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それは何割のこと? [雑感]

昔、携帯が広まりだしたころ「クラスのみんなが持っている」ということばが子供さんのいる各家庭で常套句のようにはびこっていたことがありましたが、最近のテレビCMでそれを逆手に取ったようなのがありました。

松本人志さんが父親役で出ているリークルートのバイトアプリ、タウンワークのCMです。息子がスマホにダウンロードしているのを見咎めるような設定になっています。(ここ

父親:「お前、これバイトアプリのタウンワークじゃないか」
息子:「みんなやってるやん」
父親:(たたみ掛けるように)「みんなやってるて誰がやってるんだ。父さんもか」
息子:「父さんは違うだろ」
父親:「父さんもやってるんだ。バイトアプリはタウンワークだ」
(公式メイキングはここ
言うまでもないことですが、みんなのなかに父親も入っていたというのがオチです。

「みんな」というのは不思議な言葉で、だいたい子供たちの場合は30人のクラスで3人でもみんなですが、親の世代はみんなはみんなだから100%以外はみんなとは言わないだろうと考えます。
そういうギャップを逆手にとってステレオタイプの思考を笑い飛ばしているところが面白いと思います。

ところで新聞の広告欄に、宝くじで1億円当たった人の末路を紹介する本の広告がありました。
大体、末路という言葉を使ってしまうと良い結果にはつながりません。「なれのはて」というニュアンスがつきまといます。

reizanの近くにも、宝くじで7億とか10億当たったら人生が狂ってしまうと思うから買わないという人がいます。
賭け事の場合は負けたことを言わずに勝ったことだけ自慢する傾向がありますが、宝くじの高額当選者の場合は世の中に知られないようにしていますからその後の様子など知る由も有りません。

そういう高額当選者の23の末路が紹介されているようです。

しかし、それがみんなのことなのか、極一部のことなのかはわかりません。
そういえば、みんなが何人ぐらいになるのか想像もできませんから調べてみました。

女性セブンの2012年11月1日号の記事に参考になる数字が出ていました。
全国自治宝くじ事務協議会のデータによると2011年度の1億円以上の当選者は497人だそうです。

現在は、前後賞合わせて7億とか10億というケースがありますが、宝くじの賞金が前後賞合わせて1億円の大台に乗ったのは平成元年(1989年)からですので29年になります。
単純計算では 497人 × 29年 = 14,413人 ですが、年度内の回数などにも差があって最近の方が当選者が増えているものと思われますので、仮に1億円以上の当選者が29年間で1万人だとすると、23人は0.23%にしかなりません。

比率でみると10万人の人がいて2、3人が人生に失敗するのは有り得ることでしょう。珍しくも何ともないと思います。

宝くじの高額当選が不幸を呼ぶということを主張したいのであれば、全当選者の何パーセントが不幸になったのか、そしてその不幸のケースはどういうものでそれぞれのケースに何パーセント(何人)が該当したかまで示してほしいものです。

reizan自身は高額当選しても人生が狂うとは思いませんが、その前に宝くじの当選確率が低すぎる(勧進元の取り分が多すぎる)から買うかどうかのところで躊躇してしまいます。


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