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「なめ茸」をつくってみました [料理の勉強]

新聞に「エノキダケの甘辛煮」のレシピが載っていたので、スーパーで一袋買ってきて作ってみました。

「エノキダケの甘辛煮」とは何かというと、「なめ茸」(名前は似ていますが「なめこ」は使っていません。)という名前で瓶入りで売られているあれです。
昔は買っていたことがありますが、毎回連続で使うと飽きてくるからと間隔を空けていると、そのうちに忘れてしまって残りを捨ててしまうことが度々ありました。

美味しいのですが早く食べろと急き立てられるようで、ずっと買ったことがありませんでした。
新聞のレシピを見たら作り方は簡単そうだし、量も1、2回で食べ切れるぐらいなので作ってみることにしました。

小鍋に、調味料(すべて液体)と2㎝幅に切ったエノキダケを入れ、かき混ぜながら弱火で10分間煮るだけです。
かき混ぜていると自然にとろみもついてきて、reizanでも簡単に作れました。

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瓶詰めのものと違って保存料などが入っていないので自然な美味しさを感じます。ただ、新聞のレシピ通りに作ったらちょっと甘みが強いように感じました。
今後、reizan流の味付けを研究して、もっと美味しいものにレベルアップしていくつもりです。


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届くまでに日数がかかったわけ [番外]

夏祭り用に作った「パタンと倒れるコリントゲーム」の改良を思いつきました。

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標的がパタンと倒れた時、板と板がぶつかるため耳を刺すような刺激の強い音がします。そのことは最初から分かっていたので鈴をつけて音を和らげるようにしました。

屋外ではそれで十分だったのですが、11月には生涯大学校の学園祭に出品しようと思っています。
そうすると室内に設置することになりますので板がぶつかる音は気になりそうです。

対策を考えていて「ゴム脚」を使うことを思いつきました。
蝶番がパタンと倒れた時にゴム脚がそれを受けて、板と板がぶつからないようにしようというアイデアです。

蝶番が倒れたとき、コリントゲームの盤面と蝶番のすき間が7mmですので、厚さ8mmのゴム脚を使うことにしました。

Amazonで検索したら、20個入りで421円(送料無料)というのがありましたので注文しました。(ホームセンターに買いに行くと往復のバス代が440円かかりますのでネット購入の方が得ですし、もしホームセンターに行ったとしても希望するサイズがあるとは限りません。)

この時、他に二つの品物も注文したのですが納期に大きな差がありました。大体、翌日か翌々日には届くのですが、このゴム脚は、8月23日に注文して8月31日~9月8日お届けとの予告がありました。

ゴム脚.png


不思議ですが、急いでおりませんの焦らずに待っていたら昨日(9月1日)届きました。

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届いたところで日数がかかった理由が分かりました。それは中国から送られてきたからでした。「中国郵政」だけ読みとることができました。

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南瓜を煮つけたものの・・・ [料理の勉強]

南瓜を買ってからかなり日にちが経ちましたので、南瓜の煮物を作ることにしました。

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問題はつくる量です。普段は4分の1カットのものを買ってきて作っていましたから、1個まるごとあるとどうしようかと迷ってしまいます。

そして、最終的にはチャレンジしたいという誘惑に負けて1個全部を煮付ました。

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いつもは16㎝の鍋に一段と少しの量ですが、今回は20㎝の鍋にびっしり三段になってしまいました。

reizanレシピ(1/4個~1/2個用)どおりでは水や調味料が足りないと思いましたが、倍にして味が濃くなりすぎるのが怖かったので1.5倍にしました。

結果は薄味になってしまいましたが、その分、より南瓜本来の味が感じられるようになって、これも有りだなと感じました。


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箏曲「みだれ」の乱れ方が半端ない [三曲]

地元三曲協会の今年の定期演奏会では、全会員が参加して筝曲「みだれ」を演奏することになっています。
昨日、その下合わせがあって参加しましたがかなり手こずりました。

筝曲「みだれ」というのは、「六段の調」を作曲した八橋検校が作曲した曲です。(YouTubeに素敵な演奏がありました。ここ。)
なぜ「みだれ」というかというと、他の段ものの曲が各段の区切りや小節の数がきちんと決まっているのに対して、この曲だけはそれが乱れているからです。

加えて、演奏する人たちの流派が、絃方では生田流宮城派、生田流正派、山田流藤井派、山田流山川派、尺八は都山流、洋山流、風の会、琴古流とばらばらで、それぞれが自派の音譜を使っていますから合わせるのが大変です。

reizanが持っている都山流公刊譜は書きこみをしすぎて、手の込んだところが老眼では読み取りにくい状態になっていたので、Excelを使って小節線のない都山譜を作りました。

公刊譜の場合は小節の長さがおおむね等間隔で、音符の数の多少に関係なく書きこんであります。だから4拍全部が16分音符だったりすると境目もわからないぐらい混みあったものになります。
それでも1拍のなかが全部同じ(ロロロロ ツツツツ レレレレ チチチチ)ようなケースは割と読めます。

難しいのは音符の並び方に法則性がない場合です。その場合は音符を固まりとして見ることができませんから一つずつ追っていきます。
自前で小節線のない譜を作るメリットは、そういう場合に一つずつの音符が見やすくなるようにレイアウトができる点です。

それで万全のつもりで臨んだのですがやはり難しかったです。

今後、絃の譜を分析して、はっきり拍が合うところ、尺八以外の音がないところ、ずっと半拍ずれた演奏になるところなどをつかんでいこうと思います。

それにしても、演奏してる分には最初と最後が合いますから同じ拍数のはずですが、小節数の比較だけでも次のように違っています(若干の数え間違いは有るかもしれませんが)から前途多難です。

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アルカリ電池の液漏れ [番外]

FMエアチェックの設定をしようとリモコンを操作したら反応しません。
少し前にもそういうことがあって、電池カバーを外して電池をコロコロ回転させたら反応しだしました。

今回も同じ方法で解決するだろう、もし反応しなかったらその時は電池が替えかなと思いながら蓋を開けてみたら、なんと電池が液漏れしているではありませんか。

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幸いなことに、リモコン側の接点端子にはほとんど被害がなく電池を入れ替えただけで復活しました。

2年を過ぎたアルカリ電池は液漏れの恐れがあることは知っていましたが、いろんなところに乾電池を使っていて、入れっぱなしになっていて管理できていないのが実情です。

すべてを網羅するのは困難ですが、取りあえず今回のリモコンに関してはスマホのカレンダー(パソコンのGoogleカレンダーとリンク(どちらでも操作・閲覧が可能)している便利なアプリ)を使って、2年後に電池交換の予定を入れました。

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《アプリ導入のイメージ》
しかし、2年を待たずにステレオアンプ(現在、15年経過)の方が先に逝ってしまうかもしれません。

1ビットデジタルアンプの技術はここに引き継がれているようです。万一のときは候補になりそうですが、死ぬまでに何年聴けるかを考えると悩ましいところです。


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「ドライいちじく」 [お気に入り]

reizan宅で「ドライいちじく」を食べたお客様が気に入ってくださって、その後はご自分で取り寄せをなさっていると伺っていましたが、今般逆に、これが柔らかくて品質が安定しているとKALDI(主要駅内や近くにある)扱いの「白いちじく」を教えてくださいました。260gで税込954円だそうです。

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気になりますが、現状reizanが買っているのは1kg2,100円のママパンの「有機ドライいちじく(白フィグ)」です。

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100g当たり、367円対210円ですからちょっと考えてしまいますが、折角教えていただいたので今度遠出をした時にKALDIで買ってみようと思います。

「ドライいちじく」を食べ始めたのはネット情報を見てからです。いろんな栄養が含まれていて美味しいという嘘みたいな食べ物です。
今のところ目に見えほどの効果は感じませんが、しばらく続けてみようと思います。


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行列ができるカレー屋さんのチキンカレー [B級グルメ]

テレビで紹介された行列ができるカレー屋さんにチキンカレー(税込800円)を食べに行きました。

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この日は生涯大学校の登校日で、午後は落語家さん(真打)の講義と落語が聞ける日だったのですが、reizanが習っている尺八教室の発表会の下合わせが夕方に組まれていました。そのままでは間に合いません。

下合わせはreizanとプロの方が3名です。それも1回きりの1時間で7分程度の曲を仕上げなければなりません。だから折角の落語は諦めて午後の授業はパスさせてもらいました。

そうすると今度は下合わせの時刻よりも2時間早く着いてしまいます。
そこで、途中駅で下車すればテレビで見た行列ができるカレー屋さんに立ち寄れることを思いつきました。

途中駅に着いたのは午後3時です。食べログで検索したら3時ごろはわりと空いていると出ていたので、あまり待たずに食べられるかもしれないと期待して行ったら、ちょうど一人のお客さんが出て来られられるところでした。

入れ替わりに店の中に入ったら、なんと、客はreizan一人だけでした。
チキンカレーは、普通、中辛、激辛の三種類がありました。あとから尺八を吹かないといけないので普通にしました。

味はどうかというと、いろんなスパスの味がからみあって美味しいことはおいしいのですが、reizanがチキンカレーのベンチマークにしている江戸川区葛西の「桃水」(残念ながら閉店)のチキンカレーと比べるとちょっと負けてると評価しました。

「桃水」ほどの味でも行列ができる店ではありませんでしたから、ここに行列をつくる人は本当に美味しいカレーを食べたことがないのかもしれないと思いました。

「桃水」のチキンカレーは、大皿に盛ったご飯の脇に、カレー粉を水で溶いただけのようなカレースープが掛けられていて、そこに手羽元が二つ入っています。

初めて「桃水」に行ったとき、先ずスープを見て味の心配をしました。とても複雑な味を孕んでいるとは見えなかったからです。しかし、ひと口啜ってみたら、そのスープの旨いのなんのって、こんなおいしいカレーは初めて食べたと思いました。野菜の形が無くなって旨みがしっかり溶け込んでいるのだそうです。

行くたびに、最後の三口分ぐらいになったところで、もう食べ終わってしまうのだと寂しい気持ちになっていました。後を引く美味しさというのでしょうか。体のことを考えなかったら何杯でもいけたと思います。

それともう一つ、初めてのときにびっくりしたのがチキンです。骨付きの手羽元がごろんと入っているので、ナイフか箸があるのかと思ったら、用意されているカトラリーはサラダ用のフォークとスプーン以外に何もありませんでした。

仕方がないので、チキンが皿から飛び出さないように用心しながら、スプーンの側面を肉の繊維に沿って当てて軽く押してやったら、身がほろっと骨から外れました。あとは同じ要領で小分けするのもスプーンだけで簡単にできました。

reizanが手羽元のさっぱり煮を作るときは「桃水」のチキンを意識して、同じようにほろっと骨から外れるようにしようと試みるのですが未だに成功しません。

兎に角「桃水」のチキンカレーは最高でした。
今後はテレビの情報に踊らされないこと、カレーだったら「桃水」と比較できないチキンカレー以外のものを食べることにします。

あっ、それからもう一つ、尺八を吹く前にカレーを食べるのはダメだということがわかりました。
店を出たたとも口のなかにカレーの味が残っていて、そのままだと尺八にカレーくさい息を吹きかけることになります。幸い、生涯大学校の勉強セットを背負っていてその中に歯ブラシセットが入っていますので、歯磨きをしてから下合わせの会場に向かいました。

駅のホームの「唐揚げ蕎麦」の方が無難だったようです。


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死生観が似ている [番外]

読売新聞の朝刊に「時代の証言者」というコラムがあります。勤務時代は日経を読んでいた時期もありまして、その時は「私の履歴書」というコラムを読んでおりました。似たような作り方ですが、日経は人物中心にその人の生きざまをテーマとし、読売は人物を介して時代を切りっとっていくようなところが違っています。

今日(2017年9月7日)から「時代の証言者」で取り上げられる人が入れ替わったのですが、その方の死生観がreizanのそれに似ているで驚きました。といっても、reizanが69でその方が80ですからreizanが似てると言った方が良いと思います。

今回の時代の証言者は、政府税制調査会長などを歴任された石 弘光さんで、明日からは過去のことを証言されたり今後への提言をされたりするのだと思いますが、今日は石さんの人物紹介が内容でした。

膵臓に癌かどうかわからない小指の先ほどの嚢胞があったのが4センチほどになって、昨年6月に末期がんの宣告を受けたそうです。

でも、特に症状はありません。動揺することもなく、奥様もまったく動揺せずにいてくれたので平静でいられるのだろうと語っておられます。

ご夫妻は常々、「人はいつか死ぬのだ」と話し合ってこられたそうです。
最後まで社会と関わりを持ち、頭脳もしっかりしていられるのはありがたい。がんという病を得て死を迎えるのも悪くないのではないか、とも思えると、自己紹介をまとめておられます。(読売を購読されていない方は図書館でこの日のコラムの原文をご覧になると良いと思います。)

この死生観はreizanの考えと一部の狂いもなく一致しています。ただ、reizanの場合は痛いのと苦しいのは嫌だというオマケがついていますので100%同じかどうかは分かりません。
また、生きていれば楽しいことがありますから早く死にたいわけではありません。死ぬまでは元気で長生きしたいというのが本音です。

昔は、がんになったという人に対しては、顔をしかめてかわいそうという思いを出しながら話さないといけないような雰囲気がありましたが、最近では、がんの手術を受けた人とも盲腸の手術を受けた人と話すぐらいの気軽さで話せる時代になっています。

石さんのようにご高齢になると、末期がんであっても死期の目途がたってかえっていいですね。生きている間を充実して生きられますというお考えの方が出て来られているようです。
だって、死期がわからないとあと30年ぐらい生きられそうという気になってだらだら無為な日々を過ごしかねませんが、あと半年とか宣言されたら残された毎日を充実させることができるのではないでしょうか。
そんな死生観が好きです。


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うな次郎2枚の贅沢 [B級グルメ]

以前、魚のすり身を加工したうなぎ擬きの「うな次郎」が本物に近いと紹介していただいて食べてみたのですが、その時は二人で分け合ったので1パックに2枚入っているうちの1枚しか食べられませんでした。

ご飯の量が115gですから1枚でも十分なのですが、今回は贅沢に2枚載せて食べました。

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前回、教えてくださった方に「おいしかったです。」とご報告したら、「皮がリアルだったでしょ。」と問われました。「え~っ、皮?」
その時は裏まで気が回らず見ていませんでしたが、確かにうなぎの皮らしい感触は舌で感じていました。

だから今回は表裏が同時に見られるように載せました。

本物と比べたら、たれの色の濃さは違いますが身の部分の見た目はそっくりです。

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でも、2回目ともなると流石に違いを感じるようになります。かなりよくできているのですが舌触りがうなぎとは少し異なります。多分、3回目は無いだろうと思います。


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中学校の運動会 [地域活動]

昨日は近所の中学校の運動会に地域住民として参加しました。
競技は玉入れです。走る競技(テニスラケットにボールを載せて50mずつリレーする。)の募集も有りましたが、無理をして命を落としたくないので遠慮しました。

この中学校は3学年合わせて生徒が60名ちょっとしかおりませんから、地域の子供から年寄りまでが協力しないと寂しい運動会になってしまいます。

指定された時刻より少し前の10時に行ったら最初の競技がスタートしたばかりでした。
reizanが子どものころは、前の日から場所取りをして、朝6時には決行の花火が鳴って、8時ぐらいから競技が始まっていたような気がしますが、でも近所の中学校でそんなに早く始めたら10時過ぎには終わってしまいそうです。

学校ができたのは25年ぐらい前です。そのころは子供たちでにぎわっていたのですが、親の世代が40代、50台で家を買って、それから25年ですから、成人した子供たちはよそに出ていき、残された親世代は65~75が中心になっています。

そういう状況なのでで中学校が閉校になることも決まっています。子供たちにも大人たちにも多分最後の思い出になる運動会でした。

玉入れは5つある丁目を青組(reizanたち)、黄組、ピンク組の3組に分けて、最初は黄とピンク、次に青と黄、最後に青とピンクが対戦しました。
他の組が30個ぐらいしか入らなかったのに対して、わが青組は初回50個、2回目48個でダントツの勝利を収めました。

と誇らしく言ってみたものの、reizanが投げた球は1個も入りませんでした。なぜそう言えるかというと、すべての球が籠の下にも届いてなかったからです。

それでも自治会から参加賞としてお茶とゴミ袋をいただきました。金額としては750円ぐらいになります。

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投げたのは1回30秒ですから、1分で750円ということは時給に換算すると27,000円にもなります。なんだか得した気分です。しかも少しも役に立っていないのにです。


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初めての栗ごはん [料理の勉強]

初めての栗ごはんといっても初めて食べたということではありません。食べたのは今までに10回以上はあると思います。(若しかしたら100回に近いかもしれません。)

では何かというと、初めて栗ごはんを炊きましたという話です。

reizan宅の狭い庭に栗の木を4本も植えている(日陰になって芝生が苔庭に変わってしまいました)のですが、今年、全部で10数個の実がつきました。
捨てしまうのも勿体ないので、栗ごはんにチャレンジしてみました。

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米2Cを炊いて保存容器7個に分けたのですが、写真の分は栗が1かけしか入っていませんでした。
それでもご飯が美味しかったから大満足です。

備忘のためレシピを残しておきます。

材料
米 2C
栗 適量
水 360ml
塩 小さじ3/4
ヤマニ醤油吟上(門司) 小さじ1
日本酒 大さじ1

作り方
1.栗を一晩水に浸けて柔らかくする。
2.栗の底を切り落とし、鬼皮、渋皮を剥き、10分間水にさらす。
3.ご飯釜に、米、水、調味料を入れ、その上に栗をのせ、普通にご飯を炊く要領で炊く。
4.蒸らし終わったら全体を軽く混ぜて水分をとばす。

北九州市門司区で作られているヤマニ醤油吟上を入れることで見た目は少し茶っぽくなっていますが、味は抜群です。塩味はほとんどわからないぐらいで旨みが口のなかに広がります。また、水分を押さえているのでうるち米だけなのにもち米が入っているような食感になりました。

初めての栗ごはんでしたが大成功でした。こういうのをビギナーズ・ラックというのでしょうか。


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レイラインを信じますか?

新聞広告でこんなのを見つけました。レイラインというそうです。

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《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》
各所は出雲大社とほぼ同緯度にあるパワースポットらしいです。所在地の緯度を分単位まで調べてみました。

  出雲大社 北緯35度24分
  大山 北緯35度22分
  大山元伊勢.png
  元伊勢大神宮(皇大神社) 北緯35度26分
  竹生島 北緯35度25分
  七面山 北緯35度22分
  富士山 北緯35度22分
  寒川神社 北緯35度23分
  玉前神社 北緯35度23分

緯度1分の距離は約1.85kmですから、一番北の26分と22分の間には約7.4kmの差がありますので、同一のライン上というわりにはジグザグです。地球規模で考えても多少こじつけのような気がしないでもありません。

それに全国の神社の数はコンビニの数よりも多く4万社ぐらいと言われています。紙の上に10個の任意の点を書いたらほぼ確実に3個が1本のライン上に重なると言われていますので、4万も有ればいくつかが1本のライン上に重なっても不思議ではないような気がします。

レイラインは、多分、英語ではRay line(光線の列)と書くのではないかと思いますが、正確な意味は分かりません。
だから、これらの場所が偶然に同じライン上に並んだよというぐらいのことではないでしょうか。
それは当然起こりうることで有難いことでもなんでもないようです。

もう一つの有名レイラインは茨城県から南西方向に傾斜したライン上になります。

  鹿島神宮(茨城県)
  皇居(東京都)
  明治神宮(東京都)
  富士山
  伊勢神宮(三重県)
  吉野山(奈良県)
  剣山(徳島県)
  高千穂(宮崎県)
  
神社だけでなくいくつかの山がありますし皇居まで入っています。こうなるともうなんでもこじつけてレイラインになってしまいそうです。

それにしても島根・鳥取と神奈川・千葉が同じ緯度上にあるというのは驚きです。

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栗ごはんの弁当 [生涯大学校]

生涯大学校の登校にあたって2度目の栗ご飯を炊きました。いつもは曲げわっぱの弁当箱に詰めていますが、今回は学校でレンチンをしたかったのと雨模様で手荷物を減らしたかったのでリュックに納まるプラスチック容器にしました。

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おかずの彩りは、赤、緑、茶、黄です。
冷蔵庫に赤色のミニトマトがなかったので苦肉の策として皮付きりんごを入れました。
一かけだけ果肉が見えるようにしていますが、半日経っても色が変わっていません。

昔は塩水に浸けると変色しないというのが一般的なやり方でしたが、この方法だとりんごがしょっぱくなってしまいます。
お薦めの方法は、薄めた蜂蜜水に浸す方法です。りんごを適当な厚みに切り、これが入る程度の容器に水を入れ、ティースプーンの先で少しすくった蜂蜜をよく溶かして、そこにりんごをくぐらせます。一回すっーと通すだけでOKです。

この方法だとうっすらと甘みが付いてしまいますが、元のりんごの味を邪魔しない程度ですので許せると思います。

オクラは、豚ロース薄切りの上にスライスチーズを載せて巻き込んでいます。これを一旦炒めたあと取り出し、甘辛出汁を煮つめたところに再投入して絡めています。
一旦取り出すことによって肉に熱が入りすぎないので柔らかく仕上がりますし、煮つめたことによって味が濃くなりますので冷めても美味しくいただけました。(レンチンしたのは栗ごはんだけです。)


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日光のとちの実せんべい [お菓子]

生涯大学校を1年で退学し、再入学してから早いものでもう二学期を迎えました。
今年のクラスメートは約100人もいて、とても全員の顔を覚えられませんし全員の名前となるともっと無理です。

しかし二学期ともなると、同じ班の人の顔と名前ぐらいはようやくわかるようになりました。
そしてこの頃になると昼休みの昼食時にいろんなお裾分けが班のなかで行き交うようになります。
先日は、梨、きな粉餅、煎餅が回ってきました。

なかでも煎餅が特別に美味しかったので、提供してくださった方がゴミとして片付けしていた包装袋を見せていただきました。

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「とちの実せんべい」という名前です。
自分で買おうと思って裏を見たら、

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日光のお土産でした。ちょっと遠いです。ネットショップでも扱っているようです。

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送料の方が高くなりそうですが現地までの交通費を考えたら送料をかけてもそちらの方が安そうです。

ただ、陽明門が修復を終えていますのでそれを見に行きがてら買って帰るのも良いかもしれません。そうなるとペンション「森のうた」に泊って美味しい料理と冷やした鳳凰美田をいただくのも外せません。


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死ぬかと思った [番外]

年寄りが集まるとその場が病気自慢の会になることがあります。話す人の様子を見ていると同情や憐れみを期待しているのではなく、自分がどれだけすごい体験をしたかを自慢している感じです。

今日は自分が体験したそんな病気自慢の話です。

先日、いつもよりちょっと早目の10時過ぎに床に就いたのですが、鼻が詰まっている夢を見ました。
はっと目が覚めたら本当に息苦しくなっています。夜中の12時頃でした。

洗面所で顔を洗って鼻をかんだのですが何も出て来ないまま息苦しさは改善されません。深呼吸をしても肺に入る酸素量が足りていないことがわかります。若しかしたらこのまま死んでしまうのかと思いました。

そこで、救急車をお願いする状況かどうかを見極めるためreizanがとった行動はパソコンの電源を入れることでした。自分にどういうことが起こっているのかを知るためのヒントを得ようとしたのです。

検索ワードは、「寝ている時 息苦しい」としました。
画面に表示されたものをいくつか開いてみましたが、検索ワードの幅が広すぎてピッタリくる情報に行き当たりません。

少し落ち着いてくると、鳩尾(みぞおち)あたりに夕食で食べたものが詰まっているような違和感があることに気づきました。
そこで「寝ている時 息苦しい みぞおちに違和感」と入力して検索してみました。

ヒットした情報をざっとながめていくと、自律神経失調症や心臓病などのことばと並んで「逆流性食道炎」というのがありました。逆流性食道炎て、胸焼けだけでなく呼吸にも影響するようです。

逆流性食道炎に関するものを開いてみたらreizanの症状にそっくりのことが書かれています。素人判断ですが自分の症状はきっと逆流性食道炎だろうと思いました。

そうなると食道に逆流してきた胃酸を胃の方に戻してやらなければなりませんので冷やした麦茶や水をたっぷり飲みました。
水を飲んだあと少し楽になったような気がして横になってみたのですが、すぐではダメみたいで再び苦しくなりました。

これは長丁場になりそうだと気持ちを切り替えて、落ち着くまで起きておくことにしました。
体を立てたままにするため椅子に座って読書をしながら過ごしました。

午前4時ごろ、ようやく普通に呼吸している感じになったので布団に入って休みました。
自然にまかせて目覚めたら8時半過ぎになっていました。分断されましたがトータルで6時間寝ましたので寝覚めの感じは普通でした。

今後の用心のために改めてネットで勉強しました。

逆流性食道炎が起こると食道だけでなく酷い場合は喉まで逆流することがあるようです。そういえば最近、逆流性食道炎で話が出来なくなった人のことを聞いたばかりでした。

reizanの場合、話ができなくなるほど酷くはありませんでしたが喉まで来てたみたいで、喉がいがらっぽくなっていました。
今までも、起きた時に喉がいがらっぽくことがありましたが、寝てる間に口呼吸をしたのだろうぐらいに思っていましたが、原因が逆流性食道炎の場合もあったようです。今度、内科医院に行ってガスモチンを処方していただきましょう。

その後は、食後4時間は床に就かないということを守って普通に眠れています。

趣味の民謡尺八サークルの週1回の練習日は、夕方に家を出て9時に帰宅して夕食ですから就寝時刻は午前1時になります。ちょっと早めになりますが練習に出る前の午後5時ごろに夕食を摂ることを考えても良いかもしれません。


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それは何割のこと? [雑感]

昔、携帯が広まりだしたころ「クラスのみんなが持っている」ということばが子供さんのいる各家庭で常套句のようにはびこっていたことがありましたが、最近のテレビCMでそれを逆手に取ったようなのがありました。

松本人志さんが父親役で出ているリークルートのバイトアプリ、タウンワークのCMです。息子がスマホにダウンロードしているのを見咎めるような設定になっています。(ここ

父親:「お前、これバイトアプリのタウンワークじゃないか」
息子:「みんなやってるやん」
父親:(たたみ掛けるように)「みんなやってるて誰がやってるんだ。父さんもか」
息子:「父さんは違うだろ」
父親:「父さんもやってるんだ。バイトアプリはタウンワークだ」
(公式メイキングはここ
言うまでもないことですが、みんなのなかに父親も入っていたというのがオチです。

「みんな」というのは不思議な言葉で、だいたい子供たちの場合は30人のクラスで3人でもみんなですが、親の世代はみんなはみんなだから100%以外はみんなとは言わないだろうと考えます。
そういうギャップを逆手にとってステレオタイプの思考を笑い飛ばしているところが面白いと思います。

ところで新聞の広告欄に、宝くじで1億円当たった人の末路を紹介する本の広告がありました。
大体、末路という言葉を使ってしまうと良い結果にはつながりません。「なれのはて」というニュアンスがつきまといます。

reizanの近くにも、宝くじで7億とか10億当たったら人生が狂ってしまうと思うから買わないという人がいます。
賭け事の場合は負けたことを言わずに勝ったことだけ自慢する傾向がありますが、宝くじの高額当選者の場合は世の中に知られないようにしていますからその後の様子など知る由も有りません。

そういう高額当選者の23の末路が紹介されているようです。

しかし、それがみんなのことなのか、極一部のことなのかはわかりません。
そういえば、みんなが何人ぐらいになるのか想像もできませんから調べてみました。

女性セブンの2012年11月1日号の記事に参考になる数字が出ていました。
全国自治宝くじ事務協議会のデータによると2011年度の1億円以上の当選者は497人だそうです。

現在は、前後賞合わせて7億とか10億というケースがありますが、宝くじの賞金が前後賞合わせて1億円の大台に乗ったのは平成元年(1989年)からですので29年になります。
単純計算では 497人 × 29年 = 14,413人 ですが、年度内の回数などにも差があって最近の方が当選者が増えているものと思われますので、仮に1億円以上の当選者が29年間で1万人だとすると、23人は0.23%にしかなりません。

比率でみると10万人の人がいて2、3人が人生に失敗するのは有り得ることでしょう。珍しくも何ともないと思います。

宝くじの高額当選が不幸を呼ぶということを主張したいのであれば、全当選者の何パーセントが不幸になったのか、そしてその不幸のケースはどういうものでそれぞれのケースに何パーセント(何人)が該当したかまで示してほしいものです。

reizan自身は高額当選しても人生が狂うとは思いませんが、その前に宝くじの当選確率が低すぎる(勧進元の取り分が多すぎる)から買うかどうかのところで躊躇してしまいます。


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酸蝕 [生涯大学校]

「尺八吹きは歯がいのち」です。歯並びが変わって音が変わったとか、総入れ歯になって口元のコントロールできず音が出せなくなったという話を聞きますので、末永く尺八を吹くために歯の手入れが大切だと思っています。

10年ぐらい前から「食後30分間は歯磨きNG」という説がテレビで取り上げられ一部の人が知っているぐらいでしたが、これが決定的に広まったのは2010年放送のNHKためしてガッテンです。

「食後すぐは口のなかが酸性になっていて歯の表面が柔らかくなっているため、そこで歯磨きをすると表面のエナメル質を削ってしまうから」というのが理由です。

reizanもこれを信じてずっと食後30分経ってから歯磨きをしてきました。それは偏に尺八が吹ける状態を維持するためです。

ところが、先日、生涯大学校の授業で「歯の健康」の講義があったとき、地域の歯科医師会の広報を担当されているドクターからこの説を否定する話がありました。青天の霹靂です。

普通の食事では歯を柔らかくするほどの酸性にならないし、食後にお茶を飲むのも効果的です。
例外としてはコーラなどの炭酸飲料を飲んだ後や、健康のために酢を飲む人がいますが酢を飲んだ後などは、酸の影響で歯の表面が柔らかくなっています。

酢を飲むと聞いてテレビCMの黒酢を連想し教室から笑いが漏れましたが、そのほとんどは錠剤やカプセルですから歯に触れることはありません。自分で酢を調整して飲んでいるような場合が要注意だそうです。酢の作用で酸蝕歯になることもあるそうです。

ごく一部の人が唱えた「食後30分間は歯磨きNG説」をテレビが面白がって取り上げてそれが広まってしまったけれど、大切なのはできるだけ早く口内の歯垢と細菌を取り除くことだそうです。

reizanはその日から、食後すぐに歯を磨くように切り替えました。

ネットで「歯磨き 食後30分」を検索すると否定的な情報がほとんどですが、いまだに「食後30分間は歯磨きNG説」を垂れ流しているものもありました。


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初めての「肉じゃが」 [料理の勉強]

テレビのグルメ番組などでおふくろの味というと「肉じゃが」が紹介されます。それぐらいどこの家庭でも作られているのでしょうがreizanは作ったことがありませんでした。

NHK「きょうの料理ビギナーズ」ABCブック 簡単!おいしい! 3ステップで定番おかず」というムック本を見ていたら「肉じゃが」の作り方が載っていたのでやってみました。肉は豚小間です。

手順は3つで、所要時間は15分とのことですから簡単そうです。

実際に作ってみたら難しい作業は一つもなかったです。

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ただし、書かれている通りの時間と水の量では、ニンジンの出来が半端でしたし、水分が減りませんでしたので、所定時間以上に煮込みました。(テフロン加工のフライパンを使ったので熱効率が悪かったのかもしれません。)

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味は甘めで、いかにも初心者が作ったというような味でした。
ビギナーのために、ここから練習して上手くなっていく余地を残してくれているレシピなのだろうと理解しました。


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二つの間違い [番外]

Yahooオークションのサイトを見ていたら気になる出品がありました。ものは尺八です。

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47.5㎝というのも怪しいのですが実測値であれば間違いとは言い切れません。ただ、一般に良く使われる尺八は3.03㎝に予備寸法(寸)を掛けた長さに近い長さになります。

3.03㎝ × 18(1尺8寸管) = 54.54㎝
3.03㎝ × 16(1尺6寸管) = 48.48㎝
3.03㎝ × 15(1尺5寸管) = 45.45㎝

では、reizanが見つけた間違いは何かというと「竹製」というところです。竹には年輪がありませんから木目が写っているのは変です。これは明らかに「木製」です。
木管は割れにくくて音程が正確という特長を持っていても竹製より下に見られます。材質を偽っているところが間違いの一つです。

もう一つは言葉遣いの間違いです。
「在銘あり」は変です。「銘」というのは尺八製管師が自分の作であることを証明するために押している焼き印のことです。
だから「在銘」だけで「銘在り」の意味です。「在銘あり」では「銘在りあり」になってしまいます。
「頭痛で頭が痛い」とか「腹痛で腹が痛い」と言うのと同じぐらい恥ずかしい間違いです。


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敬老行事 [地域活動]

尺八をやっているお蔭で地域の二つの敬老行事にボランティアで参加しました。

主催者の方が目をつけたのはreizanの演奏ではありません。

一緒に遊んでいただいている絃方社中のお弟子さんに今年97歳の方がおられて、その方がお元気で颯爽と弾かれるのをある演奏会で目にとめられて、ぜひうちの施設の敬老の日の行事際に元気で演奏する姿を見せて入所者を元気づけてほしいという依頼に応えての活動です。だからreizanは付録でついていきました。

プログラムを見るとreizanたちの演奏がメインのようです。曲目が書かれていませんが「千鳥の曲」を演奏しました。

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《中央の方が96歳》
一つ前のピアノ演奏はみんなで歌いましょうという趣旨だったので、キーを教えてもらってreizanも尺八で参加しました。

入所者の方、職員の方、入所者のご家族など300名近い皆さんと楽しいひとときを過ごしました。

お弁当までいただきました。

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2件目のボランティアは、翌日の、reizanが所属する地域の老人クラブの「長寿を祝う会」です。ここでも同じメンバーの箏と尺八で「千鳥の曲」を演奏しました。

会場のいけばなです。地域の方が毎年無報酬で生けてくださるそうです。豪華な雰囲気になります。

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その後は恒例のカラオケですが、いつも伴奏を聴かずに先走ってしまう方が多いので、役員会に諮ったうえで対策案を試してみました。

機器の構成は、レーザーカラオケプレーヤーにマイクをつなぎ、カラオケプレーヤーの信号をアンプに入れてスピーカーから拡声するようになっています。カラオケプレーヤーにもマイクボリウムは付いているのですが小さすぎて頻繁操作するのには向きません。

そこで減衰するだけの機能しかないカラオケマイクミキサー準備しました。

マイクミキサー.png
この機器のプラグをカラオケプレーヤーのマイク端子に差込み、三つの受け口にカラオケマイクの端子を差し込みます。

ダイヤルには0から10のメモリ有りますが、10の位置でほぼ素通り状態で、数字が下がるほど減衰される構造になっています。

メンバーの中にカラオケの伴奏よりも大きな声で歌う方がおられます。伴奏が聞こえないから伴奏のテンポは無視されて大変気持ちの悪い演奏が展開されます。ア カペラで歌った方が良いと思うのですが、ご本人はカラオケが好きらしいです。

今回の目論見について御本人にも事前に説明をさせていただいて、reizanがつきっきりでダイヤルの操作をしました。
声をはりあげて伴奏が聞こえなくなりそうなときはマイク音量を大きく減衰させたり、或いは伴奏の合の手部分のボリウムを挙げて強調して次の歌い出しに入りやすくしたりしました。

他のカラオケ仲間の方から、今日のあの人の歌は今までで最高だった。終わりもきちんと合っていた。ご本人も気分が良かったのではないかとお褒めの言葉をいただきますた。

良かれと思って目論んだことが上手くいくと嬉しいものです。

この日もお弁当をいただきました。

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お蔭で1キロも太ってしまいました。ダイエットしなければ。


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瞬時の出来事 [番外]

ミステリーを読んでいたら、車の中にガソリンをまいて放火自殺する場面がありました。

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5リットル入りのポリ容器(鋼製の専用タンクがベスト)に入ったガソリンを車内に流し、自分の身体にも浴びて、最後に点火したオイル・ライターを座席シートの下に放り投げた、という説明になっているのですが、これは可能でしょうか。

やったことがないのでわかりませんが、身体にも浴びているということはそこから気化したガスが身体の周りに溜まっているはずですから、ライターを点火した時点でそのガスに引火し、火だるまになってライターを座席の下に放り投げる余裕などないと思うのですが。これだけは自分で実験するわけにいきませんので本当のところはよくわかりません。

小説に書かれていることは真実と思われ易いので著書の方は十分な検証をされた上で執筆されていることを期待したいものです。


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再び、死ぬかと思った [番外]

先日、夜中に息ができない夢を見て、目が覚めたら本当に息苦しくて夜通し起きていたことを報告しましたが、今度は日曜日の昼から息苦しくなってしまいました。

喉の辺りに痰が絡んで空気の流れを阻害されているような感じです。このままだと夜にはもっと怖いことになるかもしれないと不安になりました。

月曜日の敬老の日には介護施設で三曲の演奏のボランティアを頼まれているし、火曜日は地元の老人クラブの長寿を祝う会で三曲演奏をすることになっていますので、何とかしなければなりません。

休日当番医をネットで検索したら隣町でやっているようです。午後には台風18号の影響で風雨が強くなる予報が出ていましたが背に腹は代えられません。

タクシーを呼んで当番医の医院で受診しました。
看護師さんから症状を訊かれたので「喉に痰か絡んだ感じで息苦しいです。」と申しましたら、指先にはめる酸素濃度計で血中の酸素濃度を測ってくださいました。(重篤な事態ではなかったみたいです。)

その後、ドクターにも同じことを訴えたら「念のためレントゲンを撮りましょう。」といって1枚撮っていただきました。
その写真を見ながら「肺はきれいです。心臓の大きさも問題ないですね。一応薬を出しておきましょう。」

ということで診察は終わりました。
隣の調剤薬局で薬を出していただきましたらこんなのでした。

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二種類の薬がでましたが、一つは風邪薬みたいです。
そしてもう一つの効能を見て笑ってしまいました。
reizanの見た目が余程深刻そうだったのか、「不安や緊張を和らげる薬」が処方されていました。

お蔭様で心穏やかに熟睡することができました。


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婦人の女性、女の女学生 [なんか変]

国際化が進んだせいか、かわった日本語に出会うことがあります。最近のお気に入りはこれです。

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品番がわかりませんが、仕様は多分これだと思います。

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「ラジオも聞けるCDラジカセ」というのがそれです。当たり前のことを得意げに謳っているところが気になりました。

凡人のreizanは、逆に「ラジオが聞けないCDラジカセ」とはどういうのだろうと思ってしまいました。

CDラジカセの言葉を分解すると、

CDは、CDプレーヤー内蔵でCDの再生が可能
ラジは、ラジオチューナーを内蔵していてラジオが聞ける
カセは、カセットテープレコーダーの録音再生、または再生だけができる
という機能の総称です。

CDラジカセが若者の音楽シーンの中心だった時代は遥か昔ですから、今の若い人たちには「CDラジカセ」といってもラジオが聞けるとは思われないのかもしれませんね。

年寄りの常識と若者の常識のギャップを感じてしまいました。

reizanはオーディオ装置のカセットテープデッキが壊れてからは、東芝のCDラジカセを使っています。

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普段はほとんど用のないものですが、次の練習曲の音源をカセットテープでくださる方がいらっしゃるものですから音の良し悪しは抜きで取りあえず聞けるようにしています。

側面には、マイク端子とボリウム、イヤホン端子、LINE端子がありますのでそこそこ遊べます。
仕様は次の通りです。勿論こちらもラジオが聞けます。実勢価格は5480円ぐらいです。

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芸能発表会 [尺八演奏]

趣味の民謡尺八サークルが練習で利用させていただいている公共施設の秋の芸能発表会に参加しました。

演奏曲は、「アメイジング・グレ―ス(二部合奏)」、「襟裳岬(カラオケ尺八)」、「市民愛唱歌(カラオケ尺八)」の三曲でした。

襟裳岬と市民愛唱歌は会場のお客様に歌っていただこうとプログラムに歌詞を載せておいたのですが、市民愛唱歌の方はほとんどの人が知らないみたいで会場の声が聞こえませんでした。
この催しは、一昨年までは午前午後にわたって開催されていたのですが、1年間の耐震工事の間に他所に移ったまま帰ってこないサークルがあって、午前中2時間だけで済む小さな催しになってしまいました。

以前は昼食休憩後にバザーがあったのですがそれもなくなりました。

「アメイジング・グレ―ス」は他グループでも二部合奏をする組があって比較されることを心配したのですが、reizanたちの方がアレンジが良くて少しだけ良い演奏だったような気がします。サークル員も一様にほっとした様子でした。

プリグラムの最後には主催者が準備してくださった福引抽選会がありました。
最後の出し物が終わったところで全員に抽選券を配るので当選者が不在ということは有りません。

舞台の上に商品が並んでいますが特に目立つのは米袋です。新米5㎏だそうです。5組あります。
そろそろ米を買おうと思っていたところだったのでこの米が当たったらラッキーです。

当たれ当たれと祈ったのですが当たりませんでした。尺八サークルのメンバー9人中3人に何かが当たったのですがreizanはハズレでした。

そんな可哀そうな人には出口で、はずれ券と引き換えに残念賞が渡されました。これも役に立つから嬉しかったです。

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秋になりました [番外]

こないだまでクーラーの風に当たっていたと思ったら、明け方はちょっと肌寒いぐらいの過ごしやすい季節になりました。

最寄りのバス停から拙宅に帰る道すがら、周りのお宅の庭に植えられた樹木が秋を感じさせてくれて心が和みます。

香りに気づいてふと目を上げると金木犀が咲き誇っていました。ここが出来てからもう25年以上経っていますから、樹齢もそれぐらいです。

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筋向いのお宅に目を転じるとこんな木の実が成っています。もう少し寒くなると色づいてくるのでしょう。

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柿の実が成っているお宅もあります。よく見るとザクロも有りました。

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そしてreizan宅には栗が成っています。

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下の写真の左がreizan宅の栗の実で、右が市販のものです。肥料もやっていないのにたくさんの実をつけてくれます。

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死ぬかと思った(完結編) [番外]

「死ぬかと思った」の3回目の投稿です。

最初に、息苦しくて死ぬかと思たのが日曜日の昼でした。
休日当番医院を調べてタクシーで往復しました。そのとき処方された薬は鼻炎の薬と心が落ち着く薬でした。

その薬が無くなった日の翌日、土曜日の真夜中、寝ているときに息苦しくなったので、深夜待機施設の病院を調べてタクシーで往復しました。そのとき処方された薬は逆流性食道炎の薬でした。(鳩尾あたりに胃液が上がっている感じもあったのですが、そちらのほうが強く伝わったみたいです。)

そして月曜日になったので、近所のかかりつけの内科医院に行きました。
朝受付をしてもらったら一旦家に帰って3、4時間待って、指定の時刻頃に再度出直してそこで30分から1時間待って3分診療という人気の医院です。

あとの人のことを思うとぐだぐだとやり取りをするわけにいきません。
そこで一週間の出来事をA4用紙一枚に箇条書きでまとめて持参しました。(でも、読むだけで時間がかかるから出すのは止そうかとも思っていました。)

指定の時刻に出直したら、reizanの前に一人だけで後に続く人がいませんでした。
これは多少時間をかけてもらっても良さそうだと思って一週間の顛末を説明しました。

そして、ドラッグストアで見つけた龍角散ダイレクトが案外効果があって2時間ごとに服用していること、さっき飲んでからもうすぐ2時間になるので痰が絡みはじめていることを申しました。

喉を見てくださるのかと思ったら、聴診器を当てただけで問題ありませんとの結論でした。

死ぬかと思うぐらい息苦しかったと申し上げたら、酸素濃度計で酸素濃度を測ってくださいました。
99%です。99%~96%が正常値ですから、reizanの値は正常のなかでも最も良い数値です。

先生の説明は、
1.季節の変わり目で喉に異常を感じやすい時期である。
2.息苦しいと思うのは自律神経が影響しており、喉にちょっと痰が絡んだだけでも喉が塞がったよう感じる。
3.でも、測定値が示すように肺には十分な酸素が供給されている。
4.息苦しいと感じるのは心の問題で、更年期障害の一種(男にも更年期障害がある)。
5.精神安定剤を飲めばウソみたいに息苦しさが無くなる。
6.精神安定剤と聞くと嫌がる人がいますがどうしますか?

reizanの返事は、「全然気にしません。楽になった方がいいですから処方してください。」とお願いしました。

そして、夕食後にその精神安定剤を飲んでしばらくしたら、それまでの痰が絡むような感じが全くなくなりました。この一週間は尺八を吹く気にならないぐらい落ち込んでいたのですが、元気を盛り返した感じです。
最初に診てくださったドクターも心の問題ということを見抜いておられたようです。

この一週間、普通に会話ができていました。考えてみたら、肺から空気が吐き出されて声が出るわけで、肺に空気が入らなくなると吐き出す空気もなくなりますから声が出せません。会話ができるということは呼吸ができている証拠ですから、自らの言葉で苦しい状況を訴えながら息ができないと言っているのは矛盾していました。

原因がわかりましたので処方された薬が終わった後で息苦しさがでても我慢できそうです。
少なくとも夜間・休日に病院探しをするような恥ずかしい真似はもうしないと思います。


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曲げわっぱ弁当の第七作目 [生涯大学校]

前回(先々週)、生涯大学校に持っていった弁当は栗ごはんのおにぎりをレンチンしたかったのでプラスチックの容器に入れていましたが、今回は曲げわっぱにしてみました。曲げわっぱ弁当の第七作目です。

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栗ごはんの栗は我が家の庭で収穫したものです。肉料理は手羽中の唐揚げの骨を抜いたものを詰めました。

彩りに赤がなかったので蓮のきんぴらに入っていた唐辛子を上に載せました。それだけでも無いよりはマシです。

玉子焼きは見た目ではわかりませんが、弱火焼きをやってみました。
強めの弱火に玉子焼き器を載せ、適温になったら薄焼き玉子一枚分の卵液を流し込み芯を作ります。その後も薄焼き一枚分の量を流し込み底面が焼けた段階で巻き込み、これを繰り返します。
テレビで紹介されていた方法ですが。これはこれで有りだなと思いました。


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イノシシ怖い [番外]

reizanは尺八の勉強のため、電車で通う教室のほか地元でも習っています。

地元というぐらいですから近くであることは間違いないのですが、徒歩で片道50分かかります。
昔の人が小学校まで1里の道を歩いて通ったものだということを聞いたことがありますが、ほぼそれと同じぐらいの距離です。

以前は気づかなかったのですが、道端に立っている新しい看板の内容を見てぞっとしました。
日本語では「イノシシ注意!!」ですが、英語では「野生のイノシシに注意せよ」と書かれているようです。

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若いころ、夜の山でぼけっとリラックスしているときに、すぐ脇をイノシシがドドドドツと駆け抜けたことがありました。
ものすごいスピードと迫力で、もしぶつかったら大けがをしていたことと思いますが、幸い、脇をすり抜けてくれたので事なきを得ました。

それ以来、イノシシは怖いという思いが刷り込まれていますからこの看板を見ただけで恐怖心が湧いてきました。
この看板の位置から先の峠を二つ越さなければなりません。

ドキドキしながら歩を進めてようやく家に帰り着いたときにはほっとしました。
年賀状のイノシシの画を見る限りそれほど怖い感じはしませんが、実物は本当に怖いです。

今の時期はスズメバチの活動が活発ですから、自分のまわりを飛び出したらどうしようと、まだ見ぬスズメバチに恐怖を覚えながら尺八の練習に通っています。

こんなに怖い思いをしながら通っているのですから少しは上達すれば良いのにと思うのですがなかなか上達しないところが辛いところです。


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完膚なきまでに叩きのめすのは△ [推薦図書]

本当は、完膚なきまでに叩きのめすのは×といいたいのですが、それほどの人生経験もないのでタイトルは△にしました。

相手に重い責任がある場合、怒りにまかせて徹底的に糾弾して立ち上がれないほどの罰を与えないと気が済まないと考える人がいたりしますが、reizanは一歩手前で引くように心掛けています。

HSP気質ですから正悪がはっきりしないとスッキリしないのですが、そこがはっきりすればその先は深追いしないという主義です。なぜなら罰を与えるのはreizanの役割ではないからです。

歴史上も、完膚なきまでに叩きのめしたことがその後の悪い結果に繋がっている例があります。
この本を読んでそういうことを思い出しました。

歴史教科書.jpg
著者は、第一次と第二次の世界大戦を食糧難と移民送出という切り口から分析して現代に通じる示唆を示してくれています。

冒頭はドイツの例です。
不作の影響で食糧難に陥ったドイツは穀倉地帯の併合などで解決を図ろうとしますが、周りの国の包囲網はアメリカなどからの輸入を阻止し兵糧攻めをします。

そしてドイツは第一次世界大戦で敗戦するのですが、戦勝国側は賠償金などでドイツに対して完膚なきほどの制裁を決めます。その結果ドイツ国民は通常動物の飼料に使われるものやそれ以下の食べ物で飢えをしのぐことになります。その不満に便乗して台頭してきたのがヒトラーです。

その後、第二次世界大戦に突入しどういう結果になったかは多くの人の知るところです。

日本の場合は、第二次世界大戦に敗戦しましたが、終戦後しばらく食糧事情が悪かったということはあるものの、完膚なきまでに叩きのめされて立ち上がれないということはありませんでした。
というよりも保護的な措置もあって敗戦国としては異例の発展を遂げました。

日本の戦争に関しては、軍部の独走などが明らかになっていますが、根本的な問題は国民が生きていくための食糧が不足していたということです。今思えばその食糧確保のための戦略・手段が間違っていたということでしょうが、その前段階では食糧確保を困難にする外圧があったことも影響しているようです。

食糧に関して飽食の必要はありません。必要十分な量が常に確保されていれば他所から奪う必要もありません。
そのバランスが崩れた結果が戦争につながったケースが大半のようです。

最近、近隣の国が迷惑な行為をしておりますが話し合いで解決する気はないようです。いっそ戦争でもして完膚なきまでに叩きのめしたらと思う人もあるかもしれませんが、やるとすれば、その国の人とその国の姿勢に同調する人全員を抹殺しないとヒトラーみたいな人が出てくるかもしれません。

第二次大戦後の日本がおかしくならなかったのは、食糧援助と経済発展の支援が受けられたからではないでしょうか。あの時、日本が完膚なきまでに叩き潰されていたら今とは違った世の中になっていたと思います。
69歳の年金生活者が、尺八を趣味として、週1回生涯大学校で学べて悠々自適の生活を送れるのは、結構恵まれた社会だと思います。


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秘密のルール? [尺八演奏]

reizanは地元で趣味の民謡尺八サークルに入って遊んでいますが、都山流はreizanだけで、他は琴古流の方たちです。

民謡だけをやっている分には琴古譜でも読めるのですが、メンバーの方が箏を弾ける人を見つけてきて三曲演奏もするようになって琴古譜を完全マスターしなければならなくなりました。

尺八を習い始めたら運指をおぼえて、簡単な童謡・唱歌などを演奏しながら慣れていきます。
そして、音符を見てすぐに指が対応できるぐらいになったら古曲の練習が始まります。

最初は大抵、地唄の「黒髪」から始めるようです。
都山譜では40年ぐらい前に練習した曲ですし、大好きな曲なので何回もさらっているので曲はよく知っています。

しかし、琴古譜で吹くとなると全くの初心者でちんぷんかんぷんです。
YouTubeに親切な方が解説動画(ここ)をアップしてくださっているのが大いに参考になり、何とか理解して吹けるようにはなったのですが、一つだけ書き間違いではないかと思ったところがありました。

なかでも大事なのが甲乙(琴古流では乙は呂という。)のルールです。
尺八は同じ運指で、低い方の1オクターブとその上の1オクターブが出せます。低い方を乙音、高い方を甲音といいます。

都山流と琴古流の違いで最初に気づくのが、1尺8寸管のCに相当する音の音符の書き方です。
都山流では甲乙ともにカタカナの「ハ」で表わします。旋律のなかで甲音が続いていれば「ハ」も甲で吹きますし、乙音が続いていれば乙音で吹きます。もし旋律の流れと異なる場合は音符の横に甲または乙と書いてその高さを示します。

一方、琴古流では1尺8寸管のCに相当する音の低い方を「リ」、オクターブ上を「ヒ」で表わします。

リヒのルール.jpg


その音符を見ただけでオクターブのどちらかがわかりますから便利です。(五線譜を尺八に直すときに「リ」「ヒ」の使い分けを間違えやすいというデメリットもあります。)

「黒髪」の音符の「ヒ」で迷ったのはここです。

乙のヒ.png
前後のウとレは乙音です。「ヒ」の部分だけオクターブ上の甲音で吹くと曲になりません。
書き間違いだと思って「ヒ」を「リ」に書き換えて演奏したら上手くいきました。

疑問に思っていたので、琴古流の先生にお目にかかったときにお尋ねしてみました。

お答えは簡潔でした。これは拍子外の「リ」と「五のヒ」を素早く演奏することを表していて。甲音の「ヒ」とは別物だそうです。(琴古流関係の本も何冊かもっていますが、そんなことを書いているのを見たことがありません。)

でも、別の方が書いた琴古流の「黒髪」の音譜を見せていただいて納得しました。

リヒ.jpg
運指は、1・2・5孔閉から、5孔はそのままで1・2孔開と同時に3・4孔閉にすると「リ」「レ」になりますが、1・2・5孔閉から、1・2孔開のときに5孔も開けて、続いて3・4・5孔を閉すると瞬間的に「五のヒ」の音が出て、「リ」「五のヒ」「レ」と聞こえます。
教則本で尺八を習おうとされる方がいらっしゃいますが、こういうのは教則本には書かれていません。秘密のルールというわけではなく単に文章化しにくいだけだと思いますので、ちゃんとした師匠につくことが大切だと思いました。




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