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返礼品のご相伴 [B級グルメ]

2017年のふるさと納税の受付けは昨日(2017年12月31日)で終わりましたが、reizanは今年も行使しないままで終わりました。

でも、ふるさと納税の返礼品のご相伴に与かることはできました。福岡県宗像市の返礼品です。

宗像市といってもどこにあるのかわからない方が多いと思いますが、reizanにとっては北九州市と福岡市の途中にある市ですから良く知っている場所です。沖合には大島と地島という二つの島があって、大島でキャンプをした時に素潜りをしていたら目の前をブリが横切って行ったのに驚いた記憶があります。(海の中ではものが大きく見えますから、本当はハマチぐらいだったかもしれません。)

宗像市の名前を世界に知らしめたのは世界遺産です。神宿る島「沖ノ島」と関連遺産群として世界遺産に登録されたのは2017年のことです。

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宗像市に納税された方がreizanたちと一緒に食べたいからと返礼品の送り先をreizan宅にしてくれていました。

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返礼品の中身は「明太もつ鍋」のセット(2人前×2)でした。

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2人前と言いながら二人ではとても食べきれない量でした。明太をスープに溶かしてしまうのも勿体ないので明太抜きでいただきましたが〆のチャンポン(同梱)まで美味しかったです。

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ふるさと納税は、2,000円以上が住民税・所得税の控除の対象となります。ここで凄いのは所得控除ではなく税額控除だということです。(2万円の所得控除というと税率1割の人の場合に税金が安くなるのは2千円ですが、2万円の税額控除だと税金そのものが2万円安くなります。)

年収や家族構成によってふるさと納税の税額控除の上限額(上限を超えても良いのですが、超えた分は税額控除の対象から外れます。)は異なりますが、例えば2万円が限度内だとしたら、自分の住む市町村以外に2万円のふるさと納税をしたら、高いところでは半額の返礼品をくれるところがあります。1万円の返礼品をもらって税金が1万8千円安くなったら、1万円のものを2千円で手に入れたことになります。

これはもう知っている人だけが得をするシステムです。実質2千円の負担でこんな返礼品が貰えるなんて「ふるさと納税」をしない手はないですね。(「ふるさと納税」でネット検索するといろんな情報が提供されています。)


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大晦日の夜~元旦の朝の食事事情 [番外]

大晦日といえば年越し蕎麦、ということで昼間にスーパーで大量の生蕎麦を買っておいたら、の夕方に家人の知り合いの方がご自分で打たれた手打ち蕎麦をたくさん持ってきてくださいました。

細くて1本1本の太さが揃った蕎麦です。reizanが生涯大学校の授業で打った蕎麦と比べると素麺とうどんぐらいの差があります。(勿論、reizanのほうがうどんサイズです。)

いつもの年越しはスーパーの蕎麦を温蕎麦にしていたのですが、本格的な手打ち蕎麦を温蕎麦にしては勿体ないと思ってざる蕎麦でいただきました。至福の年越し蕎麦でした。

明けて元旦の朝は、雑煮とおせちをいただきました。食べるのに一所懸命で、食べる前に写真を撮ることに気づいたのはおせちだけでした。

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朝食後、お客様がコンビニでアイスを買ってきてくださったので、reizanも最後に残った一つをいただきました。

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ひと口噛んでみたら、初めての食感です。どういう風かというと、ガリガリ君の対極というのが一番近いと思います。まるで柔らかい果物を噛んだときのような弾力がありました。

よく見ずに袋から取り出したのですが、見直したらこんなことが書かれていました。

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なるほど、桃を噛んだ時のような感触でした。エッ!桃。桃はダメです。桃アレルギーなんです。

でも、気づいたときには一口分を飲み込んでいましたので、毒食わば皿までで完食しました。
最後まで続く独特の食感、これだけでも一度は食べてみる価値があると思いました。

幸いなことに完食して何時間たってもアレルギー症状は出ませんでした。生の桃が持っているアレルゲンが含まれていないのかもしれません。これはまた食べても良いということでしょうか。


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1月3日はライスボウル [テレビ番組]

年賀状の投函を12月25日に終え、家周りの草取りを29日に終えて、2018年の正月をゆったり満喫していますが、今日(1月3日)の午後はテレビ観戦で興奮しなければなりません。

日本のアメリカンフットボールで、昨年の学生チームのトップと社会人チームのトップが対戦する「第71回ライスボウル」が中継されるのです。

対戦は、学生トップの日大フェニックス対社会人トップの富士通フロンティアーズです。日大は1年の林大希選手がQB(クォーターバック)で、富士通のアメリカ人QBキャメロン選手との対決が当面の注目の的です。

当日の自由席が2,500円ということですから払えない金額ではないのですが、会場の東京ドームまでの行き帰りの時間のことを考えるとついついテレビ観戦になってしまいます。

放送は次の通りです。この間は誰からも話しかけてほしくないです。

NHK-BS1
15時から17時50分まで(延長時、102chにて試合終了まで)
副音声ではルール解説も聴けるのでアメフト観戦が初めての方でも楽しめると思います。

アメリカンフットボールとラグビーの大きな違いはボールを前に投げられるかどうかですが、誰にでも投げていいわけではありません。攻撃側の背番号1~49までと80~99までの番号の人しかボールに触れません。50~79はボールを持った人の動きを助ける役割です。

攻撃の人数は11人ですが、そのうち5人は背番号50~79の人で、この人たちはボールには触れません。
ボールを投げる役のQBを除くとボウルを受取れるのは5名です。守備側の人数も11名でそれぞれにまとわりついてきますから、その隙をついてボールを投げたり、手渡したりしてボールを前方に進めます。

アメリカンフットボールというと激しいタックルのイメージですが、ボールを持っていない人同士がつかみ合うことはできません。だからほとんどの人は手を広げて通せんぼをしたり、それを掻い潜ろうとして小競り合いを繰り広げます。

でも、ボールを持った相手にはその人がぶっ飛ぶくらいのタックルをしたりするので迫力があります。
米国のスーパーボウルの日(アメリカの2月の第一日曜、日本では月曜日の朝)は大統領が仕事を休んで観戦するというぐらい人気のスポーツです。観戦するスポーツではこれが一番好きです。


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怪しい初売り [知識・情報]

1月2日といえば昔は初売りの定番日でした。その後、先抜けをする商店が現れて元旦から開いているのが普通になりましたが、昨今の働き方改革の影響を受けて、今年は3日初売りのところも現れてきました。

ネットの世界ではどうかと思ったら、初売りのメールが1件だけ届きました。それもかなり怪しい内容です。(下図は写真ですから悪さはしません。)

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UGG(アグ)という靴メーカーのブーツを85%引きで売るという内容ですが怪しいところだらけです。
まず最初に、「親愛なる reizan」と呼び捨てです。こんな失礼なメールは初めてです。あとでも触れていますが英文を直訳しているからこうなったのではないかと思います。

「85%の割引。今日限り9500円」の「限り」という使い方も普通は「今日だけ」というでしょう。
どうでもいいことですが、85%引いて9,500円になるということは元値が63,333円ぐらいということです。
「今日だけ!!!! アグ 店舗 通販のリピーター率100%」て何。もう意味不明です。「今日だけリピーター率100%」なんて信用されるわけありません。

最後に「貴族の品質」ときました。日本人だったら絶対に使わない言いまわしです。このメールは英文が最初にあってそれを機械で翻訳したような感じです。

普通、日本人だったら使わないような言い回しをしているときは怪しいと思った方が良いようです。
「貴族の品質」を英訳すると「Nobility quality」という言葉が出てきました。これを日本語に戻すと「高貴な品質」と翻訳されました。

品質に関して「良品と粗悪品」という概念しか持ち合わせていないreizanにとって、「貴族の品質」とか「高貴な品質」の実感がわきません。若しかして豪華なデザインとか高級な材質のことを言っているのだとしたらそれは品質とは別の話です。

reizanの場合、元々AGGの靴には興味がありませんからどうでも良いのですが、興味をお持ちの方にとってはちょっと危ないメールのような気がします。URLをクリックするとウィルスを注入されたりするかもしれません。


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3001 [番外]

reizanブログの投稿数が3000の大台に乗ったらご報告しようと思っていたのですが、正月気分に浸っていたらそのタイミングを逃してしまって、昨日の投稿が3001件目になってしまいました。(今ご覧いただいているこの記事が3002件目になります。)

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毎日1件だと3653件前後で10年になりますからまだ10年には届いていませんが、9年は確実に越えました。

昔、日記帳を買って三日坊主になったことがありましたし、3年日記や10年日記を買ったときは1ページも書かずに可燃ごみとなりました。

それがブログはなんでこれだけ長く続けられたかというと、それは読んでくださる方がおられるからです。

一般に他人の日記を読むのはマナー違反ですが、ある日reizanは、自分が読むためだけの日記を書くのはつまらないということに気づきました。

時が経ってネット社会になるとブログというものが現れました。最初はひとのブログを読むだけでしたが、自分にも出来そうと思って始めてから今に至っています。(初ブログは、ここ

初ブログはほとんど見ていただけず、「見て見て」とお願いしてようやく5件ぐらいのアクセスがあったときは嬉しかったものです。それが最近では日に400~500名ぐらいの方から延べ1200件ぐらいのアクセスをいただいています。

あっ、そういえば累計アクセス数も300万を超えていました。
テーマ別の比較では、趣味・カルチャーの14,228件の中で68位という評価をいただいています。今まで生きてきたなかで、このような成績を上げたことがなかったので信じられないぐらいです。

so-netさんからreizanブログに与えられたメモリーの使用量は32%ぐらいです。68%も残っていますからあと20年は続けられる計算になります。そのときreizanは90歳です。

そんなに生きられるとは思えません。その時は、雲(クラァウド)の上からブログしているかもしれません。


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年末年始テレビ雑感 [テレビ番組]

年末年始はテレビの番組が特別編成になっていて普段見られないような面白い番組も有りますが、年寄りには生活のペースが乱れるのが難点です。

今回一番良かったのは、日テレの歌唱王を競う番組です。「全日本歌唱力選手権 歌唱王」という大げさなタイトルがついていました。

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テレ東の池上さんの番組とダブっていましたので、歌唱王が始まったら途中でチャンネルが変わるように予約セットし、つまらなかったら池上さんの番組に戻すつもりでいました。ところがこれが出場者の方全員の歌唱が素晴らしくて最後まで見てしまいました。
他チャンネルで、やたら高得点を出すカラオケ番組がありますが、機械の採点で高得点を出しても歌唱としてはつまらないのが多くていやになります。

正確に歌えるということと、歌が上手いということは同義語ではない、ということを国民に教えるための教養番組の位置づけなのかもしれません。(そんなことはないか。)

内容の充実した全日本歌唱力選手権でしたが、審査員の採点+視聴者の採点という形でジャッジしたものですから、歌は上手いのに見た目で評価が下がったり、いろんなジャンルの歌を視聴者が好きか嫌いかだけで評価しているような傾向があって、歌唱王に選ばれた人が本当に歌唱力一番だったかという点では疑問が残ります。

ただ、前の人と比べてどちらが高得点を得られるかを予想してリモコンで投票する試みは面白かったです。最高得点者を越えられるかではなく、連続した二人のうちどちらが上かというのは素人でも判断しやすかったです。
それでも絶対この人だという予想を裏切る結果が出たりして、視聴者採点(リモコン投票とは別です)の危うさを感じました。

視聴者採点の危うさといえば大晦日の紅白歌合戦も同じで、審査員を置いている意味がないような結果になってしまいました。テレビを観ていましたが1.5倍強もの差があったとは思えません。

          紅組       白組
会場審査員     1,079票     1,305票
視聴者投票   1,431,292票   2,236,339票
 合 計    1,432,371票   2,237,644票

勤務時代に人事考課の勉強をしたことがあります。参加者に架空の人物に関する情報が文章で何例か与えられて、それぞれの人物を5段階評価するという訓練でした。

結果はビックリするぐらいばらついていました。歌の審査もおなじで烏合の衆を加えて公平なふりをしていても実際は意味のないことです。

餅は餅屋といいますから専門家に任せた方が良いと思います。それと、評価項目と評価のウエイトを事前に公表しておくことです。それは審査員だけに教えるのではなく、全国の視聴者は勿論、出演する人たちにも教えるのです。

そうすると、どうなるかというと出演者が高得点を得られるように知恵を絞ります。そして番組はますます面白くなるという次第です。


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ガスコンロの魚焼きグリルで鰯の丸干し [B級グルメ]

鰯の丸干し最高!と調子に乗っていたら、オーブントースターから魚の臭いがすると不興を買いました。

トーストに魚の臭いがついたりしたらreizanも嫌です。

なにかうまい方法はないものかと考えていたら、魚は魚焼きグリルでしょ、アドバイスがありました。
ガスコンロの魚焼きグリルは焼き網に付いた焦げや汚れが取りにくいため敬遠していたのですが仕方ありません。

掃除が楽になる方法はないもかと考えていたら、アルミホイルを使うことを思いつきました。
適当なサイズに切ったアルミホイルの上に鰯の丸干しを置いて焼くだけです。洗い物一切なしで楽ちんです。

オーブントースターの場合は1000wで4分加熱していましたが、ガスコンロの魚焼きグリルは火力が強いので3分加熱としました。3分というのは単なる思いつきだったのですが、結果は大正解でした。

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《ガスコンロの魚焼きグリルで3分加熱》
3分近くになると部屋中に、どんなご馳走にも負けない丸干しの焼けた良い香りが漂ってきます。

これを当てにしてお酒をいただくと最高です。

最初に焼いた4尾は多すぎたので、次のときは3尾、その次は2尾と減らしていったのですが、少量の晩酌には1尾で十分でした。
何尾焼いてもガス代は同じですから1尾だとエネルギ効率は悪くなりますが、電子レンジのように量に応じて加熱時間を変える必要がないのも便利です。

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便利なチューブ立て [便利グッズ]

チューブ入りのわさびやからし等を冷蔵庫にしまうとき、扉裏の棚に寝かせて置いていたのですが、結構場所をとるし、他のものと混ざって雑然としてしまいます。

まあ仕方ないかと諦めていたのですが、ショッピングセンターでコインロッカー(100円の返却式)を使いたいと思ったときに、100円玉がなかったので100円ショップのCan★Do(キャンドゥ)に寄ってなにか買うことにしました。

そこで最初に目についたのがこれです。

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樹脂製のホルダーを冷蔵庫の棚の縁にかけて、このホルダーに薬味チューブを逆さまに立てます。
使い勝手は思った以上でした。

調子に乗ってもう1セット買いましたが、薬味チューブを6本も並べるとその後ろにあるものが見えにくくなってだめでした。5本が限度かと思います。


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2台目のサーキュレーター [便利グッズ]

2台目のサーキュレーターを買いました。最初と同じAmazon限定のZEPEAL(ゼピール)の安物です。

昔、「暖かい空気は上に昇る。冷たい空気は下に降りる」というのを理科で習いましたが、生活の中で実感するのが冬と夏です。冬はガスファンヒーター、夏はエアコンを使っていますが、夏冬ともに足元が冷えて快適とは言えませんでした。

それを解決してくれたのがサーキュレーターです。最初は安物の扇風機ぐらいに思っていましたが、使用目的が全く違っていました。
サーキュレーターは天井に向けて作動させます。部屋の上下で温度差があるものをかき回して平均化しようというものです。

リビングの方ではずっと使っていて欠かせないものになっていたのですが、2台買うという発想がありませんでした。
reizanの尺八部屋ではエアコンを使っていますが、今の時期、21℃の暖房設定にしていますが足元が冷えるので、500wの電気ストーブと併用しています。

リビングのファンヒーターの設定が16℃~18℃で良いのに、半分以下の広さの尺八部屋がエネルギー使い過ぎだと思っていました。
そしてふと思いつきました。尺八部屋にもサーキュレーターを入れたらどうかと。

2台目のサーキュレーターが届いたので早速使ってみました。カーペットの床に置いて天井に向けています。

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電気ストーブを点けていなくても足元まで温かですし、21℃設定では暖かすぎる感じになってきたので温度設定を下げました。

サーキュレーター購入にかかったイニシャルコストも電気代の節約で3年もかからずに元を取れると思います。サーキュレーター恐るべしです。


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白鳥の湖 [番外]

昨年の暮れに、バレエを観たことのない家人のためにモーリス・ベジャール・バレエ団の「ボレロ」を見せてあげたくてチケットを買ったら大ブーイングだったものですから、年明けに開催されるキエフ・バレエの「白鳥の湖」のチケットも追加で購入しました。

その「白鳥の湖」の公演があったので観に行ってきました。

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例によって安い席なので見下ろすような位置になります。舞台全体が見えるイメージですが、これはカメラを頭上に掲げているためで、実際の目線では手すりがオーケストラボックスのすぐ後ろの部分を隠してしまいます。

さらに運が悪かったのは、手すりの前に座った女性二人が開演中ずっと身を乗り出して見ていた為、その後ろから見ているreizanには舞台の床の手前半分は見えませんでした。

「ボレロ」のときにそんなことをされたら絶対にやめてもらうところですが、「白鳥の湖」は雰囲気を味わえれば良いと思っていたので我慢しました。

もともと会場の作りに問題があるので二人の女性を責めるのは酷かなと思いました。
観る人の座高に拠りますが、手すりの前の席だと舞台を見るときに必ず手すりが目線を邪魔しそうです。

reizanだったら朱書きのような手すりにして、安全を確保するとともに見やすさも追求するところですが、安い席は見にくくても事故が無ければそれでよいというホールみたいです。

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老人クラブの新年会 [地域活動]

老人クラブの新年会といっても忘年会のような宴会ではなく、賀詞交歓会といった趣の催しです。

式次第は、会長と自治会長のご挨拶のあと乾杯があって、その後は三曲演奏と謡曲と、それから30分程度の懇親タイムという流れでした。

三曲は、同じ老人クラブの箏の先生とreizanの合奏で御目出度い「松上の鶴」を全曲演奏しました。謡曲は「高砂」でした。老人クラブの催しとしては結構格調高い部類に入るのではないかと思います。
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女性幹事さんが奮闘してくださって、参加者にはお神酒の当てが一人ひとりに準備されていました。(横に写っているのは「松上の鶴」の解説です。昨年初めて「松竹梅」の解説を作ってお配りしたら好評だったのでやめられなくなりました。)

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蒲鉾は九州出身の女性会員さんの差入れです。関東では小田原の鈴廣かまぼこが有名ですが、reizanにとっては九州のかまぼこの方が美味しく感じます。

老人クラブの畑(会員さんが提供してくださっている)で育てた大根を使って、reizanと女性幹事さんで「大根の千枚漬」を提供しました。
二人とも、reizanがCOOKPADに出している同じレシピで作ったのですが、見た目も味も違っていました。

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テーブルごとに冬の花が飾ってあって、reizanの前には水仙がありました。

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以前、幼稚園の年少さんが、スイセンには毒があると言っていたという話を聞いていましたので、知ったかぶりで周りの方と話していたら、水仙の葉をニラと間違える事故があるということを教えていただきました。
根から花まですべての箇所に毒があって、毒が集中している箇所は青酸カリ以上に強力だと言われています。
でも鑑賞する分には可憐で美しいと思いました。

話しは戻りますが、新年会の前日に「松上の鶴」の下合わせをしたら合わないところがありました。この曲は数年前に地元三曲協会の舞台に掛けたことがあるのですがその時は気づかずに適当に演奏したようです。

合わない箇所を数回繰り返したら尺八の方が2拍分少ないことがわかってきました。時間が限られていたので、スマホで箏譜の該当箇所を写させてもらって自宅で原因を確定させて、翌日そのまま本番に臨むことにしました。

尺八譜の小節割りで区切っていくと、一か所1.5倍の長さになっているところがありました。やはり尺八譜の方が2拍少ないのが原因でした。(四と九は尺八のハと同律、八はチと同律です。細い縦線を1拍の区切りとみて比較します。)

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どうやって埋め合わせるかが問題ですが、箏の音を分析したら、同じことを繰り返して2拍分を稼げばよいことがわかりましたので、次のようにリピート記号を入れてつじつまを合わせました。これで本番に臨んだらバッチリ合いました。(下の尺八譜は、公刊譜の3ページ、6行目の1小節目から3小節目です。)

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激レアさん [テレビ番組]

最近のテレビ番組の傾向として、2時間ドラマのスタートが21時から20時に繰り上がって早寝を奨励していると思っていたら、逆に面白い番組が23時以降、それも23時ジャストではなく15分過ぎとか、23時59分スタートという時間帯に台頭してきています。

そんな遅い時間はreizanの守備範囲外ですからリアルタイムで見ることはないのですが、ブルーレイ・レコーダーという便利なものがありますから、気を引くタイトルがあると録画してみることができます。

最近録画した中では、月曜夜23時15分からテレ朝系で全国放送されている「激レアさんを連れてきた。」が面白かったです。

この時の激レアさんは、鶏貴族を貴族のサロンと勘違いしてバイトしたことのある鷲見(すみ)恵理子さんでした。
鷲見さんは14歳でジュリアード音楽院プレカレッジに留学し、その後、1994年にジュリアード音楽院に入学。その年に国際ヴァイオリン・コンクールで1位を取り、その後カーネギーホールでリサイタルを開催したという経歴をお持ちのソリストです。

世界的ヴァイオリニストとしてヨーロッパの貴族の前で演奏したり交流することが多かったので、日本に帰ったとき、ネットで鶏貴族のアルバイト募集の広告を見て、鶏の字は目にとまらず、ようやく日本にも貴族の集うサロンができたのだと思って面接を受け、そこで9か月間、週3日のバイトを体験したそうです。

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《テレビの画面より》

普通だったら面接の際に貴族とは無縁の焼鳥屋さんだとわかるはずですが、そこが激レアさんたる所以で、面接した店長さんがクラシック音楽好きの方で、話が盛り上がって働くことになったそうです。

その後の話も、凡人には考えられないぶっ飛んだ展開で、途中でだれることなくずっと面白くて笑ってしまいました。
嬉しいことに、鶏貴族の回がここで2018年1月15日22時15分までご覧いただけるようです。

ただ、この番組の公式サイトでバックナンバーを見たら、reizanが偶然録画した回が特に面白かったようです。(他の回は見ていませんので本当のところは分かりませんが、)


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親子遊び [推薦図書]

邦楽以外でも小学校のボランティアをしている関係で子どもさんの遊びの情報はちょっと気になります。

先日、年少さんが折り紙で遊んでいるのを見ていたら、折り紙をくしゃくしゃに丸めていくつもを箱に詰めていました。

reizanの感覚では、折り紙というのは山折り谷折りを駆使して意味のある形を作り上げるものと思っていましたが意外でした。でも、よその子ですから、それは折り紙じゃないという言葉は腹に収めて置きました。

ご本人曰く、団子を箱に詰めているとのことでした。

そんなの有りかなと思っていたのですが、「頭がよくなる 子どもとの遊びかた」(小川大介著、大和書房刊)という本を見ていたら、それを肯定して、さらに学習に結びつけていく例がたくさん載っていました。

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丸めた紙の場合ですと、くしゃくしゃに丸めた紙を開き、折り目から「まる・さんかく・しかく」などの形を探しだして筆記具でなぞるという遊びが紹介されていました。

折り紙を無駄にすることなく、小さな子供さんにとってかなり高度な学習ができるすぐれたアイデアだと思いました。(図形をなぞる訓練ができていると、ひらがな等をなぞりながら覚えるときにポイントをつかみやすくなると思います。)

そんな親子遊びのアイデアが満載の本です。良書だと思いました。


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キャパの違い [尺八演奏]

本来、楽器に優劣などはありません。生まれてき背景が違いますから、音が大きいとか小さいとか、心の琴線に触れるとか触れないとか、さまざまですがそれは仕方のないことです。

reizanは、上司の勧めという曖昧な動機で30歳になったときから尺八の勉強をしてかれこれ40年になります。
これだけやっていると尺八の得意な点や弱点がわかってきます。

尺八が特に苦手なのは速いテンポです。それも連続する半音ずつの進行や難しい運指の音を何度も繰り返すようなときは腕が攣りそうになります。

でも、そんな尺八でも名人にかかると不得手な部分が無いように見えてくるから不思議です。

YouTubeに尺八とケーナの吹き合わせというのがあったのですが、失礼ながら、プロと幼稚園児ぐらいの差を感じてしまいました。
でも、ケーナを吹いている方が下手な訳ではありません。楽器の構造上、ケーナは単純な演奏しかできないのです。奏者の方はその欠点を隠すべく努力をされていますが、聴き比べるとその差は歴然です。

リコーダーを思い返してみてください。小学生がリコーダーを吹いているのはピーピーうるさいばかりでした。
これは楽器自体倍音が出ない上に、吹く人が勘違いをして勢いをつけて吹いていたためです。

大人のリコーダー演奏になると様子が違ってアカデミックになるのですが、倍音が出せないという点はどうしようもありません。
トレモロやトリルを多用してムードを演出するのですが、他の進化した楽器を追い越すことはできません。

尺八は、真竹の節を繰り抜いて五つの穴を開けただけの単純な楽器ですが、実は進化してきています。内部を砥の粉と漆で塗って管内の寸法を微妙に調整しています。その結果、得も言われぬ微妙な音を出すことができるのです。

邦楽体験教室などで、尺八は竹の節を抜いて五つの穴を開けただけ単純な楽器ですと言いますが、実は嘘で、名だたる製管師の方は、心地よい倍音を出すための研究に心血を注いでいます。

ユーザーとしての愛好家は、良い尺八に出会えるかどうかが運命の分かれ目になります。
尺八は値段が高ければ良いという方程式は成り立ちません。三曲で使える尺八の値段は20万円から100万円ぐらいです。

reizanは破格の6万円で良い尺八に出会いましたからラッキーです。(でも、そこ行き着くまでにそれ以上の値段のものを何本か買っていますので、経済的にはバツです。)

これまで楽器のことはある程度研究して、reizanの愛管をプロの方に吹いてもらったらすごい音で鳴ってくれます。でも自分で吹くとしょぼい音しか鳴りません。

これは楽器のせいではなく自分の演奏力が問われていると思います。一般に、尺八をまともに吹けるのは60代までと言われています。reizanは今年70歳になりますから尺八停年(三曲演奏にはそれなりのパワーが必要)ですが、今しばらくは頑張ってみたいと思います。


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付け焼刃 [三曲]

半年に1回開催される三曲合奏研修会(東京の尺八社中の主催)に参加して来ました。

朝6時40分のバスに乗り、電車を4回乗り継いで9時40分に会場到着。の予定でした。会場に着いたら地域の皆さんらしい人たちが祭りの会場準備をしています。餅つきの案内文も見えましたから、今日の昼は餅も食べられると思ったのですが、建物の中に入ったら本日の利用者名を書く掲示板がブランクになっていました。

あれっ?どうしたのかなと思ったものの、すぐに、場所を間違えたかもしれないと気づきました。
施設名はわかっていたのでスマホで検索したら、reizanが訪ねたのとは別の場所にある施設でした。

10時にはスタートのはずですからそれにはとても間に合いません。あとはできるだけ早く行きつくことを考えなければなりません。

JRの駅まで戻って電車に乗るというのはバツです。駅から施設まで遠すぎますし電車の本数が少ないので何分待つかわかりません。駅まで戻ってタクシーに乗るという方法も有りますが、駅に戻る時間がもったいない気もします。

スマホのGoogleマップでルートを検索したら徒歩31分のルートが表示されました。
意外に近いことがわかったので、主催者の先生に電話を入れて歩くことにしました。

最初はJRの線路に沿って1キロちょっとを歩いたところで、今までの道を横切る大きな通りがありました。
でもマップのルートはそのまままっすぐ進むように指示しています。
道幅が狭くなったのですがそのまま指示に従って進みました。

そのうちに周りの様子が変わってきました。それまではずっと舗装があったのですが、途中で舗装がなくなって軽トラックがやっと通れるような農道になりました。どんどん山の中に入っていく感じです。でもGoogleマップは間違いなくその道を示しています。

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そのまま15分ほど歩いていたら目の前に目的の施設が現れました。Googleマップのお蔭で10時15分には研修会場に入ることができました。この日は寒気が残っていて手袋なしでは耐えられないぐらい寒かったのですが、ウォーキングのお蔭でうっすら汗を書くぐらいで、からだがぽかぽかして結果オーライでした。会場にいた地元のメンバーに聞いたら、知る人ぞ知る最短ルートだそうです。

少し遅れてしまいましたが、その後、昼食休憩をはさんで夕方5時半まで尺八三昧の一日を過ごしました。

今回の曲目は、
都山流尺八本曲:若葉
古曲:新青柳、春の曲
新曲:春の訪れ、泉
です。

reizanが着いたときには本曲は終わっていて、「春の曲」を一人ずつでやっていました。ウォーキングの熱が冷めたところで最後の順番で演奏させてもらいました。この曲はあまり練習していなかったのですが、なんとか最後までこなせました。

この曲が終わった時点で12時になったので昼食をとりました。いつも幹事さんが豪華な弁当を用意してくれるので、事前に、年寄りだからコンビニのおにぎりぐらいにしませんかと提案したら、幹事さんも実はそう思っていたということでおにぎりが2つずつでした。十分すぎるぐらいです。

昼食のあと、午後からのスタートは「春の訪れ」でした。これもまあまあでした。

次が問題の難曲「新青柳」です。(先に同名異曲があるので、「新青柳」と呼びます。)
作曲者自身が上手く弾けずに顰蹙を買ったという難曲「八重衣」と同じ石川勾当の作曲です。

公刊譜のままでは見にくいと思ってExcelで見やすく書き直したのですが、完成したのが前日の午前中でしたから練習期間わずか半日という体たらくです。
それでも、音譜が見やすい分演奏しやすくなって、プロの演奏を93%ぐらいの速度に落とすと何とかついていけるようになりました。

一人で吹くのは大変だなと思っていたら、30分近い曲なので二人ずつで吹きましょうということになって、お互いに助けたり助けられたりで、最後まで吹ききることができました。演奏し終ったときはすごくいい気分でした。
この曲は好きになりそうです。

最後は「泉」でしたが、まったく練習をしていませんでしたので、他の方が演奏するのを聴いて雰囲気をつかんだ上で一人で演奏しましたが、箏と合わないところがあって、どこを演奏しているのかわからなくなるという恥ずかしい状態に陥りました。

家人からは、この会は「うなぎの会」と呼ばれているのですが、合奏練習が終わったあとに、毎回、「うな重」を食べています。

今回はこれも楽しみにしていました。というのはテレビで、「正しいうな重の食べ方」というのを見て、やってみたいと思っていたからです。

普通、うな重を食べるときは、山椒の粉を上から降りかけて、箸で鰻を一口サイズに切りご飯と一緒にすくって口に入れます。多分ほとんどの人がこうすると思います。

でも正しい食べ方はそうではありません。
山椒の粉を上にふると、口に入れた時に山椒の辛みが直に口に当たってうなぎの旨さを十分に味わえません。
だから山椒は鰻とご飯の間に入れます。握りずしの山葵と同じイメージです。

それと、見た目を良くするためにうなぎの身を上向きにして載せていますが、皮の美味しさを十分に味わえません。食べるときは、見せるための盛付とは関係なく、皮を上側にします。

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この点を踏まえて要領を整理しますと、
1.うなぎの一切れをもう一方の上に載せる
2.空いた方のご飯の上に山椒の粉を振る
3.上にあるうなぎをひっくり返しながら元の位置に戻す
4.山椒の粉を振っていない方のうなぎをもう一方の上に載せる
5.2・3を繰り返す
6.箸でうなぎを縦半分に切り分ける
7.箸でうなぎを一口分だけ切りとり、ご飯と一緒にすくって食べる
8.うなぎとご飯がなくなるまで7を繰り返す


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強い自制心が必要なお菓子 [お菓子]

合奏研修会の帰りの電車の乗り継ぎが悪くて、30分ぐらい時間つぶしをしなければならなくなりました。
寒いホームで待つのは嫌だったので、途中の駅ナカ店のある駅で降りました。

そこでKALDI(カルディ)の店を覗いて、タッカルビのセット(トッポギとタレとチーズのセット、野菜と鶏肉は無し)と、写真のココア菓子を買いました。

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ココアの文字は読めましたが、他がわからなかったのでgoogle翻訳を使ってみました。どうもベルギー製らしいから、最初はドイツ語、フランス語、オランダ語でやってみたのですが上手くいかず、英語で翻訳したら「ベルギーココア 振りかけトリュフ」と翻訳されました。

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中ののお菓子は、柔らかいチョコレートに粉を振り掛けたような感じで甘くてとても美味しくて、もう一つ食べてしまいました。

自制心が働かなかったら全部食べてしまったかもしれません。このお菓子は強い自制心がないと結構ヤバイと思いました。

箱の側面に日本語の表記も有りました。

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箱の底面にはハングル表記までありました。
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これをgoogle翻訳で翻訳してみたら、日本語では表示されていない製造施設の状況も書かれていました。

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お菓子の種類としては、準チョコレートという扱いのようです。

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あとはチーズタッカルビを食べるのが楽しみです。


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ハムカツサンド [B級グルメ]

近所の美味しいパン屋さんの食パンはちょっと高めですが、Y製パンやFパンやD製パンのとは一線を画する肌理の細かさと美味しさで気に入っています。

毎週火曜日は生涯大学校のお隣の福祉作業所で作ったベーグル他のパンを売りに来てくれますので、これが水木金の朝食になります。

そして、土曜日に近所の美味しいパン屋さんで食パンを6枚切りにしてもらって3日分の朝食になります。(パンの買い置きがない日はご飯を食べます。)

大体以上のように回転するのですが、ふとサンドイッチが食べたくなって、食パンを8枚切りにしてもらいました。

帰りにスーパーに寄って総菜コーナーのハムカツを買って、ハムカツサンドを作ってみました。

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自分の技は何もありませんが、とても美味しくいただくことができました。


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洗面排水管の掃除 [配管]

季節は冬、寒い日でしたが洗面器の排水管を外す作業をしました。

理由は、歯間ブラシを洗面器の排水穴に落としてしまったからです。歳を取るとふとしたはずみに物を取り落したりすることが増えてきます。困ったことです。

そのままにしておいて排水管が詰まってはいけないので、翌々日、古いバスタオルを敷き、その上に浴用洗面器を置いてトラップのJ字管の部分を外しました。

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結果は、何も有りませんでした。排水の勢いで流されてしまったみたいです。落としたときにすぐに外せば回収できたのに、最終的に下水処理場の堆積ゴミになってしまうのだと思うと申し訳ない気持ちになります。

今後は、排水穴に物を落としたらすぐ回収する。網目のストレーナーを購入して排水穴にセットする。ということを対策にしようと思います。

ついでに、水栓のゴムパッキンを交換しました。ナットが固着していたのですが、KURE5-56を噴射してしばらくすると回るようになりました。
やっぱり配管周りの作業は何歳になっても楽しいです。


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異文化交流かなわず [生涯大学校]

生涯大学校の校外授業で東京浅草に行きました。防災学習と異文化交流が目的です。

午前中は東京消防庁の本所防災センター(本所都民防災教育センター)で地震体験や暴風雨体験や煙体験や消火体験をしました。

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《本所防災センターのマスコット》
地震体験コーナーでは阪神淡路や東日本の大震災の揺れ再現がありました。

案内係の方が地震のクイズを出されました。「地震の震度は10段階に分かれています。わかる人?」
reizanは分からなかったのですが、7が最高ということと強弱がつくものがあることがわかっていたので、「7、6強、6弱」と数えていたら指名されました。

「下から」と言われたのですが、「上からにさせてください」とお願いして、指を折りながら「7、6強、6弱、5強、5弱」と数えたらここまでで五つで、あと五つです。

「4,3,2,1」と数えたら指が1本余りました。仕方がないので「0」と続けたら、「すごい!大正解です」と褒められてしまいました。
このクイズでは「0」を忘れてしまう人が多いそうです。地震があったけど揺れなかったという地域が震度0です。

地震速報では震度1から上しか報道されませんが、震度0まで報道しようとしたら全国の市町村名を羅列しなければなりません。
だから、震度1以上に該当していなければ震度0だったと考えて良いようです。

防災センターのあとは浅草に移動して昼食です。

以前、校外学習で浅草に来たときはreizanが班長だったのですが、完成間近の東京スカイツリーをビルの高層階から見ようとレストランを予約して洋食のコースの昼食にしました。確かに眺めは良かったのですが、最後のコーヒーが出てきたときはもう集合時間に遅れそうな時刻になって慌てて走った苦い思い出があります。

だから、今回の班長さんに、予約のできる店で単品の料理を食べて、あとの時間を十分にとった方が良いとアドバイスさせていただいたのですが、せっかく浅草に来たのだから浅草らしい店にという希望があったのだと思います。

結果は、「麦とろ本店」で3000円のコースということになっていました。これは時間がかかりそうだったので班の皆さんにお断りして途中退席することにしました。

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最初にこれが出されたのですが、お茶を飲みながら食べたのでは勿体ないと思って、「雨後の月」という日本酒をいただきました。箏曲に「雨夜の月」という曲があって、発音が似ているのでこれにしました。飲みやすくて美味しかったです。

上の写真の右下の料理は羽子板の意匠になっていて、羽子板は長いもです。

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羽根は木の実に羽根を刺しているのではなくこのままの形で自然に存在しているもの(下図の白丸の部分)だそうです。名前は「ツクバネ」というそうです。

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その後、メインの「麦とろ」が出てきました。お替り自由だったのですが、欲を掻いて食べ過ぎてはいけないので一膳だけにしました。

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班の皆さんはまだ食事を続けていましたが、寄りたいところがあったのでお先に失礼しようとしたら、中居さんが「アイスとお菓子がありますよ」と言ってくださったので、それをいただいて一足先に店を出ました。

行きたかったのは田原町のパン屋さんと合羽橋の道具街です。
昼食をかき込んで店を出ましたが、それでも店についたときは午後2時半になっていました。パンを買うには遅すぎる時間です。

目当ては週に3日しか焼かないぶどうパンです。残っていてくれと祈りながら店に入ったら、ありました。ラッキーでした。(と思ったのは間違いだったことがあとでわかりました。)

棚の下の方にはビニール袋に入ったパンの耳がありました。前回は無料だったのですが、今回は20円という値札がありました。客の立場としてはその方が気楽です。3袋あったので2袋買いました。それでも40円です。

ぶどうパンはこんなです。

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外見ではわかりませんが、なかはこんな風になっています。

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これだけでもレーズンを食べているのかパンを食べているのかわからないぐらいですが、でも、本当に買いたかったのはこちらの方です。レーズンと小麦の比率が違います。ちょっとあせって失敗しました。山形食パン形ではなくコッペパン形のを買わないといけませんでした。

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パン屋さんから合羽橋はすぐ近くです。

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《合羽橋といえば屋上のコックさんがランドマークです》

調理器具の店を順番に覗いて歩きました。途中の店で、内部が錫めっきの銅製チロリ(1合用で6900円ぐらい)を見つけたのですが、帰着後2次会の予定があったので今回は購入をあきらめました。(もっと小遣いを持っておけば良かったと悔いが残ります。)

でも一つだけ買い物をしました。それは砥石です。
パンをたくさん買ったため片側だけに負荷がかかって姿勢に良くないので、バランスを取るため荒砥寄りの中砥(約4000円)を買いました。これで左右のバランスがとれました。

合羽橋の道具街(特に包丁屋さん)に外国人の方が何人もいらしたのですが、両手がふさがってスマホのgoogle翻訳が使えなかったので異文化交流の方は叶いませんでした。

後日談ですが、浅草行きの翌々日、reizanがCOOKPADに投稿しているレシピに従って「パンの耳のラスク」を作りました。

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これで1袋分(約300g)です。極の炒め鍋でも2袋だと溢れそうだったので2度に分けて作りました。
折角なので一度目は「三温糖と蜂蜜」、二度目は「黒糖と蜂蜜」で味付けしました。


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もつ鍋の〆 [B級グルメ]

仲良し三人組で居酒屋に飲みに行きました。

メインの料理は、大晦日にいただいた「もつ鍋」の美味しさを再び味わいたくて、醤油味の「もつ鍋」を二人前頼みました。

これが、ふるさと納税の返礼品の「もつ鍋」と同じぐらい美味しくて、結局、もう一人前追加注文しました。

〆はチャンポン麺です。麺を鍋に入れてほぐしていたら、一人がカバンの中からおにぎりを取り出して食べるように勧めてくれました。

頭の中は〆のチャンポン麺で一杯でしたから躊躇していたら、おにぎりも鍋に入れてみようという話になりました。

万一食中毒が発生した時、原因の特定が難しくなるので飲食店で持ち込み品を食べるのはバツですが、欲望に勝てずに鍋の中に入れてしまいました。

チャンポン麺と梅おにぎりのご飯に「もつ鍋」のスープが絡んでとても美味しかったです。

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「春の海」の秘密 [三曲]

お正月のBGMで一番有名な邦楽曲は「春の海」ですが、この曲の秘密を暴露しちゃいます。といってもおぞましい話ではありませんので安心してお読みください。

誰もが、その出だしの箏だけの2小節と、続いて尺八が加わる2小節の旋律はご存じだと思います。

五線譜で書くとこうなります。

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ピアノが弾ける方は弾いてみてください。きっと、あなたが知っている「春の海」にはならないと思います。

箏で楽譜通りに弾いている音源がありましたので聴いてみてください。
演奏しているのは宮城派の方ではなく、他の流派の方ですからご存じでないのも仕方のないことです。

実はこの曲の出だしの部分は、小節の最初と最後の音はゆっくりで、間に挟まれた部分は早く演奏します。

次のはそういう演奏をしている音源です。こちらの方が春の陽をあびて穏やかな瀬戸内海のイメージに近いのではないでしょうか。


尺八が加わる3・4小節目を見ていただくと、箏は1・2小節と同じことを繰り返しています。当然緩急の付け方も同じです。だから尺八も拍を等間隔に拍を刻むのでなく箏の緩急に合わせなければなりません。

その間合いは1・2小節の箏の独奏を聴いてつかみます。このことを知らないとお互いの間が合わなかったり、機械的なぎくしゃくした演奏になってしまいます。
「春の海」を最初に紹介した吉田晴風と宮城道雄のレコード演奏や、この曲を有名にしたルネ・シュメー(Vn)と宮城道雄の演奏では、作曲者はそれほど大きな緩急をつけていないのですが、現代人の感覚ではメリハリのきいた緩急が好まれるようです。

「春の海」にはもう一つ秘密があります。これも知らない人が多いと思います。
箏と尺八の合奏曲として有名な「春の海」ですが、ピアノやフルートなどいろんな楽器で演奏されています。しかしそれは多くの人が知っていることで秘密とは言えません。

ではどんな秘密があるかというと、実は「春の海」に歌詞があるのです。
藤原義江という歌手の方が独唱したいと希望され、それに応えて長田幹彦という人が詞を書いて声楽曲として発表され、レコードも出ました。この歌はYouTubeで聴くことができます。(ここ

また最近の話ですが、宮城道雄作曲の「春の海」に下司倫宇起さんが作詞され、安東みどりさんが編曲された独唱、二部合唱の楽譜が、2015年1月9日に出版されています。(ここ

余談ですが、北原白秋作詞、生駒道夫作曲の「春の海」は同名異曲です。(ここ


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邦楽体験教室のボランティア後日談 [地域活動]

昨年(2017年)の12月初旬に、2日続けて小学校2校の邦楽体験教室のボランティアをしましたが、そのうちの1校での様子を写したスナップ写真をいただきました。

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reizanの向かって右側に写っている生徒さん(尺八を持っている女子)は、初めての体験にもかかわらず最初から音が鳴っていました。

初めての皆さんは尺八を吹こうとする意識が強すぎてかえって鳴らないことが多いのですが、彼女はreizanの説明通りに息を吐くことをやってくれていたのと、顎の形と尺八がフィットしていたのだと思います。

小学生の子供さんだとまだ顎が小さいので、顎と尺八の間にすき間ができて息洩れしたり、歌口が正しい位置に構えられなかったりして、クラスに数名は最後まで鳴らない子供さんがでてしまいます。

体験学習の目的は本物の楽器をさわって演奏体験することですが、尺八の場合は触っただけでは音が鳴りませんから、兎に角成功体験をしてもらおうと、本物の尺八以外に、竹製の頭部管(直径の違うものをたくさん)と塩ビ管製の頭部管(20ミリ管と16ミリ管)を揃えているのですが、それでも鳴らせない子供さんはいます。

そういうのを見ていると悲しくなってしまうのですが、学校からコーディネーターのところに届いた感想文を読ませていただくと、尺八が鳴らなかった子供さんが、「尺八が一番難しかった。鳴らなかったけど楽しかった」とか「鳴らなかったけど貴重な経験をした。いつか鳴らせるようになりたい」と前向きの感想を書いてくださっているので救われた気持ちになります。


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うなぎ三昧 [B級グルメ]

近所のスーパーの新聞折込チラシに駅弁フェアの案内が載っていました。土日の日替わりと2日連続で何種類かの駅弁があったのですが、reizanは次のうちのどちらかを希望しました。

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案の定、敦賀駅の「若狭かにかに かに重」は売り切れでしたので、福井駅の「うなぎ箱鮨」を買い求めました。

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「白焼うなぎ」「鰻蒲焼き」「鰻巻き寿し」の三種類のうなぎづくしです。これに、玉子焼きと昆布アサリの佃煮がついています。

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蒲焼は5ミリ幅ぐらいに包丁が入っていて食べやすくなっていました。巻き寿司は想像以上に厚みがあって食べ応えがありました。白焼きは冷めて硬くなっていたのでうなぎらしさは感じられませんでした。

それでも美味しくいただけたのですが、食べ終わって外装の印刷を見たら薬品を食べたような気になって少し落ち込みました。

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遠くまで運んできて、翌日までの消費期限を確保しようとすると薬の使用もやむを得ないのかもしれませんが、うなぎは食べたいけど薬品は食べたくないです。


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4年ぶりの大雪 [生涯大学校]

関東地方に4年ぶりの大雪が降りました。(といっても、豪雪地帯の皆様から見たら噴飯ものだと思います。)

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前日の夕方から夜中にかけて積もったみたいです。

起きている間にも2度ほど停電がありました。その時は暖房を入れてパソコンで遊んでいたのですが真っ暗になってしまったので、手探りで懐中電灯を探して、すべての電源スイッチを切って早寝をしました。

翌朝は、空は快晴、地面は積雪で真っ白という状態でした。この日は生涯大学校の登校日だったので、ネットで電車の運行状況を調べたら、珍しいことに「通常運転」と出ていました。いつもは他の路線が運行していても止まったり遅延したりする路線なのに、他のほとんどの路線が「積雪のため遅延」となっているのに本当かなと思ったのですが、Yahooさんの言うことですから信じることにしました。

家の前の道路に出たらもう轍のあとがついていました。そのなかに不思議なのがありました。左端のくの字に曲がっている轍です。これって車はどういう動きをしたのでしょうか。くの字が前輪でその横の自然なカーブは後輪でしょうか。

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バス停に着いたら、普段はreizanひとりかあと1名ぐらいなのに7人ぐらいの人が待っていました。バス待ちの人の会話が聞こえてきて、始発のバスは運休したらしいのですが、それから後のはほぼダイヤ通りに走っていて、定刻に駅に着きました。

改札の前を通ってスーパーにペットボトルのお茶を買いに行くときに、次の列車の表示が見えたのですが、本来はバスが到着する5分前に発車する電車の情報が表示されていました。
それを見て、あれっ?と思ったのですが、お茶はぜひ買ったかったのでスーパーに向かいました。

そして戻ってきて改札の中に入ったら、バスが着いてから20分後ぐらいに来るはずの電車が20分遅れますというアナウンスがありました。「通常運転」という情報は何だったのかと思いました。

でも、JRの路線は特急の接続待ちなどでどこかが遅れたら他の路線にも影響が出るものです。それが8割以上ぐらいに遅延情報が出ているのにreizanが乗る電車に影響が出ないと考える方がアホでした。

生涯大学校に着いたら6割ぐらいの出席率でした。

お昼は学園の皆さんと有志の方が作ってくださった「炊き込みご飯」「豚汁」「漬物」をいただきました。

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美味しくいただきました。


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尺八吹きには、唇も命 [尺八演奏]

「尺八吹きに、歯は命」と思って歯や歯茎の手入れを欠かさないように欠かさないようにしているのですが、今回、想定外のトラブルがあって、これを「尺八吹きに、歯と唇が命」に変えることにしました。

何が起こったかというと、朝、ベッドから起き上がるときに普段とは違う動きをしてベッドの柵に下唇を打ち付けてしまって歯で口のなかを切ってしまったのです。

口のなかを切ってもそれほど痛くはないし、血も出てきませんから軽く考えていました。

ところが、尺八を吹こうとしたら音が変です。かすれたような音しか鳴りません。特に乙音(尺八は同じ運指で低い音の乙音と、オクターブ上の甲音が出せます。)が酷い状態です。甲音(かんおん)も少し引っ掛かる感じがします。

鏡を見たら、歯で切れたところが腫れていました。これが悪さをしているようです。

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甲音の場合は息の流速を上げるため唇のすき間を小さくしますから腫れの影響が小さいようです。

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負傷2日後に尺八レッスンを受けたのですが、「荒城の月」のメロディーを吹くだけで息も切れ切れでした。唇のトラブルは息量のコントロールにも影響することを実感しました。


負傷する前の状態はこんな感じでした。

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数日後にはボランティアで「春の海」と「飛騨の里(独奏も担当)」を吹くことになっています。
早く良くなることを祈るだけでは埒が明かないので、最悪現状態のままでも吹けるようにしっかり練習しておきます。


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久しぶりに我孫子駅の唐揚げ [B級グルメ]

尺八レッスンを受けに我孫子に行きました。

教室の発表会のあとの予約を入れていなかったことに気づいて、先生の空いている日にち・時間に入れていただいたので3か月ぶりです。

そして、駅ホームの蕎麦屋さんの唐揚げも3か月ぶりです。

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蕎麦なしの唐揚げだけでも蕎麦用のツユを入れてくれます。中津の唐揚げに比べると特別美味しいとは思わないのですが、ついつい食べてしまいます。

この唐揚げが一番おいしいのは値上げした直後です。鶏肉の量が多くて衣が薄いです。でも日にちが経つと外見は変らないのに脂身が多くなって衣が厚くなってきます。

reizanにとっては衣が炭水化物ですので麵はいただきません。これで140円(税込)です。

レッスンの帰りに別の駅の駅ナカで餡パンを買いました。

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左は時々買っている山型の餡パンです。右のは同じ駅ナカの別の店のものです。左が165円(税込)、右が97円(同)です。

これで右の方が左に負けないぐらい美味しかったら抜群のコストパフォーマンス(CP)ということになるのですが、現実はそう上手くはいかず値段なりでした。

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餡の甘さは好みの問題ですから比較のできせんが、パン生地そのものの美味しさが違っていました。
やはり高くても行列をつくって買う人がいるというのはそれなりに美味しいパンだということがこの比較実験でわかりました。


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ボランティアで「春の海」 [三曲]

趣味の民謡尺八サークルの仲間の人から依頼を受けた、ある団体の50周年記念の会に行って「春の海」を演奏しました。服装は羽織なしの紋付き袴です。(羽織は特別高貴な場所(洋装でモーニングを着るような場所)以外では着ません。)

箏は、宮城の先生が腱鞘炎になったため、その先生が手配してくださった正派の先生でした。
この正派の先生も、reizanブログの「春の海の秘密」の記事に書いた「春の海の出だしの拍は等間隔ではない」というのをご存じで、宮城の方と合わせているのと同じように演奏できました。

式典の後半での演奏だったので緊張しましたが、なんとか最後まで吹ききることができました。
この曲は誰もが知っていてそれぞれの記憶の中に自分の「春の海」というのがあって、それと違う演奏をすると「春の海」じゃないと言われることがあります。だから、有名な割には演奏されることが少ない曲です。

この後、進行が早くて時間が余るからと3日前に連絡を受けて急遽加えた「岬の灯台」を箏3面と民謡尺八サークルのメンバー全員で演奏しました。

懇親会に入ると、乾杯のすぐ後に日舞が1曲あって、その次に箏2面、17絃1面と民謡尺八サークルのメンバー全員で「飛騨の里」を演奏しました。

こちらは想定外の懇談中の演奏で、尺八の前で演奏する箏の音が聴きとれず一部(⑤)の部分がずれまくって不満足な演奏となってしまいました。
下合わせのときは良い感じに仕上がっていたので残念です。

以前、特養ホームのボランティアに行ったときは音が散ってしまうことがわかっていたので、前列に並んだ箏の音をマイクで拾って尺八の方にモニタースピーカーで流して上手くいきました。
使う使わないは現場の状況に拠りますが、取りあえずPA対策だけは用心に用心を重ねて置いた方が良いことを学びました。

最後がちょっと不本意なボランティア活動でしたが、主催者の方には喜んでいただけて、美味しいお昼をご馳走になりました。

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特にご飯が美味しかったです。reizan宅で最近食べている「魚沼産こしひかり+はくばくのもち麦」に勝るとも劣らない美味しさでした。reizan好みの硬めの炊き方で、30回噛むと甘さが口のなかに広がりました。
米の銘柄を知りたかったのですが、個人行動ではないので諦めました。


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三曲の放送 [三曲]

年ごとに、正月のラジオ・テレビから三曲演奏が減ってきているため寂しい思いをしていますが、思いがけず月末近くになって三曲の演奏がテレビで聴けるようです。

しかも放送は今日(2018年1月28日)です。
21時から23時まで、NHK-Eテレで「古典芸能への招待『”芸の真髄”~筝曲~』と題して放送されます。

演奏曲目は、
筝曲「五段砧」(生田流)
「二十五絃箏甲乙奏合 交響譚詩」(伊福部昭作曲)
箏曲「熊野」(山田流)
箏曲「根曳の松」(生田流・山田流合同演奏)
地唄「長刀八島」

reizanの所属する尺八流派からは藤原道山さんが「根曳の松」に出演されます。演奏時間は25分ほどですが、reizanが演奏したら30分ぐらいかかります。というか尺八だけだったらそういうことなのですが、箏と合わせたことがないので最後まで演奏できるかどうかわかりません。

一応録画のセットをしてリアルタイムでも観たいと思います。
2時間眠らずに観ていられるかなぁ。三曲て神経を刺激しないので演奏していても眠くなりますから聴くときはもっと眠くなるはずです。


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入れ歯洗浄剤 [アイデア]

reizanは入れ歯がないのに入れ歯洗浄剤を使っています。それは夜寝ているときにマウスピースを使っているからです。

朝起きたらマウスピースを洗って、洗浄剤と水を入れた容器に浸しておきます。これをしないと菌が繁殖しますし、バクテリアのせいで変色してしまいます。

ひと箱が約3か月分です。1錠ずつが紙で挟まれていて、6錠分が1枚のシートになっています。
そしてシートにはミシン目が入っていて1錠分ずつを切り離せるようになっています。

入れ歯洗浄剤を買ってきて最初にする作業は、使いやすいようにこのミシン目に沿って1錠分ずつ切り離すことです。
この作業はテレビを観ながらでもできるから苦にはならないのですが、次の、箱に詰め戻す作業が大変です。

最初のうちは整然と並べて詰めていくのですが最後ごろになるとぐちゃぐちゃになってしまいます。

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HSP気質のreizanとしては、このぐちゃぐちゃが嫌でなりません。

なぜ綺麗に並べられないのかと調べていたら、一つの原因に気づきました。それは1錠ずつを包んでいる紙の縦横の寸法が違うことでした。

それで方向を揃えて並べ直したのですが、2段目になると1段目のすき間に落ち込むものが出てきて縦横の方向が変わるものが混在しだします。そうなると整然と揃えることはできません。

入れ歯洗浄剤のメーカーさんは、なぜ縦横の寸法を揃えてくれなかったのか、寸法を揃えないことに意味があるのか。答えは想像がつきません。不思議です。


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残留合成洗剤の不安 [雑感]

サラリーマンを卒業してから我が家の食器洗いはもっぱらreizanの仕事です。好きか嫌いかと問われると、好きと大見得をきれるほどではありませんが嫌いではないです。

勤務時代に、家のアイロン掛けを一手に引受けているという男性部長がおられましたが、気持ちは通ずるところがあるかもしれません。綺麗になると良い気分になります。

ところが、食器洗いで一点だけ不安がありました。それは、すすぎ不足による残留合成洗剤の問題です。見ただけでは残留しているかどうかわかりませんし、測定する術も有りません。

でも一度、洗剤が残っているのではないかと思ったことがあります。
それは麦茶を抽出しているときのことでした。reizan宅では「はくばくの香ばし麦茶パック」を使っています。

冷蔵容器を台所用合成洗剤で洗ってからすすぎ、そこに麦茶パックと熱湯500mlを入れ、1時間経ったら水を注ぎ足して浮いてきた麦茶パックを取り出すという手順でつくります。

それがある時、水を注ぎ足す際に細かい泡が一面に広がりました。水の勢いが弱かったから小泡で済みましたが水に勢いがあったらシャボン玉状態になりそうな気配でした。

洗剤の注意書きには、「流水の場合、食器及び調理用具は5秒以上、すすぐ。」と書かれていますが、シャワー水栓の吐水はせいぜい直径5㎝ぐらいですから、すべての位置に流水を当てるとなると何分かかるかわかりません。
それでも、いつもきれいにすすいでいるつもりだったのですが、どこかにすすぎ残しが残っていたのだと思います。

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それ以来、残留合成洗剤のことが気になっていたのですが、阿部絢子さんの「老いのシンプルひとり暮らし」(大和書房)という本を読んでいたら答えが載っていました。

『食器洗いはスポンジは使わず、アミたわしで』と書かれていました。アミたわしとは、ポリエステル製(注.アクリルではありません)のメッシュの布で、洗剤を使わずに油汚れも取れるし、茶渋もきれいになるそうです。

『手順は、お湯または水で汚れを洗い流して、アミたわしでさっさと洗ったら、それでおしまい。』とも書かれています。

これだと思って、3M社の「汚れ落ちがはなまるのネット」(ポリエステル+ナイロン)買って、台所用合成洗剤不使用で食器洗いを実践しています。

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今のところ腹痛が起こることもなく元気に過ごしています。スポンジたわしでは取れなかったコーヒー渋も取れてきましたし、なにより環境に良いことをしていると思えるのが精神的に良いです。

一つ改良点を上げるとすれば、手のひらよりサイズが大きいため、はみ出した部分がピラピラ動いて水滴が飛び散るので、二つ折りしたぐらいのサイズの方が使いやすいと思います。


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