハッ・・・と息をしていると過換気症候群を発症しやすいようです。

初心者の人が尺八を吹いていて頭がクラクラした時に、「酸欠になった。」というのは間違いです。
本当は「酸素過多になった。」と言わなければなりません。

映画や小説のなかでさり気なく偽情報を流されると案外信じてしまいますから要注意です。


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職場の常識は世間の非常識 [雑感]

勤務時代のことですが、「職場の常識は世間の非常識」ということを意識する職場風土がありました。

だからリタイアした後も「職場の常識」を押し付けられると違和感を感じてしまいます。

最近の例ではこんなのがありました。reizanの掛けている生命保険に関して、営業の方が郵便受けに置手紙をしてくださったのですが、その文章がちょっと気になりました。

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『1年に1度の定期点検をさせていただきたいのでご連絡下さい。よろしくお願いします。』

用件は、既契約の生命保険に関することのはずです。
言い回しは丁寧ですが、定期点検という言葉がすごく引っかかります。

生命保険で何を定期点検するのか想像もできません。定期点検というのは社内用語ではないでしょうか。
多分、入社研修のときに定期点検という言葉とその意味を教わったのだろうと思いますが、職場内では通じても顧客には全く意味不明な言葉です。

「職場の常識は世間の非常識」というのが自分の勤めていた会社だけではなかったということがわかって良かったです。


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矛盾 [便利グッズ]

よく知っている方が浜松市の楽器博物館(ヤマハやカワイの施設ではなくて市立です。)を見学された際にミュージアムショップで尺八のCDを買ってreizanに送ってくださいました。

博物館所蔵の古い尺八を使った演奏を収めたCDで、曲目は虚無僧系の尺八古典本曲でreizanが勉強している都山流の尺八本曲とは別物ですが名前だけは聞いたことのある曲ばかりですから興味深いです。

 「古管尺八1 ~音の表情~」
  1.虚空
  2.明暗対山流 鹿遠音
  3.瀧落曲
  4.蓮芳軒喜善軒 秘曲 鶴之巣籠

そのCDが入っていた封筒に、今回のテーマに関係する「貼るだけ すべり止めシート」が同封されていました。

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風呂上りにバスマットが滑って足指を骨折したことがあったのですが、そのことをご存じで送ってくださったようです。

これは良いものをいただいたと思って、早速使おうと裏面の説明書きを見たらわけが分からなくなってしまいました。

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迷ったのはこの部分です。

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●一度貼ったら剥がせない
●長時間敷いたままにすると剥がれにくくなるから一週間に一度場所の移動を

「剥がせない」と「剥がれにくくなるから移動を」って矛盾してない?
と思ったのですが、ブログを書くために改めて見たらようやく意味が分かりました。

reizanが誤解していたのですが、その原因はすべり止めシートの構造に関する説明がなかったからです。
シートには二つの面がありますが、片面はべっとり接着剤がついていて、もう片面は極薄く接着剤がついていて滑りにくい構造になっているようです。

「一度貼ったら剥がせない」というのは、べっとり接着剤のついている面をバスマットなどの裏面に貼りつけたら剥がせなくなるという意味です。
そうなると洗濯はどうするのと心配になりますが、それに応えているのが「お洗濯OK」、「繰り返しのお洗濯もできます」という説明です。

「一週間に一度場所の移動を」というのは、極薄い接着剤といえども長時間敷いたままにしていると密着して剥がれにくくなるから動かしてくださいということのようです。
一週間に一回洗濯すればダニ・カビ防止も含めていっぺんに問題解決するような気がします。

実際に貼りつけてみたらまったく横滑りしなくなりました。これで転倒の心配がなくなりました。
あとはシートが劣化して接着剤が露出するようになったときにどうなるのかが心配です。


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和の音、和の声、和の心 其ノ十三 [音楽鑑賞]

過日、「和の音、和の声、和の心」の会に行ってきました。一年度に3回開催で今回が13回目ですからなんとシーズン5に突入です。

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第一部の2曲目で、この会では初めての「耳なし芳一」が演奏されました。
小泉八雲の小説で有名な話を曲にしたものです。大きな曲だったので第一部はここまでで休憩になりました。

第二部は遊び心満載の今までにない実験的な演奏がされました。こういうの大好きです。

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「めぐる平調子」では平調子で演奏できる曲をメドレーしたり、「ロツレ千鳥」では半音・メリ音無しで吹ける曲のメドレーだったり、「アメイジングレイ」は誤植ではなくアメイジング・グレース(4分の3拍子)と蛍の光(4分の4拍子)で合奏だったりと、13回目だから許される冗談音楽で構成されていて楽しかったです。

演奏会に行くと、出演者や関係者の方の今後の演奏会のチラシが配られますが、そのなかで一つ意外なのがありました。それはCANTUS ANIMAEの定期演奏会に行ったときも配られていてその時の方が驚きが大きかったのです。

なんと、坂田梁山さんの写真が合唱団のチラシの裏面に載っていたのです。

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表面がこれです。

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《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

老舗実力派合唱団の松原混声合唱団の定期演奏会で「混声六部合唱、尺八、打楽器、十七絃のための 《変化嘆詠》一休諸国物語絵図より」(三善晃作曲)に出演されるそうです。

2018年2月18日(日)東京オペラシティコンサートホールタケミツメモリアルで一般前売り2000円(当日2500円)だそうですから聴いてみたい気持ちがあるのですが、夕方5時からの開演ですので、終演後その日のうちに帰宅できるかどうかが問題です。


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reizanが妊婦? [番外]

ネット通販のAmazonはいろんな仕掛けを持っていて、それによって買わせようと仕向けてきます。

過去の購入品や閲覧のデータを分析して関心がありそうな本やその他の商品を一方的なメールで紹介してくるのがそれです。
まあそこそこ近いところを突いてきているのですが、いずれもボール球でそれを見て購入に至ったことはありません。

なかでもこれは大外れで笑ってしまうしかありませんでした。

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書き出しに、『ベビー・マタニティ関連商品をご覧になったお客様にこのご案内をお送りしています。』とありますから見たのは間違いないのでしょうが全く心当たりがありません。

reizanが商品を探す場合、カテゴリーから入ったことはなく、商品名や品番、仕様などで検索していますので、検索した中のどれかがベビー・マタニティ関連商品に分類されるものだったのでしょう。

ジョハリの四つの窓の一つに、「他人だけが知っている自分」というのがありますが、自分だけが気づいていないとしたら怖いです。


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ハード・デイズ・ナイト [テレビ番組]

新聞の週間テレビ番組表を見たときに映画「ハード・デイズ・ナイト」というのがありましたが、「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」の原題の「A HARD DAY'S NIGHT」に似ているのでタイトルのパクリかと思いましたがそうではありませんでした。

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「A HARD DAY'S NIGHT」の2014年デジタル・リマスター版の邦題が「ハード・デイズ・ナイト」になったようです。確かに「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」という邦題は酷いと初公開当時も異論がありましたので、この際修正されたのかもしれません。

その放送が明日(といっても今日の深夜のほうが近い)2017年7月22日(土)午前0時15分からNHK-BSプレミアムで放送されます。(ここ
reizanは寝ている時間ですから録画セットしました。
「ビートルズがやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!」はアナログのテレビでしか見たことがありませんので、きれいな映像を見るのが楽しみです。


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思い通りにはいかないものです [木工]

地元の夏祭りに参加するため老人クラブの露店用にコリントゲームを作っていますが、延べ3日かかってようやく姿が見えてきました。

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あとは標的を取付ければ完成です。標的はさきに作っていますのであと半日の作業になると思います。

このコリントゲームは見本があるわけではなくreizanの思いつきで作りましたので、何回も予想通りに行かないところが出てきて都度修正しながら対応しました。

最初に困ったのは塗装コンパネの裁断です。3×6板を半分に切り、さらにそこから側板4枚、ガイド板数枚を切り取らなければなりません。
電動ノコギリがあれば簡単なのですが、手工具しか持っていませんので横引きの鋸で切ったらとんでもなく時間がかかりました。塗装コンパネの場合は木を切るというよりも固まった接着剤を切っていくので勝手が違います。

この時は気づかなかったのですが、あとで小物を切る際に、スーパーソーを使ったらどうだろうかと思いつきました。建築配管技能士の試験を受ける際に先生からアドバイスを受けたことを思い出したのです。

配管試験のときは塩ビ管をスーパーソーで、鋼管を金切り鋸で切るのですが、金切り鋸の刃が折れて予備もなくなったときはスーパーソーで鋼管を切りなさいと教えられました。

スーパーソーはそれぐらい堅いものでも切れるのですから接着剤ぐらい軽いものだろうと思ってやってみたらすいすい切れました。
最初からスーパーソーを使っていたら半日ぐらい時短ができたような気がします。

次に失敗だったのが裏返しの原寸図しか書いていなかったことです。
塗装コンパネの裏側に左右逆転した図を描いていたのですが、これを見ながらパーツの加工をしていたら、2回ほど左右間違いをしました。写真では見分けられませんが現物を見たらミスがすぐにわかります。

コンパネの塗装面にも原寸図を描いておけばよかったと思いました。裏面の原寸図も裏からねじ留するときに位置確認ができるのであった方が良いと思います。

また、頭のなかで考えただけでは上手くいかなかったことが二つありました。

一つは天の部分のアーチです。板材を曲げ加工する道具を持っていないので板材を少しずつ貼り足してカーブするようにしようと思ったのですが、頭のなかのイメージでは天の左右は45度で十分と考えていました。

ところが、形が出来上がって試し打ちをしてみたら、右側の45度の板に当たったボールが当たったときの入射角と等しい反射角ではね返るため、他の板に沿って進むこともなく毎回同じルートしか通らず変化がなくて面白くありません。

そこで、後付けで丸印の板を追加したら、板に沿って左の方まで転がるようになりました。

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もう一つは、ボールの打ち出しのところです。

ボールを棒の先のところに置いて、棒を動かして突いてやればボールは転がっていくだろうと思っていたのですが、実際にはそうはなりませんでした。
棒を動かすとゴム製のボールは盤面の抵抗で変形しびくともしませんでした。

そこで、棒の先端とボールの間に距離を取って、勢いのついた棒がボールに当たるようにしたらどうだろうかと思いやってみたら今度は上手くいきました。
棒を握って押すと勢いがつきませんので、棒の端に板をつけて、これを手のひらで打つようにして押せるようにしました。

頭のなかで考えただけでは上手くいかないことが出てくるから木工は本当に面白いです。


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木を見て森を見ず [観光]

昨年(2016年)の6月に京都旅行をした際に宇治の三室戸寺にアジサイと蓮の花を見に行きました。
前日のローカルテレビで「ハートの形をしたアジサイも咲いています。」と紹介されたので、それを見つけようと楽しみにしていたのですが、結局、見つけることはできませんでした。(その報告は、ここ

ところが、今年(2017年)の6月9日に、BS日テレで放送された「ぶらぶら美術・博物館 初夏の京都スペシャル」で、ハート形アジサイの実態が分かりました。
reizanはハートの形をした花びらを探していたのですが、実物は花びらの集まりがハートの形になっているということでした。「木を見て森を見ず」とはよく言ったものです。

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《「ぶらぶら美・博物館」より》

若しかしたら、昨年、気づかなかっただけでreizanが見たなかにハートあじさいがあったかもしれません。
スナップ写真のなかではこれが近い感じです。

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忖度 [お菓子]

reizan宅においでになったお客様から、新大阪の駅で買ったというお土産の饅頭をいただきました。先に立ち寄られたお宅にも同じ饅頭をお土産にされたそうです。

どちらの家でも、見たとたんに笑ってくれたと喜んでおられました。歳を取ると箸が転がったぐらいでは笑えなくなっていますから、久しぶりに頬の筋肉が緩んで良かったです。

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「忖度」(そんたく)という言葉は、勤務時代には当たり前のように身についていましたが、けして口に出す言葉ではありませんでした。言葉に出さずに他人の気持ちを慮る(おもんばかる)のが忖度ですから、「忖度してください。」とか「忖度してあげます。」というやりとりはあり得ないわけです。

そのような内に秘める言葉が脚光を浴びたのが、国会の証人喚問における某学園理事長さんの神風が吹いたという答弁と獣医学部の新設問題です。忖度があったとかなかったとか侃々諤々の議論が展開されました。
そのことで忖度という言葉を知らなかった(忖度する必要のなかった)方までもが知るようになってしまいました。

そうなると便乗商法と言いますか、流行を金儲けにつなげようとする方が現れるものです。

「忖度」という言葉は内に秘める言葉ではありますが、会話や文章のなかでは誰でも自由に使えます。
ところがこの言葉を商品に使うとなると権利の問題が絡んできます。

「特許・実用新案」、「意匠」、「商標」という特許庁管轄の権利関係のなかでは「商標」がそれに該当します。
包装紙の左下隅に「商標登録出願中」とあります。審査の結果商標権が認められると「忖度」という言葉は商標権を犯して使用することができなくなります。

こういうと「忖度」という言葉が使えなくなると誤解される方がいらっしゃるといけませんので補足しますと、出願の際に「商品及び役務の区分並びに指定商品または指定役務」を指定することになっていますのでそれ以外であれば自由に使えます。

特許庁の「特許情報プラットフォーム」を検索してみたら、2017年7月23日現在では、「忖度」で2件が出願されていました。

1件は造り酒屋さんで対象商品は焼酎、清酒です。もう1件は衣類雑貨のメーカーさん?で対象商品は衣類、雑貨です。
件の饅頭についてはまだ掲載されていませんでした。

「忖度饅頭」の箱の中身はこんな感じでした。

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甘味にちょっとクセがありますが普通の饅頭です。

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包装の構造を二重底にして賄賂に似せたメッセージなどを入れられるようにしていたら二度笑えると思います。
「忖度」と付けただけで面白がって買う人がいる打ち上げ花火みたいな瞬間的な商品だと思いました。
半年後に買う気になるだろうかと考えたら絶対に買わないと思います。


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うなぎの会 [三曲]

ある尺八社中の三曲合奏研修会が、我が家では「うなぎの会」と呼ばれています。それは会の最後にうな重を食べてお開きというのが恒例になっているからです。

今回もお誘いをいただいて参加して来ました。

本来の目的はうなぎを食べることではなく三曲の合奏です。

今回は、都山流尺八本曲「朝の海」、新曲「軒の雫」に、古曲の「舟の夢」、「今小町」、「七小町」の五曲です。
「舟の夢」までは舞台での経験がありますのでそれなりに練習してきた曲ですが、両小町は一回さらったぐらいでどんな曲だか記憶にないという状態でした。

「今小町」を尺八だけで練習していると公刊譜の2ページ1行目、2小節~6小節の部分が音痴のような旋律で、吹いていて嫌になってしまいます。
でも、箏、三絃と合わせてみたら特に違和感は感じませんでした。前後のつながりに関係なく和声的な対応で音を拾っているような感じです。
千鳥の曲の尺八手付がそれだけでも成立するメロディーになっているのに比べたら意外な感じがしました。

「七小町」は「七困り」と揶揄されるぐらい運指の難しい曲です。尺八の孔は五つしかありませんから半音階ずつ変化する音の動きが苦手ですが、それが頻繁に出てくるのです。難曲の代表のような「八重衣」とは違った意味で難曲の一つだと思いました。

結局、この2曲は一人で演奏することを諦めて主催者側のメンバーの方と二人で演奏させてもらいました。
お互いにミスタッチがあったりしましたが、同時に拍をはずすということはなかったので最後まで止まらずに演奏できました。

そして〆はうな重です。

今回は、前回と同じ大きさのうなぎが準備できないということでワンランク下げて、肝吸い付きになりました。

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安い分うなぎの長さが短くて下のご飯が見えています。

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会が終わって2日ほど経ったら、次回(来年1月)の曲目の連絡がFAXで届きました。

都山流本曲「若葉」、古曲「春の曲」、古曲「新青柳」、新曲「泉」、新曲「春の訪れ」の5曲です。
このなかでは「新青柳」が「八重衣」に勝るとも劣らない難曲です。
これからの半年やることが決まっていますので大変だけど充実した日々を送れると思います。


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ほぼ完成 [木工]

地域の夏祭りの露店に出す「コリントゲーム」がほぼ完成しました。あとは化粧を施すだけです。

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最後まで迷ったのはボールを打ちだす仕組みです。最初はバネを使わず手で素早く押し出すようにしていました。
たまたま遊びにみえていた3歳の子供さんにやってもらったら素早くという動作が難しそうでした。

そこで圧縮バネを入れてみました。

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今度は大丈夫だろうと思ったら、意外な問題点も出てきました。

先ずは、3歳の子供さんだと引く力も弱くてボールを発射できるほど強くは引けませんでした。(引っ張りバネだともっと弱い力で引けるかもしれませんが、固定する方法に工夫が必要です。)

さらに、引っ張ったときに本体を手前に動かす力が働くので、本体を固定する方法を考えなければなりません。(押す方法の場合は手前の縁下に桟をつけておけば、桟を机の端に引っ掛けただけでストッパーの役目を果たしますから簡単ですが、引っ張る場合はクランプみたいなもので固定するしかないかもしれません。)

結局、3歳の子供さんでは押すのも引くのもダメだということが分かりましたので、幼児の方の場合は保護者の方に手を添えていただいて共同作業で楽しんでもらうことにしようと思います。

試し打ちをしたところ、標的がパタンと倒れるときの動きや音は良い感じでした。

最初は、1点から5点までのどれかが簡単に倒れます。子供さん相手のゲームですから0点にはならないようにという狙いは叶いそうです。

一番上の10点は当たりにくくて最後まで残ることが多かったです。逆に、早い時期に倒れてしまうとそれが障害になって他の標的をほとんど倒せなくなりますから、最高点にしておくのは正解でした。

中段の6点から9点は、上から落ちてくるボールの勢いが弱いので当たっても倒れない時があり、さらに、鈴の丸い形でボールがかわされる場合があって攻略の難しさに寄与しています。

標的の配置については頭に描いたことが良い結果につながり満足しています。
あとは8月5日、6日の本番が楽しみです。


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プロでも間違えることがあるようです [小ネタ]

噺家さんといえば言葉のプロですが、毎回楽しみに読んでいた新聞の連載最後の回で間違いをされていました。

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《読売新聞の連載より》

今年満70歳になったと断っておきながら、「あたしも古希になっちゃった」といっているところがおかしいと思います。

この噺家さんはreizanよりも1学年上ですから、昨年(2016年)の元旦に古希を迎えているはずです。

世の中の大半の人は、専門家が満70歳=古希といってしまうとそれを信じてしまうから責任重大です。
reizanが間違ってますよといっても聞き流されるだけというのと大違いです。

そうやって世の中の常識が間違った方向に進むことがありますので、特にプロの方には気をつけていただきたいものです。

賀の祝いは数え年で数えるのが正解です。還暦を迎えるのは本来数えの61歳の元旦ですから、満60歳で還暦というのも当然間違いです。


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アウトレット施設初体験 [生涯大学校]

生涯大学校の校外授業で貸し切りバスに乗って遠くの大型アウトレット施設に行きました。reizanにとっては初めての大型アウトレット体験です。

出かける前に調べたら、アウトレットというのはメーカーや高級ブランドの正規品が、食品だったら賞味期限が近いとか衣類ならの目立たないところに小キズがあるという理由で百貨店や専門店では売りにくいものを安く売るところらしいです。

大型アウトレット施設というのは、アウトレット品を売る店が集まっているところです。
たくさん集まると玉石混交でなかには安物を安く売る店が混ざってくるので、そういう点には要注意だそうです。

3万円の価値しかないものを3万円で買ったら遠くまで出かけた交通費がムダになります。10万、20万のものを3万円で買うところがアウトレットの醍醐味といわれています。

現地は建物の周りを取り囲むように駐車場が配置されています。写真はその一部ですが、猛暑の平日ということもあってか駐車場はがら空きです。

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それと予想もしていなかったことですが、店舗は長屋形式になっていて店内は空調されているものの店から出ると空調はありません。
蒸し暑さにさらされるのが嫌だったら店に入らざるを得ない造りになっています。ほとんどの店が店員さんしかいない状態ですから入りずらかったです。

ある店でreizanが持っているのと同じ曲げわっぱの弁当箱を見つけました。なぜわかったかというとサイズが同じということに加えて塗仕上げの雑さが同じだったからです。高級品だったら木材の表面を鏡のようにきれいに削って、ニスを塗っては削りをくりかえして美しい仕上げをしますが、木の表面に微細なケバが残っていてその上に無理やりニスを塗った仕上げがそっくり同じだったからです。

reizanはそれを京都の東寺の骨董市で1000円で買いましたが、なんとアウトレットモールでは3600円で売られていました。
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《東寺の骨董市で買った「曲げわっぱ」の弁当箱》

若しかしたら材の使い方に違いがあったのかもしれなせん。reizanが買ったものの蓋を見ると3枚の板を貼りあわせています。これが1枚板だと多少価格が上がることも考えられます。
そこまでは観察していませんので蓋が1枚板だったかどうかわかりませんが、値段が3.6倍になっている理由は不明です。ただ、アウトレットだから安いということにはならないものもあることを学びました。

ここ以外に、二つの施設に寄りました。

一つは、たくさんの古民家を移築展示している施設です。ここではイ草コースターづくりの体験をしました。
へりの千代紙のデザインは数種類あったのですが、淡いピンク系は仕上がったときに締まりがなくて失敗でした。
紺系や涼しげな淡青が良いようです。

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もう一つは病気治癒のご利益があるというお寺です。建物に関して不思議な事象がいくつも起きていることと、話すことができない障碍をもった子供さんがお参りして家に帰ったら喋れるようになった奇跡の説明していただきました。

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駐車場から境内に向かう道路の傍らに、いくつもの警句が掲げられていました。
reizanが一番気に入ったのはこれです。

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いつか使うかもしれない・役に立つかもしれないと思って物が溢れているreizan宅は貧乏人の典型でしょう。
必要最低限のものだけになったらどれだけリッチな気分になれるだろうかと憧れているのですが、片付ける元気が無くなりつつあるのが問題です。


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曲げわっぱ弁当の第五作目 [料理の勉強]

生涯大学校に持っていく曲げわっぱ弁当の第五作目です。

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弁当を詰めるときに必要な彩りの原則が分かってきました。

ベースはご飯の「白」です。それに「赤」、「黄」、「緑」と「茶または黒」(両方でも可)が詰まっているとまとまりが良いようです。

今回の目玉は、家人が作ってくれた「まつおか風こんにゃくの煮物」です。
株式会社まつおかの「生芋こんにゃく」は全国の有名デパートでも売られている人気惣菜です。

ネットで検索すると、この「まつおかの生芋こんにゃく」の味を再現しようと研究した方々のレシピがたくさん紹介されています。
そのうちの一つを参考にして作ってみたそうです。ピリ辛で中まで味がしみていてとても美味しかったです。
reizanは「王府風にら豚」レシピ(ここ)を公開しています。王府は大分市内の一店しかありませんから県外に出た方が懐かしい味を再現するときにお役にたっているかもしれません。


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朝ドラが韓ドラみたいになった [テレビ番組]

NHKの朝ドラ「ひよっこ」への力の入れ方が半端ないことは脇を固めるキャストの顔ぶれを見ていてもわかります。

最近の何作かの朝ドラと違って普通の女の子が主人公という設定も面白いと思います。

ただ、ちょっと肩透かしをくったような感じだったのが2017年7月29日放送です。主人公の少女が行方不明だったお父さんと再会するシーンです。

再会を取り持った人から、行方不明になっていた理由が明かされたのですが、なんと記憶喪失ですって。
一緒にテレビを観ていた人は、「NHKの朝ドラが韓ドラになった。」と驚いていました。

我が国でもテレビ創生期には、記憶喪失というその間の記憶をなかったことにする便利な設定がよくありましたが、医学情報があふれる現在ではステレオタイプの記憶喪失では視聴者を納得させられないから避けているのかと思っていましたが、ここにきてNHKさんで記憶喪失ですからreizanもちょっとビックリです。

そのうちに、主人公と対立する少女が異父姉妹だったと明かされたり、大けがをした二人の少女の顔が形成手術で入れ替えられたりして、ドロドロの展開になったら本当に韓ドラの世界です。
そうなったら面白いと思うのですが、天下のNHKさんだからきっとやらないでしょう。


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