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ちょっと嬉しいこと [番外]

Chikirinさんという人気ブロガーがいらして、彼女のブログを読むたびにreizanより何千歩も何万歩も先のことを言っておられて感心することばかりですが、今回、reizanの方が先にアップしていた記事があって嬉しくなりました。
こっそり喜びたいと思います。

Chikirinさんの記事は、2019年6月29日の「洗剤ってちょっと使いすぎかも」(ここ)です。

reizanも、使う必要のないところでも台所洗剤を使っているような気がして次のブログを投稿しています。この日付がちょっと先だったという小者の喜びです。

2018年1月30日「残留合成洗剤の不安」(ここ

2018年3月1日「やっぱり良かった、はなまるのネット」(ここ

reizanが洗剤使いすぎと考えるようになったのは、テレビで観た禅宗のお坊さんの修行の様子を覚えていたからです。

食事が終わった後、各自が小さく折りたたんだ布きれを取出して食器のなかをきれいに拭きあげます。それで食器洗いは終わりだというナレーションがありました。

この方法が不衛生だとすれば、禅宗の修行の場はいつも救急車のお世話になっていないといけませんがそういう話は聞いたことがありません。ていうか禅宗の高僧のお坊さんて結構長生きの方が多い印象があります。

世の中には、ひとにとって必要な常在菌まで洗剤で殺してしまうのはいかがなものかという説まで出てきています。

素人には何が正しいのかわかりませんが、少なくとも家での食器洗いの専門家としては、べとべとする油汚れがない限り台所用洗剤はいらないというのが実感です。


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打上げの差入れ [料理の勉強]

毎年7月に、趣味の尺八サークルのメンバーで特別養護老人ホームの慰問ボランティアをしています。

今年も地元三曲協会のお箏の先生や日本舞踊の踊りの方に手伝っていただいて無事終了しました。

その後はお世話をしていただいている方のお宅で慰労会というのが毎年の流れなのですが、今年はお世話している方の奥様が体調を壊しておられて十分な接待ができないと伺いましたので、差し出がましいことですがreizanが料理の差入れをさせていただきました。

当初の差入れ計画は次のようなものでした。

差入れ.png
多少アルコールも出ますので、ツマミになるものと、最後の締めは手のかからない流水麵うどんの醤油かけうどんで〆てもらおうと思いました。

醤油かけうどん関係はトッピングも含めてお世話してくださる方に準備をお願いし、ヤマニ醤油だけreizanが持参しました。(温泉卵は上手く作れなかったので本番のときは付けませんでした。)

その他は、2日前に「たたき胡瓜」を作り、1日前に「デパ地下風こんにゃくの炒め煮」を作り、さらに、全体の彩りが茶色っぽくなるので「reizanレシピのだし巻き玉子」を作って黄色をたしました。(あとはミニトマトの赤をたすつもりだったのですが、当日、持っていくのを忘れてしまいました。)

そして、「五十嵐シェフのおかか唐揚」は冷え切ってしまわないうちに食べてもらおうと、当日の午前中に作りました。

どれも味見をしていなかったのですが、自分で食べてみて思い通りの味になっていました。
皆さんの評価もおおむね好評でした。お役にたてて嬉しかったです。


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ツの半音(ツの大メリ) [尺八の勉強]

前に、ニ長調で尺八譜のドレミファソラシドを紹介しましたが、これで音階を吹くことによって、正しいツのメリとハのメリの運指が確認できます。

だったら、ツの半音とハの半音(琴古流は、ツの大メリとリ・ヒの大メリ)の練習になる音階もあるはずだと思って探してみたらありました。

ドレミ2.png ドレミ3.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》
2オクターブが吹ける組合せはこの2種類だけでした。(都山流のピの半音はヒの半音で吹くと出しやすいですが、音階の練習ですから敢えて難しい手を入れています。琴古流には五のハの中メリというのは無いので五のヒの中メリにしています。これは都山流のヒの半音と同じ手です。)

上の譜で練習して完全にドレミファソラシドが吹けるようになったら、下の譜が詩吟らしい演奏で吹けると思います。

詩吟.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》


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大原で昼食 [観光]

京都に行ったとき大原まで足を延ばした日がありました。

過去に三千院や寂光院、それに来迎院の更に先にある音無しの滝までも行ったことがありますので、今更という感じですが、NHK-Eテレのベニシアさんの番組で観ている田園風景に身を置いてゆったりしようと思って出かけました。

取りあえず三千院に立ち寄ったのですが、ゆったりするどころか半鐘とサイレンの音に驚いたらすぐ近くが火事でした。

火事.jpg
(動画再生はできません)
三千院の境内で大人しくしていたら、空から火災を監視していたペリコプターが引き上げたので、安心して大原のバス停まで下りました。

お昼はテレビで紹介された、若い方が出店された店にしようと思ったのですが、名前を忘れておよその位置しか覚えてなかったので結局わかりませんでした。

そこでスマホで、近所でランチが食べられる店を探したら、いくつか出てきましたのでそのうちの一つを目指しました。

店が見えてきたら、店の向かい側に10人ぐらいの人(写真には写っていません)がたむろしています。これは期待できそうと思って予約表に名前を書いて待ちました。

KIRINという店名ですが、漢字で書くと「来隣」です。

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順番がきたので中に入り、席に着いてオーダーしたら、店の方がこんなものを持ってきてくれました。

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8種類のおにぎりがありますが、好きなものを5つ提供してくれるとのことです。

おかずはおばんざい風で、ビュッフェスタイルになっていました。若い女性が喜びそうな演出です。

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reizanはこういう取り合わせでいただきました。ほとんどが炭水化物と野菜です。

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長生きしたかったら年寄りは肉を食べろと言われますが、たまにはこういうのもいいかなと思いました。


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「普通」は良くないこと? [番外]

よくAmazonで買い物をするreizanですが、たまにAmazonのマーケットプレイス(Amazon以外の出品者がAmazonのサイトで販売)を利用することがあります。

そうすると配達予定日を過ぎた頃にAmazonから確認のメールが届きます。その主題は出品者の評価です。(商品の評価ではありません。)

出品者を五段階で評価するようになっています。

出品者評価.png
「普通」を選択すると、「何か問題がありましたか?」というようなことを問われます。

配達日に遅延がなく、商品に間違いがなく、梱包に問題がなければ普通だと思うのですが、Amazonでは「普通」は良くない方に分類されているようです。

何かトラブルでもない限り出品者に直接連絡することはまずありません。
だから何のトラブルもなく商品が届いたら、それは当たり前の状態ですから、これを「良い」と評価したり、「非常に良い」と評価するのには違和感があります。

でも、普通に届いた場合、悪くはないわけですから、仕方なく「良い」と評価しています。
そしてコメント欄に「普通に良かったです。」と打ち込んでささやかな抵抗をしています。

考えてみたら、「普通」という、人によって解釈の幅の異なる言葉を入れていること自体が不適切です。
その業者が注文者にとって「良かった」か「悪かった」かの二者択一で十分ではないでしょうか。


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太陽の塔 [観光]

京都に旅行したとき、関西に住んでいる方から誘われて、万博記念公園の「太陽の塔」に行きました。

大阪万博のときは、会社のなかでもまだ下っ端でしたから休暇を取って万博に行くという発想が起きませんでしたし、興味もありませんでした。

だから今回も、あの異様な外観のイメージが強くてあまり期待していませんでした。

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でも、塔の中にな入ったら考えがいっぺんに変りました。これは凄い。太陽の塔は中を見ないと語れないものだということが良くわかりました。

裏に回ると地下にもぐる道があって、そこを下っていくと受付があります。そこで、予約(飛び込みの見学はできません)の際に指定された時刻から30分間見学ができます。(それも係の方が引率して団体行動です。)

前のグーループが見学している間だけ、地下から写真を撮ることができます。それ以外の場所では撮影禁止です。(秘密ということではなく、安全管理上の措置のようです。)

reizanも1枚だけ撮りました。

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《生命の樹を下から見上げた》
実物はこんなものではありません。もっと迫力があって見ていて圧倒されると同時に、大きな感動に包まれました


「芸術は爆発だ!」というのをテレビで見聞きしていても、どうせ大言居士の言うことだろうと冷ややかな目で見ていたのですが、実物を見ると考えが変わります。本当に爆発していました。

素晴らしかったです。

今回誘ってくださった方は、嫌がるreizanに、携帯からスマホに替えるように強く勧めてくださった方でもあります。
「馬には乗ってみよ、人には沿うてみよ」という言葉がありますが、本当にそうだと思いました。

でもreizanは知っています。昔、その方が怖がって馬に乗れなかったことを。


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携帯・スマホの電源を切る [音楽鑑賞]

あるホールに歌を聴きに行ったら開幕の前に注意事項の朗読がありました。

まず最初に言われるのが、音が出る機器は電源からお切りくださいということです。
ゆるいところではマナーモードにしてくださいというところがありますが、実際に着信があった場合のヴァイブレーションの音て結構気になるものです。特にピアニッシモの時に振動しだしたりしたら最悪です。

だからreizanは電源から切ることにしています。それがマナーだと思っています。

その会場で「ステーキハウス二朗」の社長さんという方が渋い歌をすごく上手に歌われたのですが、知らない方だったので15分間の休憩時間にネット検索をしようと思ったら、ホール内は携帯電話抑止装置の効果が働いていて閲覧できませんでした。

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スマホの電源を切り忘れた人がいても絶対に嫌な音を出させないという徹底ぶりが凄く良かったです。

でも、なかには、こんな情報が受信できないと目くじらを立てる方もいるかもしれません。
reizanの場合はそのぐらいのリスクは覚悟の上で、命がけで音楽を聴きに行きます。そのぐらいの緊張感を持って聴いた方が心に残ります。

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夏祭りで提供する食べ物が決まりました [B級グルメ]

地域の夏祭り(第30回)で、reizanが所属する老人クラブが提供する食べ物が役員会で決まりました。

現在の会員は、71歳のreizanが男性では一番の若手です。女性は60代の方もおられますが体力の衰えを隠せないのは男性も女性も同じです。

昨年はreizanの提案で「長崎皿うどん」を販売しましたが大変手間がかかって、楽しかったけどきつかったという意見がありました。

今後は完成品を買ってきて転売するだけにしようという案もありましたが、女性役員さんから作ったものを売りたいという強い希望があり、reizanが提案した「醤油かけうどん」が俎上に載りました。

トップバリューの乾麺の「讃岐うどん」と北九州門司の「ヤマニ醤油」の組合せがベストマッチなのですが、うどんを茹で戻すのが大変です。

それを女性役員の方が、シマダヤの「流水麵うどん」を使うというアイデアで解決してくださいました。
一番の問題をクリアしたので、あとは一杯の量とトッピングを決めれば動き出します。

二種類のうどんを作って、役員会の席で試食していただきました。
一つは「醤油かけうどん」、もう一つは、市販の「ぶっかけうどんのだし」をかけた「ぶっかけうどん」です。

試食の麵は一袋(二人前)の4分の1の量で、醤油は小さじ1強、ぶっかけうどんはだし汁は50mlぐらいをかけました。

トッピングは、
「醤油かけうどん」が、刻みねぎ、厚焼き玉子の細切り、炒りゴマ、おかか、天かす、
「ぶっかけうどん」が、紅ショウガ、刻みねぎ、茹で卵の縦割り半個、炒りゴマ、おかか、天かす、でした。

うどんに紅ショウガは合わないような気がするのですが、皆さんには好評でした。合う合わないではなく紅ショウガ自体が美味しいという感じでした。

どちらのうどんも美味しいので二種類売ったらどうかというトンデモな意見も出ましたが、女性役員さんから拒否されました。

最終的には、reizanが提案した「醤油かけうどん」が選ばれ、トッピングは紅ショウガ、刻みねぎ、茹で卵の縦割り半個、炒りゴマ、おかか、ということになりました。

これの良さは、作るのが簡単なだけでなく汁ゴミがほとんど出ないことです。汁と容器を分別して捨ててもらうというのは徹底しそうにないし、周りに汁が零れたりして汚くなりがちですから、それが避けられるのは大きなメリットです。

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《イメージ》


卵は厚焼き玉子の細切りの方が断然合うのですが、見た目で引き付けるのは茹で卵だということになり、そちらで決まりました。

天かすが外れたのは、醤油の量が少ないため乾いたままの天かすを食べることになり、天かすの良さが出て来ないからです。

本番のうどんの量は、一杯に一袋(二人前)の3分の1(一人前の3分の2)にしました。
これは荒稼ぎをしようという魂胆ではありません。一人前の量を食べてしまうとそれだけでお腹いっぱいになって他の露店の食べ物が食べられなくなりますから、いろんなものを食べてもらうための配慮です。

最後に、販売名称が「ぶっかけうどん」になっていたので、「醤油かけうどん」を「ぶっかけうどん」と言ったら嘘になるから変えるべきではと提案しましたが、「醤油かけうどん」では普通の醤油の味をイメージして誰も買ってくれないから、嘘も方便でいこうということになりました。


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メルカリ [知識・情報]

尺八に流用しようと思って洋楽器用の部品を買ったのですが、効果はあるものの使い勝手が良くなかったので綺麗なうちに処分しようと思いました。

赤ん坊のころからを知っている方に相談したら、メルカリをやっておられて、すぐに同じものの売買実績を調べてくださって、そのモノだったら購入価格の75%で即決で売れていると教えてくださいました。

でも今更、メルカリの要領を覚えるのも気が乗らないので、写真を送ってメルカリで売っていただくことにしました。

そしたらすぐにアップしてくださって、翌日には、「売れました」との連絡をいただきました。

あとは、reizanの方で発送の手続きをしなければなりません。昔、Yahooオークションで発送した経験あありますからそういうのを想像していたのですが、教えていただいた方法はとっても簡単でした。

品物をきれいにして、ジップロックのように封のできる透明袋に入れ、それをエアキャップ付きの封筒に入れて封をしたら宛名も差出人も書かなくて良いとのことでした。

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意味が分からなかったのですが、スマホにQRコードが送られてきて、郵便局に行ってこのQRコードを読み取ってもらって、品物を渡したら、あとは郵便局の方がすべてやって下さるので何もしなくて良いとのことでした。

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《QRコードは加工しています》


実際に郵便局に行ったら、教えていただいた通りであっという間に手続きが終わってしまいました。

発送は簡単でしたが、売りに出すときは後々トラブルにならないように細心の注意を払って商品説明をしなければならないようで、reizanには向いていないと思いました。


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「左うちわ」という団扇 [小ネタ]

都会に出かけたついでに東急ハンズに寄ってみました。
制作心をくすぐられる商品が見つかることがあるので好きな店の一つです。

端から端までずっと見て回っていたら、面白いネーミングが目に入ってきました。「左うちわ」です。

左うちわとは、本来「仕事をしなくても安楽に暮らせている様」を表す言葉で、お大尽様御用達の言葉で庶民には縁のないものと思っていましたが、次の場合も左うちわでした。

・左利き用のうちわ
・左手に持ったうちわ

東急ハンズのはどこがどう左うちわなのか良くわかりませんでしたが、ネーミングの妙は感じました。

写真の団扇は東急ハンズのものではありません。「和の音、和の声、和の心」のライブで全員が満員御礼の記念品としていただきました。
これも左手に持てば左うちわです。

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夏休みのわけ [B級グルメ]

reizanの住んでいる市に美味しい鯛焼き屋さんがあります。天然ものの鯛焼きが一尾130円というのも年金生活者の懐に優しくて時々買わせていただいています。

その鯛焼き屋さんが夏休みに入りました。昨年も7月中旬から9月中旬まで夏休みをとられていたので、暑い夏は鯛焼きを食べる人が減るからかなと思っていたのですが、今年の掲示を見て理由がわかりました。

reizanが思っていたのよりもっと切ない理由でした。

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「原材料の小豆の入荷が乏しくタイ焼きがつくれません。」

東京先物取引所の小豆先物のチャートを見たら、確かに春までの取引価格に比べたら現在は1.4倍以上値上がりしています。

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《東京証券取引所のサイトより》
1日に百尾売っても売上高は13,000円にすぎません。これから原材料費、光熱水料を差し引くと幾らも残らないような気がします。

楽な商売はないといいますが、鯛焼き屋さんは結構ハードな方だと思いました。


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駅の待合室の使い方 [番外]

遠くに出かけるときの交通手段はもっぱらJRです。バスで最寄りの駅まで出て、そこからJRの電車に乗ります。

バスと電車の接続がぎりぎりのダイヤだと、渋滞してバスが遅延した時に乗り損なう恐れがありますからいつも早目を心掛けています。

そして、そういう時は本を1冊持って出かけます。そして駅の待合室で電車到着まで読書をします。電車の本数が少ない分待合室にはお金を掛けているようです。

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待合室で読書をするのは行きだけだったのですが、最近になって、帰着したときもバス待ちの時間をこの待合室で過ごせば良いことに気づきました。電車を待つ部屋という思い込みがあったからこの発想が今まで出て来なかったのだろうと思います。

駅前のデパートや大型スーパーが撤退し、駅に戻ってきたときに、15分程度のバス待ちの時間を過ごす場所が亡くなりました。もう少し時間が長いと駅前の図書館に立ち寄るのですが中途半端な時間のときは行って帰るだけみたいになるので億劫です。

駅の待合室であれば空調が効いていますから梅雨の時期でも快適です。本1冊分荷物が重くなりますが今のところそのぐらいは大丈夫です。


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鮭ハラスの塩焼き [B級グルメ]

新聞のお悩み相談(人生相談)欄に、「えっ!」と思うような相談が載っていました。

女性からの投稿でした。恋人が魚を食べるときに頭から皮まで食べて骨しか残さない。身内でそんな食べ方をする人がいなかったので気になって仕方ない。一緒になってやっていけるか心配というような相談でした。

どんな回答だったか覚えていませんが、自分だったら食わず嫌いは勿体ないと言いたいです。

鯛の頬肉なんて最高に美味しい部位ですし、鮭ハラスの塩焼きを皮ごとがぶりといただくのも香ばしくてまことに美味しいものです。

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《鮭ハラスの塩焼き》
魚を食べて骨しか残さないというのは、親御さんのしつけが良かった証拠ではないでしょうか。人間として真っ当に育った人を見つけるのてなかなか大変ですから女性は当たりくじを引いていると思います。

若しかしたらこの女性は中島らもさんの「明るい悩み相談室」と間違えて相談されたのかもしれません。


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竹生島、無念 [番外]

京都旅行をしたとき、滋賀県の竹生島を目指した日がありました。琵琶湖の北部にある神々が住む島です。

生田流と山田流にそれぞれ異なる「竹生島」という曲があって、reizanは千代田検校が作曲した山田流のが好きです。そういう背景があって竹生島はあこがれの地です。

ホテルで朝食を摂ったあと、隣の公園で尺八の朝練をするのが日課だったのですが、翌日の天気予報は雨こそ降らないものの4~8mの風が予想されていました。

風対策で洗濯バサミを準備していますから多少の風でしたら譜面を飛ばされることはないのですが、唇に風を受けると息の流れが乱れてまともに演奏することはできなくなります。

この風だったら止めておいた方が良さそうですので、朝早くホテルを出て、再訪したいと思っていた竹生島に行くことにしました。

前は、津や彦根の港からも船が出ていたのですが、交通の便の良い東岸側ではさらに北の長浜港からしか出ていないようなのでそこに向かいました。(2019年5月18日から、20年ぶりに土曜日限定の予約制で再開されたようです。)

JR長浜駅から長浜港に向かって歩いていたらやがって大きな船が見えてきました。逸る気持ちで期待が高まります。(でも、後で調べたらこの船は琵琶湖フローティングスクールの学習船でした。)

しかし、船の回りに人の動きがありません。平日だからお客さんが少ないのかなと思ったのですが、乗船券売り場に行ったときに理由がわかりました。

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第1便は出港したらしいのですが、帰りのお客さんを運べるか心配だというような会話が耳に入りました。

岸壁に設置された吹き流しを見たらとんでもない風です。これなら欠航も納得です。

そもそも、尺八の朝練を止めなければならないというのが風のせいだったわけですから、風で欠航ということも考えるべきでした。そこに思いがいたらなかったのはreizanがまだ未熟だからです。

仕方がないので、長浜城の上から竹生島に向かって手を合わせました。

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《岬の向こうが竹生島》


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官能評価

リーフレックという管楽器用の演奏補助具を尺八に使ってみたら響きが改善されて効果があったのですが、尺八の場合は中継ぎの箇所を指で押さえて支える構造になっているため取付けに難がありました。

そこで竹を加工してリーフレックもどきを作ってみました。(既報)

これが本物のリーフレック以上に効果が大きくて手放せないものとなりましたが、さらなる改善・最適化を目指していくつかの試作をやってみました。

官能評価では次のような結果になりました。

試作比較.png
これはあくまでも個人の感想ですから正確性には欠けます。でもいろいろやってみて密着性が一番のキモだということだけはなんとなくわかりました。

だから△のが悪いわけではなく、密着性に問題があるのかもしれません。


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98歳の女性と合奏 [尺八演奏]

昨年(2018年)の暮れに、いつも一緒に合奏させていただいていた箏の先生が亡くなられました。

ご遺族から新盆のご案内をいただきましたので7月15日(九州は旧盆で8月15日をはさんでお盆をしていましたが関東では7月にお盆をするようです)に参列させていただきました。

お弟子さんたちの大半は14日に参列されていて、15日はreizanともう一組の方たちでした。
もう一組は最高齢のお弟子さん(女性)と付添いの娘さん(といってもreizanより少し年下ぐらい)でした。

亡くなられてから半年の間、機会が有ったら追善曲として「残月」を献曲させていただこうと思って半年間練習してきました。

1月、半年に1回の三曲合奏研修会が終わったときに、次回の一曲は「残月」にしてとお願いして、先ずはそれに向けて練習しました。

そして7月14日に研修会がありまして、明けて15日が新盆での演奏です。

お施主様にSMSで訪問時刻をお知らせする際に、よかったら追善曲を献奏させていただけませんかとお願いしたら快諾してくださいました。

そして約束の時刻に訪問したら、最高齢のお弟子さんたちが先に来ておられました。
お施主様が、reizanが来て尺八を吹くという情報を伝えてくださっていて、その方たちが予定の時間を変更してreizanと同じ時刻に参列されたとのことでした。

ご遺族がお施主様を含めて2名、来訪者が3名で合計5名というささやかな人数でしたが、箏・尺八のおかげで大いに盛り上がりました。
 
最初にお参りをして、次に絃方の演奏の録音をバックに「残月」を献奏させていただきました。
元のCDの演奏時間は18分ですが、手の速いところのテンポを少し落として録音し直していたので19分の演奏でした。

演奏が終わった後ちょっと雑談でもしてすぐに失礼しようと思っていたのですが、reizanが来るというのでお弟子さんが楽譜を持ってきているという話が出て、それだったらやりましょうということになりました。

曲目は「六段」と「千鳥の曲」です。暗譜していませんので自宅に楽譜を取りに帰り、「六段」は高齢のお弟子さんとお施主様とreizanの3人で演奏し、「千鳥の曲」は高齢のお弟子さんと2人で演奏しました。

高齢のお弟子さんが90代だということは知っていたのですが、正確なお歳を知りませんので「失礼ながら」とお尋ねしたら、先日誕生日を迎えられて満98歳とのことでした。

現役バリバリの人に比べたらテンポは多少遅くなりましたが、間合いは正確で、一緒に演奏させていただいて何の違和感もなくとても楽しかったです。

子どもの頃に稽古をしていたというお施主様も98歳の方に助けられながら演奏できたと大喜びで、少人数の会だったのに大盛り上がりでした。
亡くなられた箏の先生も笑顔で聴いて下っていたのではないかと思います。


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小学生も大変だ [番外]

「小中高生にキャリア・パスポート」というニュースがありました。

文科省が、全国の小中高校生が学習や学校生活の目標を設定し、達成度を自己評価する教材「キャリア・パスポート」を導入することにしたものです。

狙いは、早い段階から目標を掲げ努力する習慣をつけることで、自己肯定感を高め、学習意欲の向上を目指すということだそうです。

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《目的と定義(案)》
要は目標管理をしようということだと思います。

企業では普通にやっていることで、営業の仕事をしているときが一番目標を立てやすかったです。
月間売上高などの目標を自分で掲げて、それが妥当な目標かどうかを上司と折衝し、合意したものを自分の目標として営業活動をします。

この数字をクリアしたら可、ここからここまでだったら良、さらに高い結果が出たら優良というように評価の幅まで決めて、実績がそのまま査定に反映されることになっていました。

reizanは上司に恵まれていたので目標設定は楽しい作業でしたが、なかには訳の分からない上司が感情論で目標に注文をつけるような職場もあって、そういうところにいる人は可哀そうでした。

今回導入されるキャリア・パスポートも、指導者(教師)がどれだけ理解して、よい形で実施できるかにかかっていると思います。

自分自身のことを振り返って見ても、人生の師となるような先生との出会いもありましたが、大抵は感情で動く先生が多かったです。そんな感情で良し悪しを判断するような指導者のクラスの生徒はきっと救われないだろうと思います。

キャリア・パスポートにはそういう怖さも隠れていますから保護者の方は余程注意深く観察していないと、大事な子供さんが大人の思惑に翻弄されることになりかねません。

reizanの目標設定で一番良かったのは、勤務先の会社がやってくれたことですが、社員一人ひとりが自分の目標(内容はなんでも良く上司の承認も不要)を決め、全員のコメント(字数制限がありました)を新聞広告として出すというものでした。

reizanが40歳の時のことでしたが、「在職中に尺八師範の資格を取り、定年後は、箏の先生と遊ぶ」という目標を掲げました。

そして、この目標通りに71歳の今も箏の先生と遊んでいますし、上手に遊ぶために日頃の稽古も怠りません。
定年で勤めを辞めたとたんに抜け殻みたいになる人がいますが、2、30年先のことは考えていなかったのでしょうかと思ってしまいます。

職場の同僚はreizanのを変な目標と思ったようですが、逆に、皆の目標が目先のことばかりでreizanにはそれが不思議でした。


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格安チケット [観光]

京都旅行をした際に滋賀県の彦根城にも行きました。

彦根駅前に金券ショップがあって彦根→京都〇〇円という看板が出ていました。

正規の料金よりも少し安くなるだけですが、これも勉強と思って買ってみることにしました。
と言っても要領が全く分かりません。身分証明書とかもいるのかなとかいろいろ考えながら、「京都までをください。」と言ったら、3枚のチケットを出してくださいました。

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彦根から安土まで、安土から栗東まで、栗東から京都までと路線は繋がっています。
それぞれが回数券の1枚でした。

これで仕組みがわかりました。10枚分の料金で11枚の回数券を買い入れ、それを正規の運賃で売っては誰も買ってくれませんから少し安くして売っているようです。店の取り分を計算したらほんとに薄利ですが、人件費を払って利益が出るぐらいの商売にはなっているのでしょう。

彦根から京都の回数券を置いていたら、買う方は1枚で済みますから邪魔くさくなくて良いのですが、売れ残ったら店の損になります。区間を小分けしてロスを少なくしようという工夫のあとが見えて、人生初の金券ショップ訪問、面白かったです。


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もう、次の「うなぎの会」の案内が来ました [三曲]

「うなぎの会」とは、正式には「〇〇会三曲合奏研修会」といいます。

半年に1回、名称通りに絃方と尺八愛好者が集って合奏しあう会です。20分ぐらいの曲でも尺八1人で合奏させてもらえるので大変勉強になります。

朝9時半からスタート、昼食休憩をはさんで、夕方5時まで密度の濃い時間を過ごします。
そして毎回終了後にうな重を食べるのが恒例になっているため、reizan宅では「うなぎの会」と呼んでいます。

2919年の2回目は7月14日に実施されました。

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うなぎが不漁と聞いていましたので、今回はうな重は無いものと思っていたのですが、従来どおり立派なうな重をいただくことができました。肝吸いの肝も大きくて歯ごたえがあって美味しかったです。

reizanの食べ方は、うなぎに山椒粉を振り掛けて、

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うなぎを裏返してからいただきます。見た目は悪くなりますが、口に含んだ時に山椒粉で口が痺れることもないうえに、皮の美味しさも味わうことができますのでこれに勝る食べ方はないと思います。

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14日が終わって少しリラックスしていたら、1日置いて、16日にFAXで次回(2020年1月)の曲目の連絡がありました。

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これから6か月間これらの曲をしっかり練習して、できるだけ1人で合奏できるようにしていきます。

特に「五段砧」は合わせにくい曲でプロの演奏でも尺八が入ることが少ない曲です。これを1人でできるようになるのが次回に向けて最大の目標です。


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「わかしお野菜ラーメン」復活 [B級グルメ]

普段は滅多に外食をしないreizanですが、我孫子で尺八レッスンを受けた後、地元に戻って1時間後にはそのまま趣味の民謡尺八サークルの練習があるので、駅のコンコースにある店で食事をしました。

ローカル駅なのでハンバーガーショップとラーメン店しかありません。ハンバーガーという歳でもないので向かうのはラーメン店です。

何を食べようかなと思いながら歩いていたら、目の前のウインドウにポスターが貼ってあって、reizanが好きだったけど販売終了していた「わかしお野菜ラーメン」の写真がありました。

販売が再開されたようです。これはもう食べるしかありません。

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野菜のイメージがポスターとは違っていて騙されたような気分になりましたが、下の方に「一部内容が異なる場合があります。」と断っているのは流石商売人です。

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エネルギー補給をしたので、趣味の民謡尺八サークルの練習も快調でした。


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箏用立奏台 [三曲]

「箏用立奏台」という名称は実態を表していません。

箏用立奏台の上に箏を置いて立って演奏するのは困難です。小学校低学年の子供さんならできるかもしれませんが、大人の場合はすぐに腰が痛くなってしまいます。

立奏台と言いながら実際は椅子に座って演奏します。だから「箏用座奏台」と呼びたいところですが、正座して演奏する座奏と区別がつきません。結局良い言葉がなくて立奏台に落ち着いたのだろうと推察します。

その構造は、二種類に分けられます。

一つは脚立式です。踏み段のない木製の脚立(高低2個セット)のようなものを間隔をあけて置き、その上に箏を置きます。

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そしてもう一つは、3枚の板を組み合わせたものです。2枚の側板(高低差あり)に貫板を差込み、込栓(こみせん)で固定するという構造です。

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箏用立奏台はこの2種類と思っていたのですが、三曲合奏研修会の時に、金属製の立奏台を使っておられるのに気づきました。

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最新の物かと思って伺ったら、高齢の方からのいただきもので随分前から使っておられるとのことでした。
13年ぐらいのお付き合いになりますが今回初めて気づきました。網膜には映っていたものの脳が認識していなかったということでしょう。

今でも売られているのかと思ってネット検索したら、ここで販売していました。

譜面台2個分ですから重そうですが、木製に比べたら容積は小さくなりそうです。


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スラー [尺八演奏]

都山流尺八の楽譜の記譜法は、流祖中尾都山先生が考案されたもので五線譜の記譜法を参考にされています。

その為、義務教育でドレミの音楽を習ったreizanにとっては、とても分かりやすいものです。

しかし、奥伝曲の難しい部分になると曲についていけなくなります。
reizanの練習不足のせいだと思っていましたが、勿論それはあるものの、それ以外にも原因があることに気づきました。

それはスラーの表記が無いということです。
スラーとは、いくつかの音符を弧線でくくったもので、その間の音を滑らかに続けて演奏します。

尺八譜の場合、息継ぎから次の息継ぎまでの間がワンフレーズですからそれがスラーと考えても良いわけですが、途中に小節線があると惑わされて、その瞬間、音が遅れることがあります。

スラーの弧線があれば良さそうですが、実際には譜面がうるさくなります。
そうだ。小節線がなければ良いのだと思ってExcelで書き直しをしてきましたが、そうしないといけないのは大概長くて手の難しい曲ですから、書き換え作業は本当に疲れます。

そこで思いついたのが、音価を表す傍線を小節線をまたいでつないでしまうということです。

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《元の譜》
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《変更後》
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《変更箇所》


小節線は残したままですから混乱しないかという心配はあったのですが、実際にやってみたらgoodでした。
Excelで作り直すよりはるかに楽です。


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卵50個 [料理の勉強]

reizanが所属している老人クラブが、8月3日、4日の地域の夏祭りに出展参加します。

子供さん向けのゲーム店は、「ルーレット」(矢羽根を回転させて、矢が差したエリアにある賞品が貰える。)と、reizanが製作した「コリントゲーム」です。

飲食関係は、reizanが提案した「醤油かけうどん」(「ぶっかけうどん」の名で販売します。)のほか、「おにぎりセット」(市販品に漬物をセットして転売するもの。)と、串刺しにした「一夜漬けきゅうり」です。

二日目の後半は、クラブ員の懇親会になります。
そこで飲食をするのですが、昨年に引き続き今年もreizanの煮玉子がメニューに加えられました。

昨年は60個作って1時間15分かかりましたから、今年は50個で1時間以内を目標にしています。

女性役員さんが地卵50個を買って届けてくださいました。
想定外だったのはパックに入っていなかったことです。ビニール袋一つに50個がまとめられていました。

茹で卵をうまく作るためには買ってから日にちをおくことが必要ですが、その際に、衛生面の理由から、気室を上にしておく必要があります。

だからそのまま置いておくのは不安です。
50個の卵を、気室を上向きにして立てておくためには高さのある仕切りが必要です。

段ボールに切れ込みを入れて井桁に組んでいこうかと思ったのですが、単にカッターで切れ込みを入れただけでは形が整いません。段ボール紙の厚み分だけ切り取ってやらなければなりません。これは結構面倒そうです。

そこで、もっと簡単にできないかと考えました。そして思いついたのが、新聞紙を折りたたんで畝をつくり、その間に卵をすき間なく並べるという方法です。

これでなんとか上手くいきました。

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出町ふたばの豆餅 [お菓子]

京都旅行は過去に何回もしていますが、今回初めて、出町ふたばの「豆餅」を買いました。

出町ふたばの前を通るときいつも行列ができていて、買いたいと思っていてもその列を見ると気持ちが萎えてしまうのですが、今回は1日の行動範囲を制限したため疲れていなかったので行列の最後尾に並びました。

左端の青い帽子の人が先頭で、それから向こうの方にいって隣の店との境のところで折り返して、今度は手前の店との境目で折り返してとジグザグに繋がっていて、見渡すとざっと50人ぐらいの行列です。買い終わった人がいなくなっても新しく並ぶ人がいるので常にこのぐらいの行列ができています。

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これだけのお客さんがいたら何時間かかるだろう(一人に3分かかったとしたら2時間半待ちとなります。)と思っていたのですが、思っていたよりも早く列が進んで4、50分で一列目になったときに購入のシステムがわかりました。

接客担当の店員さんが数名おられて先頭から順に1対1で対応し、商品を渡し代金の精算が終わったらその店員さんが順番を待っている次のお客さんのところに移動して対応するようになっていました。

先頭のお客さんから順にいなくなるものと思っていたら櫛の歯が抜けるようにランダムに抜けていきます。一人ひとり買う商品の種類・個数が違いますので、少しの人は早く、たくさん買う人は時間がかかるということでした。

reizanの前に店員さんが来てくれたので、家人からリクエストされていた「黒豆大福」をお願いしたら売り切れでした。

仕方がないので、名物の「名代豆餅」を買いました。
それと、せっかく並んだのだからこれだけではもったいないと思い、草餅の「田舎大福」を買いました。

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ホテルに帰って食べようと思ったら、どちらも本日中に食べてくださいという注意書きがありました。(ネット情報によると、二日目には全く別物になってしまうそうです。)
仕方がないので二つずつ食べました。

「名代豆餅」の方は、手で持った時はそれほどとは思わなかったのですが、口の中に入れると餅がとろけるような感じで流石に行列ができるはずだと思いました。
でも、個人的には「田舎大福」の方が好きでした。


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養護老人ホームで芸能ボランティア [三曲]

reizanが所属している趣味の尺八サークルが、毎年訪問させていただいている老人施設のご紹介で、遥々、千葉県の市原市まで初めての施設に芸能ボランティアに行きました。

いつもは特養の入所者さんが対象ですが、今回は養護老人ホームの方が対象なので元気な方が多かったです。

プログラム検討の際に、ゲストで参加してくださる三曲協会の箏の先生方から、箏、尺八らしい曲も入れましょうというご提案があり「千鳥の曲」を加えることになりました。

通しで演奏すると12分近くになりますので、後唄の部分はカットすることにしました。

司会者が、「前唄はゆっくしていますが、途中からとんでもなく速くなります。」という説明をしたせいか箏の先生たちが本気になってしまい、手事の部分が三曲協会で演奏するときのように速くなってしまいました。
手元がもつれる人もいましたが全体としては手事の最後まで途切れることなく演奏することができました。

施設が遠方だったので当日は早めに出発することにして、現地で弁当(代金はサークルで負担)を準備していただきました。
幹事さんが、メンバーは年寄りばかりと伝えてくれていたはずですが、提供さてた弁当はスタミナ弁当の趣でした。ケチャップがかかっているのは鶏肉ですが、二段重ねになっていますから見た目以上のボリウムです。

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完食する人もいましたがreizanは最初から諦めて半分だけいただきました。

施設内の明かり取りの庭に笹飾りが残っていましたが、飾りがユニークだったので撮らせていただきました。

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夜になっても明かりは灯らないと思いますが、昼間はキラキラして綺麗です。

切り口が真っ直ぐになっていますからハサミで切ったのではないことがわかります。カッターで切れるものかどうか試したことがないのでわかりませんが切り口を見るとそんな感じです。

今回のボランティアをコーディネートしてくださった方がお菓子の詰め合わせのお土産をくださいました。
市原市の銘菓「牛久饅頭」です。餡がとろりとしていてとても美味しかったです。

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20個入りが3,980円(税・送料込、1個当たり199円(現地で買うと税込98円))でネット通販で買えるようです。(ここ


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スマホ紛失 [番外]

趣味の尺八サークルの練習は、18時から初心者の人の練習を始めて全体練習が終わるのが20時45分です。
行きはバスですが帰りは同方向の方の車に便乗させていただけるので21時には家に着きます。

それから着替えて夕食を摂ります。
21時を過ぎてからの飲食が身体に良くないことは知っているのですがバスのダイヤが都合よくいかず、家を出る前に入浴し16時半に家を出て帰宅後に夕食を摂っています。

夕食を終えた後、スマホで翌日以降のスケジュールを確認しておこうと思って、いつもスマホを置いている場所を見たら、そこにスマホがありません。

洗面所や寝室を探してみましたが見当たりません。家人に電話を掛けてもらったのですがどこからも着信音が聞こえません。

これはどこかで紛失したに違いありません。

当日の行動を思い返してみると、自宅→バス→図書館→書店→練習会場→マイカー便乗→自宅、という流れになります。
練習会場やマイカーのなかでの紛失なら少し安心ですが、図書館や書店で紛失していたらどんな被害を受けるかわかりませんから心配です。

いつもだったら録画したテレビを1時間観て就寝するのですが、気になってそれどころではありません。

そこでふと思いだしました。アメリカの警察ドラマで、スマホの電源が入っていたら被害者や容疑者の居場所が特定できるというのを観ていました。もしかしたら自分のスマホの所在を調べられるかもしれません。

パソコンで、「スマホ 紛失」を検索したら、「Androidスマホをなくした時に役立つ「端末を探す」機能 使い方や設定方法を解説」というのがありました。

そこで検索ワードを「スマートホンを探す」と打ち直してEnterキーを押したら、画面に地図が出てきてスマホのある場所が中央に表示されました。(パソコンとスマホをリンクさせているのが功を奏したようです。)

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《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》
この場所は練習会場です。もう閉館していますから翌日の開館時刻にいけば問題なく回収できそうです。

でも万一ということもあるので、左中段のコメントに従ってスマホをロックし、拾った人が画面を開こうとしたら連絡のお願いをする文章が出るように設定しました。

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これで安心して眠れました。

翌日回収に出向いたのですがどこにも見当たりません。念のためと思って借りていた家人のスマホで電話を掛けてみたら、どこかで振動音が聞こえて、やがてサウンド・オブ・ミュージックの前奏が聞こえだしました。練習室のホワイトボードのところに置いてありました。

思い返してみたら、9月にひとつと11月に二つのイベントがあるので、その日にちと曜日をスマホで確認して、ホワイトボードに書くときにマーカーのキャップを外すためにスマホをそこに置きました。

その後、各イベントでの候補曲名を書くのに集中してスマホのことはすっかり忘れてしまったのでした。

スマホが無事に戻ってきたのは良かったのですが、ロックをかけたことで、画面を再起動するときにいちいちキーワードを入力しなければならなくなりました。ロックを解除する方法は無いようです。

自宅にいるときだけはロック解除されるというような設定もできるらしいのですが、今のところ上手くいっていません。まあ、紛失しても悪用されることがなくなったので良しとしておきましょう。


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間違い防止対策 [番外]

大浴場のある宿泊施設に泊まって嫌な気分になるのは、脱衣所で脱いだスリッパを間違えられたときです。

残っているスリッパのうちでどれが間違えた人のものかわからないから、自分も誰が履いたかわからないスリッパを履いて帰ることになり、すべてがぐじゃぐじゃになってしまいます。

そこで対策を考えました。
旅先の100円ショップで買った洗濯バサミがありましたのでこれを使うことにしました。

最初は一足を洗濯バサミで挟もうとしたのですが洗濯バサミが小さすぎてこれには無理がありました。数に余裕があったので片足に1個ずつつけることにしました。

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《右側がreizan》
間違って取出そうとしたら、そこではたと気づくようになっています。これでも間違える人がいたら相当変わり者です。

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お陰で何日いても間違えられることなく快適に過ごすことができました。


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尺八でドレミ [尺八演奏]

これまで尺八にご縁のなかった方に尺八を演奏してご紹介するときに、尺八でドレミファソラシドを吹くことがあります。

尺八は表に4つ、裏に1つ、合計5つの指孔しかありませんが、これで2オクターブ半から3オクターブの音が出せます。

また、歌口(リード)と唇の間の開口面積を加減することで上下に1音ずつぐらいはポルタメントさせることができます。

でも実際に使う音はほとんど洋楽と同じで、1尺8寸管の場合は下からD・D#E♭・E・F・F#G♭・G・G#A♭・A・A#B♭・B・C・C#D♭の12音です。

ではこの12音を使ってドレミを演奏するにはどうすればよいかですが、それはピアノの鍵盤を思い出してもらったら良いと思います。

ハ長調のドからスタートすると白鍵を順番に弾いていけばドレミファソラシドになります。
ここでそれぞれの音の間に半音がいくつあるか見てみましょう。ドとレの間は半音が2つです。レとミの間も2つです。しかしミとファの間は半音が1つとなります。

これを順番に並べると、2・2・1・2・2・2・1となります。

1尺8寸の尺八で筒音(指孔を全部塞ぐ)をド(=D、尺八音符ではロ、以下同様に表記)とすると、ドレミファソラシドは、ド(=D、ロ)、レ(=E、ツのメリ(琴古流ではツの中メリ))、ミ(=F#G♭、レの半音(琴古流ではレの中メリ))、ファ(=G、レ)、ソ(=A、チ)、ラ(=B、ハのメリ(琴古流ではリの中メリ))、シ(=C#D♭、ロの半音(琴古流ではロの中メリ))、ド(D=、ロ)となります。

基音(スタートの音)を何にするかを決めれば、そこから半音の数を2・2・1・2・2・2・1とすればすべて
ドレミファソラシドになります。

この原理を利用して「尺八でドレミ」の譜を作ってみました。

都山流ドレミ2.png
《都山流、画像クリックで拡大、←クリックで戻る》
琴古流ドレミ.png
《琴古流、画像クリックで拡大、←クリックで戻る》
右から3行目が乙ロを基音にしたドレミファソラシドです。
これを吹いてみると、大抵の人がシ(=C#D♭、ロの半音(琴古流ではロの中メリ))のところで違和感を覚えます。(正しい音律になっていないということです。)

その前のラ(=B、ハのメリ(琴古流ではリの中メリ))がメリ音ですが、シ(=C#D♭、ロの半音(琴古流ではロの中メリ))に移ったときに、もう一段メリ込まなければなりません。
自分は正しく吹いていると思っても案外高過ぎる人が多いのがこの音です。曲のなかでも滅多に出て来ないため慣れていないというのもあるかもしれません。その他にもいくつか難しい音があります。

この表を使ってすべて(大甲の音は省いています)の音階がドレミファソラシドと聞こえるようになれば、ほぼ正しい運指とアンブシュアができていることになります。(なお、古曲の場合はこれより低くしないといけない音が出てくることがあります。)


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天然酵母パン [お気に入り]

久しぶりに「和の音、和の声、和の心」のライブを聴きに東京に出かけた時、開場までかなり時間があったので浅草まで足を延ばしました。といっても実際に降りたのは浅草ではなく、一つ手前の銀座線田原町駅です。

ここで降りて地上に出て少し後戻ると合羽橋道具街があります。目当てはそこですが、道具街に向かう途中にお気に入りのパン屋さんがありますから、そこも外せません。

休業日に当たってないことを祈りながら歩いていたら店の前に看板が出ていました。これで休みではないことがわかりましたので一安心です。あとは目当てのパンが売り切れていないかどうかです。

棚を見たら幸いなことに目当ての「天然酵母パン」が残っていました。天然酵母の味は良くわからないのですが、レーズンの量が半端ないところが気に入っています。

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会計をしてもらおうとしたとき、棚の端に「パンの耳」があるのが目に入りました。大量のパンの耳が一袋20円で売られています。

タダで持っていってくださいと言われるとなんだか物乞いのようで抵抗がありますが、値段が付いていれば正当な取引ですから何の問題もありません。

持ち帰ったパンの耳はラスクにします。

今回はすぐにフライパンで炒るのではなく、オーブントースターにかけて焦げ目がつく手前まで加熱しました。

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それで水分がかなり飛んだのでフライパンでの加熱時間が短くて済みました。
今度手が空いたときにCOOKPADのreizanレシピを書き直そうと思います。


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素敵なご夫婦 [番外]

2019年7月28日午前9時からEテレの日曜美術館(日美)を観て感動しました。

この回のタイトルは「秀と桜 海辺のアトリエ」でした。どういう内容か見るまで分からなかったのですが、観終わった後では、本当に観て良かったと思いました。

現代美術作家の高橋秀(しゅう)さん(89歳)と、布貼り絵作家の藤田桜(さくら)さん(94歳)というご夫婦の制作活動と作品と生活ぶりを紹介する番組でした。

それぞれの作品が素晴らしく、また、日常生活を写した場面でお二人が手をつないで歩く姿も素敵でした。

秀さんの話しぶりは歳相応の感じですが制作の動きは矍鑠としておられましたし、桜さんは杖が必要とされていますが話しぶりは94歳とは思えないぐらいテンポが良く内容も論理的で70代ぐらいの女性の感じでした。

人生の先輩のすてきな生き方を拝見すると、少しでも真似したいと思っておおいに刺激になります。

この番組の再放送が、2019年8月4日20時からEテレで再放送されます。美術に興味のない方にも自信を持ってお薦めできる内容です。

ただ意外だったのは、秀さんがキャンバスを木枠にステープラーで留めていく場面でナレーターの方が、ホッチキスで留めると言ったことです。

民放の番組だったら有り得る話ですが、NHKで商品名が出たのには驚きました。
調べてみたら、商標の普通名称化によりNHKが方針変更してステープラーと呼んでいたものをホチキスと呼ぶようになっているのだそうです。そのうちに温水洗浄便座もNHKで「ウォシュレット」と呼ばれるようになるかもしれません。

同じNHKの番組でも、1964年の東京オリンピック選手村の食堂を舞台にした「夢食堂の料理人」で秋田出身の主人公が大根の漬物を食べるシーンがありましたが、ここでは「いぶり漬け」と言っていました。
「いぶりがっこ」の呼び名が有名で普通名称化していると思いますが、ここでは商標登録されている「いぶりがっこ」は使われませんでした。


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