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尺八スピード [尺八改造]

楽器の音響補助具の新しいのを見つけました。「フルートスピード」(吹き比べは、ここ)と言います。
指輪の3分の1を切り欠いたような形でフルートの管尻に嵌め込むと音質が変わります。
(reizanの印象としては、散漫だった音が丸くまとまる感じです。)

フルートに役立つのだったら、同じエアリード楽器の尺八にも使えるのではないかと思いました。

ただし、フルートの筒穴はずん胴でほとんどが内径φ19と決まっていますからフルートスピードのサイズは一種類で済みますが、自然の竹を使っている尺八は管尻の穴のサイズが1本ずつ異なりますし、末広がりにテーパーのついているものもあります。これではかっちり成形されたものは使えません。

ある程度の厚みがあって曲げやすく反発力のあるもので、尺八を傷つけないものだったら使えそうです。
その条件にかなうものとして見つけたのが、ワンカップ日本酒のポリエチレンの蓋です。(付いている意味が良くわからないものですが、多分、積み重ねたときの緩衝材なのかなと思います。)

蓋の平らな部分から、幅5㎜、尺八の管尻の穴径の2倍の長さを切り取り、巻き癖をつけて、尺八の管尻に嵌め込みます。切り欠きは裏孔の方向に向けた方が良いようです。
P_20200926_112937.jpg


これで一応出来上がって効果も確認できたのですが、管尻のテーパーのせいでちょっとしたはずみに外れてしまいます。
最近、尺八の発表会(一人ずつ演奏する)のときに小さく切った養生テープで留めてみたのですが、それが悪さをして雑音が混ざり、がっかりな演奏になってしまいました。

それで結局、尺八には無理だという結論に至りました。でも、何かに使えないかと考えていて良いことを思いつきました。

塩ビ管尺八への応用です。竹の尺八では塗り物で下管の内径を狭くして良い音が出るようにしているのですが、塩ビ管尺八の場合はずん胴のままが多く、絞りたい人は管をつぶしていますがそれでは見た目が悪いです。

もし、ずん胴のままで管を絞ったのと同じ効果が得られるようになったら素敵だなと思いました。
その為には中に何を嵌め込むかが問題です。寝ながら考えていたときに良いものを思いつきました。1サイズ小さい塩ビ管が使うことです。これを「尺八スピード」と名付けました。

話しはちょっと横道にそれますが、20㎜の塩ビ管は内径が20㎜で肉厚が3㎜ですから外径は26㎜です。
reizanが中に入れようと思ったのは16㎜管です。肉厚はこれも3㎜ですから外径は22㎜となります。(誤配管を防ぐためサイズ違いの管はそのままでは絶対に繋がらないサイズになっています。)

20㎜の穴に22㎜は入りませんが、3分の1を切り欠いたら無理すれば入りそうです。(無理して入れるということは反発力で取れにくいということにもなります。)

それをやってみて上手くいったので手順を残しておきます。

尺八スピードのつくり方
1)16㎜の塩ビ管を3㎜幅で輪切りにする。
P_20201011_134812.jpg
2)外周上に始点を決めて印をつけ、そこから42㎜(3分の2)のところに印をつけ、印のところを切って切り欠きを作る。(万力で挟んで作業するとやり易い。)
P_20201011_135041.jpg
3)2で出来た尺八スピードを塩ビ管尺八の管尻の穴に当て、切り欠きが裏穴のほうを向くように位置を調整して、プライヤーなどで締めながら穴に嵌め込む。(写真の尺八は塩ビ管の回りに、裏面に接着剤が塗布されたビニールシートを貼り付けている。)
P_20201011_135808.jpg
4)一応吹いてみて、次に切り欠きの位置を変えながら吹いてみて一番好きな音が出る位置を見つける。

このままでは露通しがつかえないので、次に尺八スピードを接着剤で固定する。
5)尺八スピードをその幅の分だけ中に押し込み、露出した塩ビ管尺八の穴に塩ビ管用の接着剤を塗り、尺八スピードを素早く元の位置に戻す。


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軽犯罪法が面白い [知識・情報]

軽犯罪法という法律の条文が面白いです。
第一条各号に対象となる軽犯罪が定義されていますが、抜けが有ったり、恣意的な規制としか思えないものがあります。
また、第四条には、『この法律の適用にあたっては、国民の権利を不当に侵害しないように留意し、その本来の目的を逸脱して他の目的のためにこれを濫用するようなことがあってはならない。』と規定されていますが、これは警察小説やドラマでお馴染みの別件逮捕を暗に戒めていて笑えます。
軽犯罪法
第1条 左の各号の一に該当するものは、これを拘留又は科料に処する。

一 人が住んでおらず、且つ、看守していない邸宅、建物又は船舶の内に正当な理由なくひそんでいた者
  →人が住んでいる邸宅だったら、ひそんでいても条文には抵触しません。だったら泥棒の目的でひそんでも良いのだと思ったら、それは刑法第30条の住居侵入罪に問われますから、その場合は拘留、過料で済まなくなりそうです。
  →では、駐車されている車にひそんでいる場合はどうなんだろうと思ってしまいました。

四 生計の途がないのに、働く能力がありながら職業に就く意思を有せず、且つ、一定の住居を持たないで諸方をうろついた者
  →裏返せば、生計の途さえあれば無職放浪の生活をしても抵触しないようです。48億円の遺産があればこういうのをやってみたい気もあります。

五 公共の会堂、劇場、飲食店、ダンスホールその他公共の娯楽場において、入場者に対して、又は汽車、電車、乗合自動車、船舶、飛行機その他公共の乗り物の中で乗客に対して著しく粗野又は乱暴な言動で迷惑をかけた者
  →路上や公園でこういう人に絡まれた場合は泣き寝入りしなければならないのでしょうか。粗野・乱暴な言動はどこにいてもイヤです。

八 風水害、地震、火事、交通事故、犯罪の発生その他の変事に際し、正当な理由がなく、現場に出入するについて公務員若しくはこれを援助する者の指示に従うことを拒み、又は公務員から援助を求められたのにかかわらずこれに応じなかった者
  →公務員から応援を求められたときというのが気になります。reizanのような小心者は怖いから断ることになると思うのですが、それは正当な理由になるのでしょうか。

十四 公務員の制止をきかずに、人声、楽器、ラジオなどの音を以上に大きく出して静穏を害し近隣に迷惑をかけた者
  →路上ライブとか該当しそうです。でも、制止されるまではやったもん勝ちですね。
  →取り締まる側は近隣に迷惑がかかっているかどうかヒアリングしてから制止するんでしょうかね。それとも公務員自身が近隣のひとりとカウントするのでしょうか。

 
二十 公衆の目に触れるような場所で公衆にけん悪の情を催させるような仕方でしり、ももその他身体の一部をみだりに露出した者
  →身体の一部がいけないのなら、全部だったら良いのでしょうか。全部もいけないのだったら、普通は、「一部又は全部」と書くはずです。でも、昔、酔っぱらった歌手の方が公園で全裸になり警察に逮捕されたというニュースがありましたから法律の条文を曲げて運用されているのかもしれません。
  →reizanの顔は公衆にけん悪の情を催させそうですが、逮捕されないためにはバカ面でも被っていた方が良いのかな。

二十二 こじきをし、又はこじきをさせた者
  →こじきは乞食と書きます。れっきとした仏教用語で行の一つです。托鉢はお坊さんの修行であると同時に衆生に功徳を積ませるという一面もあります。だからとやかく言って欲しくないのですが、先の四号にしても本号にしても、国は身体健常なのに働かない国民が嫌いみたいです。

二十三 正当な理由がなくて人の住居、浴場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者
  →される側にとっては絶対に嫌な行為ですから規制されるのは当然ですが、へそ曲がりは、のぞき見もおおぴらにやればOKなのかと思ってしまいます。多分、意図せずに見えてしまったのは良いということでしょう。

二十四 公私の儀式に対して悪戯などでこれを妨害した者
  →成人式の会場で暴れる少年はこの条文に抵触しているのでしょう。

二十六 街路又は公園その他公衆の集合する場所で、たんつばを吐き、又は大小便をし、若しくはこれをさせた者
  →この条文で規制したいのは行為でしょうか、結果でしょうか。見苦しい行為を止めさせたいのか、衛生上の観点から禁止したいのか、どちらでしょう。
  →本号が衛生上の観点での規制なら犬にも適用してほしいです。昔は、知らずに道端に生えているヨモギを摘んで料理に使っていましたが、今は犬の糞尿で汚染されている可能性があるから食用には使わないでと言われています。

三十三 みだりに他人の家屋その他の工作物にはり紙をし、若しくは他人の看板、禁札その他の表示物を取り除き、又はこれらの工作物若しくは標示物を汚した者
  →これって選挙がらみでよくありますよね。無断ではり紙を貼られたときは前段に当たりますが、勝手に剥がすと中段の規定に抵触する恐れがありますから、自分で剥がさずに、警察に被害届を出すか、貼った人に連絡して剥がしてもらうのが良いですね。

 



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子供用フェイスシールドが残念 [番外]

世の中コロナ禍で、それに対応して今まであまりメジャーでなかった商品が広く販売されるようになっています。

フェイスシールドもその一つです。
reizanの場合、普段の外出はマスクですが、老人クラブの久しぶりの例会でグラウンドゴルフが実施されたときに、マスクでは息苦しいと思ってフェイスシールドをして参加しました。

マスクと比べて、どれほどの防疫効果が期待できるのかわかりませんが、息苦しさがなく快適だったのは間違いありません。

ところで今までなかったこと自体が不思議なくらいですが、子供向けのフェイスシールドが売り出されたようです。

フェースシールド.png

有って当然のような商品ですから発売されるのは良いのですが、そのセールスポイントがちょっとクエスチョンでした。

1.色分けができる。
  →性別など色による識別が可能ということですが、今どき性別で色分けするというのは時代錯誤ではないでしょうか。学校側が色指定する際に配慮が必要だと思います。

2.名前が大きく書ける。
  →防犯上、名札をつけなくなっているのに、大きく名前を書いたフェイスシールドを被って通学していたら犯罪に巻き込まれそうで心配です。裏に名前を書けるようにすれば良いと思います。


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