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歌口の保護 [尺八改造]

尺八の頭部を切り欠いている部分を歌口(うたぐち)といいます。エアリードの部分ですから欠けたりしないように大切に保護しなければなりません。

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《尺八の歌口》
これを保護するために革製の歌口キャップというものがあります。

サイズは、4.5とか5のように番号で表示され数種類があるのですが、竹のサイズはまちまちですからピッタリといかずに少しゆるいけど我慢しなければならないということもあります。

それよりもっと大きな問題は、店に尺八を持っていって合せないといけないということです。東京の「目白」(尺八・篠笛などの専門店)まで往復すると数千円の交通費がかかってしまいます。キャップ1個入手するのに凄いコストがかかってしまいます。

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これとは逆に、指ぐらいのサイズの布製の栓を竹のなかに差し込むタイプの「歌口まくら」というのもあります。
こちらは形が変わるので合わせやすいかもしれませんがreizanは持っていません。

また、管頭の内径が2㎝ぐらいということに着目して、まったく別のもので代用することができます。
材料は、電工用の「ツバ管」と「糊付のコルク板」です。

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ツバ管の胴にコルクを巻きつけるだけで出来上がります。

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ただ、このコルクがいつまでも売られているとは限らないところが心配です。ツバ管はJISの規格が変わらない限り無くなることはないとないと思います。

自己責任で [料理の勉強]

もう、銀杏のシーズンは終わりに近づいているかもしれませんが、ちょっと前の新聞にショッキングな記事がありました。銀杏を封筒に入れてレンチンすると発火の恐れがあるというのです。

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この方法については実験を重ねて最適時間を見つけ出し、COOKPADにも投稿して紹介している(ここ)ので、万一のことがあったらと心配になってきます。

記事によると、事故は銀杏10個を封筒に入れ、500Wで2分間加熱したら封筒が燃えたそうです。

reizanの経験からすると2分は時間のかけ過ぎです。1分で何個か破裂するのが出始めますから、2分もかけると全部がグジャグジャになってしまいそうです。

reizanの方法では、40秒で取り出し、再度40秒加熱するというやり方ですので燃える可能性は低くなっていると思いますが、事故事例もありますので、実行する際はあくまでも自己責任でとお願いしたいです。

ダム美 [観光]

図書館の新刊の書棚にこんな本がありました。「日本のダム美」(川崎秀明著)です。

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パラパラっとめくって棚に戻すつもりでいたら、reizanの記憶にあるダムの写真が目につきました。187頁下段の写真です。

下流に向かってダムの左端にオーバーフロー部分があるのに見覚えがありました。

ふるさと北九州市八幡東区の河内貯水池(旧八幡製鉄所の工業用水池)です。

ここ

高校生の頃、クラブ活動の冬の練習で、毎日のようにこの池の回りを走っていましたから脳みそに焼き付いています。

もうこうなったら読まないわけにいきませんから借りて帰りました。
家に帰ってよく見たら石積みのダムだけを取り上げている本でした。

堤高10m以上で現存するダムのなかで、河内貯水池は38番目に古くて、1927年竣工です。(あと9年で100周年です。)

当時の八幡製鉄所土木部長沼田尚徳氏の拘りから随所に装飾を凝らされていて、ダムファンの評価が非常に高いダムとして紹介されています。

また、氏は工事完成に前後して亡くなった妻泰子氏の内助の功に応えるため、昭和3年に、湖畔に記念碑を建立しています。表面は日本語で、裏面には英文の要約が彫られています。

英語は不得手なので全体の意味はよくわかりませんが「BELOVED WIFE」て「愛しい妻」ですよ。昭和の初期にこんなモダンな日本人がいたということは地元では有名な話です。

IN MEMORY
OF
MY LATE BELOVED WIFE
MRS.YASUKO NUMATA

THROUGH WHOSE SELF-SACRIFICE
AND UNDER GOD'S BLESSING
I HAVE BEEN ENABLED
TO CONSTRUCT
KAWACHI WATER-WORKS

SHOWA 3 (1928) H.NUMATA

「私のいとしい妻、沼田泰子の記念碑
彼女の献身と神の加護の下で、私は河内貯水池を作ることができた」ぐらいの意味でしょうか。

疑心暗鬼を呼ぶカレンダー [雑感]

郵便局で年賀状を買ったら、おまけに小型のカレンダーを付けてくださいました。

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下半分が月めくりになっていて月ごとに警句が掲げられています。これが暗い内容だったり、行き成り過ぎて選択者のセンスを疑ってしまいます。一か月間同じ内容を見なければならないのかと思うと嫌になります。

半年ごとに分けてその部分をご覧いただきましょう。

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1月:「民の声は神の声」(イギリスの神学者が世論を尊重すべきことを説いた言葉)
2月:「薬より養生」(普段の養生がより大切ということ)
3月:「三日坊主」(飽きっぽくて長続きしないこと。そういう人)
4月:「釈迦に説法」(仏教を説いた釈迦に仏教の教えを説くような愚行のたとえ)
5月:「皿嘗めた猫が科を負う」(魚を獲った猫は逃げ、その皿を舐めている猫が捕まる。大物は逃げ、小物ばかりが捕まるたとえ)
6月:「是々非々」(良いことは良いと認め、悪いことは悪いという当たり前のこと)

「罪無くして拝所の月を見る」が「皿嘗めた猫が科を負う」の後日談かと思っておりましたが、最近では、単に世俗を離れて風雅な暮らしをすることの意味で理解されている向きが多いようです。

さて、1月から6月まで、それぞれ30日近く眺めていて良い気分になれる言葉がありますでしょうか。reizanは全部いらないです。

では、後半を見てみましょう。

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7月:「座して食らえば山も空し」(ぶらぶら働かずに暮らしていれば、山のような財産でもやがて無くなる)
8月:「畑に蛤」(畑を掘って蛤を探す、見当違いのこと)
9月:「馬耳東風」(シカトすること)
10月:「羊頭を掲げて狗肉を売る」(羊の頭を看板に出して、その実、犬の肉を売るという詐欺商法)
11月:「転ばぬ先の杖」(泥棒を捕まえて縄をなう、や、渇して井を穿つの反対語)
12月:「ローマは一日にして成らず」(千里の道も一歩から)

他人も自分も信じられないマイナス思考。良かれと思ってくださったのでしょうが、どう贔屓目に見ても制作意図が良くわからないカレンダーです。

学校給食をいただきました [三曲]

小学校の和楽器体験ボランティアに参加して学校の給食をいただきました。

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例年、6年生が対象で午後の行事だったのですが、音楽の授業的には5年生に体験してもらいたいということで、サイクル変更に伴い、今回のみ午前6年生、午後5年生の二部行事になりました。

そのためお昼を出していただけたということです。
普通だったら絶対に食べられない小学校の給食をいただけたので嬉しかったです。

瓶牛乳は牛乳100%でとても美味しかったです。昔飲んだ脱脂粉乳とは雲泥の差です。
(でも、昔はクジラの竜田揚げが食べられましたから、これはこれで良い思い出です。)

味噌汁のなかには根菜類がぎっしり入っていました。汁というよりもおかずです。

奥の四角いのは「さんまの蒲焼」です。reizanも得意な料理です。
味つけはreizanのよりマイルドでした。子供さん相手ですからガツンとくるようなのは避けているのだと思います。

食後に職員トイレを借りたら、壁の棚にこんなのがありました。

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なるほどと感心しながら読んでいたのですが、最後の行はブラック企業の理屈みたいでちょっと?でした。

座席くじ [生涯大学校]

生涯大学校に4回目の入学をしたのは一昨年の4月でした。reizanと同じ学園・学科に入学くした人が約100名でしたが、今は少し減っているような気がします。

同じ班に13名の仲間がいましたが、一人が退学されて今は12名です。
その12名がいつも同じ位置、同じ人の隣にならないようにしようという班の申し合わせで、班長さんが、毎週、クジを準備してくださっています。

最初のころは紙を三角に折って糊付けしただけだったのですが、それが折り鶴になり、さらに複雑な折り紙にエスカレートして、毎回驚かされると共に楽しみになっていました。

それが、今回は意表をつくもので驚かされました。世界で一番有名なネズミです。

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裏面にくじの番号がありました。

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reizanは9番でした。3列目の右端です。
2番、5番、8番、11番を引くと3人掛けの真ん中になって精神的に疲れますが、今回は右端ですからラッキーでした。

中身のお菓子は後からいただきました。
班長さんがあそびに行ったときのお土産をそのままくじにされたようです。にくい演出でした。

強力両面テープ [便利グッズ]

尺八の歌口保護用に、電工用のツバ管とコルク板で尺八まくらを作ったのですが、雨降りになって湿度があがったらコルクが剥がれてきました。

元々コルクの裏に糊が塗布されていて剥離紙を剥がしたらそのまま貼りつけられるというのがセールスポイントの品物なのですが、糊はそれほど強くなかったみたいです。

そこで、最近仕入れた秘密兵器を使うことにしました。強力タイプの両面テープです。

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普通に売られている赤白青のパッケージのものより接着力を強くしているようです。

これで貼り直したら剥がれなくなりました。

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両面テープて用途に合わせて、弱タイプ、標準タイプ、強力タイプ、強弱タイプ(片面が強、片面が弱)、超強力タイプといろんな書類があるようです。(

店頭ではほとんど標準タイプしか目にしませんが、ネットショップだと目的に合うものが揃っていて助かります。
欠点はモノの値段より送料が高くなることがあることです。

でも、買いに行くための交通費を考えたら決して高くないかもしれません。

最適な運指 [尺八演奏]

12月に入って、クリスマス曲を五線譜から尺八譜にしてみました。「サンタが町にやってくる」と「ジングル・ベル」のメドレーです。

一曲目の最後の音と二曲目の最初の音の高さが揃うように移調して、最後と最初の小節を重ねて曲のしりとりになるようにしました。

楽譜を作り終えて自分で吹いてみたら吹きにくいところがありました。「サンタが町にやってくる」の最初の部分です。

サンタが 都山譜.png  サンタが町に.png
都山譜ではチ・ハのメリ、琴古譜ではチ・ヒの中メリの部分です。この音の動きはAからBに半音上がります。

ハのメリ(ヒの中メリ)は、第四孔を半開しますが、問題は、チ(第四・五孔全閉)から第四孔を半開に移るときにスパッと切りかわらずに経過音が鳴ってしまうのです。

原因の一つにreizanが下手というのがありますが、そもそも尺八という楽器は半音の変化が苦手です。「尺八吹きを泣かせるには半音階の変化が連続する曲を書けばよい。」と言われるぐらいです。

といっても何とかしてまともに吹きたいものです。実はうまい手があります。替え指を使うのです。

半開するところを「かざし」という方法に変えるのです。眩しいとき手を額につけて日除けにする動作を、手をかざすと言いますが、尺八のかざしは、指孔を塞がないようにその上にかざします。(それぞれ右側が「かざし」の運指です。)

ハのメリ.png  ヒの中メリ 琴古譜.png

指孔からどの程度話してかざすかは音高を確認しながら、適切なかざし方を覚えます。

この曲の場合、かざしを使えばAからBにスパッと切りかわります。

紅白落ちた。 [番外]

2018年の紅白歌合戦の観覧応募をしていたら返信はがきが届きました。

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ハズレでした。応募総数1,085,171通だそうですから当たるのは奇跡みたいなものです。

往復はがきで応募しますから、視聴者が使ったはがき代の総額は6,728万602円にもなります。
日本郵便も毎年この売り上げを当てにしていることでしょう。

トレイン・シミュレーター [遊び]

元カシオペア(フュージョンバンド)の向谷実さんを紹介をした記事の関連で「TRAIN SIMULATOR」を検索したらYouTUbeで山手線一周の動画に行き着きました。

向谷さんはカシオペアのキーボード奏者だったのですが、鉄道オタクでも有名な方だそうです。その趣味が高じて鉄道運転シミュレーターを作られたのが好評を博し、その後のTRAIN SIMULATORに大きな影響を与えたそうです。

TRAIN SIMULATOR山手線は、ソニーのPS2用にソニー・コンピューターエンターテインメントが開発したソフトですが、その動画がYouTUbeにありました。(ここ

全部見るのに1時間7分もかかりますが、電車の先頭車両に乗って進行方向を見ていたい人にはたまらない映像だと思います。

乗客として乗っているときは車掌さんのアナウンスだけしか聞けませんが、途中でいろんなトラブルが発生して東鉄指令(東京総合指令室)とやりとりしているのが聞けるのも勉強になります。

ただ、運転台の計器が車両の中央にあるため違和感を感じるかもしれません。(本物は車両の左に運転席があります。)

煮玉子、失敗。 [料理の勉強]

久しぶりに煮玉子を作ったのですが失敗してしまいました。

手順はreizanレシピの「絶品、煮玉子10個」のとおりだったのですが、殻を剥くときからするっと剥けなくて変だなと思っていました。

味が滲みた頃を見計らって食べようと小皿に取り分けたら、固まっていない黄身がどろーっと出てきました。

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今まで、餡状の黄身を狙ってきましたが、とろとろ流れ出るのは想定外です。

黄身が固ゆでのハードボイルドも流れ落ちるようなとろとろも論外で、餡のような半熟が理想です。

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何回も連続して成功していたので、いつもこの状態が出来るものと思っていましたが、今回は大失敗でした。

原因は茹で時間が足りなかったのだと思います。勿論、レシピどおりにしたのですが、一つ条件が違っていたのは急に寒くなったことです。

冷蔵庫から出して室温に戻しましたが、室温自体が低くなっていたので、鍋に入れてから卵が温まるまでに余計に時間がかかって、その後の固まる時間が短くなってしまったものと思われます。

青山学院大の福岡教授によると、黄身の凝固温度が65℃から70℃、75℃から80℃とのことです。
(これでは黄身が先に固まってしまいそうですが、100℃のなかでも先に白身に熱を奪われますので、黄身が固まる前に白身だけ固めることが可能なのだろうと思います。)

今度は室温に戻すのではなく、50℃の湯に浸けて卵の温度を上げ、すぐに凝固温度に到達できるようにしてみたいと思います。

和楽器体験教室 [三曲]

小学校の和楽器体験教室にボランティアで参加しました。対象は5年生の皆さんです。

最初に「春の海」のウエルカム演奏を始めたところに生徒さんが入場してきて、その後、ボランティアの紹介、楽器の説明があり、その後で「六段(初段・三段・六段)」の演奏がありました。

reizanは「春の海」を吹いたので「六段」のときは休憩です。

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《「六段」の演奏》
その後は、3班に分かれた生徒さんが、箏、三絃、尺八の三つのコーナーを順に巡って楽器演奏の体験をされました。

それぞれの目標は、
箏は「さくらさくら」を弾けるようになること。
三絃は、簡単なフレーズを弾けるようになること。

そして、尺八は音が出せるようになることです。尺八だけ目標が低すぎるような気もするのですが、それでも目標達成率は50%を少し下回るぐらいですから、難しい楽器なのでしょう。

それでも、今回はアマチュアで製管をされる方に児童向けの尺八を5本作っていただきましたので、塩ビ管だけでなく竹の尺八で音を出せた子供さんが何人かおられました。

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《左の5本が児童向け尺八》
製管に当たっては、次の条件で作っていただきました。

1.ほぼ1尺6寸で細身の延べ竹
2.7節でなくても可
3.指孔径は9mm
4.漆の地塗りはしない

この条件にはそれぞれ理由があります。
1.子供さんは顎も手も小さい大人と同じでは無理。細身の方がフィットしやすいし、8寸管よりも6寸管の方が指孔の間隔が近くなって持ちやすい。
2.尺八は管頭から管尻までに7つの節があるというのが大切な要件ですが、1尺6寸の細身の延べ竹で都合よく7節になるものはそう簡単には見つかりません。だから節の数には拘らないことにしました。
3.普通、指孔の径は10mm~11mmですが、手の小さな子供さんは指も細いので確実に塞げるように9mmにしました。
4.漆の地塗りは仕上がりが綺麗になるのですが、半年、一年経過しても漆にかぶれる人が出てきますので、学校行事には不向きですので、管内をカシュー塗装してもらいました。その際にシンナーを使うのでシンナーが抜けるまでかなりの期間がかかりました。(湿度の高い日に、管を裸のまま放置することを何回か繰り返してやっとシンナー臭がしなくなりました。)

尺八をやっている人から見たらナンチャッテ尺八ですが、本物に拘りすぎるよりも、音が出たという成功体験をしてもらうことの方が大切だと思います。

キューブを使ってみました [B級グルメ]

最近のテレビで、鍋料理に使う簡単調味料の宣伝が増えているので試しに買ってみました。

いろんな種類があって迷いましたが、先日、白湯のラーメンを食べておいしかったので、白湯スープの素にしました。

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キューブ1個が一人分なので2個使いました。

材料に白菜は欠かせませんから今シーズン初めて買いました。あとは冷蔵庫にあった豚小間切れと人参だけの質素な鍋です。

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それでも体がほかほか温まって美味しかったです。1キューブ30円ちょっとぐらいですが、普通に調味料を使うともっと安くできるかもしれませんが、調味料の使いかけが賞味期限を過ぎて捨てることになるケースもありますので、少量の料理の場合はキューブも良いかもしれません。

あと、6個残っていますので、今度はラーメンの麵も入れた料理も作ってみたいと思います。

ご葬儀に音源提供 [三曲]

20数年親しくさせていただいていたお箏の先生が亡くなられまして、お通夜とご葬儀・告別式に参列させていただきました。

お通夜には取りあえず馳せ参じてお悔やみを申し上げたという感じです。

故人はお子様たちと離れてお一人で暮らしておられましたので、地域の皆に愛され、音楽やスポーツを通じて楽しく暮らしておられたことを、ご遺族の皆様に通夜振舞いの席でお伝えしなければならないところでしたが、同行の方に連れて帰っていただかないと交通手段が無くなるため閉式後すぐに失礼させていただきました。

その代り、翌日はご葬儀の開始1時間以上前に会場に出向き、お子様方にこれまでのご様子をお伝えして喜んでいただきました。

また、会場にはお箏が展示されていたのですが、お通夜の際には、始まる前に葬儀社が準備したBGMが流れていましたので、これは可哀そうだと思って、自宅のパソコンに保存されている音源のなかから、ご本人の演奏と歌が入っているものをUSBメモリーに入れて、携帯拡声器(マイクだけでなくUSBの音源も再生できるのです。)とともに持参しました。

喪主様に、お箏の陰に拡声器を隠して故人が演奏されている音源を流したいということを申し上げたら、大層喜ばれて了解してくださいました。

葬儀向きの不祝儀曲の代表は「残月」(峰崎勾当が弟子の娘さん(法名:残月信女)が亡くなったのを悼んで作曲した曲)が有名ですが、今回は故人ご本にが演奏し歌っておられることを優先しました。

だから、源氏物語の夕顔に題材をとった「夕顔」はそれなりにふさわしい曲ですが、あとは「近江八景」「岡康砧」「千鳥の曲」と、どちらかというと祝儀曲のような選曲になりました。

その点を喪主様にご説明したところ、曲種よりも故人の声と箏演奏を流してもらえるのが嬉しい、それを一晩で作ってくださったのも有難いとご快諾をいただくことができました。

でも、持参した音源を流すにはもう一つ障壁があります。それは葬儀社の都合です。

最近は音楽葬というのが葬儀メニューの中にありますが、故人の好きだった演奏の音源を持ち込んで流すというのは出来ません。それは音楽著作権の関係です。

著作権をクリアしておかなければならないのですが、持ち込みとなると葬儀社側で可否判断ができません。そのため、葬儀社が著作権をクリアしている音源のなかから選択させられるのです。

それでも音楽葬というぐらいですから、素晴らしい演奏を素晴らしい音で流してくれたらよいのですが、reizanの経験では、ぼこぼこのスピーカーで、ただ音楽が流れていれば良いというような音楽葬に参列したことがあります。その時は本当に故人が可哀そうで涙が出そうになりました。

今回、喪主様とともに葬儀社の責任者の方と折衝したら、あっさりOKしてくれました。

こちらは、演奏している曲の作曲年代が江戸から明治の初めだからPD(パブリックドメイン)になっていることと演奏者は故人とreizanだから全く問題ないという理論武装をしていたのですが拍子抜けしてしまいました。

関係する皆さんの了解を得られたので、音源をセットして、ご葬儀開始5分前までの約1時間、お箏の演奏と歌を流しました。

ご遺族であるお子様やお孫さんに亡くなられたご本人の演奏と歌を聴いてもらって、喜んでもらえて本当に良かったです。合掌

野菜抜型 [便利グッズ]

「サンふじ」が出回るようになって本格的なりんごのシーズンになりました。

何回もご報告しているように、reizanの食べ方(切り方)はスターカットです。りんごを縦に切りのではなく水平に切ってクッキーの抜き型(桜の花びら形)を使って芯を抜いています。

ところが、クッキーの抜き型は最初のほうだけその形をしていますが、途中から円筒形になっています。だからりんごの厚みは型の部分の寸法までと制限されてしまいます。

先日、JRの最寄駅でバス待ちの時間が20分もあったので、駅のコンコースにあるダイソーでウインドウショッピングしていたら、いいものを見つけました。それが野菜用の抜き型です。ハート形と星形で税込108円です。

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どう違うかというと下から上まですべてが型になっています。(途中から円になったりしていません。)

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《左:クッキー用、右:野菜用》
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実際に使ってみました。

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倍ぐらいの厚さに切りましたがもっと厚くても平気みたいです。ただ、あまり厚くするとりんごと型の接触面が増えて抵抗のために型が抜きづらくなりますのでそこそこにしておいた方が良さそうです。

型が大ききなった分、抜き取る量も増えます。

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もっとわかりやすくなるように1個ずつ真上から見てみましょう。

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この差をどうみるか、個人個人違うと思いますが、reizanにとっては許せる範囲です。

トイレに行く間もない [テレビ番組]

2018年12月17日(月)午前0時から、NHK-BSプレミアムのプレミアムシアターで、バーン・スタイン タングルウッド音楽祭が放送されますが、その演奏時間の長さが半端ないです。

民放だったらCMの間にトイレに行くという手がありますが、全部を続けて聴いたら腎臓病になりそうです。

「「キャンディード」序曲」 4時間32分27秒
「セレナードから 第1楽章」 6時間51分24秒
 (ヴァイオリン 五嶋みどり)
「交響曲第3番「カディッシュ」から カディッシュ2」 7時間41分02秒
「「ミサ曲」から 3つのめい想曲」 7時間31分11秒
「「ウエスト・サイド・ストーリー」から」 19時間44分19秒
「「こどもの不思議な角笛」から 「番兵の夜の歌」」 5時間56分28秒
「バレ音楽「アパラチアの春」終曲」 12時間5分03秒
「ハイウッドの幽霊(世界初演)」 15時間22分02秒
 (ジョン・ウイリアムズ作曲、チェロ ヨーヨー・マ)
「交響曲 第2番 ハ短調「復活」 第5楽章から」 19時間29分24秒
「「ウエスト・サイド・ストーリー」から サムウェア」」 3時間3分19秒

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冬大根の季節 [料理の勉強]

10月に、2018年は秋が短いと言っていたら、その後、暖かい日が続いて12月になっても10月初旬のような日までありました。

でも、12月も半ばを過ぎるとさすがに寒くなってきました。これで白菜が美味しくいただけるし、冬大根も安価に出回るようになってきました。

reizanが作る冬大根の料理は漬物二種です。
一つは「大根の醤油漬」で、今シーズン2回目のが冷蔵庫のなかで美味しくなっています。

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そして、もう一つのレパートリーが「大根の千枚漬」です。昨日、今シーズンの初物を漬けました。

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《重しを掛ける前》
これは漬け汁のなかに焼酎50mlを入れているのですが、今回は「いいちこ」を入れさせていただきました。その焼酎はいただきものです。

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先日、仲良しで忘年会をしたとき、流れでスナックに行きました。その店はカラオケでゾロ目の点数がでたら焼酎のミニボトルをくれるという店でした。

reizanもつきあいで歌いましたが恥ずかしい点数しか出ませんでした。それでも、11点でも22点でも33点でも44点でもゾロ目が出れば良いのですが、そう上手くはいきませんでした。

ところが、一緒に行った方がゾロ目を出して焼酎を獲得されまして、その方がreizanを可哀そうに思って焼酎をくださってので、それを使って「大根の千枚漬」を作りました。美味しく漬かったらその方にお届けしようと思います。

うさぎのまくら [お菓子]

ちょっとしたお手伝いをした時に、「うさぎのまくら」というお菓子を三ついただきました。

最初に食べたのが美味しかったので、ほかも同じだろうと思っていたのですが、次に食べた時に肩透かしを食らったような気持ちになりました。

まったく味が違うし、食感も異なります。

個装の右下に「クリーム金時」と書かれていました。同じ名前だけど中身の違うものがあるようです。

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《クリーム金時》
もう一つ残っているのは「抹茶」でした。

では、最初のはなんだったのかとネット(ここ)で検索したらわかりました。「くり」でした。

「うさぎのまくら」には、「くり」と「クリーム金時」と「抹茶」の三種類の味があるので、くださった方はすべての味をチョイスしてくださったようです。

内容がわかりましたので、自分で買うときには「くり」にしようと思います。

班の忘年会 [生涯大学校]

昨日の午前中で、生涯大学校2年生2学期の授業が終わりましたので、昼から、同じ班の皆さんと忘年会に出かけました。

料理は各人ごとに提供されるのですが、その場で加熱する料理は、「ステーキ」か「ふぐちり」が準備されていました。

reizan座った席には「ふぐちり」がありました。班長さんが「好ききらいのある人?」と希望調査をされましたが、reizanは換えたくないので鍋をしっかり睨みつけていました。

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幸い、誰も変更を希望する人は無く、元々のまま食事がスタートしました。

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《冬の九彩盛》
このあと、ジャガ芋饅頭、鮨、汁物、茶碗蒸し、プリンなどが出ましたが、班長さんの計らいで、昼間からアルコールOKのサインが出たので、飲むのとおしゃべりに夢中になって写真を撮るのを忘れてしまいました。

帰り際に、出入り口のところに貼られているポスターが目にとまったので写真に納めました。目を惹いたのは「50%」の文字です。半額と言われるとすぐに反応してしまうのは貧乏性の証しでしょう。

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人参を半分に切る [料理の勉強]

レシピ本を見ていると、調味料の分量が大さじ1、小さじ1などの切りの良い量だけでなく、2分の1、或いは3分の1などと指定されている場合があります。
なかには、材料が半分とか4分の1という場合もあります。

「人参 半本」の場合、目分量で半分だろうと思うところで適当に切っていました。

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でも、寸法で2分した場合、左と右では明らかに量が違います。要は、体積(重さ)で比較しないといけません。

その方法が取り上げられている本がありました。

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取りあげられているのは、人参を3等分する方法です。
人参を円錐形と見做して比率で計算するのですが、内容は本書をご覧ください。

reizanは本の内容を参考にして2等分にチャレンジしてみました。計算で求められたのは白線の位置です。

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どうみても左右の体積(重さ)が同じとは思えません。

そこでハタと気づきました。円錐形と見做している前提が違っているのではないかということです。
よく見ると人参の先端は円錐のように尖っていません。

そこで仮想線を引いてみました。仮想線の先端までの長さを使って計算し直したら、人参の先端から3分の2ぐらいの位置になりました。(人参の長さ15㎝、左から5㎝、右から10㎝の位置)

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実際には仮想線で囲まれた空白の部分だけ右側の量が少ないはずですが、このぐらいは誤差の範囲で済ませそうです。
検証の結果、「人参を半分に切るときは先端から3分の2の位置で切る」というのが良いようです。

もう一つの方法のヒントが「おうちの数学」に紹介されていました。それは縦に2等分するということです。
ケガに注意すればこちらの方が誤差は少なそうです。

扱いにくい分量 [料理の勉強]

冬になると飲みたくなるのが「生姜湯」です。とろみのある生姜湯は冷めにくく、生姜の成分が喉を刺激してばい菌をやっつけているような感じがして好きです。

大抵は生姜湯を買うのですが、そのとろみの素は片栗粉や馬鈴薯澱粉です。溶いてすぐのときは良いのですが時間が経つととろみが消えてしまいます。

その点、本葛粉はとろみが長持ちしますが高価です。

たまには本葛を使ったものを飲みたいと思って奮発しました。

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メインの名称は「くず湯」ですが、裏を見たら、しっかり馬鈴薯澱粉も使っていました。本葛の名前も挙がっていますが、それぞれの比率は不明です。

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それと、実際に飲もうとしたときに困ったことがありました。

沸騰したお湯250ml~300mlを目安にお好みの湯量を注いで混ぜて、ということになっているのですが、

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今使っているマグカップはそんなに入りません。縁まで入れるとかき混ぜられませんからせいぜい8分目までです。

そうなるとマグカップ2杯分ぐらいになります。粉の内容量45gですから半分ずつ重さを量ったら2杯に分けられますが面倒です。従って二人で飲むには不向きです。

商品のコンセプトはどうなっているのでしょうか。250mlも300mlも飲む人て、よほど葛湯に目がない人でしょうか。

幾ら水分補給が大事といっても、腎臓をいたわるために一度に飲む水分の量はコップ1杯(180ml)程度にしましょうと言われています。

どういう人が、どういう飲み方をするのか、本当に不思議です。

reizanが苦手なボランティア活動 [地域活動]

reizanもボランティア活動をしますが、好きなこと・得意なこと以外はしません。

だからやっているのは、尺八関連で施設の演芸訪問や小学校の和楽器体験授業、それと、小学一年生へのあやとり指導、小学三年生への木工指導ぐらいのものです。

reizanが住んでいる地区(戸建住宅団地)には約1,200戸の住宅があって、約3,000人以上の人たちが暮らしています。

reizanと同世代の方は、バブルの頃に関東の各地から移住された方がほとんどです。だから、いろんな経歴をお持ちですし、関心のありかも様々です。

なかでも感心させられるのが草刈りボランティアをされている方たちです。reizanは苦手というよりも、はっきりいって嫌いです。自宅の回りに狭い芝生があったのですが、どこから飛んでくるのか雑草がはびこって嫌になります。

ボランティアは出来ないにしても自宅のことはきちんとしないといけないのですが、「蚊に刺されそう」とか「熱中症になりそう」とか「雨が降りそう」とか「今日は仏滅だから」とか、やらない理由はいくらでも出てきます。

だから、草刈りのボランティアの方たちが、なんでこんな嫌なことができるのだろうかといつも感心しています。

地区の中央部に公園があるのですが、林の中の草が刈られていて、木々の間を散歩したら気持ちが良さそうです。これも草刈りボランティアの方たちの作業のお蔭です。

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もし、ボランティアの方たちがやってくれなかったら、ここは藪のようになっていて、防犯上怖い場所になっていることでしょう。

reizanの不得手な分野ですからお手伝いは無理ですが、せめて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

冬至のイベント [番外]

今年(2018年)の冬至は12月21日でした。この日を境に昼間の長さがだんだん長くなります。
これから春を迎える準備期間になりますから、南瓜を食べて柚子湯に入るお決まりのイベントを実施しました。

家人が買い物から帰ってきて、
「はい、かぼちゃ」
「?」
「今日は冬至でしょ」

要は、南瓜の煮物を作ってくれという催促です。

南瓜の煮物なんてちゃちゃっと出来てしまいますから、快く引き受けました。

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健康を祈りながら南瓜を食べて、その後は柚子湯に入り温まったら湯冷めしないうちに就寝しました。
なんと健康的なんでしょう。

コードプラス・ライト [便利グッズ]

インターネット上で「ChordPulse Lite」という便利なフリーソフトを見つけたので、ダウンロードしてインストールしました。

ChordPulse lite.png
コード名を入力してリズムを選ぶだけで、ドラム・ベース・コード楽器による伴奏を作成できるソフトです。

コードの長さのデフォルトは小節単位ですが、1拍単位でコードを編集することができます。
使えるコードは、メジャー、マイナー、セブンス、オーギュメント、ディミニッシュとonベースコードです。

コード・メニュー.png
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ある有名クリスマス曲の最初の部分は次のようになります。

サンタが町に.png
本当はアウフタクトの曲なのでG7の2拍目からメロディーが始まりますが、3拍のカウントが設定できなかったので、尺八と合わせるときに合わせやすいようにダミーのコードを入れています。

この曲は簡単なコードばかりだったので良かったのですが、小じゃれた曲の伴奏を作ろうとしたら「Dm7」というコードがありました。

ソフトのなかに準備されているコードには、マイナーもセブンスもあるのですが、マイナーセブンスというのはありません。

困ったなと思って作業がストップしなのですが、ほかにも困っている人がいるはずと思ってネット検索したら回答がありました。(ここ

YAHOO知恵袋の解答例は「Am7」でしたが、「Dm7」も同じ理屈で解けるはずです。

Dm7の音の構成は、D・F・A・Cです。D以外の音をみるとファ・ラ・ドですからFコードと同じです。
だから、コードはFを選んで、ベースをDにすれば良いのです。

つまり、Dm7はonベースコードのF/Dと同じものということがわかりました。

そこで、こういうケースが出てきたときにすぐに対応できるように鍵盤コード表を作りました。

鍵盤コード表.png
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コードの種別は11種類ですが、上下に見ていくと半音ずつずれていることがわかります。ということは、Cの行のコード11種類を覚えておけば、あとは半音でいくつずれているか数えていけば必要なコードにたどり着けるということになります。

そんな面倒なことをしなくても全部で132種類です。元素記号より少し多いだけですから若い人だったら覚えられるかもしれません。(元素周期表の覚え方は、ここ

200円ステーキ [料理の勉強]

クリスマス・イブにビーフステーキを焼きました。

肉は一応牛肉ですがグラム200円の輸入肉です。重さは1枚100gちょっとですから、ほぼ200円のステーキです。

大事なのは下処理ですから、
①肉の回りの水分をキッチンペーパーで拭き取り
②包丁の先を刺しながら筋切りをして
③カナダドライのジンジャーエールのなかに浸け込みました。

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ジンジャーは生姜ですから肉の臭い消しになるし、炭酸が入っているから肉が柔らかくなって一石二鳥です。

④10分ぐらい浸けたらジンジャーエールを捨て、水分をキッチンペーパーで拭き取り
⑤添付のスパイスをすり込んで下処理は完了です。

フライパンを強火にかけ、油をひいて、
①肉を入れて30秒
②蓋をして30秒
③肉を返して30秒
④蓋をして30秒
焼いてミディアムレアの出来上がりです。

この手順は慣れていますからなんの問題もありません。

ところが付け合せに、もやしをと思ったら冷蔵庫に無かったので、人参とジャガイモ(メークイン)をスティック状に切って炒めることにしました。

火が通りにくいので電子レンジで下茹でをしておいたのですが、野菜を炒めようとしたところで家人からチェックが入りました。折角温めた肉が冷たくなってしまうという指摘です。

確かにその通りです。同時進行にすれば良かったのですが、フライパンが小さかったので2段階の作業にしました。
その際の順番を間違えてしまったのです。

野菜を後にすれば、肉汁や剥がれ落ちたスパイスが野菜に絡んで良いだろうと思ったのですが、肉が冷めるところまで智恵が回りませんでした。

結局、肉は、フライパンに入れたまま火を消し、蓋をして置いておきました。
そしてもう一つのフライパンを出して野菜を炒めました。

その結果、肉はあまり冷めていませんでしたが、レアではなくなってベリーウェルダンになっていました。(冷凍肉だからそのぐらいの方が良かったのかもしれません。)

乾杯ベル [アイデア]

NHKのテレビで、仏具の御鈴(おりん)をモチーフにした乾杯用の杯が紹介されていました。

真鍮の削り出しで、形はワイングラスのミニチュアみたいです。軸の部分を持って杯を合わせると「チリ~~ン」と美しい音が響きます。
NHKですから商品名やメーカー名を出してくれませんでした。

仕方がないので自分で探してみましたところ、富山県高岡市の小泉製作所の「kanpai bell」という商品でした。(ここ

いいなあと思ったのですが、2個で1万5千円はreizanには贅沢ですし、2個新しいのが入ってきたら、今あるものを2個始末しないといけないので、面倒になって購入は諦めました。

でも、地方の会社がこういう風に知恵を絞って、新たな商品を開発していくのは良いことだと思います。

寝入りばなを暖かくする方法 [便利グッズ]

今の次期(12月下旬)、reizanの寝具は、下がマットレス、夏用敷物(仕舞う場所がないので)、毛布、そして上に冬用羽毛布団、夏用羽毛布団を重ねています。

それでも寝入りばなは、折角、暖房のある部屋で温まった身体が冷やされてしまいます。

そのうちに身体から出る熱が羽毛布団に蓄えられて朝方には薄く汗ばむくらいになるのですが、寝入りばなの寒さだけは何とかしたいものです。

そんな思いを家人に話したら良い方法を教えてくれました。それは布団乾燥機を使うということです。
就寝前に布団乾燥機をかけて、身体の入る部分を暖かかくしておくのです。

布団乾燥機のスイッチを見たら、確かに「あたため」という表示がありました。

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これでやってみたら、寝具のなかが暖かくなっていて快適に眠れました。

布団乾燥機の熱はそのうちに冷めていきますが羽毛布団に蓄えられた熱がそのあとを引き継いでくれるので、暑すぎることもなく快適でした。(熟睡しているので本当のところはわかりませんけど、途中で起きたりしなかったので多分そうだろうと思います。)

逆勾配?施工不良? [メンテナンス]

浴室換気扇がいよいよダメになったのですが、その換気扇が製造中止になっていたので、他メーカーで寸法が合うとネット情報で紹介されていたPanasonicの浴室換気扇を今年(2018年)の2月下旬に購入して取付けました。

ところが最近、換気扇から水滴がポタポタ落ちるようになりました。外気が冷えてきたので浴室内の水分を含んだ空気が換気扇に触れたところで結露しているのだと思われます。

図面では外側に向かって下向きに傾斜しているし、reizanの取付けも施行説明書通りで間違いなかったと思います。

浴室換気扇_0001.jpg
このままでは、浴槽に浸かっているときに右耳の辺りに跳ねた水が飛び散って不快です。

仕方がないので、コーキングを切って、外向きの傾斜をもっと強くしました。

これで大丈夫だろうと思ったら、また水滴がポタポタと落ちてきて、跳ねた水が耳にかかります。

この結果から察するに、原因は逆勾配でもreizanの施工不良でもなかったようです。

現物を確認したら、図の赤線の部分の桟に水が溜まっていました。

浴室換気扇_0002.jpg


水分を含んだ空気は無抵抗にファンの部分を通り抜けていくわけではなく、ファンの周囲の面にも当たっていて、外気との温度差で室内側に結露しているようです。

そしてその水が桟にたまり、支えきれなくなったときに滴下しているものと思われます。

次の対策としては、ファンの周囲にできた結露を桟まで落とさずに、ファンを囲っている筒の方に誘導する方法を考えたいと思います。

ところで、メーカーさんはこのような不都合があることを知っているのでしょうか。知っていたらメーカーさんで対策品を販売して欲しいものです。

続報:
(メーカーさんもこの不具合は承知していました(ここ)。自然現象と開き直って入浴中は換気扇を止めることを勧めています。入浴中に換気扇を止めたら水蒸気が脱衣場側に流れてしまいます。これでは何のための換気扇かわからなくなります。)

業界再編の波 [番外]

年の瀬も押し詰まったので、人並みにお正月の準備でもしようと新聞折り込みのホームセンターのチラシ2枚を見たら、違う店なのに商品のレイアウトがほぼ同じです。さらに値段まで同じです。

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reizanの若いころは産業スパイみたいなのが流行っていて、スーパーや家電量販店では競合店の値付けをいち早く把握して、それより1円でも安く売るというのが実際に行われていましたが、そんな自分の首を絞めるような商売はあまり見かけなくなりました。

でも競合店が全く同じ値段というのも、それはそれで変な感じのものです。

不思議だなと思いながらチラシの隅々まで見ていたら答えがわかりました。ある持ち株会社の傘下に入ったということでした。
一社は前からその持ち株会社の傘下でしたが、競合していたもう一社も傘下に入ったということです。

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かなり前に業界再編の波というのがあって、いろんな業界で上位3位ぐらいまでが大手で、そこに入っていないといずれは消えてなくなるか、大手に吸収されてしまうという動きがありました。
いまでもそういうのが続いているのですね。

DCMブランドて、最近よく目にするようになりましたが、DCMには次のような意味があるらしいです。

DCM.jpg
たぶん、自分のスタイルを作ろうと呼び掛けているのだろうと思いますが、Yourstyleでないところが意味深です。

熱交換ではなかった [尺八演奏]

NHkテレビの「チコちゃんに叱られる」の番組予告で、『熱いときに「ふー」、寒いときに「はー」って息を出しますが、あれはなんで?』というのがあって興味を惹かれましたが見逃してしまいました。

「はー」と息を出すのは尺八を吹くのにも関係しているから気になったのです。知らない方は、尺八を吹くのだったら「ふー」だろうと思われるかもしれませんが、実は呼吸法に関係しているのです。

「ふー」と吹くとどうしても胸式呼吸になりがちです。でも尺八は腹式呼吸で吹くものです。

腹式呼吸をしてくださいといっても緊張してなかなかコツがつかめない方がいらっしゃいます。そういうときは、冷たい手を温めるときに「はー」と息を吹きかけますね、そのときの要領で息が続くかぎり「はー」と吐いてみましょうというと、たいていの方ができます。

次に、お腹に手を当てて、お腹がこれ以上凹まなくなるまでゆっくり息を吐きながら「はー」と言ってください、というとその通りにしてくれます。

この、お腹が凹むように息を吐くのが腹式呼吸です。このコツさえわかれば後は慣れるだけですから簡単なことです。

でも、「はー」では尺八は吹けません。1拍も吹かないうちに息が尽きてしまいますから音楽になりません。

ではどうするかというと、唇を閉じたままお腹をへこませていきます。そうすると肺が押されて肺のなかの空気が口腔に入ってきます。そして、最初の話と矛盾するようですが、その圧に耐えられなくなると閉じた唇にすき間ができてそこから「ふー」と空気が漏れ出します。

尺八を吹くときは、この漏れ出た息の流れを利用するのです。その息の流れは薄く狭く、そして音が鳴るスイートスポットに向かって吐き出されなければなりません。

だからreizanが尺八を吹くときは開こうとする唇のすき間をできるだけ薄く狭くするように、唇を閉じようと口輪筋を働かせています。
この動作は結構つらいらしく、初心者の人だと唇がプルプルふるえて演奏ができなくなることがあります。

reizanもまだ上手くできなかった頃に、尺八の先生に、口輪筋を鍛えるにはどうしたら良いでしょうかとお尋ねしたら、口輪筋の筋トレ器具は無いのでたくさん尺八を吹くことですね、と言われてしまいました。
確かに、何十年も吹いていると初心者の人よりも口輪筋が強くなっていることがわかります。

話しが脱線してしまいましたが、チコちゃんの話に戻します。

熱いときに「ふー」、寒いときに「はー」は、口腔を熱交換器にしているのではないだろうかと考えました。
「ふー」は口腔壁の水分に触れて冷やされた空気が出ていき、「はー」はほとんど口腔壁に触れないまま出ていくので温かいままということではないだろうかと考えたのです。

テレビを見た方から答えを教えていただきました。「ふー」と吹くと周りの空気を巻き込み運ぶ空気の量も増えるので温度が下がるとのことでした。確かに、唇を出たところからスピードがついています。

reizanの答えは間違っていましたが、自分のアタマで考えると、たとえそれが違っていても、正解を知ったときにそれがいつまでも記憶に残りますから、良い行動だったと思っています。

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