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尺八の構え方(当て方) [尺八演奏]

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reizanが尺八を吹いているときの口元を撮ってもらいました。横から見ると管頭の塞ぎが足りないような気がします。

今度はreizanを撮ってくれた人の口元を撮らせてもらいました。下唇がはみ出すぐらいに充実しているので塞ぎは十分です。

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下は民謡尺八サークルで一緒にやっている人です。

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今年の春から尺八を始めた初心者です。右手を管尻側に構える方ですので右側に引っ張られて唄口が斜めになっています。息の吹き出しと唄口のエッジが平行になっていないためにかすれた音や雑音の多い音になりがちです。尺八歴の長い人のなかにもこの癖が残っている人がいたりします。

また、唇の開きが大きいためすぐに息が切れます。「吹く」という意識が強すぎて構えてしまうのも一因になっていると思います。唇を軽く閉じたまま息を吐くと薄い隙間が出来てそこから息が出ていきます。唇の形はそのまま維持しつつ吐く息のスピードを上げたり下げたりして練習すると良いと思います。

次の方も今年から仲間になった人ですが、少しかじったことがありますので最初から音が出ていました。

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上の写真はreizan作の塩ビ管尺八を吹いているところです。向かって右側が下がっています。

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竹管に持ち替えてもらっても同じ方が下がっています。この方も右手を管尻側に構えているのですがそれが原因になった場合とは逆方向にねじれているのが不思議でした。本人としては真っ直ぐ持っているつもりといわれますし、確かに眉間から鼻を通って顎を結んだラインに対しては真っ直ぐに構えています。どういうことだろうとお互いに不思議がっていましたが、原因がわかりました。

原因は、この方の口が正面から見ると少し右上がりになっていたためでした。顔の中心をY軸とするとY=aX+b (a>0)のイメージです。

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ご本人が真っ直ぐと思っていた位置よりも一寸右にひねってもらうとかなり良い位置に構えられるようになりました。

写真撮影にご協力いただいた皆さんありがとうございました。



《参考情報》

BS2で見逃した「ジョン・海山・ネプチューン」さん(尺八奏者)を紹介する番組がBShi で放送されます。其界では有名な方ですので名前だけは存じ上げていますがCDも演奏も聴いたことがありませんのでぜひ観てみたいと思います。

放送日時 :2010年 7月16日(金)午前9:25~午前9:50(25分)

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