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スーパーのど飴 [お気に入り]

reizanは団子っ鼻なのですが、鼻腔が狭く知らずに口呼吸していることがあり、のどを痛めやすいです。

そんなreizanの強い味方がのど飴です。咳・声・喉の専門メーカーをはじめいろんな種類を試してみました。

そして最終的に落ち着いたのがこれです。

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口に含むとメントールがクゥッーと口中に広がって爽快な気分になります。そしてのどの痛みも軽くなります。

カンロの製品で名称は「スーパーメントールのど飴」というらしいですが、reizanのなかでは「スーパーのど飴」で通じます。

こんなパッケージなのですが、ドラッグストアやスーパーで置いているところと置いていないところがあるのと、杉花粉症のシーズンが過ぎると商品の種類を減らすところがあって、置いている店の情報はとても重要です。

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無駄な買い物でした [番外]

reizanが公園デビューをしました。これまで屋外で尺八を吹いたことはなかったのですが、周りに民家が無くて朝のうちだったら人の迷惑にならない場所を見つけたのでチャレンジしてみました。

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風対策のために音譜は洗濯ばさみで押さえています。

風に関しては吹奏にも影響します。前・横・斜めのどの方向から吹いてくる風も歌口付近の微妙な息の流れを乱して音に影響しますので、風があっても良い音を出す吹き方を工夫したりして勉強になります。

環境としては2つの問題点に気づきました。

一つは、雨の日のあとのことです。雨の日は当然パスしますが、雨が上がって良い天気になったところで公園に行ってみたらベンチも濡れていない、ということでベンチに座って吹き始めましたが、尻のあたりがじわっと湿ってきました。
木の表面は乾いたように見えても内部には水分が残っていてそれが作用しているようです。

もう一つは、蚊です。
暖かくなってきたら蚊の姿が見えました。そうなったらもう中止するしかありません。

蚊対策をしようとドラッグストアに行きました。効果が確実なのは渦巻の蚊取り線香です。
でも、尺八と音譜と譜面台を持っていくのでこれ以外に大きなものは持てません。

そこで目に留まったのが腕時計タイプのものです。

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「どこでもベープ №1未来」です。乾電池式でスイッチがついているので管理も簡単そうです。
また価格も手ごろだったので買い求めました。

これを手首に着けて公園に行きました。尺八を吹くときは邪魔になるのでスイッチを入れてベンチの上に置いておきました。

ところが蚊に刺されたのです。

何故だろうと思って帰宅してから調べてみたら、想定外の事実が分かりました。

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適用害虫のなかに「蚊」が入っていなかったのです。
ユスリカもチョウバエも吸血性はありません。敢えて忌避する必要のないものだったのです。

今度は渦巻の蚊取り線香を入手しようと思います。


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梅雨に備えて [生涯大学校]

梅雨を迎える前にmy傘の写真を撮りました。

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生地が厚く、ぼてっとしているのですが、普通よりもカバーする範囲が広くてお気に入りです。

この傘が一時行方不明になったことがあります。まだ生涯大学校に通っていたころのことです。

午後から雨の予報だったので最寄り駅から20分かけて徒歩通学のreizanは、当然、愛用の傘を持って登校しました。

そして予報通り昼休みに入るころから本降りになってしまいました。でも傘を持ってきている安心です。

と思ったのですが、授業が終わって傘置き場に行ったら自分の傘がありませんでした。
傘置き場には先輩たちが残していった持ち主不明の傘あって、これは自由に使ってよいことになっています。

reizanの傘は明らかにこの傘の一群とは離れたところに置いていたのですが誰かが持って行ってしまったみたいです。

間の悪いことに、この日はグループ活動の日で昼から外に出ていくグループがありました。朝は天気が良かったので駐車場から傘を持たずに歩いてきた人が、急な本降りで貸し傘と間違えて持って行ったのでしょう。

仕方がないのでその日はしょぼい貸し傘を借りて帰りました。
そして、翌週の授業前に傘を間違えて持って行った人がいるはずだから返すようにと案内してもらいましたが、返却までに一か月もかかりました。

この時に思ったのが、どんな傘だったのかが伝えられなかったから、持って行った人は自分が持ち帰った傘で困っている人がいるという発想に至らなかったのではないかということです。

傘の写真があればプロジェクターで映すこともできるし、写真を掲示することもできます。そのためには写真を撮っておくことだと思ったのです。

そう考えると、万一空き巣にあった時、何を盗られたかを示すためには写真が一番だと思いました。

衣類も整理が悪くてどんなのを持っているかわからなくなっていつも目の前にある同じようなものを着ています。衣類も写真に撮って管理すればもっと有効に活用できるのではないかと思います。そのためのスマホアプリもあるようです。


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関西限定版をゲットしました [B級グルメ]

「赤いきつね」(うどん)と「緑のたぬき」(蕎麦)に関西風だしの関西限定版があることを知り、いつか食べたいと思っていましたが、現物を入手しました。大抵のことは願えば叶うものです。(叶いそうもないことを願わないから叶う確率は高いです。)

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まずは、「緑のたぬき」を食べてみることにしました。

そこで失敗したのが茹で時間です。うどんの感覚で15分も茹でてしまいました。パッケージを見たらうどん5分に対して蕎麦は3分が推奨時間になっているではありませんか。

蕎麦が伸び切ってしまうところでしたが、手打ち麺ではないためかその点はなんとか大丈夫でした。

出汁は関西風でしたが、なんだか、うどんの出汁でそばを食べているようで違和感がありました。
出雲そばを例外として蕎麦といえば東日本のものですから出汁を敢えて関西風にする意味があるのかなという気がしました。

北九州出身のreizanが蕎麦を食べ始めたのは関東に移ってからですので、醤油ベースの蕎麦つゆしか知らないというのが原因かもしれません。


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歯が丈夫 [番外]

71年生きてきて何の取り柄もないreizanですが、歯と歯茎が丈夫なところだけは自慢できます。

それは、八幡製鉄所の「堅パン」を歯固め代わりにしていたからではないかと思います。

乳児のころのことはよく覚えていませんが、歯が立たない頃はしゃぶっていて、ある日歯で噛んで割れたときからかみ砕くようになったのではないでしょうか。子供って案外用心深いから、歯が折れるほど硬いものをかみ砕こうとはしないような気がします。

そんなことを考えたのか考えなかったのか分かりませんが、周りの大人の人から「硬パン」を与えられて丈夫な歯を育むことができました。

半年に1回、歯医者さんで歯石除去をしてもらっていますが、処置の前に歯茎のポケットの深さと歯のぐらつきをチェックしてくださいます。

そしてその結果を書いた紙とコメントを頂けるのですが、いつも「年齢の割に丈夫な歯を持っておられる。これからも大切にしてください」と言っていただいております。

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ポケットの深さはほとんどが1㎜ですが2㎜があったのはショックでした。歯のぐらつきはゼロでした。

80歳まであと9年、もしそこまで生きられたとしたら「8020」は達成できそうです。


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日本笑い学会 [知識・情報]

日本笑い学会所属の方の講演を聴く機会がありました。日本笑い学会て初めて聞く名前ですが、こんな団体です。

reizanが理解した講演の要旨は次のような内容でした。

我が国の国柄は笑いに満ちていました。
国の始まりといわれる天岩戸開きのときからそうです。
須佐之男命(スサノヲノミコト)の乱暴ないたずらに怒った姉の天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸にお隠れになったことがありました。太陽神が隠れたので世の中は真っ暗になり禍が頻発しました。

困った八百万の神が相談して天岩戸の前でいろんなことを試されますがうまくいきません。そこで登場するのが天鈿女命(アマノウズメノミコト)です。

天鈿女命は天の香具山の天の日陰を襷にかけ、天のツルマサキをかづらとし、天の香具山の笹の葉を束ねて手に持ち、天の岩屋戸の前に桶を伏せて乗り、踏み轟かして神懸かりになりました。

胸の乳房があらわに出て、衣の紐が解け陰部まで押し下がって垂れました。(日本初のストリップショーといわれている場面です。)

それを見て、八百万の神々が高天原中に鳴り響くほどみんな大笑いをしました。

自分が隠れて世の中は真っ暗闇のはずなのに笑い声が聞こえるとは妖しやと、天照大御神が天岩戸を開けて顔を出したところを、手力男命(タジカラヲノミコト)が岩戸を開け放ち、思兼神(オモイカネノカミ)に手を引かれて天岩戸から出てきました。そして世の中は再び明るく平和になったとのことです。

長々と書きましたが、ポイントは八百万の神々が大笑いをした、というところです。

ここから日本の国の歴史はスタートしました。

そして、その後の神道や仏教も笑いを許容するものでした。今も残る「笑い講」や広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像に代表される笑顔の仏像がそのことを特徴づけています。(キリストの場合は受難の像ですから笑っている像を見たことがありません。)

芸能面でもこの流れを受けて万歳から漫才が生まれ、仏教影響を受けた落語(「こんにゃく問答」が好例)が発展しました。そのほかにも笑いにまつわる祭りや行事がたくさんあります。

江戸時代の終わりごろ押し寄せた外国人から見た日本人の印象は「へらへらしている」だったらしいですが、まさに笑う人たちだったわけです。

それが今では笑わない人が多くなっています。世知辛い世の中になっていますから、笑わない理由はちょっと考えただけで10ぐらいすぐに思いつきます。

本当は日本人は笑う民族です。
再び笑って暮らせる世の中になって欲しいものです。そのための研究をしているのが日本笑い学会です。

というようなことだったと思います。(論旨が間違っているとしたらreizanの責任です。)


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この椅子が良い [お気に入り]

旅先でこの椅子に出会いました。ずっと座っていても疲れません。

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この椅子だったら何時間でも尺八の練習ができそうです。

座面の裏を見たら「Calore」と書かれたシールがありました。

これをキーに検索したら、ここにありました。sou・souとのコラボ商品のようです。

でもページの末尾に嫌なことが書いてありました。

サイトに掲載の椅子やテーブル、ソファー等はオフィスや商業施設向けの業務用家具ですので、一般のご家庭への販売はしておりません。」だって、せっかく買う気になったのに残念でした。

シューメーカーに3本脚の似たようなのがありますが、座り心地は比べ物になりませんでした。
欲しいのに買えないものもあるということを初めて経験しました。


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値付けの不思議 [番外]

家人と旅行したときのことです。ホテル備付けのボディソープの使用感が良くなかった(洗い流してもぬるぬる感が残る)のでドラッグストアで石鹸を買うことにしました。

牛乳石鹸の赤箱が良いと聞いていたので探したら6個入りしかありませんでした。本当は2個あれば十分だったのですが、残っても家で使えるからと考えてそれを買い求めました。

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6個入りで税込300円ぐらいでした。
家人の記憶では3個入りも同じぐらいの値段だったので、1個の大きさが違うかもという話がありました。

後日、旅先で別のドラッグストアに立ち寄ったときに、牛乳石鹸の赤箱を探したら6個入りと3個入りの両方がありました。ホテルに帰ってデータを調べたらどちらも1個の重さは100gでした。

そこで疑問に思ったのが値段のつけ方です。2軒目のドラッグストアの税別価格は、3個入りが270円、6個入りが284円でした。

個数は倍なのに値段は倍とかではなく、たった14円の差しかありません。これだと絶対に6個入りを買う人しかいなくなると思うのですが、3個入りの存在意義の解明ができません。


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知らないということは・・・ [番外]

ネットサーフィンをしていると、時々「あれっ?」と思うことがあります。

これもその一つです。

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おかしいのは「在銘あり」の部分です。

尺八の場合、銘というのは製管師の名前を印した焼き印のことです。
「在銘」だけで「銘在り」ということですが、これに「あり」をくっつけると「銘在りあり」となってしまいます。

「婦人の女性」と言っているようなもので恥ずかしい間違いですが、案外reizanブログにも同じような間違いがあるかもしれません。他山の石としたいと思います。


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缶詰のご馳走 [B級グルメ]

知らない土地のスーパーを覗くと普段見かけないものがあったりして発見の喜びを感じることがあります。

今回見つけたのはこれです。

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以前、観光地のお土産店で見かけて買ったときは500円ぐらいでしたが、今回は半額ぐらいで入手できました。

小学生の頃は缶詰ではなく、給食のおばちゃんたちが調理してくれたものをコッペパンと一緒に食べましたが、現在は大人なので日本酒の当てにしていただきました。

サーロインステーキとどちらが良いかと問われたら甲乙つけがたいですが、「鯨の大和煮」のほうをとると思います。本当に美味しかったです。


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竹製リーフレック風 [尺八改造]

「リーフレック」というオランダで開発された管楽器用演奏補助具を入手したことを書きましたが、確かに音は良くなるものの中継ぎの位置を中指で押さえるため取付け位置に苦労します。

最も安定するのは、留め具の玉を真裏にしてリーフレックを手とは反対の側面に固定することです。これで支障なく演奏できるのですが、側面のリーフレックは客席からまる見えですからよろしくありません。

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そこで、竹でリーフレックもどきを作ってみたらどうだろうかと考えました。
使う材料は、吹く人に合う管頭の径を調べるために作ってもらった管頭サンプルの中から、ほとんど使うことのない太いものを流用しました。

鑿で適当な幅に割って、中継ぎの籐を巻いた部分をかわすために長さ30㎜の窪みを削りました。(写真は2個分です。滅多に使うことのない一分鑿が役に立ちました。)

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そして、左右に15㎜ずつの接触部を確保して切り分けました。

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それを正面からは見えない尺八の真裏に取り付けました。

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横から見るとこんな感じです。

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尺八との接触面はきちんと作り込んでいないのでかなりラフです。

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これで実際に演奏してみてどうだったかというと、大成功でした。明らかに音が良くなります。

家人にも聴いてもらったら「ない方が音が広がる」と言うではありませんか。ない方が良いという意味かなと思ったらそうではなくて、付けてない方は音が散漫になるということでした。

付けると音がギュッとまとまった感じになって、この方が良いという感想でした。
一応reizanの目論見は成功したので、今度は、長さや幅、それに接触面の仕上げなどを改善していきたいと思います。
それと、竹の色に紛れる色のゴム紐も見つけなければなりません。


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2000万円不足するそうな [番外]

税務署に届け出済みの尺八教授と包丁砥ぎでは生活費の足しにならず、もっぱら年金で暮らしているreizanですが、金融庁の金融審議会 市場ワーキング・グループが「95歳まで生きようと思ったら2000万円不足する」と報告書で発表したものですから少し心がざわついています。

年金だけでは暮らせなくなるから投資をしなさいと言うことらしいのですが、自動車がないと暮らしていけないと言われる地域でマイカーも持たずぎりぎりの生活をしているreizanにとっては、原資がないのにどうやって投資するのという感じです。

そもそも、2000万円不足するというのはどういうことよ、と思って原典を当たってみることにしました。(原典は、ここ

2000万円というのは次の文章の中に出ています。(前段の、金融資産の平均保有状況で夫婦世帯は2,252万円というところから他人事のような感じがします。)
「毎月約5万円の不足額が発生するから30年で約2,000万円の取崩しが必要になる」とのことです。

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どういう計算をしているのか探してみたら、次のようなことでした。
夫65歳以上、妻60歳以上の無職の夫婦世帯では、毎月の実収入が209,198円、実支出が263,718円で、毎月の赤字額が約5万円(54,520円)となっています。

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これを見て「ちょっと待ってよ。」と思いました。
入るを量りて出(いずる)を制す」という言葉があります。投資に走らず収入に見合う生活をするのが当たり前の生き方ではないでしょうか。

そうすれば2000万円不足することもないわけですからreizanには無関係な報告書でした。だから危うい投資に走る必要もありません。大山鳴動鼠一匹でした。

偉い先生になると子供でも分かる理屈が見えなくなるものでしょうか。


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関西限定「赤いきつね」 [B級グルメ]

関西限定「赤いきつね」を食べてみました。

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熱湯5分と書かれていますが、reizan流は熱湯15分です。
これで麵はくたくたになりますから、食感は博多うどん風です。

あとはスープが問題ですが、確かに出汁の効いた関西風の味付けで美味しかったです。

そこで思ったのですが、日清のどん兵衛には関西限定がありません。
どん兵衛の味を思い返してみたら関東の人にも関西の人にも受ける万人向きのスープだったような気がします。

製造コストの面ではシンプルにした方が効果的ですのでどん兵衛に分があるような気がします。


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夫婦茶碗 [お気に入り]

夫婦茶碗(ご飯茶碗)を買い揃えました。家人はお揃いを嫌がりましたが良い器だったので強行しました。

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最初は右側のをほかの人のために買ったのですが割ったら勿体ないと使ってくれず、結局我が家の備品となって家人が使っています。

reizanが食後の洗い物をした時に、この茶碗は丈夫だし、ご飯が美味しくなりそうと思ったので、この際、同じ作家さんのものを購入しました。

鈴木明美さんという作家さんで、ご本人から直接買わせていただきました。

旅行先で買ったので、サイズ(reizanも小サイズの茶碗で十分です)を間違えたのが想定外でしたが、使い勝手には十分満足しています。

茶碗の中と外に道が描かれていて、風景や乗物が散りばめられています。
内側に関しては、家人のはバス停で、reizanのはバスが走っています。家人はこれを見て仲良しみたいだから嫌だと言います。

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文化箏 [和楽器]

あるフリーマーケットの会場に立ち寄ったときのことです。どこかから箏の調べが聞こえてきます。
どこだろうと探してみたら露店のオーナーさんが客寄せに「さくら」を弾いていたのでした。

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タープテントの中で衣類や服飾雑貨などを売っている店でした。本物の箏だと6尺(約182㎝)もあって場所を取りますが、これだとテーブルの上にちょこんと載っていてそれほど場所を取りません。
外国の人もたくさん訪れる場所なので英語のコメントが掲示されていました。reizanには意味が良くわかりませんでしたが、「bunka-goto」だけは理解できました。

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「This instrument is called Bunka-goto.
   It is 90cm long.(about 35 inthes)
   There are 13 strings with different sounds.
   We tune 13  strings up with each
   Please enjoy」

袋の影に隠れている部分があるかもしれません。

google翻訳は次のように訳してくれました。

  この楽器は文化後藤と呼ばれます。
    長さは90cmです(約35インチ)
    音が異なる13の弦があります。
    それぞれ13の弦をチューニングします
    お楽しみください


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新幹線にウォシュレットが [設備関係]

「ウォシュレット」というのは商品名で一般名称は「温水洗浄便座」ですが、どこのメーカーのでもセロハンテープをセロテープと呼ぶのと同じで、シャワートイレでもビューティ・トワレでもクリーンウォッシュでもウォッシーでもサンウォッシュでもサワレットでもシャワレッシュでも同様の機能を持つものは「ウォシュレット」という名称ででくくられることがあります。

ホテルなどで設備一覧に「ウォシュレット」と書かれていても実際には「シャワートイレ」だったりしてがっかりすることもあります。

ところで、このウォシュレットが最初に列車に搭載されたのはJR東日本の新幹線E2系1000番台のグリーン車でした。
搭載されて間もないころ、東北方面に出張した際に現物を見てみようと思ったのですが、普通車とグリーン車の境に乗務員さんの部屋があって通り抜けられず見ることができませんでした。

それ以来関心が薄れていたのですが、先日、JR東海のN700新幹線に乗ったら、なんと普通車のトイレにウォシュレットがついていました。(すべてのN700系に搭載されているかどうかはわかりません。)

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10数年前はエグゼクティブが乗る車両だけの特別なものだったのが、今では庶民が乗る車両にまで普及してきていることを知りました。

昔は特別だったことが今では当たりまえになっていることって結構ありそうです。


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運指の勘違い [尺八演奏]

尺八という楽器はほとんど例外なく(オークラウロというのがありましたけど)指孔を直接指で塞いだり開けたりして音階を作ります。

フルートの場合ですとキーを押すか押さないかですからある意味デジタルです。その点尺八は超アナログな楽器です。

指孔を塞ぐと開けるだけだったらフルートと大して変わりませんが、指孔を微開するとか半開するとか半分より少し広めにあけるとか、その尺八の特性に合わせて奏者が正しい音律になるように指孔の塞ぎ方を調整しなければならないという難しさがあります。(最近は、そのアナログさが面白いということで外国の方に人気が出てきているようです。)

一緒にやっている皆さんは全員が琴古流ですが、歌謡曲の伴奏をしていたら、ツのメリ(琴古流では、ツの中メリ。1尺8寸管でE音)の音がreizanの音より低くて嫌な響きになっていました。

琴古流では「ツのメリ」の運指は、第2孔から第5孔までは全閉し、第1孔を半開する(下半分を開ける)ことになっています。

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ところが、皆さんの運指を見てみたら指孔の4分の3ぐらいが塞がっています。これだったら音律が低くなるわけです。

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演奏するとき指孔がどのぐらい開いているかは奏者自身からは見えません。ではどうやって正しい運指を身につけるかというと、チューナーを使ったり師匠に音を聴いてもらいながら、正しい音律の時に指孔の縁が指の腹にどう当たっているかというのを感覚で覚えるのです。

ツのメリの場合は、第1孔の上の縁を指の腹で感じるようにするのですが、サークルの皆さんは全員が指の幅の中央を指孔の縁に合わせていました。

これはちょっと違います。指の幅の方が指孔より広いのですから、その幅の中央を孔の縁に当てたら、孔が半分以上塞がれるのは当たり前です。

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それに、指孔を押さえたときに指の幅が若干広がりますからその分も考慮しなければなりません。

都山流では第1孔をかざしという方法で行うことになっていますが、reizanは前後の音との流れで半開とかざしを使い分けています。

reizanの感覚では、半開の場合は指の幅の下4分の1ぐらいのところに指孔の縁があるのを感じながら吹くとツのメリの音律になります。(最終的には鳴っている音の高さで指の位置の可否を判断します。)

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料金設定の不思議 [番外]

国宝彦根城を見学しに行ったときのことです。先に長浜の街を散策したので、彦根に着いたのは午後4時を過ぎていました。

管理事務所の料金所に彦根城博物館の催し物の案内が出ていて、これも興味深かったので両方を観ることにしました。

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両方を観ようと思ったらセット券がお得ですからこれを買うことにしました。

ところが、料金所の係の方が、「庭は閉まっているので観られません」と仰います。
元より庭には興味がなかったので「お城と博物館で結構です」と申し上げたら、

「1300円です」
「えっ?1200円じゃないんですか」
「お城と庭の共通券が800円で、博物館が500円ですから1300円です」と、
小学生レベルの算数もできないのかというような怪訝な表情で説明してくれました。

「セット券を買って、庭を観ないというのはダメですか」とお尋ねしたのですが、その意味が通じなかったみたいで、「1300円です」と繰り返されるばかりです。

最終的にはセット券で入場させていただいたのですが、強引な客に押し切られたと思っておられるかもしれません。後味の悪いやり取りでした。

そもそも料金表の順番が変だと思います。
普通の表示は、共通券、博物館、セット券の順番ではないでしょうか。「城と庭」、「博物館」をそれぞれ単独で観るよりも全部をセットにすると安くなりますよというストーリーに合わせて表示するのが普通だと思うのですが、reizanのほうが変なのかな。


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醤油かけうどん [B級グルメ]

今年も8月初めの土日に地域の夏祭りがありますが、老人クラブの露店で販売する食べ物の検討がすでに始まっています。

一昨年までは「牛丼」を出していたのですが、食中毒予防の観点から保健所の指導はご飯ものバツとなっていました。おにぎり、カレーライスなどもバツです。

そのことがわかって昨年は長崎皿うどんにしたのですが、会員の高齢化が進んでいるため、準備に手がかかるものは避けて買ってきたものを売る案が出ました。

でも、まだまだ元気な会員もおりまして、昨年、reizanが候補の一つとして提案した「醤油かけうどん」(かけるのは少量の醤油です。ぶっかけうどんの場合はかけ汁を調合し量ももっと多くなります)が今年の候補にあがりました。

reizanレシピではトップバリューの讃岐うどん(乾麺)を茹で戻す案でしたが100杯、200杯となると茹で時間がかかって作業が大変です。それでボツになったのですが、女性役員さんが「シマダヤ 流水麵うどん」を使うことを提案され、一気に現実味を帯びてきました。

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流水麵を水に晒した後、ざるで水を切り、丼に入れて醤油を掛け、トッピングを載せて完成という手軽さです。

トッピングの案の中に茹で卵と紅ショウガがあがっていましたが、これは完成品を想像しただけでちょっと違うような気がしました。

reizanだったら、
流水麵の半袋を一人分として丼に入れ、ヤマニ醤油小さじ1を回しかけ、その上にトッピングとして、刻みねぎ、おかか、入りゴマを振り掛け、温泉卵を割り入れます。茗荷やおろしショウガも美味しそうですが好みが分かれるところですからこれはお客様が自分でトッピングする形でも良いと思います。

それと、醤油は小さじ1で十分美味しいのですが、きっと醤油が足りないというお客様が出るはずですから醤油差しも準備しておきたいです。

自分のレシピ案がまとまりましたので自宅で試食をしてみました。

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茗荷と生姜は入っていませんが、これだけで十分美味しかったです。
これは夏祭りだけでなく、自宅でさっぱりしたものを時短調理で食べたい時にも使えそうです。


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五角箸 [お気に入り]

テレビの番組で箸づくりの職人さんに転職して方が紹介されたとき、その方が「奇数角の箸が握りやすい」と仰っていました。三角箸、五角箸、七角箸のことです。

このことを覚えていたので、手づくり市で五角箸を見つけた時に迷わず買い求めました。

早速使ってみましたところ、ちょっと太めですが使いやすかったです。
ただ、長すぎて食洗機(reizan宅では乾燥機としてしか使用していない)に収まりませんでした。

そこで、寸を短くしようと思いました。
先の方を切り落とすとものをつかむところが太くなるので、反対側を切り落とすしかありません。

ということで、毛引きを使ってカットする線を入れました。

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右側が切り落とす線です。切り落とした後、左の線から橋の中央に向かって鉋をかけて元の形にするつもりでした。

ところが、家人から、箸を洗ったら拭いて箸立てに立てておけばと指摘されて、なるほどと思い今は毛引きの痕が単なる模様になっています。


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重要なお知らせ [パソコン]

インターネットのプロバイダから重要なお知らせと書かれた手紙が届きました。

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用件は、
・4月1日から5月31日の間に、reizanのメールアドレスに不正アクセスが確認された
・メールアドレスパスワードとメールソフトの設定変更をしてください
・6月23日午前10時までに変更しないとプロバイダがパスワードを変更します
・変更後はメールの送受信ができなくなります。
ということでした。

不正アクセスには心当たりがあります。多分、犯人は自分です。

対象期間の間に旅行をした際に、旅行先で普段使いとは別のパソコンとスマホでメールのチェックをしました。多分これが引っ掛かったのだと思います。

案内されたURLを見て変更しようとしたのですが上手くいきません。
そこでプロバイダのサポートディスクに電話して事情を説明し、何とかなりませんかと相談したのですが、機械が自動的に処理するのでどうしようもありません。期限までに変更を終えてくださいとお願いされました。

仕方がないので再度チャレンジして数時間後にようやく変更できたと思います。
というのが本当に変更できたかどうか自信がないからです。どちらにしても結果は6月23日以降にわかります。

楽しみなような怖いような複雑な気持ちです。
元々、パソコンが使えていること自体が自分でも信じられないことですから、イレギュラーなことが出てくると精神的にもよろしくないです。


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ヴォーリズ [大工の勉強]

京都に行ったとき地元のローカル番組を観ていたら、建築家ウィリアム・メリル・ヴォーリズの設計した建物の痕跡が残っているところがあると紹介されました。

その場所は、四条烏丸の近くの大丸(デパート)です。錦市場に近い側に開いた地下に降りる出入口を入るとありました。

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ヴォーリズは、帝国ホテル(現在は正面玄関部が明治村に移築保存されている)の設計で有名なフランク・ロイド・ライトと同じくアメリカから来日し、大正初期に多くの様式的な建物を残しました。

建築家であると同時にキリスト教の伝道師であったヴォーリズは、関西を中心に多くの建物を残しています。(ここ

また事業家の一面も持っていて、メンソレータム(現在その名はロート製薬に移り、メンタームの名で販売)の近江兄弟社を興し、病院や学校も経営しています。

ライトは帝国ホテルの完成を待たずに帰国してしまいましたが、ヴォーリズはそのまま残り帰化して日本人になりました。(日本名:一柳米来留。「アメリカから来て留まる」という洒落です。)

妻の一柳満喜子は、NHK朝ドラ「あさが来た」のモデルになった広岡浅子(広岡家の婿になった兄の義母)の後押しで結婚したという経過があり、当時の人間関係が垣間見えて興味深かったです。(大同生命のサイトに関連記事があります。ここ。カーソル移動キー(← →)を操作するとページが移動します。)

ネットで調べてみたらヴォーリズの生涯を書いた「屋根をかける人」(門井慶喜著)という本が2016年に出版されていました。図書館に蔵書があるようですので借りてみようと思います。

また、戦後、米国の女流作家が満喜子に取材した「Bridge of Love」が、2010年に「メリル・ヴォーリズと一柳満喜子:愛が架ける橋」というタイトルで出版されていますが、国会図書館か中古本に頼るしかなさそうです。


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永六輔さんのサラメシを作ってみました [料理の勉強]

NHKの人気番組「サラメシ」で永六輔さんが愛した「目玉焼きごはん」が紹介されました。

調理過程も再現されていました。
1.熱した中華鍋に油をひく
2.卵1個を割り入れる
3.白身が少し焦げたぐらいで二つ折りにする
4.鍋肌に醤油を注ぎ砂糖を加えてかき混ぜ、卵の両面に絡める
5.丼にご飯をつぎ、その上に目玉焼きを載せ、上から残った煮汁を回しかける
6.食べる前に卵をぐちゃぐちゃにほぐし、ご飯とかき混ぜる

これは簡単そうですからやってみました。

醤油はヤマニ醤油を小さじ1、砂糖は小さじ半分ぐらいにしました。

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大変美味しくいただきました。

永さんはせっかちな方だったと紹介されていましたが、確かにこれはせっかちな人の食べ物のような気がしました。


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学食を食べてみる [料理の勉強]

京都に旅行した時、一般人も利用できる学食があることを知り、実際に訪ねてみました。

最初に行ったのは同志社大学の学生会館にある「Hamac de Paradis アマーク・ド・パラディ寒梅館」です。
日替わりランチAセット550円でした。(ここ

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黙っていると、ご飯はこの3倍ぐらいよそわれます。肉の陰にも結構な量のマカロニとポテトが隠れています。

回りを見ると一般人が2、3組おられましたが、大半は学生さんでした。若い人たちの中で浮いているのかなと多少不安がありましたが、それぞれがおしゃべりに夢中でお邪魔虫にならずに済んだようです。

もう一か所は、京都大学構内の「カンフォーラ」です。
夕方からのオープン講座を聴きに行くついでに立ち寄ったら、周りはシルバー世代ばかりで客の平均年齢が高めでした。

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構内にありながらワインも飲める店です。reizanはこれから勉強ですのでオレンジジュースをいただきました。客単価は少し高めで、今どきの学生さんはお金を持っているのだなと感心しました。

構内の路上では、ジャグリングの練習をする学生さんやア・カペラの練習をする学生さんなどいて、青春だなと思いました。
学食めぐりが楽しそうですがどうしても行けない学食もありました。京都女子大学の学食です。一般も可能なのですが女性に限定されていました。

関東の大学でも学食をオープンにしているところもあるようですので、今後訪ねてみたいと思います。


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指揮をしました [尺八演奏]

20数名の人が参加した尺八合奏講習会で指揮をしました。曲名は初代石垣征山作曲の尺八二部合奏曲「竹吹く」です。
指揮自体が初めての経験ですから冷や汗ものでした。

なぜreizanが指揮をしたかというとreizanが曲を提案したからです。参加者は全員が職格者(指導資格を持っている人)ですが、指揮法を正式に習った人なんていませんから最初に発言した報いです。

模範演奏にまわるという手もあったのですが、reizanよりもはるかに上手い方お二人が手伝ってくださることになったので、そのうちのお一人に指揮にまわってもらってreizanが演奏をするというのもあり得ない話です。結局reizanが指揮をやらざるを得ないことになってしまいました。

「竹吹く」は、最初から最後まで特殊音符の半音が一切登場しない(初心者が最初に習う基本的な音だけ)という一見簡単そうな曲ですが、その分リズムに凝っていて大勢で演奏する場合に指揮なしではちょっとつらい曲です。

本番の2か月前に三人で下合わせをした際に、指揮棒を振ってみましたが演奏しにくいという評価をいただきました。

その後は下合わせの日程がとれないことがわかっていましたので、「指揮法教程」(斎藤秀雄著の古典的名著)を入手し、YouTubeの動画を観て、本番の前日まで練習に励みました。

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練習の間もただ棒を振っているだけでは意味がありません。テンポ感をつかむための音源が欲しかったのですがYouTubeにも出ていません。

それで仕方なくMuseScoreという楽譜作成用フリーソフトを使って五線譜を作り、それを再生させて音源を作りました。(半音がないため頭の中で尺八譜から五線譜への変換ができるから打ち込みは簡単でした。)


(曲の掛かりの部分)
(練習番号4 テンポが120に変ったところ)
結局、2回目のリハーサルは本番直前の30分間でした。でも事情を知らずに話しかける人がいて練習できたのは1回だけでした。

模範演奏担当の方からは、前回からかなり練習されましたね、とは言っていただいたのですが自分のなかでは不安だらけでした。

本番の最初は模範演奏からですが最初の4小節でズレがでて躓いてしまいました。最初からあがっているのにこういうアクシデントがあると脳の中はパニック状態です。

それでもなんとか曲の最後までたどり着き、その後は参加者の方と一緒に合奏の練習を繰り返しました。
13時半から始めて途中で15分の休憩を取り15時50分まで頑張りました。

拙い指揮でしたが、一部の方には努力だけは認めていただけたようで、よく頑張ったねと慰めていただきました。

たった2時間ぐらいのことでしたがとっても疲れました。帰りの電車は発車間際で立っている人がすでに何人もいたのですが、4人掛けの席の奥の方に空席が一つだけあったので恥も外聞もなく座らせていただきました。

ただ指揮棒を振っていただけですので腕だけを使っている気でいたのですが、身体全体に負荷がかかっていたみたいで、翌朝、体重を測ったら1キロ近く減っていました。

来年5月の定期演奏会の終曲でこの曲を演奏することになっているのですが、指揮者が誰になるのか。
今は、もうやりたくない気持ちと、指揮が上手くいったときの快感との狭間で心が揺れています。


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ネムノキ [知識・情報]

右肩を中心に痛みやしびれがあり近所の整形外科に向かっていたら、途中にネムノキ(合歓木)があって、淡いピンク色の花が咲いていました。

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《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》
ネムノキといえば、昔、上皇后陛下美智子さまが「ねむの木の子守唄」の作詩をされたことでこの木の名前を覚えた記憶があります。

ネムノキの葉は、小さな葉っぱが2列に並んでいて、普段は開いているのですが手で触れたりするとこの2列が重なり合うように葉を閉じます。

また、夜暗くなったときにも葉を閉じます。このことからネムノキの名前がついたようです。

ところで肩痛の方は、ドクターから「典型的な五十肩です」と言われました。
「70過ぎてるんですけど」と思いましたが、冗談を言う場ではないので口に出すのは控えました。

昔、四十肩になった時は痛みのため腕を肩から上にあげられず、ジャケットを着たりバスのつり革を持ったりするのが大変でしたが、今回はそれほどひどくなく案外気楽です。肩にヒアルロン酸注射をすれば早く良くなると言われましたが、急ぐ理由もないので投薬とリハビリをお願いしました。


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十一面観世音菩薩 [芸術鑑賞]

信心の浅いreizanにとって、お経は声楽のように聴こえますし、仏像は美術作品に見えます。

一度、法事の時に「般若心経」を唱和したら、お坊さんが「良い功徳をされましたね。故人も喜んでくれているでしょう。」と褒めてくださいました。

reizanはというと真面目に唱えていたのではなく、お坊さんと音律をずらしながら声の響きの変化を楽しんでいましたから内心面映ゆかったです。本当は不真面目なのに真面目と見られるので申し訳ないです。

そんなreizanが奈良県のお寺を訪ねました。「長谷寺(はせでら)」と「聖林寺(しょうりんじ)」です。
どちらも十一面観音像で有名です。

最初に花のお寺の「長谷寺」を訪ねました。

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牡丹の時期は過ぎていて、世の無常、ものの哀れを感じさせる宗教的な風景が広がっていました。

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長谷寺の十一面観音さまはとても大きなお姿(10.18m)で、参拝所からはお腹から上ぐらいしか見えません。
仏像の写真を撮ることはできませんので、下の写真は境内の立て看板からいただきました。

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腰から下は地下にあって、入山料とは別に拝観料を支払うと、地下に降りておみ足に触れさせていただくことができます。信心深くないのでそれはパスしました。

スマホで調べたら、「聖林寺」向かうバスのダイヤがわかって、電車との乗り継ぎもよかったので、次に、桜井の「聖林寺」を訪ねました。

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こちらのご本尊は子安延命地蔵菩薩様ですが、有名なのは国宝「十一面観音菩薩像」です。

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彼のフェノロサが大絶賛したというお顔立ちや体の線の美しさは息をのむばかりです。
reizanが訪れたときは、その大半が失われた光背を同時代のものなどから類推して再現した西陣織の光背が像の後ろにかけられていました。(ここ

掛け位置としては、座ったときよりも立って拝観した時に一番映えるように設置されていました。
本当はどっちが正しいのだろうかと興味がわきました。

ところで、聖林寺で失敗をしてしまいました。それはゆっくり見過ぎたことです。
時計を見たらもうすぐ1時間に1本の戻りのバスが来る時刻になっていました。走っても間に合いそうにありません。結局、1時間近く何もない橋の袂でバスを待ちました。
効率よく進めるためには、バスを降りたら帰りのバス(乗ってきたバスが約1時間後に戻ってくる)のダイヤを確認し、わき目もふらずに寺を目指し、さっさと拝観して、早目にバス停に戻るのが良いようです。

reizanが帰りのバス停で待っているときに、駅から来たバスを降りたお客さんが、戻りのバスに間に合うように下山してこられましたから机上の空論ではなく、実際に可能なようです。


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尺八でドレミ [尺八演奏]

尺八で洋楽を吹いたりすると奇異な目で見られることがあります。

尺八というのは民謡とか詩吟の伴奏楽器と思っておられる方が多いようです。
三曲(箏・三絃・尺八の合奏)をご存知ない方にとっては、1曲で20~30分の曲を演奏することも信じられないようです。

だから邦楽体験教室でドレミファソラシドの音階を吹いたりすると拍手が起こることがあります。これにはちょっと照れてしまいます。だって、ロツレチの音階を吹いているのと同じようなことですから拍手をいただくような大げさなことではありません。

ただ、これは初心者の方に正確な音律を覚えてもらうのに使えそうだと気づきました。
ヒントになったのは筝曲の「さくら」(さくらさくら 弥生の空は・・・)です。

お箏の調子(調律)で「平調子(ひらじょうし)」というのがあります。これが正しくできていたら「さくら」が正しい音程で弾けます。ていうか「さくら」は平調子の調弦が正しくできているかどうかを確認するために作られた曲です。

ドレミファソラシドも大抵の人が音程どおりに言うことができます。ドからレに移るところで急に音程が下がるようなことはまずありません。

だったらこれが尺八の音律確認に使えるのではないかと思いました。

乙の「ロ」をドとして順にドレミファソラシドと吹いていくのです。
基本的な音符のロツレチハだけですと、ハ長調のドレミで、レファソラドですから不十分です。

そこで、「ロ」をドとしてドレミファソラシドと演奏しようとすると特殊音符が入ってきます。
そのことにより特殊音符の正しい運指を覚えてもらおうというのが趣旨です。

「ロ」をドとするとニ長調になります。それで音階を演奏できるようにしたのが下の図です。
ドレミファソラシドレミファソラシドと、2オクターブの音階が演奏できるようになっています。

ニ長調のドレミ.png

都山流の場合は、2番目と9番目がツのメリに、3番目と10番目がレの半音に、6番目と13番目がハのメリに、7番目と14番目がヒの半音に、15番目がピになります。


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五穀かりんとう [お菓子]

尺八レッスンを受けた帰りに駅のKALDIに寄ったら、「五穀かりんとう」というのがありました。

最近、三栄油菓の「手づくりかりんとう」を再注文して入手したばかりですが、興味があったのでひと袋買い求めました。

外観はこんな感じです。

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外見もざらざらっとした砂岩風だったのですが、食べてみたら骨粗鬆症の骨を食べているような(本当に骨を食べたことはありませんが)歯応えのない感じでした。

今のところ、reizanのなかでは三栄油菓の「手づくりかりんとう」が一番です。
今回は天が、浮気はいけないという教訓を与えようとされたのかもしれません。

でも、「手づくりかりんとう」も子どもの時に食べたのと100%同じではありませんから、死ぬまでゆっくり探すつもりです。

ところで、「五穀かりんとう」製造した「製菓宮本」って前から気になっていたお菓子メーカーです。こんな形で出会うのも何かのご縁でしょう。


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疎水物語 [観光]

京都旅行をしたのですが、貧しい年金生活者は徒歩中心で行動し、お金のかからない施設を中心に訪ねました。

ある日の目的地は「疎水記念館」でした。四条河原町のホテルから徒歩32分の距離ですから歩きました。
(地図上に同心円を描いてみたら、北は平安神宮、東は清水寺、八坂神社、円山公園、高台寺、知恩院、南は東本願寺、西本願寺、西は二条城辺りが徒歩圏内です。すべて歩きました。)

四条河原町.png


疎水とは土地を切り開いて作った水路のことで一般名詞ですが、京都では、琵琶湖の水を運ぶために作られた水路のことを言います。

テレビのサスペンスドラマで、犯行が行われたり、犯人が隠れていたり、犯人と刑事が対峙したりと、いろんな場面の舞台になっている南禅寺の水路閣(レンガ造りの水道橋)も疎水の一部です。
そして、この疎水や疎水工事にかかわることなどを全般にわたって教えてくれる施設が「疎水記念館」です。

32分歩いて着いたところで飲み物を忘れてきたことに気づき自販機を探したら記念館の玄関脇にありました。

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3段に陳列されたサンプルのなかで、2段がほぼ同じもので占められています。
何だろうと思って近寄ってみたら、これが「疎水物語」でした。値段も安かったのでこれを買いました。

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中身は京都市の水道水でした。(でも作っているのは兵庫県でした。)
10年間保存可能で非常時用にも使えるそうです。
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味は、美味しい水道水でした。
ホテルの水道水を口に入れるのは歯磨きのときだけだったので味まで感じていませんでしたが、ホテルに帰って洗面所の水道水を飲んでみたら同じ味でした。
京都の人は琵琶湖疏水のお蔭でこんな美味しい水が飲めるのだと羨ましく思いました。


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