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鎌倉名所 [観光]

reizanが利用するJRの最寄駅から鎌倉の先まで行ってくれる快速電車がありますので、気候の良い時期にはこれを利用して鎌倉に遊びに行っています。

何回も通っているのですが、行動範囲は小町通りから鶴岡八幡宮とせいぜい足を延ばして「連売(レンバイ=鎌倉市農協連即売所)」ぐらいです。

それがあるブログのお陰で行動範囲が広がりそうです。
それは前から閲覧している「女神のまえがみ」さんのブログです。管理人さんは中学・高校の同窓生の女性です。前から素敵な絵に惹かれてこの人のブログを見ていましたが、最近、このブログで鎌倉の絵が紹介されました。

今までに見たことのない景色です。
http://musasi6342010.blog48.fc2.com/blog-entry-164.html 女神のまえがみ 神奈川 鎌倉 餅屋さん

食べログの写真を見てみたら実際に雰囲気がある店だとわかりました。今度鎌倉に行くときにはここにも寄ってみようと思います。
長谷寺の最寄駅「江ノ電 長谷駅」の近くです。

「まいまい京都」 [観光]

生涯大学校の班の食事会から夕方の趣味の民謡尺八サークルの練習まで時間があったので、駅前の図書館で時間調整をすることにしました。

雑誌の棚を見たら「散歩の達人」という雑誌の表紙に「京都」という文字が見えました。京都には何度も行っているしこれからも頻繁に訪ねたいところですから、この雑誌を読ませてもらうことにしました。

お陰で二つの新しい知識を得ることができました。

一つは、「知恩院の朝のお勤め」です。
朝6時頃(月によって変わるので時刻は要確認)から始まるお勤めに一般人も参加できるそうです。早起きをして清々しい空気の中でお勤めをするって、考えただけでも気が引き締まりそうです。
(雑誌ではわからなかったのですが、ホームページを見ると、知恩院の参拝時間は9:00~16:00までとなっています。実際に参加するとなったらどうすればよいのか、もっと研究が必要です。)

もう一つは、「まいまい京都」です。
地元のガイドさんが、物見うさんの観光とは一味違ったコースを案内してくださるユニークな取り組みで直近のものはほとんどがキャンセル待ちの状態です。

呉服屋店主、植木屋の親方、京町家大工の棟梁、お坊さん、神主さん、花街のお姐さん、占い師、きのこライター、鉄ちゃん、廃河川マニア、主婦、学生、妖怪の子孫、京都大好き外国人など、バラエティに富んだガイドたち。

コースの例を挙げますと、

庭師と体感する浄土庭園、平等院のランドスケープ ~鎮守社・宇治上神社から浮島十三重石塔、修理中鳳凰堂と対面~ 定員15名

京大OBとたどる、京都大学・吉田キャンパス学問の系譜  ~総合博物館から時計台、尊攘堂、湯川記念館、人文科学研究所まで~ 定員15名


花街の達人と辿る、祇園の今 ~一力亭から祇園甲部歌舞練場、祇園東まで~ 定員15名


など、個人旅行では絶対に体験できないようなところに連れて行ってくれます。費用は1500円~5000円ぐらいだそうです。
タイミングさえ合えば新しい京都旅行の形として面白いと思います。

http://www.maimai-kyoto.jp/main/about/ まいまい京都とは

http://www.maimai-kyoto.jp/main/event/ まいまい京都イベント予定

http://www.maimai-kyoto.jp/main/guides/ まいまい京都、ガイドさんの紹介(何ページもあります。) 

京都旅行に出発 [観光]

秋の観光シーズンが始まる前の安い時期をねらって家人と京都旅行に行ってきました。

今回のコース「ほんまにのんびり京都3泊/京都駅付近」は、東京・京都間の新幹線のぞみ往復と名の知れたホテルの3泊4日宿泊込(食事なし)で一人3万2千2百円ですからお得です。(普通は、「のぞみ」指定席往復料金だけで27,040円かかります。)

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《ホテルの浴衣》

出発地の東京駅はリニューアルしたばかりですから駅の外に出て建物の姿を堪能しました。

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《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

戦災で3階部分とドームを失い今まで我々が見ていたのは2階建てと、ドームの部分は八角錐になっていました。
今回、辰野金吾さんの設計通りに内外観が復原され、更に、耐震のため免震工法で施工されています。

超ワイドな建物ですので1枚の写真には入りません。9枚の写真を無料の写真編集ソフトで繋いでパノラマ写真にしました。(三脚なしの手持ちカメラではこのぐらいが限界だと思います。)

ドームの中も評判なので北口のドーム内に入ってみました。
改札口に通じているので周りは行き交う人の波ですが、上を見上げると別世界のような素敵な景色が広がっています。

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《北口ドーム内部》

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《ドーム内の鳥と干支のアップ》

 出発まで時間があったので八重洲側にまわって、大丸デパートの地下でいつもの「鉄次のたいやき」と「創作鮨処タキモトの高菜おにぎり」を買いました。これは新幹線の車中でいただきます。

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前回の京都行きの時は880円の「高菜おにぎりセット」を買ったのですが、今回は見ただけで無理と思いましたので220円の単品を2個買いました。それでもたいやきと一緒だとちょっと多すぎて持て余しました。

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左が新漬け、右が古漬けです。reizanは、味に癖のある古漬けの方が好きです。

京都駅には15時18分に着いて、ホテルのシャトルバスで一旦ホテルに入り、チェックインしてから外出しましたが既に16時を回っています。

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東寺は16時30分までですから着いたと思ったら帰らなければなりません。逆の方を見たら西本願寺が近くですからこちらを目指すことにしました。閉門も17時30分ですから時間もたっぷりあります。

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《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

バス通りに面した大きな門を目指して歩いていたら、西本願寺のすぐ手前の左に曲がる脇道の角のところに、「← 国宝 唐門」の小さな看板がありました。

今まで通ったことのない道でしたので歩いてみることにしました。そしたら、なんということでしょう。極彩色の凄い門がさりげなく建っています。感激です。

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このあと、塀沿いにほぼ一周回ってバス通り側から境内に入りました。前回来たときは御影堂の工事中でしたが、今回は完成していましたので、阿弥陀堂から御影堂の順になかに入らせてもらいました。

御影堂の内部を見てもわずかな照明で薄暗くなんの感動もなかったのですが、その先の龍虎殿で、御影堂修復工事のビデオが上映されていて、これを見たら関係者の方の技や見所がよくわかって、あらためて御影堂に戻ってしっかり鑑賞しました。
夕方のわずかな時間でしたが満足度はかなり高かったです。

その後、東本願寺の脇を通って四条河原町まで歩きましたが、それだけで疲れてしまったので駅に戻って夕食をとってからホテルに帰ることにしました。その頃には京都タワーに灯りが入って綺麗でした。

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京都旅行二日目の朝は「イノダコーヒ」で朝食を [観光]

京都旅行一日目の夜は移動の疲れと京都の街を歩き回った疲れで爆睡してしまい、毎週見ている火曜夜10時からのNHK「つるかめ助産院」を見逃してしまいました。

爆睡したお陰で翌朝はすっきり目覚めました。
この日は清水寺から三年坂美術館を回って錦市場の「いけまさ亭」で昼食を摂ることが決まっていましたので、清水寺の近くの産寧坂を下りたところにある「イノダコーヒ」(コーヒーではありません)清水支店で「京の朝食」(ジュース・サラダ・タマゴ・ハム・パン・コーヒー)をいただくことにしました。

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《開店を待つお客さん》

我々は2番乗りで入店しましたので窓側の眺めの良い席に座りました。

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京都駅前の地下街にもイノダコーヒの支店がありますが、この景色はここだけのものです。地下店がいくら内装に凝ってもこの開放感にはかなわないでしょう。

食べ終わって庭を観ようと店の周りをうろついている時に気づいたのですが、この店の屋根が「むくり屋根」になっていました。

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庭のなかは、紅葉には早いですが秋の始まりをの風情でした。

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京都旅行二日目の続き [観光]

京都旅行の二日目の朝は「イノダコーヒ」から始まったことを報告しましたが、その続きです。

今回の京都旅行では三つの目的を決めていました。
一つは「清水寺奥の院夜叉神堂の千鳥格子」を見ること、二つ目は三年坂美術館正阿弥勝義の「群鶏図香炉」を見ること、そしてもう一つは、最終日の四日目に神戸の「竹中大工道具館」を訪れることです。 

清水寺は懸崖造りの舞台で有名ですが、これに上から訪れるのでなく、いきなり下から見上げると感激が大きいという情報を得ていましたので、 下の方から回ろうとしたら入場不可の立て看板がありました。

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こちらから入られると拝観料を徴収できないのと、見学者が両方からくるとお互いがぶつかったところで事故になる恐れもあるからやむを得ない措置だと思いました。

仕方がないので通常のルートに戻って舞台の上に立ちましたが、そこで唖然としてしまいました。
なんと、一番目の目的である奥の院が改修中です。

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向かって左の「地蔵堂」は工事の対象になっていないようですが、ここの格子は千鳥格子ではありません。

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自作の千鳥格子と並べて写真を撮ろうとリュックに入れて持ってきたのですが無駄に終わりました。

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《reizan作の千鳥格子》

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《千鳥格子の参考例》

ほかに見るところもないので産寧坂に戻り、朝食をいただいたイノダコーヒの前を通って、三年坂美術館に行きました。

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イノダコーヒから6軒目という近さです。内部は撮影禁止ですから正阿弥勝義の作品はここでご覧ください。
現代の人間国宝(彫金)がテレビで、正阿弥勝義の群鶏図香炉と同じものを作れと言われても作れないと語っておられました。それぐらい凄い作品だということだと思います。実物を見てreizanもどうやって作ったのか想像もつきませんでした。

特に見事なのは香炉の蓋の部分の菊のすかし彫りです。寅さんのふるさと柴又帝釈天の帝釈堂彫刻ギャラリーに木工の素晴らしい透かし彫りがありますが、正阿弥のは細かさが違います。

この日の予定は終わったので後は気のむくままに行動するのみです。
二年坂から高台寺下のねねの道を通って知らない道を歩いていたら祇園の八坂神社に行き着きました。

お昼を過ぎていたので錦市場に行って、八百屋さんの経営する「いけまさ亭」で、月替わり定食(1800円)に土瓶蒸し(1000円)をプラスしていただきました。

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《いけまさ亭 土瓶蒸しの具》

土瓶蒸しには、たくさんの松茸や鱧も入っていて大満足です。

2011年に内装をリニューアルされていて綺麗になっているのですが、reizanは前の市場の中の食堂という雰囲気が好きでした。
結構ボリウムがあって完食できませんでした。夕食は少しにしました。


 


京都旅行の三日目 デジカメのお陰で「隅鬼(すみおに)」が見えました [観光]

京都旅行の三日目は、同行している人の友達が車で案内してくださるというので方向を変えて奈良に行きました。

唐招提寺と薬師寺はぜひ見たかったので、薬師寺(高田好胤さんが再興したことで有名なお寺。先日買った新書「宮大工の人育て」の著者である菊池恭二さんが伝説の宮大工「西岡常一」さんの下で金堂と西塔の建立に携わった。)から見学をスタートしました。

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《薬師寺の入口、左は西塔》

薬師寺の前に立ってみたら右手に無粋な建物が見えました。中は国宝「東塔」の修復作業が行われているそうです。
西塔(上の写真)と金堂(下の写真)は拝観できましたが出来立てっぽい色合いがちょっと好きになれませんでした。
その点、東塔は経年の色をしているので見たかったのですが残念でした。

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《薬師寺金堂》

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《薬師寺パンフレット》

唐招提寺も修復したばかりなのに新しく見せない工夫がされていてこちらは素敵でした。

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《唐招提寺金堂》

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《左から見た金堂》

金堂の屋根の四隅の隅木を鬼が支えていると聞いていたので目を凝らしてみたのですがそれらしい塊しか見えません。ブログ用の写真もダメかなと思ったのですが、試しに倍率を上げて撮ったらはっきり写っていました。

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《隅木を背中で支える隅鬼》

金堂の創建当時から1200年以上も支えているそうです。きつそうな顔に見えるのはそのせいでしょうか。

金堂の脇から裏に回って鑑真和上の墓所「開山御廟」を訪ねたら木立とコケがいい雰囲気でした。恐れ多いので御廟の写真は撮っていません。

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《唐招提寺パンフレット》

それにしても、平日とはいえ京都に比べて桁違いに観光客が少ないです。だから人にぶつかることもありません。

地元の「コスモス畑」を見に行ってきました [観光]

テレビで立川市の「昭和記念公園」のコスモスが紹介され、翌日は入園料無料というので、家人がひとりで出かけましたが途中、雨模様だったため方向を変えて巣鴨に行ったそうです。

先日の新聞で、地元にも100万本のコスモスが見られる「コスモス畑」があると紹介されていましたので、晴れの日を狙って一緒に花見に出かけました。

場所はJRの駅からちょっと離れたところで、月水金だけ市民バスが走っています。最寄駅前を11時40分に出るバスが都合が良いのですが、帰りは3時間後しかありません。

どこでバスを降りたら良いかわからず運転手さんに尋ねたら、後ろの席に座っているご婦人もコスモス畑の最寄りのバス停で降りられるからと教えてくれました。

急に話を振られたご婦人が、「行ってもたいしたことないですよ。」と水を差すようなことをおっしゃいました。
ちょっと不安な気持ちにさせられます。

一緒にバスを降りて道順を教えていただき、そのとおりに歩いていたら案内標識が見えてきました。(フェスタは前の土日に開催されたのでこの日はありません。)

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左に曲がったらそれらしき景色が見えてきたのですが、同行者の「ショボ」という一言が胸にこたえました。周りは田んぼや畑で広々していますので、その中の休耕地にコスモスが植えられているのは確かに「ショボ」という感じではあります。

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《画面中央がコスモス畑》

でも、近づいてみるとそれなりの迫力はありました。
本当に100万本のコスモスがあるのか、暗算で計算してみました。
コスモス畑の敷地がざっと100m×50m=5000平方メートルだとすると、
1,000,000本÷5000平方メートル=200本/平方メートル
わかりやすく100平方センチメートル(10cm×10cm)当たりで考えると2本あれば良いことになります。実際にはそれ以上ありそうですので全体の面積が多少狭くても、100万本はあながち過大な表現ではなさそうです。

ということは100万本のコスモスでは「ショボ」と言われてしまうということです。昭和記念公園の550万本ぐらいないと人は驚かないのかもしれません。

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なかは迷路のようになっているので真っ直ぐな通りだけ歩いて脇道には入りませんでした。そして、reizanはもっぱらブログ用の写真撮影に専念しました。コスモスの本当の花(筒状花=中央の黄色い部分)をできるだけ大きくシャープに撮るのが目的です。

何10枚も撮ったうちで良さそうなのを3枚だけアップします。コスモス(=宇宙)の中には星がいっぱいを堪能していただけると思います。

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《五つの筒状花が咲いています》

事前の予想通り花見は30分もかからずに終わってしまいましたので、次のバスを待つには長過ぎます。意を決して一番近いJRの駅まで歩くことにしました。

一緒に来た人は夢のようなお花畑を想像していたらしく「だまされた」と少しおかんむりです。それに帰りの徒歩は予想外に長かったらしいです。(reizanにとってはすべて想定の範囲内だったのですが)

JRで最寄りの駅まで戻って駅前に出たら、ロータリーにコスモスがいっぱい咲いていました。

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今までの苦労は何だったのでしょう。
万歩計の数字が10684まで上がっていることが一番の褒美かもしれません。


京都旅行三日目の続き 午後は「ならまち」を散策しました [観光]

京都旅行の三日目は、同行している人の友達のご好意で車で奈良の観光をさせていただきました。
午前中の薬師寺と唐招提寺の見学は前に報告しましたが、今回は午後の行動を報告します。

お昼になったので薬師寺から駐車場に向かう道筋のどこかで食事をとろうという話になったのですが、ここが良さそうかなと思った蕎麦屋さんの前に着いたら「本日休業」の札が下がっていました。

仕方がないので「ならまち」で食べようということになり、車で移動しました。
「ならまち」というのは、近鉄奈良駅から徒歩13分、JR奈良駅から徒歩25分の場所にある奈良市の都市景観形成地区のことで、下の地図のピンクのエリアが「ならまち」になります。

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「ならまち」に着いたところで、「あしびの郷」というおつけもの御膳がうりの店で昼食をとりました。
ここで案内地図をいただいてエリア内の散策をしました。

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通りはこんな感じです。全体のエリアが広くて一般住宅もあるので1、2枚の写真では実際の雰囲気は伝わらないと思います。人通りは少ないです。

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「ならまち格子の家」は中に入って奈良の町家を見学させてもらえます。二階に上がると立派な梁がありました。

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服飾雑貨の店の店頭に置かれていた昔の小学校の椅子が懐かしかったので角度を変えて3枚も撮ってしまいました。

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これだけの情報があれば自分でも作れそうですが、小学生が乱暴に扱っても壊れなかったあの強度をどうやって確保するかが課題です。

身近なところに、広いコスモス畑がありました [観光]

先日、コスモス畑を見に行ったことをブログで報告しましたが、「ショボ」という言葉に反応してくださった読者の方が、近くにショボくないコスモス畑があることをメールで教えてくださいましたので行ってみました。

場所はreizan宅から東に直線で1.5km、道路沿いに行くと3.9kmですから自転車で20分ぐらいです。先日の場所の12.5kmに比べたらすぐ近くです。

着いてみたら本当にショボくなかったです。

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広さや花の数は先日訪ねた場所ほうが上のように見えますが、ショボく見えないのは周りの景色のせいだと思います。三方を小高い丘に囲まれていて手前が舗装された道路になります。
道路の側から見たときに目に入る平地の大半がコスモスの花で覆われているのが良いのだと思います。

先日の場所は新聞に取り上げられたことで知りましたが、近くのコスモス畑は全く情報がありません。
その理由は現地に行ってわかりました。ここは観光用の畑ではなくて、ある会社の工場用地でした。その旨の看板が出ていて立入禁止になっていました。 

最初の写真は逆光になっていましたので撮る位置を変えてみました。

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それを更にアップで撮ってみました。

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この場所を知ったおかげで来年以降も近場でコスモスの群生を堪能できそうです。

京都旅行の四日目、神戸に行ったら良いことがありました [観光]

今回の三泊四日の京都旅行のうちで、京都観光をしたのは初日の夕方と二日目で、三日目は奈良、そして四日目は神戸に足をのばしました。

出発前に決めていた目的地は、地元の老人クラブの会長さんから教えていただいた「竹中大工道具館」です。
JR元町駅から徒歩10分のところにあって、大工道具の収集と展示を行っている施設です。

京都駅8時15分発の東海道本線姫路行き快速に乗って9時22分着という予定でホテルをチェックアウトしましたが、京都駅で気になるチラシが目を引きました。

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こちらを見ているのはフェルメールの有名な「真珠の耳飾りの少女」です。

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チラシを手にとってみると、マウリッツハイス美術館展が神戸市博物館で開催されていて、最寄駅は元町と三宮になっています。

本物の「真珠の耳飾りの少女」を見たことがなかったのでこの機会に観ようと目的地に神戸市博物館も加えました。

元町駅に着いて、案内地図を見たら博物館は大工道具館とは反対方向に徒歩10分の距離です。周りの景色を眺めながらゆっくり歩いて行きました。

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《15番館》

開館時刻が9時30分だったためすでにたくさんの人が入館していました。

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展示会の内部は撮影できませんが、イメージを持ち帰りたい人のために、実際の展示と同じようなレイアウトのレプリカの展示がありました。

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本物を観た感動を胸にひめて、次は大工道具館に向かいました。
駅の案内地図には出ていなかったので駅前の交番で教えていただいてすぐにわかりました。

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《塀の向こうが竹中大工道具館》

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《モニュメントの向こうが玄関》

館内は写真撮影可ですが、大工道具の名品を展示している一階は改修工事中で見ることができませんでした。
次のサイトで雰囲気だけはわかりますが近寄ってみることはできません。

http://dougukan.jp/contents/assets/uploads/exg/panorama/1f_a/1f_a.html 常設展示1F-1

http://dougukan.jp/contents/assets/uploads/exg/panorama/1f_b/1f_b.html 常設展示1F-2

それでも二階、三階はじっくり見学させていただきました。

竹中大工道具館の近くには県庁や県警本部があります。県警本部は歴史を感じさせる素敵な建物でした。

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《県警本部の建物》

竹中大工道具館を見学した後、帰りの新幹線の時刻に余裕があったのでハーバーランドまで出かけて、海越しに神戸ポートタワーと神戸メリケンパークオリエンタルホテルを見て帰りました。

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今回の旅行の総括
清水寺奥の院、薬師寺東塔、竹中大工道具館が改修工事中で観たいところが見られませんでしたが、「真珠の首飾りの少女」は本家のマウリッツハイス美術館が改修工事中で借り出すことができたそうです。
今回は改修工事にたたられた旅行かと思いましたが、最後に改修工事のお陰みたいなことがあったので、たたりの全てを打ち消すぐらいラッキーな気持ちになりました。


渋谷区松濤は東京都心を代表する高級住宅地だった [観光]

ちょっとした用事があって東京渋谷のホテルに一泊させていただきました。そこであてがわれた部屋が思いのほか豪華でした。
エレベータを降りて、シングルルームのつもりで廊下を奥まで歩いたのですが自分の部屋番号がありません。戻ってみたらエレベータの横のスイートルームでした。

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部屋の広さはこんな感じです。

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外から見ると、三階のアーチになっている部分です。

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翌朝は早朝散歩をしようとホテルの前の道を歩いたら、信号交差点をすぎたところで松濤(しょうとう)の町に入りました。
あるミステリ小説で、松濤に入るとラブホテル街でそこを過ぎると高級住宅街になると描写されていましたが、reizanが通った道はNHK寄りの神山町からですからホテル街はありませんでした。

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最初に目についたのは「端唄」の看板です。端唄というと、ちょっと開けた窓越しに三味線の音とともに粋な女性の唄が聞こえてくるというのがreizanの持つイメージですが、ここは現代的なタイル張りの建物でした。

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「観世能楽堂」というのもありました。掲示板のスケジュール表を見ると頻繁に公演が行われているようです。

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《観世能楽堂》

このあたりには都知事公舎もありますが特に用事がありません。そこはパスして、電柱に「散策路」の表示がありましたのでその矢印に沿って歩いてみることにしました。

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矢印に従って道を曲がると、すぐに大きな建物がありました。

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戸栗美術館です。古陶磁専門の美術館だそうです。

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美術館の横を進んで、そのずっと先を左に曲がって、もう一度左に曲がったら、元の位置からちょっと先に進んだところに出てきました。
敢えて迂回させている意味は、この寄り道の区間に特に大きな豪邸がずらっと並んでいるからだと思いました。
個人のお宅を撮るのは失礼かと思ってカメラは仕舞っていたのですが、ここだけは珍しかったので撮らせていただきました。
個人邸の壁にバスケットボール(3on3)のゴールが取り付けてあるのですが、プレーをするのは道路上です。

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リング(高さ305m)の部分は道路管理者による占用許可が必要かもしれませんが、どうなっているかは不明です。

元の道に戻って真っ直ぐ進んだら、右側に松濤中学校があって、その先の左側に松濤公園がありました。
散策路から公園に入ってすぐのところは樹木に覆われていて林の中を歩いている気分です。
それほど広い公園ではありませんが、よく整備されていて地方の公園とは違うという印象です。

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松濤の地名の由来もわかりました。

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尺八レッスンの帰りに寄り道しました [観光]

月に一度、プロの演奏家の先生に尺八を教えていただいていますが、今回は久しぶりに土曜日のレッスンでした。土日祝はJRの「休日おでかけパス」(reizanの最寄駅から2600円)が使えます。行って帰るだけでしたら普通きっぷの往復2,560円の方が安いのですが、寄り道出来そうな時は休日おでかけパスを使います。

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上の図のエリア内は乗り降り自由です。範囲が広すぎてとても一日では回りきれないぐらいです。

レッスンの時間はいつもは午後1時半からですが、今回は開始が10時半からでしたので7時半には家を出て30分前には目的の駅に着きました(片道2時間半かかります)。

そしていつもどおり、唇に油を補給するために駅のホームの蕎麦屋さんで名物の唐揚げそばをいただいてから先生のお宅に伺いました。(そのために朝食は抜いています。)

レッスンが終わって他の用事も終わったのが正午でした。さて、これからどうしよう?
最近、テレビで盛んに紹介されている春の鎌倉(なかでも長谷)がいいかな?東京の西の方はどうだろう?と考えながら駅に向かったのですが、昼というのに気温が上がっておらず(前日より8℃も低いので)ちょっと歩いただけで体が冷えてきました。結局遠出は止めたほうが良いと判断して、取りあえず上野行の快速電車に乗りました。

折角上野まで来たのだから上野公園の桜でも見て帰ろうと思い公園口の改札に向かいました。

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桜の咲いている場所に行く前に、芸大の奏楽堂の方まで歩いてみました。

国立西洋美術館では「ラファエロ展」が開催されていました。

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東京都美術館では「エル・グレコ展」です。

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東京の人には色々な選択肢が提供されていいなあと思いました。

奏楽堂に着いたら、たくさんの人が並んでいました。4月から当分の間、建物の保存のため閉鎖されるということで最後のお別れコンサートが開催されるとのことです。

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中に入ってみたかったのですが、会場まで30分以上ありましたしチケットも持っていないので諦めて桜を見に行くことにしました。

戻るときはルートを変えて国立博物館の前を通りました。

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ニュースなどで出てくる上野公園の桜の代表的なアングルです。

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パノラマ写真を作ろうとしたのですが、上手くつながらず2枚になってしまいました。上のほうが右側で、下のほうが左側になります。

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この桜並木を通り抜けていたら右側に珍しい看板がありました。

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最近のテレビドラマでも、「上野大仏」の名前が出ていましたが実物を見るのは初めてです。

丘の上にパゴダのような建物がありますが、上がってみたらこれは関係なくて、建物の左側に仏様のお顔だけのレリーフがありました。顔の高さだけでも人間の背丈ぐらいありますので、全身があったら確かに大仏かもしれないと思いました。

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元の場所にもどって上野動物園の方を見たら、特に目立つ「しだれ桜」がありました。これだけの写真を撮っている人が何人もいました。

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この場所から左を見たら「東照宮」の文字がありました。上野東照宮らしいです。これも見たことがありませんでしたので長い露天の前を通って奥まで行きました。

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普通の神社と様子が違います。

近寄ってみたら、工事中の看板がありました。養生シートに唐門の写真が印刷されていたのでした。それでもこの偽物を写真に撮る人が何人もいました。(reizanもその一人です。)

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この寒い中、民踊を踊っているグループもありました。

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小一時間ほど上野公園内を散策しましたが腰を落ち着けるには寒すぎたので、上野駅の構内で買った花見弁当は自宅に持ち帰っていただきました。

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箱根日帰りバスツアーの招待が当たったのですが [観光]

郵便受けにDMのような透明封筒が入っていました。即ゴミ箱行きにしようと思ったら宛名があります。家人宛です。
そうなると捨てるわけにはいきません。

多分、ヒアルロン酸とかコラーゲンとかそういう類の宣伝だろうと思っていたら、商店の抽選に応募していたのが二等賞の「箱根日帰りバスツアーご招待」に当ったそうです。

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一等はペアご招待で、二等は本人のみご招待のようです。
でも、5800円を負担すると一名同伴ができると書いてあります。

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一昨年の秋に生涯大学校のクラス卒業旅行で行ったところですが、春の箱根も魅力なので濡れ落ち葉になってついて行こうと思いました。

しかし、世の中上手くいかないもので、reizan宅からですと日程表の真ん中の二日間でないと指定時刻に間に合いません。ところが、この二日は、それぞれが日にち違いで市の集団検診の予約をしているので二人が同じ日に行くことができません。当選者以外が単独で参加することはできないことになっていますのでreizanの参加は厳しそうです。

先の予約をするときに、何か差し障りが出てきやしないかといつも不安を抱えるのですが、たまにそれが現実になります。
ここは気持ちを切り替えて、近場の温泉センターに行くというてもあります。5800円で二人分の食事と入浴がまかなえそうです。

でも、考えてみたら抽選に当たらなければ、5800円をどう使うかとか、食事や温泉のことも考えなかったはずです。これも、只より高いものはないということの例なのでしょうか。

 


京都のホテルでも特製まくらを使いました(京都旅行の続き) [観光]

今回の京都旅行ではリーガロイヤルホテル京都に4泊しました。

初日の夜は備え付けの羽毛枕2個のうちの1個を使って寝たのですが、夜中に枕が合わないことが気になって目が覚めてしまいました。

どうしたものかと思いましたが、浴室のバスタオルが乾いていたのでこれで枕を作って寝たら朝までぐっすり休めました。

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ところが、翌日、外出して夕方に戻ったらルームメイクの方がすっかり片付けてくれていてバスタオルの枕もなくなっていました。

バスタオルを巻くだけですから特製枕を作るのは簡単なのですが、入浴に使ったバスタオルが乾くまで待っていると就寝が遅くなります。
そこで、担当の方にメモ書きを残して外出しました。
 
メモの出だしはルームメイクに対する御礼からです。そして、自分にはバスタオルの枕が一番楽なことを訴え、そのままにしておいていただくようお願いしました。
 
そしたら、その晩からチェクアウトするまで特製枕をあつかわずにベッドメイクしてくださいました。 
お陰で毎晩快眠することができました。

気づいたのですが、寝るときに支えるポイントはと、それからです。
脚と腰と肩は敷布団で支えられます。

問題は、首と頭です。
枕なしで寝た時に肩と後頭部は布団に接していますが首は空中に浮いています。だからここには必ず支え(バスタオルを巻いている部分)が必要になります。

では後頭部はどうかというと、気道確保が一番楽な角度に調整すれば良いわけです。
reizanの場合は、それが肩と同じ高さで良いので首の支えだけで良いのです。

しかし、後頭部はシーツに直に接しますのでタオル一枚でも敷いておいたほうが良いということで、写真の特製枕の形になりました。

目覚めた時に、首の張りや肩こりが気になる方は試してみてはいかがでしょうか。reizanはこれで肩こり・首の張りが無くなりました。

花占い(京都旅行の続き) [観光]

京都旅行で日本一のパン屋(たま木亭)さんに行ったとき、JR奈良線黄檗駅のフェンスで囲まれた敷地内に怪しい花がありました。
もしかしてご禁制のケシではと思って、あとで調べるために写真を撮りました。

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お辞儀をするように頭を垂れた蕾が毒々しい感じです。

でも帰宅してから調べてみたら、葉っぱの形から栽培が許されているヒナゲシだとわかりました。

ヒナゲシと言えば、アグネス・チャンさんの歌に、「おっかのうえヒナゲシの花で うーらなうのあのひとの心」というのがありますが、花びらを見るとどれも4枚です。「好き」から始めると必ず「嫌い」で終わりますし、「嫌い」から始めると「好き」で終わります。スタートをどちらにするかで希望通りの結果が出ます。

希望どおりの結果が出せる占いといえば、重松清さん(TVドラマ「とんび」の原作者)の「ドロップスは神さまの涙」(「気をつけ、礼。」 、文庫改題「せんせい」に所載)もそうです。

どちらも人の心を揺さぶる名作です。

知恩寺のフリーマーケット(京都旅行の続き) [観光]

京都旅行の二日目は15日ですので事前に目をつけていた「百万遍さんの手づくり市」に行くことにしました。
この市は、百万遍交差点近くの知恩寺さん(知恩院や智恩寺とは別のお寺です。)の境内に約350店が出店する大規模なものだそうです。

折角ですから開店の午前9時に間に合うように出かけて百万遍のバス停で降りて交差点を渡っていたら、イケメンの男性が車道に出て手を振っていました。

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一緒に行った人が気づいてなかったみたいなので教えてあげたら、交差点の対角まで来ていたのにわざわざ反対の角まで戻ってしまいました。そして、交差点を一周してきたその人と本来の目的地を目指しました。

目的地の知恩寺はこの交差点からすぐ近くです。
お寺の門をくぐると、いよいよ手づくり市の世界に入ります。

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この手づくり市は1986年に二人の有志の方が始めたといいますから30年弱の歴史があります。手づくりが絶対条件で仕入れたものを扱ってはいけないことになっていますからデパートや専門店と違う楽しさがあります。

各出店者の方たちは3,000円の出店料を出して領収書を提示しています。これを見るとどこから来た方かとか、店の名前とかがわかります。

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reizanの目はついつい木工品に向いてしまいます。中でもこの二つが素敵だと思いました。

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《ドラムスセット》

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《木の枝が脚になっている椅子》

ほかには、尺八が展示されているのが目に入りましたが、これは単なる飾りで実際に売っているのは小さな笛でした。

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この延べ竹の尺八は尺八を吹いたことのない素人さんが見よう見まねで作ったものみたいです。唄口はケーナのように深かったし、指孔径は小さすぎるし、節は5つしかありません(本物の尺八は7節)。

この蔓細工のカゴには高額の値札がついていました。

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《79,000円》

食べ物屋さんではこのパン屋さんが人気でずっと行列が出来ていました。

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reizanが気になったのは「メレンゲ50円」です。パンの形をしています。味も食感も想像がつきません。

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朝入場したときは閑散として見やすかったのですが、

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《午前9時過ぎの様子》

昼近くななると平日だというのにすごい人出です。15日が好天の休日に重なると身動きできないぐらいになるそうです。

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《昼前の様子》

結局、ここには3時間近くおりまして次の買い物をしました。それとアップルパイと美味しいコーヒーをいただきました。
  • メレンゲ(やっぱり気になったので)
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  • くるみパンといちじくパン(別の店で)
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  • 自分用のご飯茶碗と吹きガラスのコップ(淡い桜色の茶碗には親指用の突起があります)
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  • 五角形の箸(合格の語呂合わせで受験生の人へのお土産)
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  • 棕櫚ローリングには棕櫚の箒が良いそうです)
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この後ずっと箒を持って観光したのですが、魔法使いのオジイサンと思われたかもしれません。









二日目、京漬物屋さんで昼食して北野商店街、北野天満宮を見学しました(京都旅行の続き) [観光]

「百万遍さんの手づくり市」の知恩寺さんを出て今出川通を西に進むとすぐに、加茂大橋から右手に2つの川が合流する地点が見えます。

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左側が「加茂川」、右側が「高野川」です。加茂大橋から下流は「鴨川」と名前が変わります。
(余談ですが、MapFan・Webの地図を見るとかなり小さな橋の名前まで載っています。)

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加茂大橋を渡って少し歩いたら河原町今出川から右折して、さらに少し歩いたら京漬物の「田辺宗」さんが見えます。

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その右隣が同店の経営する食事処「葵匠」です。

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ここでは、漬物だけをネタにした握り寿司がいただけるのですが、同行した人がそれを食べ、reizanは銀鱈と鮭を味噌漬けにしたおかずが付いた味噌漬御前をいただきました。
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食事のあとは腹ごなしの散歩です。

京都御苑の石薬師御門から入って乾御門までの通り抜けをしました。

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《石薬師御門》

御苑のなかにある京都御所はreizan宅の何倍ぐらいになるのか想像もできないぐらい広大でした。

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ここの瓦には菊の御紋が入っています。

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管轄は京都府警ではなく、「皇宮警察本部」となっていました。

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今年の桜は早かったし、4月も中旬になっていたので桜は無理かと思っていましたが、立派な枝垂れ桜が満開でした。

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《別の角度から》



その後バスに乗って、本で見た北野商店街を目指しました。錦市場は京の台所と言われているけれど最近は観光市場になってしまっているので、生活に密着した市場を見るならここと紹介されていた場所です。
シャッター商店街になっていないところが羨ましく思いました。

この商店街を通り抜けると「北野天満宮」がすぐです。

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ここの灯籠には時計がセットされています。昔、時計を持っていない修学旅行生のために設置されたものかもしれません。でも、今時の修学旅行生は時計は勿論、スマホも持っているし、移動はハイヤーですから豪勢です。それを横目で見ながら大人はバスで移動します。

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この後は更に、バスで新町今出川まで戻って、立教大新町校舎の北側にある町家ギャラリーに「be京都アンテナショップ」の催しを見学に行きました。

そこを出て元来た道を下っていたら、玉子焼「伴海」さんの文字が目に入りましたのでこれは逃せません。

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1個だけ残っていただし巻き玉子(160円)を買いました。
この後、錦市場に寄って「三木鶏卵」さんのだし巻き玉子(小、430円)も買ってホテルに帰りました。

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《左:伴海160円、右:三木鶏卵430円》

伴海さんのは薄味の上品なだし巻き玉子です。三木鶏卵さんのは鰹だしが入っているとわかるぐらい濃い味です。
reizanとしては伴海さんの方が好みの味でした。 

きょうとーーーおおはら三千院(京都旅行の続き) [観光]

京都旅行の三日目、午前中は京都市北東部の大原に足をのばしました。デューク・エイセスの「女ひとり」という曲で名前だけは聞いたことのある場所です。

歌の歌詞から「恋につかれた女がひとり」行くような場所と思っていましたので行ったことがなかったのですが、同行の人から、六道珍皇寺みたいなマニアックなところに行く人が大原もおさえていないのが信じられないと言われて行くことになりました。

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今回は市バス専用の一日乗車券(均一運賃区間内乗り降り自由)のエリア外になりますので、

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「京都観光一日乗車券」というのを買い求めました。これだと大原まで往復している京都バスに乗れますし、市バスも地下鉄も乗り放題で1,200円(二日乗車券の場合は2,000円です。)です。ちなみに京都駅前から大原までの普通運賃は片道580円です。

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大原といえば「大原女(おはらめ)」という言葉も聞いたことがあります。
バスを降りて三千院への坂道を登っていたらこんな大原女が迎えてくれました。

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猪やカエルもいました。

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更に坂道を登ったら本当に大原女さんがいました。テレビ局のニュース映像の撮影現場に行き合わせたようでグッドタイミングでした。(ただし、大原女まつりの期間中は衣装無料貸出サービスというのもありますので、本物かどうかは不明です。)

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坂の途中から大原の里を眺めてみました。

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道端には手入れされた「勿忘草(わすれなぐさ)」が可憐な花を咲かせていました。ここから三千院まではすぐです。

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三千院のいわれを書いた高札がありました。

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これによると、特に失恋した女性や恋愛問題に悩む女性のためのお寺ということでもなさそうなのでちょっと安心しました。

入口の門と石垣はまるでお城のようです。

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受付から入って客殿と宸殿の内部を見学しましたが室内は撮影禁止でした。屋外はOKですので受付付近を撮ったら下屋がreizanの好きなむくり屋根でした。

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敷地内の往生極楽院は三千院(明治のはじめに現在地に移転)よりも歴史が古く12世紀末からここにあったそうです。
なかには国宝の阿弥陀三尊坐像がおさめられています。
また、舟底天井になっていることと、阿弥陀様の両脇の観世音菩薩と勢至菩薩が少し前かがみで正座している姿が珍しかったです。

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境内を移動していたらたくさんの人の目が向いているところがありました。 何事かと思ったら「わらべ地蔵」でした。

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これが以外にたくさんあって、見ている人は次々に見つけるたびに歓声を上げて嬉しそうです。

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なかには、ここになかったら何だかわからないお姿のものもありました。

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更に、境内の坂道を登って金色不動堂に向かう途中の道の脇に弁財天の像がありました。芸事の神様ですから勿論お参りをしました。

ここでも桜が満開でした。期待していなかっただけに得をした気分です。

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三千院を出たら「音無の滝」への案内標識がありました。ここから15分だそうです。往復30分ほどかかるので同行の人はここで待つことになり一人で出発しました。

15分と舐めてかかったらすべて登り道ですからまるで登山のようなきつさです。途中には比叡山に通じる分かれ道がありました。

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「音無の滝」の名前の由来はこういうことだそうです。

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声明の声の中に滝の音と逆位相の音が含まれていたのでしょうか。
高さはそれほどありませんが美しい滝でした。写真も撮ったのですがうっかり消してしまいました。

興味のある方はここを見てください。

滝を見て帰ろうとした時に足元から蛇が現れました。完全に油断していましたのでマムシだったら大変でしたがそうではありませんでした。

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蛇は弁天様の使いと言いますから、芸事に関して良いことがあるかもしれません。楽しみです。




三千院の次は寂光院に行きました(京都旅行の続き) [観光]

大原三千院を見学して、次は参道を下ってバス乗り場から反対側にある寂光院を目指しました。寂光院は天台宗の尼寺です。

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寂光院に関してはホテルの部屋に配られた京都新聞で秘仏の「普賢菩薩像」初公開の記事を読んでいたので楽しみです。

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寂光院の表札のかかった門をくぐって正面のお堂に上がると、

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極彩色のご本尊「六万体地蔵菩薩立像」が迎えてくれます。そしてここでは、拝観者が集まった都度、ご住職によってお寺の説明を聞かせていただけます。

壇ノ浦で安徳天皇とともに入水した建礼門院(平清盛の娘、高倉天皇の皇后、安徳天皇の母)でしたが源氏によって引き上げられ、一命をとどめこの寂光院で生涯を送ったとのことでした。
北九州市の門司に住んだことのあるreizanにとって壇ノ浦とか安徳天皇というのは懐かしい響きです。
 
実は、ここのご本尊は2000年に放火で火災にあって、現在のご本尊とは別物です。その炭化したご本尊が初公開の秘仏と並んで公開されているというので境内奥の収蔵庫に向かいました。

象に乗った秘仏と旧ご本尊を拝観させていただきましたが、個人的には旧ご本尊のお姿に圧倒されました。
全身が焼けて炭化しているのですが元の形を残しており、焼ける前の姿は知りませんが、現在のご本尊と比べるとこちらの炭化した方が神々しくて厳かな気持ちになりました。(収蔵庫の中は撮影禁止でしたので写真はありません。)

寂光院の鐘楼が柱建て四方転びでした。

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この柱の足元を見ると、「金輪継ぎ」で修復されていました。勿論、下側の方が新たな部材だと思います。

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ここの桜も綺麗でした。

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京都旅行4日目のメインイベントは昼食です(京都旅行の続き) [観光]

京都旅行4日目は同行した人の提案で上賀茂神社の近くで昼食をとることだけが決まりました。あとはその場の成り行きです。

朝食は、たま木亭のパンと牛乳で済ませ、早々に出かけたら早く着きすぎたので上賀茂神社(正式名称は、賀茂別雷神社[かもわけいかづちじんじゃ])を訪ねました。

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上賀茂神社のことは大工の勉強をした時に、特徴のある寺社建築の一つとして教えてもらったことがありますから個人的に興味があったので好都合です。

それは「流造(ながれづくり)」という構造で屋根に特徴があります。

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《流造の見本》

上賀茂神社の社殿は向かって右側に「本殿」、左側に「権殿(ごんでん)」が並び建ち、いずれも国宝になっています。
拝殿から社殿を見ることはできませんので料金を払って特別拝観をさせていただきました。(社殿は撮影禁止です。)

本殿と権殿は全く同じつくりになっています。神様は本殿の中におられますので権殿の中には誰もおりません。
では、権殿の役割は何かというと非常用の神様の避難場所です。

万一のトラブルで本殿から出なければならなくなった時の仮住まいが権殿です。普通ですと仮住まいなら必要最低限の物があれば良いということになりますが、そこは神様のことですから環境が変わってご利益がなくなったら困ります。遷ったことを意識されないように配慮を尽くしているのだそうです。
(拝殿からは本殿も権殿も見えません。余談ですが、拝殿の正面に向かって拝むと実は神様のいない権殿の方に向いているのだそうです。)

どうしても見たい方はここをご覧下さい。(写真の左側に写っているのが権殿で、右側に本殿の屋根だけが見えています。)

神主さんのお話によると、ここの社殿は1863年に建て替えられていて全国にある流造の神社のなかでは新しい方なのですが、流造の特徴をよく表しているということで国宝に指定されているそうです。

上賀茂神社の拝観を終え、昼食をとる店の前まで行って場所も確認しましたが、1時間以上もあったのでバスで下鴨神社まで行ってちょっとだけ見学して時間調整することにしました。

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《下鴨神社》

その時に車窓からreizanの気になる店が見えたので食事のあとで別行動で立ち寄ることにしました。

昼食の場所には開店の時間丁度に戻りましたので一番乗りです。
店の名前は「萬川(まんかわ)」といいます。普通の民家をそのまま飲食できるようにした感じです。

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ランチメニューは三種類ですが、フルセットは重いという同行者のアドバイスで1,580円のセットにしました。

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最初は写真を撮っていたのですが途中から食べることに集中して写真を撮るのを忘れました。数少ない写真をご覧下さい。

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《おばんざい盛り合わせとお茶》

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《京水菜のサラダ。これで一人分です》

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《白味噌仕立ての豆乳》

料理の写真はここまでです。
料理はすべて美味しくいただきました。

食事のあとはバスに乗って気になる店を訪ねました。

気になる店は二つありまして、一つは雑貨屋さんです。

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いわゆる雑貨だけでなく右の方にある自転車も売っています。驚いたことにその先にある自動車も売り物です。店の中もバラエティに富んでいて見ているだけでも楽しかったです。

次の店は、窓辺に陳列されている調理器具が気になった店です。ここから一人で自由行動です。

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使いやすそうなのがあったら買おうと思って立ち寄ったのですが店の中に入ったらそこはスーパーでした。惣菜を作る場所が窓に面していてそこで使う調理器具が透明ガラスの窓際に重ねられているだけでした。紛らわしいです。

ここに立ち寄ったのも何かの縁ですから何か買って帰ろうと見回ったら見たことないナンプラーがあったので買い求めました。
(輸入業者さんが横浜ですからこのナンプラーは東海道を行ったり来たりすることになります。)

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この後はホテルに帰るだけだったのですが、たまたま乗ったバスが清水寺の方を通るバスだったので八坂の塔下の「清水道バス停」で降りて買い物をしました。

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《八坂の塔》

買ったのは「幽霊子育飴」です。

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この飴には物語があります。亡くなった女性が墓の中で生まれた子供を育てるために飴を買いに来たという話です。
(詳しい物語はここ

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《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

本来の店はちょっとわかりにくいところにあるのですが、清水道交差点の角の電気店で受託販売をしてくれていますからそこで買い求めました。

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現物はこれです。噛まずに舐めているとほんわか幸せな気分に浸れます。幽霊でなくても買いたくなるぐらい美味しい飴です。

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京都旅行の最終日は、パンを買ってインカ帝国展を観てそれから・・・ [観光]

4泊5日の京都旅行の最終日。帰りは15時台の新幹線です。
それまでの時間をどう過ごすかは前日の夜に考えていましたので、そのスケジュールに従って行動したらオマケまであって充実した最終日になりました。

最初の行動は京都駅から黄檗駅まで出かけました。家で留守番している人に「たま木亭」のパン食べさせたかったからです。
家に持って帰る分と新幹線の中で食べる分を買いました。(写真はその一部です。)

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今回は奮発して高額パンも一つ買いました。大きさはアンパンとメロンパンの中間ぐらいで黒い紙で包まれていて中身は見えません。普通のパンのつもりで持ってみるとズッシリ重かったです。

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初日に行った時に、レジの横のガラスケースにちょこんと置かれているパンに気づいていたのですが、その時は値段を見て怖気づいてしまいました。
でも、ホテルにチェックインしてネット検索をしたら、この高額パンが評判でした。

朝7時から開店ということでしたので、旅行の最終日に早朝行動をすればその後の時間も有効に使えると思って買いに行きました。

件の高額パンの値段は1,155円でした。「黒豆のシュトーレン」という名前です。

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これまでシュトーレンというものを知りませんでしたが、NHK-BSプレミアムの「真夜中のパン屋さん」という番組でシュトーレンを作っているところを見てこれだったら高額になるはずだと思いました。

中はこんな感じです。

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《外観》

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《直径》

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《切断面》

パン屋さんの次は京都市内に戻って、京都文化博物館で開催されている「インカ帝国展」を見に行きました。

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場所は地図で確認して開館時刻に合わせて行ったので一番乗りと思ったのですが、reizanが入口と思ったのは別館で、こちらという案内に従って入ったら中で回り道をさせられて一番乗りはかないませんでした。

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京都文化博物館別館》

会場は別館の裏側の本館(大きな建物)のなかでした。

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ここで3時間近くインカ帝国の歴史を勉強しました。

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新幹線の時刻にはちょっと早かったのですが京都駅に戻るしかないかなと思っていたら、施設内の一階下のフロアにフィルムシアターの映画会の案内板が出ていました。インカ帝国展の入館者は無料で鑑賞できるとのことです。

上映されるのは日本の古い映画で、山本薩夫監督の「台風騒動記」です。
ホールの椅子で休憩するのも悪くないと思って入ったら立派な椅子が設置された映画館のようなホールでした。

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1時半から上映が始まったのですが3時過ぎの新幹線に乗るためには全編を観ることはできません。そのことは最初からわかっていたのですが、ちょっと休憩のつもりで入ったら映画が面白くて泣く泣く途中退場しました。

自宅に帰って調べたら、過去にNHKで放送されたことがあるらしいのですが、DVDは出ていなくて一般には観ることができません。
続きが気になってしょうがないので代わりの方法を思いつきました。この映画には原作本「台風十三号始末記」があるということですからそれを読めばなんとかなりそうです。

先ず、地元の図書館の蔵書を検索してみましたがありませんでした。そこでAmazonのサイトを調べてみたら中古本がありました。それも1円です。即、買いです。(別に送料250円がかかりました。)

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全体に経年焼けがあるのですが、特にこのページだけは額縁に入っていたような焼け方をしています。

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最初は登場人物の人間関係がよく分からず、隠語みたいな言葉も出てくるので理解しにくかったのですが、途中で、共産党員で町議会関係者の著者(昭和37年に共産党を除名)が自分の見聞きしたことを書いているらしいことが分かってから、登場人物の関係も理解できてすらすら読めました。

本書は昭和30年に発行されていて、2年前の台風ということですから昭和28年のことになります。その時reizanは5歳ですからこの台風のことは覚えていません。

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記憶に残っている伊勢湾台風は昭和34年ですからreizanが11歳の時のことです。
 

京都みやげあれこれ [観光]

ジパング倶楽部の会員になっている人が、台風26号(2013年)が来ている最中に京都旅行をされて、お土産をいただきました。

夜、京都に着いて一泊。翌日は一日観光。その日の夕方から翌朝まで台風の影響で雨風が強かったそうですがその時は二泊目のホテルの中。三日目は台風一過の晴天に恵まれ午前中乱れていた新幹線のダイヤも午後には正常に戻りました。

しかし、関東のローカル線は夜まで乱れっぱなしで、普段、東京駅から自宅最寄駅まで1時間10分程度のところが3時間もかかったそうです。京都-東京間の新幹線(2時間10分ぐらい)の約1.5倍もかかったことになります。

お土産その1は、たま木亭のパン。「山栗ショコラ」でした。
中央には栗と栗餡が詰まっていて、周りには砕いたアーモンドが鼻血が出そうなぐらいたくさん散りばめられています。

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お土産その2は、「ぎぼし最中」です。ぎぼしは「擬宝珠」書きます。橋の欄干や寺社の回廊の手すりの柱に取り付けられた玉ねぎ形の飾りをモデルにした最中です。
 
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《ぎぼし最中》

溢れんばかりの小倉餡が詰まっています。 東京新橋の新正堂の切腹最中がこれに似ていますが味は全く別ものです。
reizanはぎぼし最中の味のほうが好きですが、開腹手術のあとの快気祝いにジョークとして使うには切腹最中が向いています。

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《切腹最中》

そして、お土産その3が「幽霊子育飴」です。
慶長4年(1599年)、京都で亡くなった奥さんを葬った後、数日を経て土中から幼児の泣き声がするので掘り返してみたら、亡くなった奥さんの産んだ児でした。
その当時、夜な夜な飴を買いに来る婦人がありましたが、幼児が掘り出されてからは来なくなりました。それから誰言うとなくこの飴を「幽霊子育飴」と呼ぶようになりました・

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全部reizanの好きなものばかりで美味しくいただきました。

あっ、それから「551蓬莱の豚まん」というのもいただきました。有名らしいのですがreizanは知りませんでした。大阪名物ですが京都駅でも売っているようです。
頂き物にケチをつけるようで申し訳ないのですが、正直に言うと北九州小倉の「揚子江の豚まん」の方が数倍美味しいと思いました。


「ジパング」でハードな旅しました [観光]

「ジパング倶楽部」入ったら早く2割引きを使い切って3割引きが使えるようにせよとの強い指示を受けてハードな旅行をしてきました。

旅程は次の通りです。

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14日 東京を出て京都泊
15日 午前中に手づくり市見学。午後北九州小倉に移動してサラリーマン時代の会社の同窓会に出席。小倉泊
16日 小倉から倉敷に移動して大原美術館・美観地区を見学、その後米子に移動して宿泊
17日 安来に移動して足立美術館見学。京都に戻って宿泊
18日 京都観光。京都泊
19日 午前中に京都観光。夜帰宅 

新幹線の列車名を見ていただくと「のぞみ」「みずほ」の名前はありません。ジパングの規定で割引が利くのは停車駅の多い列車に限られているのです。

本当にハードでしたが無事に帰り着きました。我ながらよく頑張ったと思います。

ブログネタもたくさん仕入れましたので追々ご披露していきたいと思います。

京町屋のゲストハウスに泊まりました~1~(ジパング旅行報告 その3) [観光]

旅行初日(5月14日)の宿泊は、京都西陣の町屋を改造した小さなゲストハウス「木音(きおと)」さんでした。

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ここにした理由は同行した人が一度は京町屋に泊まってみたいと言っていたことと、京都三大祭り(葵祭、祇園祭、時代祭)の一つの葵祭の前日でホテルの料金が普段の3倍ぐらいに跳ね上がっていたからです。

reizanたちが泊まった部屋は洋個室(ツインベッド)で二人利用で一人3,800円+朝食700円でした。寝間着・アメニティは持参が原則です。

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町屋ですから玄関の間口は狭いです(昔、間口の幅で税金の額が決められていたため、間口が狭く奥に長い家屋が広まったと言われています)。
町屋といえば明り取りのため途中に坪庭があってその奥にも部屋がある”うなぎの寝床”のような間取りが紹介されますが、この宿は中庭の辺りまででその奥はありません。宿泊定員は10名で町屋としては小規模なほうだと思います。

HPに部屋の紹介があります。

http://kioto-kyoto.com/setsubi.html ゲストハウス「木音」お部屋・設備・料金

玄関を入ると長い土間があって、その左側の壁の裏が我々が泊まった洋個室です。
土間から板の間に上がったところが受付があり、その奥には土間の延長線上に台所、その左に茶の間(フリースペース兼食事室)と洗面所、さらに奥に進むと坪庭があり、その左側に主に女性用の洋式トイレ、排水栓のない正方形の和風浴槽を流用したシャワー室、そして最奥に小便器と和風便器のある主に男性用のトイレがあって、一階はそこまでです。

2階に宿泊室がありますが、こちらは見ていないのでわかりません。

洋個室にはテレビもラジオもありませんから、午後9時前には床に入って就寝です。

備え付けの枕はこんなに高さがあります。

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reizanには合いませんので持参したタオルで特製枕を作りました。

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床に就く前にサイドテーブルの上に珍しいものがあることに気づいていました。

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耳栓です。
寝つきは良い方なので関係ないと思って電気を消したのですが、うとうとしていたときに遅くついた人がチェックインしている会話が聞こえてきたり、頭の後ろのガラス戸1枚隔てた外の道路から通行する人の会話や車の通る音が聞こえてきます。
これはダメだと思って耳栓を装着して、あとはぐっすり眠れました。


京町屋のゲストハウスに泊まりました~2~(ジパング旅行報告 その4) [観光]

京町屋のゲストハウス「木音」さんに泊まった話の続きです。順番が前後しますが就寝より前の夕食の話です。

夕食は付いていませんので外食です。ガイドブックも持たずに来ましたので行き当たりばったりです。千本今出川のバス停から上がる方向に歩いたのですがバス通りにはこれといった店がありません。

それで戻りは道を渡って路地を覗きながら下りました。そしたら良さそうな店を見つけました。
「キッチンパパ」という名前です。

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店の前に立ったら、なかは米屋さんです。

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でも、メニューと料金を書いた看板が立てかけてありますから間違いないだろうと思って入ったら米屋さんの奥が洋食&JAZZ「キッチンパパ」(木曜定休)でした。米屋さんが美味しいご飯を食べてもらいたくて飲食店を始めたらしいです。

reizanはハンバーグ定食(980円)を頼みました。

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サラダと味噌汁もついています。

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ご飯は大中小から選べるようになっていて、お変わりも自由です。若いころだったら大盛りでお変わりをしたかもしれませんが年寄りになるとコストパフォーマンスよりも適量がベストです。

だから迷わず小(100g)をお願いしました。いつもは容器込み145g(容器抜き113g)ですから二口分少ないぐらいです。

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茶碗が大きいのですごく少なく見えますが、見た目よりも量がありちょうどよかったです。

米粒を楊枝の頭で比較してみたらreizanが炊くごはんの方がもう少し大きく膨らんでいるような気がしました。

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帰りにキャンデーをいただいたのですが、「お米キャンデー」という名前でした。

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米のマスコットが描かれているからかなと思ったら、嘗めているうちにつぶつぶが現れてきました。
よく見たらマスコットはご飯ですから、キャンデーの中のつぶつぶが米(ご飯粒)を表しているのかもしれません。


この手づくり感が良い感じです [観光]

最寄りのJR駅のコンコースに感じの良い掲示物がありました。

「山形日和」と銘打った山形県への旅行を勧誘する観光案内です。これが手づくり感にあふれていて印刷物にはない暖かさ・ハートの温もりを感じました。

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《全景》

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《部分拡大》

山形には行ったことがありませんが機会があったらぜひ行ってみたいという気持ちになりました。自由になる時間はたっぷりあるので、あとは宝くじが当たってくれたらばっちりです。

こういう手書きのものは書店の店員さんが書いた推薦のポップと同じで、手づくりの感じが見る者の心を和ませ・惹きつける効果があるようです。


京町屋のゲストハウスに泊まりました~3~(ジパング旅行報告 その5) [観光]

京町屋のゲストハウス「木音」さんとも一泊でお別れです。前日は9時に寝たので6時前には目覚めました。
朝食は8時からと9時からの選択制です。早い方をお願いしていましたがそれでもので2時間もあります。

朝食までの時間を朝の散歩に当てることにしました。
ゲストハウスを出たのは6時半ごろです。片道30分強歩いて戻ってくればちょうど良いと計算して、今出川通りを千本今出川から堀川今出川方向に歩くことにしました。

ゲストハウスを出たところから二、三軒先で、昨日は気づかなかった看板が目にはいりました。

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「杼」の字が読めません。次の宿泊先に備え付けのパソコンで調べて「ひ」と読むことがわかりました。
実物は看板の上の方に三つ貼りついている舟形のものです。

何に使うかというと機織りのときに横糸を通すための道具です。中央の空洞の部分に軸があってそこに横糸を巻きつけておきます。

今回の旅行中に偶然見たテレビ番組で長谷川杼製作所さんが紹介されていました。長谷川さんは現在流通している杼の大半を作っている方で海外からも注文があるそうです。

今出川通りに出て堀川通り方向の歩いていると、同行者が、このあたりにパン屋さんがあるはずだと言います。
それらしい店が見当たらなかったのですがテント看板の色に見覚えがあるそうです。テントの文字は消えていますしシャッターが閉まっているので何の店かわかりません。
でも、傍に寄ったら甘いパンの香りがしてきます。間違いなくパン屋さんです。

7時少し前でしたが、パン屋さんだったら7時に開くかもしれないと待っていたらシャッターが上がりました。
それと同時に3、4人の人が現れました。(さっきまで見当たらなかったのに不思議です。)

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《開店後の外観》

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《店の名刺(両面)、画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

一緒に中に入ったら、ビニール袋に入った昨日のパンが売られていました。皆さんの目当てはこれのようです。
reizanの地元でも同じような売り方をしている店はありますが、ここのはとにかく安かったです。4個入りで170円ぐらいでした。75%引きぐらいのイメージです。

同行者の目当ては餡パンだったのですが9時の焼きあがりとのことだったので、別の日に買うことにしました。
後日買った餡パンがこれです。reizanが日頃ご飯の重さを計っている感覚で計ってみたら200g以上はありそうです。

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一人では食べきれそうになかったので二人で半分ずつを食べました。見た通り皮は申し訳程度でほとんどが餡です。これだけの量ですが甘さ控えめなのでおいしくいただきました。

「マリーフランス」というパン屋さんです。上賀茂神社と下賀茂神社の途中ぐらいに北山店もあるようです。
次回の京都旅行の時も食べてみたいです。

京町屋のゲストハウスから知恩寺の手づくり市へ(ジパング旅行報告 その6) [観光]

京町屋のゲストハウス「木音」さんに一泊して、朝の散歩から帰ってきたらちょうど8時でした。

共同スペースの居間に食事が準備されています。
昨夜遅く入ったガテン系のお兄さんたち3人はreizanが散歩に出る前に出発されましたので、残っているのはreizanたち2人と一人旅の若い女性とアジア系外国人らしい若いカップル2人の計5人です。

どう座るかでお互いに遠慮しあっていましたが、結局reizanが取り仕切って、応接台の片側にreizan、reizanの連れ、一人旅の女性の順で座り、reizanの向かいにカップルの男性、隣に女性が座りました。

いただきますをして、一同黙々と食べていたのですが、均衡を破ったのはreizanの連れでした。一人旅の女性に気安く声をかけたのがきっかけです。

話しをしているうちに一人旅の女性は韓国の方だとわかりました。その方が教えてくれて向かいのカップルが台湾の方だということもわかりました。
連れが日本語で話しかけたら普通に日本語のアクセントで返事が返ってきたので途中までは韓国の方とはわかりませんでした。韓国の方は「ぞ」の発音ができません(家族が「かじょく」になってしまいます。)ので、すぐにわかるものなのですがこの方の発音は完璧な日本語でした。

理由を聞いたら大学で日本語を専攻されたそうです。台湾の方とも会話をされていましたが英語でないことはわかりましたので多分中国語ではないかと思います。英語も話せそうな雰囲気でした。

韓国で就職されていて、休日を使って日本観光に来たのでその日に帰られるとのことでした。来てみて葵祭があることを知ったのでレンタル着物を借りて見物にいき、その後帰国されるそうです。

日本よりも超就職難の韓国で就職されていること、語学力が優れていること、会社の休みに海外旅行ができる余裕があることなどから推測してただ者ではないと思ったのですが、見かけはごく普通のかわいいお嬢さんでした。

reizanはほとんど話しませんでしたが、国同士の緊張が高まっている中で、普通の会話ができたのはお互いに良かったのではないかと思います。ちょっとした国際交流でした。
しかし、台湾の方とは全く会話ができなかったのは心残りです。

韓国の女性と一緒に宿を出ましたが、彼女はレンタル着物の店に向かいreizanたちは百万遍の知恩寺の「手づくり市」に向かいました。

ここの手づくり市は、じっくり見ていると半日では足りないぐらいたくさんの店が出ます。下のパノラマ写真でもごく一部しか写っていません。(出店者カテゴリーリスト

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《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

reizanの目当ては家族のために茶碗を買うことです。取っ手付きのご飯茶碗がお気に入りです。

前回と同じ場所を目指して探したのですが最初は気づきませんでした。ほかの場所で倍ぐらいの値段だけど気にいたご飯茶碗ががあったのでそれを買いました。「めい工房」さんの作品です。

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《バスが走っています》

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《街を通って茶碗の中に入ると》 

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《バス停があります》

その後も何回か巡回しているうちに目当ての店を見つけました。陶器屋さんと思っていたのですが洋服も扱っておられてそちらが目に入った途端にここは違うと思って次を見ていたので気づかなかったようです。

結局ご飯茶碗は3個買いました。

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後で買った茶碗の横顔はこうです。

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最後のは前に買ったのと似ていますが見込みの雰囲気がちょっと違います。

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《左がreizan用》

手づくりなので取っ手のサイズも微妙に違います。

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そのほかに、手づくり束子と2個と

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「あすなろ」材の菜箸を買いました。水を含みそうでカビないかと心配したのですが、そのようなこともなく使い勝手も良くてお気に入りです。3膳100円はとってもお買い得でした。先の方が傷んだら料理鋏で切って使ってくださいということでした。

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前回は棕櫚の箒など大物を買ったので観光して回る際に邪魔でしょうがなかったのですが今回は楽でした。

次は昼の新幹線に乗って小倉に向かいます。
旅行に出発した日の翌夕には小倉にいたのですが、ブログではなかなか着かないと心配されていた小倉のお客様。長々と6話まで引っ張ってすみませんでした。もうすぐ着きますからお待ちください。

京都から小倉まで(ジパング旅行報告 その7) [観光]

午前中に、京都百万遍の知恩寺で「手づくり市」を覗いた後は京都駅から新幹線で福岡県の小倉駅に移動です。

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ジパング倶楽部の割引切符は「のぞみ」「みずほ」 に乗れませんので、「ひかり」で岡山まで行って、その先は「さくら」に乗り継いでの旅となります。小倉着は15:17でした。

小倉での宿泊は宿を手配してくれた人の好みでスーパーホテルです。テレビの情報番組でリピート率がダントツと紹介されていましたが、泊まってみたら確かに今まで泊まったビジネスホテルの中では最高でした。

夕方にチェックインして部屋に行こうとしたら、枕を並べた棚を教えられて、「ご希望の枕をどうぞ」ということでした。
見たら、材質や高さの違いでいくつもの枕が準備されていました。

reizanは一番高さの低い低反発枕を借りました。(一晩寝てみたら本当に具合が良くて、同じものが買えるのだったら欲しいです。)

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部屋に荷物を置いた後は、ぶらっと小倉の繁華街に出ました。長らく訪ねていませんので街の様子がどれだけ変わっているかの確認です。

駅前の「シロヤ」というパン屋さんは人気の店です。いつ見てもショーケースの前面を覆うようにお客さんが横に広がって張り付いているので中の商品が見えないぐらいです。reizanが好きなのは練乳を注入した「サニーパン」です。パンの先の方に練乳を入れるための孔があるのですが、この孔を上にして上手に食べないと練乳が垂れて手がべたべたになってしまいます。

 

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一銭洋食屋さんも健在でした。reizanは自分で作れるのでここで食べたことはありません。

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揚子江の豚まんも以前と同じ場所にありました。

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次はうどん屋さんです。玄関を入って空席を捜し、そこまで歩いて席に着くと、まだ注文もしていないのに目の前に「うどん」が置かれるという「はるや」さんも昔のままでした。

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最後は、焼うどん発祥の店として有名な「だるま堂」さんです。ここも暖簾や幟が出ていました。

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《店は黄色の幟の向こう側》

reizanの定番のチェック箇所はこれだけですから、小倉の街は変わっていなかったという印象です。

街歩きの後はリーガロイヤルホテルに移動です。今回の小倉行きの目的は昔勤務していた会社の創立記念パーティーへの出席です。

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退職してから6年ぶり、それに退職前の10年は東京勤務だったので、知り合いの方々ともほとんどが16年ぶり以上となります。
最初の30分は社長のあいさつや業績報告があって、乾杯の後の時間は1時間です。その間に知人を捜して挨拶と少しの会話をしていたら1時間飲まず食わずでお開きになってしまいました。何十人と話したかわからないぐらいです。

昔、一緒に遊んだ職場の後輩とも気楽に話しましたが、そのうちの4~5人は現役の役員さんでした。一緒に働いた人たちが偉くなって活躍されているのは嬉しいものです。

その後、元の職場の先輩に誘われて二次会・三次会に行き奢っていただきました。この日の小倉の店はパーティー出席者の二次会でどこも賑わっていました。

ホテルに帰ったあとは大浴場で風呂に入ってから床に就き、翌朝はホテルの朝食を食べてから、小倉発09:01の「さくら」で岡山・倉敷へ向かいました。
次は大原美術館に行って、その日のうちに米子へ移動です。

石炭王は凄かった [観光]

前に、「花子とアン」がらみで福岡県飯塚市の「旧伊藤伝右衛門邸」のことを取り上げましたが、今度は、愛読している「女神のまえがみ」さんのブログで「旧高取邸」のことを知りました。

http://musasi6342010.blog48.fc2.com/blog-entry-249.html 女神のまえがみ 旧高取邸

場所は佐賀県唐津市です。
若いころ、「唐津くんち」のときに曳山を見に行ったことはあるのですが旧高取邸のことは知りませんでした。

こちらも石炭王の住宅で当時の贅をつくした建物は魅力的です。
敷地2300坪に和風を基調にしながら洋間を持つ近代和風建築で国の重要文化財に指定されているそうです。
なんと、大広間には能舞台まであるそうです。(能舞台ぐらいの家で暮らしているreizanには想像もつかないぐらい大きな家のようです。)

http://www.karatsu-kankou.jp/takatori.html 旧高取邸

YouTubeに敷地内を紹介してくれている動画がありました。
https://www.youtube.com/watch?v=a_LkllCQ5uE 唐津・旧高取邸 炭鉱王の邸宅

関東からだと遠いですが、北九州からだと日帰り圏内です。若いときに知っていれば絶対に行ったと思います。

11月2・3・4日の「唐津くんち」と「旧高取邸」を見て、「呼子(よぶこ)」でイカの刺身を食べるというのがお勧めコースです。

https://www.google.co.jp/search?q=%E5%91%BC%E5%AD%90+%E3%82%A4%E3%82%AB&biw=1572&bih=924&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=RU0fVKCyCIqm8AX1oIGADg&ved=0CEcQsAQ 呼子 イカ

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