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「ハーラロ」は内吹きが良いようです [尺八演奏]

尺八の吹き方には、「内吹き」と「外吹き」があります。
初心者向けに市販されている入門書に、「尺八の歌口の内と外に息を二分するよう吹く」というようなことが書かれているものがありますが、ある程度尺八が吹けるようになるとそれは間違いだと気づきます。

入門書の例をいくつか拾ってみましょう。
『吹きこむ息が尺八の筒の中に全部入るのではなく、内部と外部に等分されなければ鳴らない』
『歌口に吹きこまれる息は、尺八の外側と内側に清々と二分されなければなりません』
『吹きだされた息は歌口の先端を二分し、管内と歌口の前面に分かれて音になるわけです』
『息は歌口の中心にぶつけるように吹きます』
『歌口の尖った部分で、息を上(外)と下(内)に二分するように吹けば鳴ります』

本だけで尺八が吹けるようになろうと思ってチャレンジしてみても、歌口で息を二分するというのを信じていたのではなかなか鳴ってくれません。
偶然に鳴ることがあったとしたら、それは二分された状態ではない状態になったからです。

都山流尺八楽会が一般の人や学生(特に小学生)向けのPR用として出版している「尺八を吹こう」(300円)に書かれている方法が一番鳴りやすいと思います。

その方法を意訳すると、
1.尺八の指孔を全開のまま持つ(その方が鳴らしやすいから)
2.唇を軽く閉じる
3.唇の合わせ目に尺八の歌口のエッジを合わせるようにして、管頭部を下唇に押し付ける
4.管頭の下部(あご当たり)が触れている位置を動かさずに、尺八を45度くらいに傾くように管尻を下げる
5.大きく息を吸ったら唇を閉じる
6.腹圧を使って口内に息を満たすと唇にすき間ができる(この時自分で吹くような形を作ってはいけない)
7.唇から漏れ出す息の方向を水平方向に保つ(慣れてきたらすき間が広がりすぎないように調節する)

この手順をふめば、遠慮がちにみても8割以上の人が一発で尺八を鳴らすことができるはずです。
この吹き方は「外吹き」です。吐き出した息は歌口の上をかすめていくだけで管の中にはほとんど入りません。

この逆に息の大半を管の中に入れるのが「内吹き」です。(個人的な感想ですが内吹きの方が昔の尺八らしい音がするように思います。)

これを視覚的に見ていただける方法がありまして、使うものはロウソクです。
火をつけたロウソクを管尻の先に置いて尺八を吹きます。「内吹き」の場合ですと火が消えますが、「外吹き」の場合は消えませんし、極端な場合は炎が揺れることさえありません。
(余談ですが、マイクを使うとき「内吹き」の場合は管尻近くに立てますが、「外吹き」の場合は口元近くに立てます。)

では何故、reizanが内吹きをしないかというと、それは外吹きの方が大きな音が出せるからです。
それに最近はA=442Hzで調絃されることが多いため、A=440Hzで製管された尺八は浮(か)り吹きをしなければなりません。多少オーバー気味に浮って管頭を強く顎に押し付けて唇と歌口の間の面積を調整してA=442Hzに合わせます。このときの吹き方は「外吹き」の方が向いているようです。

ところで、「ハーラロ」の話ですが、琴古流独自の手法で音譜では次のように書かれます。

ハーラロ.png
興味があったので琴古流先生に教えていただいたのですが、先生と同じ音になりません。「ーラ」の音程や音量が違います。先生から毎日10回ずつ練習すれば1か月で出来るようになりますと言われてやってみているのですが、最近、コツをつかんだような気がします。

それは「内吹き」にするということです。
今までずっと「外吹き」でやっていましたので、最初の沈り音から浮り音に移ったときに「外吹き」では音が鳴るスイートスポットを外れやすいので息の量も多くしていました。

「内吹き」にしてみたら鳴らすのに息の量はいらないし、鳴るポイントも見つけやすくなりました。
reizanとしては原則尺八は外吹きですが、「ハーラロ」は内吹きが良いという結論になりました。


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カロリー制限か、糖質制限か [料理の勉強]

血中コレステロール値が気になる年頃になりましたが、最近の情報で、体内のコレステロールは肝臓で作られるのであって、食べ物に含まれるコレステロールが直接吸収されるわけではないということを知りました。

今まで、これはコレステロールが多いから食べるのを諦めようと、美味しいものを絶っていたのが馬鹿みたいです。

ダイエットのためには、コレステロールよりも糖質を制限した方が良いという説も流行っているようです。

ある資料(の一部)に次のようなデータがありました。糖質の多いものは控えましょうという狙いをもっています。

糖質.png
これを見ていくと糖質の高いものは炭水化物と呼ばれるるものではないかと思って調べてみたら、糖質=炭水化物ではなくて、糖質+食物繊維が炭水化物ということでした。

ちょっと待ってよ。
炭水化物て、タンパク質、脂肪と並ぶ三大栄養素の一つで身体にとって必要なものではないですか。
いずれも摂りすぎは良くないだろうと思いますが、糖質を制限するために炭水化物を絶ってしまうのは如何なものでしょうか。

reizanが若いころ炭水化物ダイエットというのが流行っていてやったことがありますが、ダイエットはできたのですが、定期検診を受けた時に、以前は正常値のど真ん中にいたのに異常値に近い方に偏っているものがあって、調べてみたら炭水化物が不足するとその部分に異常が出ると書かれていたので、炭水化物ダイエットは即やめました。

今は糖質ダイエット名前を変えていますが、そんなことよりも腹八分目を守って三食きちんと食事を摂る方が結果上手くいくような気がします。


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この番組、初めて知りました

尺八演奏家の方からダイレクトメールが届きました。こういう番組に出ているから見てくださいという案内です。

見たことも聞いたこともない真夜中の番組でしたので、8日間分の番組表に載るのを待っていたらようやく当日分が掲載されました。

金閣寺音舞台.png
2017年10月8日(日)24時30分(9日午前0時30分)からの番組です。番組タイトルは「金閣寺音舞台」というようです。

MBS毎日放送(大阪)の制作で、TBS系列で(北九州はRKB、呉はRCC、金沢はMRO、神戸はMBSでも同時に)放送されるようです。

案内の文面では、「残月」を演奏しますと書かれていたのですが、番組公式サイトを見てもこの曲目は出ていませんし、尺八出演者の名前も有りません。若しかしたら井上八千代さんの舞の伴奏をするのかもしれません。

番組公式サイトの下の方を見たら「これまでの音舞台」が紹介されています。京都・奈良の有名なお寺(例外は二条城)を舞台に、ライトアップされた夜の舞台(歌、踊りなど)が行われてきたようです。
年に1回の番組のようですから今回は見られたとしても次回見られるかどうかは分かりません。

「残月」は峰崎勾当の作曲です。峰崎は「ゆき」の作曲者としても有名です。
峰崎勾当の門人(弟子)である商人の娘が若くして亡くなったので、その追善曲として作られた曲で、法名の「残月信女」に因んで名づけられています。

追善曲のイメージ通りゆったりと始まるのですが途中に速いところもあってreizanにはまだこなせない曲の一つです。もしreizanにこの曲を吹いて貰いたいと思っている方がおられたら、しばらく逝くのを待ってください。30年後ぐらいには吹けるようになっているかもしれません。


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えっ!右書き! [番外]

reizanが済む地域には水田が多く、農家の方や実家・親戚が農家という方は玄米の状態で米を保存して、食べる前に必要な分だけ精米することが多いようです。

そのため市内のあちこちにコイン式の自動精米機が設置されています。
大抵がプレハブの建物の中に精米機がセットされていて、出入口は上半分が透明ガラスの引き違い戸になっています。

その前を歩いていて、「えっ!」と思うことがありました。
「営業中」という文字のはずが「中業営」となっていたのです。

コイン精米.jpg
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終戦前の右から書く書き方です。69歳のreizanも経験がありません。

でもよく見たら原因がわかりました。文字が内側に書かれているようです。

写真の左右を反転させてみたら次のようになりました。反転の結果、「つかんむり」の「ノ」の部分が正しく表示されています。

営業中.jpg
《左右反転後》

室外から見たときは裏から見ているということでした。
原因は分かりましたが何のためにそうしたかは想像もつきません。すっきりしたような、しないような不思議な気分です。


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昼食は長崎ちゃんぽん [生涯大学校]

生涯大学校の登校日でしたが所要のため昼から早退しました。といっても午後の授業が終わってからでは間に合わない為で、そのまま行くと早く着きすぎて待ち時間が長くなってしまいます。

そこで、普段の通学路から外れてリンガーハットのある商業施設に寄り道しました。

いつもの昼食は手づくりの曲げわっぱ弁当ですが、せっかくの機会なので、なかなか普段は食べられないリンガーハットの「長崎ちゃんぽん」を食べることにしました。

客単価を上げるためにいろいろなメニューが準備されていますが、その店の味が一番わかるのは定番商品ですから、目移りはしませんでした。

「長崎ちゃんぽん」は無料で麺の量を1.5倍または2倍に出きるらしく、店員さんが尋ねてきましたがreizanは半玉でも良いぐらいですから増量はお断りしました。

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値段は580円+消費税でした。

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リンガーハットは店によって値段が違いますが、味も違っているようです。
ここのはあまり美味しくなかったです。

この辺りはちゃんぽんを食べる文化のないところですから出店は画期的と思ったのですが、こんなのを食べていたら本当の美味しさを知らないまま、ちゃんぽんとはこういうものだと思われてしまいそうで残念です。

九州に行けばリンガーハットよりも旨いちゃんぽんを出す店はいくつもありますが、リンガーハットの店はどこも平均点以上という評価がありますので期待していたのですが残念でした。


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この椅子がちょうど良い [お気に入り]

reizanが住むまちの最寄り駅は特急が停まりますが、その割には駅の近くに時間つぶしをする場所が都会のように多くありません。せいぜい喫茶店か図書館ぐらいです。

だから長い待ち時間を過ごすときはお金のかからない図書館で時間をつぶすことが多いのですが、実はそこの椅子が快適なんです。

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書棚の端にぽつんと置かれていて、閲覧用というよりもちょっと本の内容を確認してみようかというときに利用するようなイメージです。

別に閲覧コーナーや学習コーナーがあって、そこには机と椅子が準備されていますがそれらはすぐに疲れます。長居しそうなところには疲れやすいものを置いて早く追い出そうという作戦かもしれません。

だからreizanは、書棚の端にぽつんと置かれた椅子が空いているときは優先的にそちらを使うようにしています。
理由は、この椅子がからだにぴったりフィットするからです。
肘掛がないのに30分でも1時間でも全く疲れません。

この椅子を買いたいと思って座面や背もたれの裏を覗いてみたのですがメーカー名の表示はありませんでした。(備品ラベルはしっかり貼られていました。)

写真を撮って、ネットで同じものを探そうとしたのですが、結果は見つかりませんでした。
形から見て量産品のようですから、多分、1脚2、3千円。高くても5千円はしないだろうと思うのですが、生産中止品であればオークションに出るのを待つしかありません。

椅子と靴だけは実際に長時間確認してみないと地獄のような苦しみを味わう可能性もあります。
折角良い椅子を見つけたのですが今のところ垂涎の的状態です。


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美女と野獣。ゲット! [映画]

新聞に「美女と野獣」(実写版)のブルーレイ・DVDセット発売の広告が出ていました。

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「美女と野獣」(実写版)は、4月に京都旅行をした時に、「ラ・ラ・ランド」を観た映画館で明日封切りと予告編が上映されたので、翌日の行動予定を変更して観に行った映画です。

後日テレビでアニメ版を観る機会がありましたが、実写版はアニメ版をほぼ忠実に再現したうえ、さらに陰影に富んでいてreizanは実写版の方が好きです。

これ欲しいなと思ったけど4,000円です。買うとしたらAmazonだなと思って検索したら、なんと8掛け以下の税・送料込みで3,296円になっていたので即注文して、ゲットしました。

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代金は映画館のシルバー料金の3回分ですが、きっとそれ以上に何回も観てもとをとることと思います。

このセットには「デジタルコピー」というディズニー独自のプログラムもあって、スマホからアクセスし、ディズニーアカウントでログインして、Magicコードを入力したら、スマホでも本編や特典映像が観られるようになっています。

世の中の技術はreizanが思う以上に進歩していて、4,000円でも十分にお得感を感じるようなセット内容になっていました。


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デスクライトを替えました [お気に入り]

パソコンデスクのLEDライトを替えました、というか新しく買って元の状態に戻しました。

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《取替後》
経緯は、リビングルームの補助ライトとして使っていたLEDライトの照射範囲が狭かったので、パソコンディスクの方が狭くても良いだろうと考えてライトを入れ替えました。
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《リビングからデスクに移したLED》


ところが、入替え後、パソコンを使っているとすぐに目が疲れてきて長続きしません。以前にはなかったことです。

どう対策しようかと考えておりましたが、結局、最初に使っていたものと同じものをもう一つ買うことにしました。
だから、リビングの補助照明とパソコンデスクの照明は同じものになりました。

(株)ヤザワコーポレーション(YAZAWA)のLEDクリップライトです。

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目が疲れる方が4Wで、YAZAWAの方は3Wですが、使った感じはYAZAWAの方が随分明るく感じます。
データは次のようになっています。

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1000luxというのは、ギラギラ晴れた日の教室の、窓側から2列目ぐらいの明るさ(窓際は1500luxぐらい)だと思います。

実際には、キーボードの30㎝上だと目の前が光源になりますから、もっと上の80㎝ぐらいの位置に取り付けています。ちょうど額の前ぐらいが1000luxの位置だろうと思います。

このブログの作成も快適にサクサクとできるようになりました。

LEDライトはまだ普及段階で、製造者も雨後の竹の子のようにたくさんあってピンきりのようです。これから淘汰されて良いものに集約されていくのだろうと思いますが、それまでは消費者も苦労します。


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二重課税 [雑感]

2017年秋、衆議院が解散して野党の離合集散が目まぐるしくかまびすしい限りです。

ある党が、内部留保の社会還元と題して、企業がこれまでに蓄えてきた内部留保に課税すると公約されたら、他党からそれは二重課税(税金を払った後のお金に対して再び課税される)に当たるとイチャモンがつきました。

この言い争いにとやかく言う気はありませんが、二重課税を否とするのであれば相続税もなんとかするべきかと思います。

だって、相続税の課税対象となるのは、所得税や不動産取得税を課税されたあとのその家の内部留保です。これを亡くなった個人の財産と見做して贈与の一種ように扱い二重課税して残された家族の財産を剥ぎ取っています。

思わぬ高額の相続税に代々の内部留保である土地などの財産を切り売りするケースもあると聞きます。(reizanの場合は課税対象になる心配がないから大丈夫なのですが、他人事ながら心配です。)

素封家が少なくなって皆が平等に貧乏人になる社会が本当にいいのですかねえ。
reizanは、なんでも平等を標榜して暮らしにくい社会をつくるよりも、渋沢栄一さんのようなお金持ちもいて有望な貧しい人を支援していくような社会の方が面白い世の中になると思うのですが、ダメでしょうか。

その後、相続税に関するニュースがアップされていました、。(この国では死ねない


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えっ!これも「ハズミ音」なの? [尺八演奏]

尺八の奏法に「ハズミ音(おん)」というのがあります。

古曲や古曲風に作曲された曲で、二つの十六分音符がその次の音も含めてある特定な音の並び方をしている場合、最初の音を付点十六分に、次の音を三十二分に吹きます。

五線譜が得意で尺八を我流で覚えた人がその部分を演奏するとぎくしゃくして邦楽とは別の曲に聞こえます。

例えば次の譜の場合、歌詞の「こ」の横にある「レツ」は、

はずみ音.png
《元の楽譜》
「レーツ」と演奏します。

レーツ.png
《実際の「レツ」の演奏》
その上にも「レツ」がありますがこちらはハズミ音の対象外です。その次の音まで見て3つワンセットで特殊なケースに該当するかどうかを判断しますが、上の方は特殊なケースに該当していません。

ハズミ音のルールはこうです。
①十六分音符の最後の二つが
②全開音またはメリ音(琴古流の中メリ)で
③その次の音(この音は全開音でもメリ音でも半音でも良い)まで含めて下降旋律の場合、①の音を弾んで演奏する

レツリ(レツロと同じ)の部分はこのルールに該当しますから、「レツ」を弾んで演奏しなければならないのです。これはツの音の位置で演奏される絃の音が大抵の場合弾んでいたり、半音または一音低い音で演奏されるからです。

これで完璧と思ったのですが実際に合奏してみると、歌詞の「ご」の横にある「チ」の音が当たっているような感じがします。ハズミ音のルールには該当しないので「ハチ」を譜どおりに十六分、十六分で吹いていたのですが、絃の音は八分音符でチに♭が付いて「」になっています。だから半音違いで当たるわけです。

音が当たる.png


尺八譜の誤植かと思って二種類の異なる尺八譜を当たってみたのですがどちらも「チ」は全音でした。

そんなことで迷っていたら同じ流派の先輩が、「ハチは弾まないとだめですよ。」と教えてくださいました。
たしかに「ハチレ」の音形は下降旋律です。しかし、ハズミ音のルールの「十六分音符の最後の二つ」には該当しません。

そんなで半信半疑でしたが、言われた通りに「ハチ」を弾んだら当たらなくなりました。

ハーチ.png


いまだに頭の中はクエスチョンマークですが、音の違和感はなくなりました。


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曲げわっぱ弁当の第八作目 [料理の勉強]

生涯大学校に曲げわっぱ弁当を持っていきました。久しぶりです。

今回はおかずがたくさんあったのでびっしり詰めました。主菜はトンカツです。ご飯の上は昆布明太です。

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弁当仲間の主婦の方から「彩り豊か」と褒められました。

注目してほしいのは玉子焼きです。見た目は今までと変わりませんが今回新たな手法にチャレンジしました。

弱火で焼いた玉子焼きです。普通は中火の強火ぐらいでささっと焼きますが、これは弱火で薄焼き玉子を何層にも巻いていくやり方です。裏面が固まったら表面がとろとろのうちに巻いていきます。
こうするとしっとり感が長持ちするというのでやってみたら、結構良かったです。

それと、弁当のおかずはすき間なく詰めると良いようです。

タコめし.jpg


美味しいと評判の駅弁もすき間があるとちょっと物足りない感じがします。reizanだったら玉子焼きの左の空間を何かで埋めたいです。


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意外にラッキーな半生でした [推薦図書]

reizanは1948年(昭和23年)生まれの69歳です。団塊の世代の真ん中に当たります。
戦後復員してきた人が結婚したり、妻のもとに戻ったりして、雨後の筍のように子供が生まれたなかのひとりです。

学校の教室には50~60人が押し込められ、中学にあがるとそういうクラスが同学年で10組もあって、それはもう鬱陶しくなるような世界でした。

当時は割を食っているように思っていたのですが、振り返ってみると案外ラッキーだったのかもしれません。ほかの年でなく1948年に生まれたのが良かったようです。

前にも紹介させていただいた「歴史教科書の日米欧比較」(薄井 寛著、筑波書房刊。一読をお薦めしたい名著。)で、終戦直後の頃のことを読むと、GHQの占領政策は懲罰的な意味合いから敗戦国の日本に食糧援助はしないと決めたそうです。
『日本の苦境は日本国民自らの行為の直接の結果にして、連合国はその蒙りたる損害復旧の負担を引受けざるべし』

歴史教科書.jpg

支援しないだけでなく食糧輸入も禁止され、さらに冷害・台風による不作の追い打ちをかけられ、その結果、国中が終戦前のひもじい生活にも勝る飢餓状態に陥っていました。
「買い出し」という言葉は戦中のことかと思っていたら戦後のこの時期に盛んに行われていたようです。

終戦2か月後の東京では白米の最高闇値が公定価格の132倍にもなったそうです。(今だと5㎏2,400円のゆめぴりかが、316,800円ということになります。)
これでは暮らせないということで、米よこせデモや食糧メーデーが起こりました。

食糧危機をめぐる混乱が暴動や内乱、或いは日本の社会主義化に発展することを恐れたGHQがここで方針転換やむなしと判断しました。

そして、1946年2月に最初の食糧放出が始まり、その後、食糧の輸入も認められ、さらに、復員兵や引揚者が農業従事に復帰したことで米の収穫量も増え、reizanが生まれた1948年には国民の多くが食糧危機の最悪の事態を乗り越えたことを実感にしたようです。

だからひもじい思いをすることもなく育ち、経済成長の恩恵を受けながらぬくぬくと暮らしてきました。
世の中いろいろありますが、前半生は概してラッキーでした。
後半生のことは今真っ最中ですから客観的にみることができません。あの世とやらに逝ってから総括することになるでしょう。


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「栗の渋皮煮」に初チャレンジ [料理の勉強]

生涯大学校のクラスメートが自作の「栗の渋皮煮」を振る舞ってくれたのに刺激されてreizanも作ってみました。
初体験です。

レシピはCOOKPADで一番人気のものにしました。

一晩水に浸けます。

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その後、別の方のレシピにちょっと寄り道しました。鬼皮を剥きやすくする方法が紹介されています。(ここ
その通りにすると栗の鬼皮に裂け目ができてそこから手で簡単に剥けました。

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鬼皮を剥くと、底の部分が残ります。一見剥きにくそうですがこれも手で剥けます。
実は渋皮の部分は一層ではなく二層になっています。最後まで残す薄い渋皮の上にもう一枚の渋皮をまとっています。二層の境目を探してそこに爪をかけて剥くと簡単に剥けます。

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それでも尚筋状の渋皮が残りますので、茹でては冷やすを繰り返して指の腹でこすり落とします。この部分に思いのほか時間がかかりました。

作業開始前に包丁を取り出して準備していたのですが、結局、最後まで使うことはありませんでした。

薄い渋皮を残したところで一個だけ剥いて食べてみました。柔らかさの確認です。
クラスメートのはフニャフニャする感じだったので、もう少し栗らしさが残った方が良いかなと思って少し硬めでしたがこの作業はここで終えました。(茹で栗としては十分に熱が通っている状態でしたが、最終結果としてはもっと茹でて柔らかくした方が良かったようです。)

次に砂糖を加えて煮込みます。砂糖を加えるともういくら加熱しても栗が柔らかくなることはありませんからその前段階までで最終的な柔らかさにしていなければなりません。

レシピでは栗の重さと同量の砂糖を入れることになっています。なんだかいけないことをしているような気になって少し少なめにしました。

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同量にすると液化した砂糖がちょうど被るぐらいになるそうですが、少なくした分だけ使っていない部分ができました。

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砂糖水に浸っているようですが、水は使っていませんのであくまでも液化砂糖です。

栗を保存容器に移し替え、鍋に残った液化砂糖を沸かし直してから、冷まして保存容器に流し込みました。
そのまま室内で三日間放置して出来上がりです。六粒ずつ入れて4個と五粒が1個できました。一粒試食した分を加えて、もとの栗の数は30個でした。

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二日目に一つ食べてみました。食べられないことはないけど栗が硬いのが気になりました。
次に作るときはもっと柔らかくなるように茹でてみます。


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飛騨の里 [三曲]

「飛騨の里」というのは野村峰山さんが作曲された尺八2管、箏、十七絃の合奏曲です。

ある講習会で作曲者がご本人が「この曲は自分のお弟子さんたちの発表会のために作った曲です。だから簡単だと思います。」と仰っておられましたが、なにを仰いますかreizanにとってはとても簡単とはいえない曲です。

でも勇気を振り絞って、先日、reizanが習っている尺八教室の発表会でこの曲にチャレンジしました。持ち時間の関係でレッスン・ナンバー②と③はカットしました。

尺八1部をreizanが担当し、尺八2部を先生が担当してくださいました。reizan以外のお三方はプロの演奏家です。

この会には何回も出ていますので場馴れしているつもりだったのですが、やはりあがっていたのでしょう。出だしから失敗してしまいました。

失敗①
舞台配置は、下手から箏、十七絃、尺八一部、尺八二部と並ぶのが普通ですが、真中は恥ずかしいからと上手端に替わってもらいました。
ところが、この曲は尺八一部がリードしていく曲でボディ-ランゲージでタイミングを伝えていかないといけないのに、絃の先生たちから全く見えない位置になってしまいました。それでもピタッと合わせて下さいましたから流石プロは違うなと思いました。

失敗②
礼をして尺八を構えたのですがなかなか始まりません。と思っていたら、最初の2拍はreizanの音だけで始まる曲でした。絃は1小節目全休符、尺八二部は3拍目から吹き始めです。
はっと気づいて、何の合図もなしにいきなり吹き始めたのにもついてきてくださって、ここもプロに助けられました。

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失敗ばかりでなく上手くいったこともありました。
先生の尺八は音量が大きくてreizanがメロディー担当なのに伴奏に負けてしまいます。そこで先生方に異例の対応をお許しいただいてこの苦境を乗り切りました。

reizanだけが携帯拡声器を使わせていただいたのです。観光地や工場見学のガイドさんが使っているあれです。(といってもreizanが使ったのは中国製の安物です。国産4万円。中国製3,980円)

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耳の上にヘッドセットを掛け、ズボンのベルトに掛けたスピーカーから音を出します。この方法の良い点は音量が大きくなるだけでなく、骨伝導の音わからなくなるぐらい外からの音を大きく聴けることです。

録音された自分の声を初めて聞いたとき誰もが自分の声と違うのに驚きますが、それは骨伝導があるかないかの違いです。
尺八でもそれと似たようなことが起こります。自分が聴いている尺八の音は、お客様が聴いてくださっている音とは違います。それが、お客様が聴いているのと同じ音がダイレクトに自分の耳に届きますからとても吹きやすくなります。

尺八仲間の人たちに後から種明かしをしたら、ヘッドセットをつけていたことは気づかれていたようですが腰のスピーカーには気づかなかったそうです。
音量のバランスについては皆さんから良かったという評価をいただきました。(演奏が良かったという評価はありませんでした。)

幹事さんが昼食用に弁当を準備してくださっていましたので出番の3時間前ぐらいにいただきました。美味しゅうございました。

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原価割れ [番外]

スーパーでこんなのを売っていました。値段を見て、即、買いです。

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瓶詰めのジャムですが、消費期限まで一週間ぐらい残してこの値段になっていました。食料品の売り上げ減で苦戦している全国的なスーパーだとこのケースで20%引き、地元の中堅スーパーで50%引きぐらいが一般的ですが10円は安すぎです。原価割れは確実で瓶代にもならないのではないでしょうか。

それにしても貧しい年金生活者には有難い価格ですから喜んで買わせていただきました。

初めは珍しいトマトジャムから開けました。
写真はトマトジャムをスプーンですくって自家製食パン(カットも自分でしました)の上に載せたところです。
(このまま食べたら変な人と思われそうですが、この後、薄く伸ばしてからいただきました。)

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最初にスプーンについたのを舐めたら、甘みの強いトマトケチャップという感じの味がしましたが、パンと一緒に食べたらそんな変な味ではなく、とても美味しかったです。

これからしばらくはジャムパンの朝が続きそうです。


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2度目の「栗の渋皮煮」 [料理の勉強]

初回の「栗の渋皮煮」は正直失敗作でしたから再チャレンジをしました。

何よりも実が硬いことが致命的でしたので、今回は加熱時間を長くするとともに渋皮の表面処理も薄皮一枚を残すだけというぐらいに、余分な渋皮をこすり取りました。

その結果がこれです。

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《2度目の渋皮煮》
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《(参考)初回の渋皮煮》
reizanの留守中に家人が一つ試食をして、甘みも硬さもちょうどよくて美味しかったと言っていましたが、半日も経たないうちにもう1個食べようと言い出しました。

あと二日は浸け込むつもりでreizan自身まだ一つも食べていないというのに、よほど美味しいようです。

なかを割ったらこんな感じです。柔らかくなり過ぎず、それでいて甘みがしっかり中まで浸み込んでいる様子がうかがえると思います。

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「栗の渋皮煮」にチャレンジして2回目で大成功でした。
正月用に使いたいところですが冷凍しても持ちは1か月ということですから、生栗を冷凍しておいて再々チャレンジをしようかと思っています。


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「、ジャジャジャ/ジャーーーン」を聴きに行きました [音楽鑑賞]

ジャジャジャジャーーンといえば音楽に関わっていない人でも大抵の人が知っているベートーベンの交響曲第五番「運命」です。2/4拍子の曲です。
タイトルの最初に「、」をつけたのは冒頭に八分休符があるからで、ジャーンの長音(「-」)が一つ多いのは2小節目の二分音符にフェルマータが付いているからです。

CDやテレビで聴いたことはありましたが生で聴いた経験はありませんでしたので、地元交響楽団の定演のプログラムに入っているのを見つけて、すぐに生涯大学校の級友(楽団員でもある)からチケットを購入しました。
いつもは1枚だけ買っていたのですが、今回は家人にも聴かせたいと思って2枚買いました。

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開演前には楽団の精鋭数人によるロビーコンサート(ウエルカムコンサート)がありました。

本番のプログラムは二部構成で途中に休憩が入っています。
「運命」はメインディッシュだからプログラムの最後だろうと思っていたのですが、意外なことに最初が「運命」でした。一部はこの曲だけでした。

聴いてみたら、知っているのは第一楽章の途中ぐらいまででした。今回、第四楽章まで通しで聴けて本当に良かったです。

15分の休憩の後は、「シンフォニック・マンボ№5」、「ワルツィング・キャット」、「マンマ・ミーア メドレー」と続きました。(チラシの順番とは違っていました。)

二部を聴き始めたらこういう曲順になっている意味が分かりました。
今回のコンサートは楽団の定演ではなく「ファミリーコンサート」という位置づけです。会場には乳離れしていないぐらいの子供さんのぐずる声も聞こえてきます。

大人の聴衆もそういう会だということを承知してきていますので気にしていない様子です。
指揮者が指揮をスタートする直前に泣き出す場面もありましたが、泣き声が途切れたすき間にスタートさせるという技も見せていただきました。

曲目も高尚なものではなく、小さな子供さんにも楽しんでもらおうという配慮が覗われます。
「シンフォニック・マンボ№5」は宮川彬良さんの編曲です。演奏が始まったら第一部で演奏されたのと同じ「運命」が始まりました。
あれっ?と思った人もいたようですが途中から「マンボ№5」になったり「運命」に戻ったりと巧みな編曲でウキウキした気分になりました。

ワルツィング・キャット」では、会場から選ばれた6人の小学生の女の子が舞台袖に立ち、曲のタイミングに合わせて「ニャーン」と猫の鳴き声の真似をするという演出がありました。
演奏の前に指揮者が会場の観客にも指導したので、曲が始まったら小学生の子と会場が一つになって「ニャーン、ニャーン」と賑やかでした。

余談ですが「ワルツィング・キャット」を作曲したルロイ・アンダーソンには楽しい曲が多く、タイプライターという曲もあります。この演奏が秀逸です。

その点「マンマ・ミーア メドレー」は選曲意図がよく読めませんでした。知っている人は知っているけど、ミュージカルのことやアバの原曲を知っている人は少なかったのではないかと思います。前2曲に比べたらちょっと盛り上がりに欠けたかなと思いました。

第二部の最後はバレエ「白鳥の湖」からの抜粋でした。元の曲は2時間半もありますが抜粋は2、30分ぐらいでした。
今度、バレエ「白鳥の湖」を観に行くつもりですから、事前にその音楽を聴けたのも嬉しかったです。

さらに、アンコールが2曲ありまして大満足の2時間でした。

帰りは1時間に1本しかないバスの時刻に微妙に遅れそうでした。諦めて1時間後のバスに乗ることにして普段は店の前を通り過ぎるだけだったトンカツ屋さんでロースカツ定食の夕食をとりました。

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これで税込530円です。音楽も食事も大満足の一日でした。


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「、ジャジャジャ/ジャーーーン」は尺八の練習に役立つ [尺八の勉強]

先日ベートーヴェンの「運命」を聴いて、これを尺八で吹いてみようと思い立ちました。

メロディーは1尺8寸管の「レ」(ドレミのソ、G音)から始まっています。これを尺八譜にすると次のようになります。

運命1.png
「ツの半音」が出てきますので、吹きやすい音に直すため1音上げて移調してみたところ、これは尺八の練習に使えることに気づきました。

右が実音で、左が移調後です。左の方が音程をとりやすいので、左、右の順で交互に吹いていくと、ツの半音が正しい音程で吹けるようになるのではないかと思ったのです。

運命.png

尺八を吹く人は絶対音感ではなく相対音感で音楽を感じていますので、左の音程の差を右でも再現することができます。そのことを利用して音程のとりにくい「ツの半音」の正しい音程を身に着けようというねらいです。

さらに移調して、もっとほかの特殊音符も入れるようにしてみました。

ツの半音とハの半音.png
ここまでくると「ツの半音」だけでなく「ハの半音」も入れたくなります。そして、最終的に行きついたのがこれです。

すべて特殊音符.png
これを吹くと、「ロの半音」が意外に難しいことがわかります。「ツの半音」や「ハの半音」よりも大きく沈らないといけないし(メリ=管頭の開口面積を狭めて音程を下げる)、音量もさらに小さくしなければ正しい音程が得られません。

上の譜では「ロの半音」は甲音ですから「リ」や「ヒの半音」を替え指を使えばなんということもないのですが、乙音になると替え指がありません。「ロの半音」のメリ具合や音量を体得するためには、ここは甲音ですが「ロの半音」のままで吹いてもらいたいです。

この譜は、「ツの半音」や「ハの半音」だけでなく「ロの半音」の練習もできて、我ながら優れものだと思いました。


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寒天とゼラチンは別物でした [料理の勉強]

「栗の渋皮煮」を作った後で悩ましいのは、砂糖約1㎏を使ったシロップから栗を取り出すときです。
reizanは水を使いませんので100%砂糖のシロップです。これを捨ててしまうとなると罪悪感に苛まれます。

栗の渋皮煮2.jpg
栗の中や渋皮に浸み込んだ分がありますから砂糖1㎏分ぜんぶを捨てるわけではないのですが、栗を取り出した後のシロップが300mlもありました。

若しかしたら先に同じことを考えた人がいるかもしれないと思いついて、COOKPADで「栗の渋皮煮 煮汁」というキーワードで検索したらやっぱりいらっしゃいました。

その中から「栗ゼリー」を作ることにしました。
シロップ300mlに水200mlを加え、そこに、沸かした湯80mlにゼラチン10gを溶いたものを入れてかき混ぜ、型に流し込み、さらに形が壊れた渋皮煮を砕いて散らし、冷蔵庫で冷やしました。

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固まったので型から抜こうとしたらびくともしません。だからしかたがないので掻き出しました。

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寒天で水羊羹を作ったときの記憶で作業したのですが、ゼラチンは寒天とは別ものでした。

あとから分かったのですが、どうしても型から抜きたいときは、型を湯の中に浸けるとその熱が伝わって型に接している部分が溶けてするっと抜けるそうです。

そういえばゼリーは個別の容器に流し込まれたものを直にスプーンですくって食べていたような気がします。
流し型を使うこと自体が間違いでした。

肝心の味の方は砂糖水のゼリーだからあまり期待していなかったのですが、食べてみたらこれが渋皮煮に負けないぐらい美味しかったです。
シロップに栗の旨みが滲みだしていたみたいです。

もし、栗の渋皮煮で余ったシロップを捨てている方がいらしたら、勿体ないです。栗ゼリーか栗羊羹を作りましょう。


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あざとい商売 [雑感]

AKBなんとかというグループの曲で知っているのは「365日の紙飛行機」だけです。だからこのグループが音楽的にどう評価されているのかよくわかりません。

ただ最近の新聞記事を見て、このグループを巻き込んだイベントが商売として如何なものかと思ってしまいました。

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AKBのCD585枚を山中に不法投棄した人が書類送検されたという事件です。

福岡県に住む人が、千葉県のファン仲間の人から、AKB選抜総選挙の投票入力が間に合わないと約千枚分(約百万円相当)の入力を依頼されたものの、投票券を抜き取った後のCDの始末に困って山に捨てたという出来事です。

reizanが気になったのは百万円分の投票券です。福岡に発送後も千葉県の人の手元にはそれと同じかそれ以上の投票券があったのではないかと想像します。もしその通りだとしたら千葉の人は二百万円以上を投じたことになります。

これって、人気投票の域を逸れて懸賞の付かないギャンブル(推している人が一位になることが褒賞?)ではないですか。
ファンではない者から見ると、千葉の人はギャンブル中毒のそれと変わらない状態に陥ってたように思えます。

また、選抜総選挙を静観していた人々が薄々思っていたことが、この事件によって、やっぱり組織票に左右される意味のないイベントだったと気づかれてしまいました。

メンバーの人たちは商品ですから自分の価値を磨くことが仕事です。この際、責任を負うべきはプロデュースする立場のいわゆる大人といわれる人たちです。

reizanが勤務時代にお世話になった会社では、
『利益を追うな。良品の供給、顧客第一(今どきの「〇〇ファースト」は胡散臭く見られますが、心からの顧客第一です。)を追えば、その影として利益・報酬が生まれる。』と指導されたものです。

ファン第一の発想があれば選抜総選挙ももう少し違った形になっていたのではないでしょうか。


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「栗の渋皮煮」&「栗ゼリー」のレシピ [レシピ]

2回のチャレンジで、(自称)売りものになるぐらい美味しい「栗の渋皮煮」と「栗ゼリー」に行きつきました。

栗の渋皮煮2.jpg


ところが、今までの経験から、来年の今頃は栗の渋皮煮を作ったことぐらいしか覚えていないだろうと思います。だから備忘にためレシピを残しておくことにしました。

このレシピはCOOKPADに投稿された2人の方のレシピとRakutenレシピに投稿されたレシピを合体させてアレンジしました。
reizanのオリジナルではありません(料理研究家の方のレシピも大概は発明ではなくアレンジですが)のでCOOKPADにはアップしません。

参考にさせていただいたのは次のレシピです。

簡単鬼皮のむき方(ここ
極上◇栗の渋皮煮(ここ
栗の渋皮煮の煮汁で作るチョ~簡単ゼリー(ここ

栗の渋皮煮と栗ゼリー.png
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祝・鯛焼き屋さん再開 [B級グルメ]

今年の夏に美味しい鯛焼き屋さんの建物解体を目撃してショックを受けていたのですが、その後、遣り方(杭を打ち込み、それに板を張り巡らせる作業)が行われて、新装再開店の期待が広がりました。

でも、再開されるかどうかの情報はまったく表示されておらず、期待半分・不安半分で過ごしておりました。

それが10月に入って前をバスで通りかかったら「たい焼」の幟が出ているではありませんか。この幟が営業中の目印です。

たい焼.jpg
店の斜め筋向いにバス停がありますので、帰りにひとバス停歩いて店に立ち寄ったのですが、ちょうど新たに焼き始めたところでした。

焼きあがるまで時間がかかるし、reizanの前にひとりお客さんがいらしたので、これはバスに間に合わないと思って出直すことにしました。

その後何回か店の前をバスで通ったのですが、幟の出ていなくてまだ買えずにいます。
買えない期間が長くなると、飢餓状態になって実際以上に頭の中で美味しさが膨張していきます。

でも、買えなくても取りあえず再開店してくれたことに安堵している気持ちもあります。


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「QTTA」を喰った [B級グルメ]

テレビのCMを見て、reizanも「QOOT、喰って、勝つぞ!」と思って食べてみました。(何に勝つのかわかりませんが)

ところで、湯を注ぐときに謎の部分があってちょっと戸惑ってしまいました。

カップめんを作るときに確認するのは、湯の量と待ち時間です。290mlと3分ということを確認しました。

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そして、『フタを半分まではがし』と書いてあるのでその通りにしました。

P_20171019_121611.jpg
すると、そこに『おいしく仕上げるポイント!』と書かれているではありませんか。
しかし蓋を剥がすのは半分までとなっていますからこの先が見えません。蓋が剥がれないように気をつけながら中央を持ち上げてみたのですが何と書かれているのか読みとることはできませんでした。

しかたがないので諦めて内側の縁のところまで熱湯を入れ、蓋をして3分間待ちました。

時間がきて蓋を開けたらなんのことはない、調理方法のところに書かれているのと同じ趣旨のことが重複して書かれているだけでした。

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メーカーさんのプレスリリースによると、10~20歳代のカップめん購入率が低いことに着目して、若者が食べた後で「はぁ~喰った~」とほっと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたいという想いを込めた商品だそうです。

つまり若者向きの商品でした。そういえば年寄りには塩味が濃すぎるような気がしました。

具が多いように見えるのは、叉焼を3切れとねぎを追加で入れたからです。元々の肉擬きに肉の食感は有りませんでした。


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つくれぽ [料理の勉強]

COOKPADに「つくれぽ」という仕組みがあります。COOKPADに投稿されたレシピで作ってみて、気に入ったら写真とコメントでレシピの投稿者を称えようというものです。

先日チャレンジした「栗の渋皮煮」が格別に美味しかったので、レシピ提供者のラ・ランドさんにCOOKPADを通じて、お礼の気持ちを込めて「つくれぽ」をお送りしました。

ラ・ランド.png

そしたらなんと、reizanの「つくれぽ」(左端)が件のレシピに対して1,714件(1,445人)目でした。
reizanの場合は「蓋がガラスのご飯釜で炊く、ご飯の炊き方」のつくれぽが12件で最高ですから、千件超えの殿堂入りなど夢のまた夢です。ラ・ランドさんは別世界の方だと思います。

つくれぽ.png
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「つくれぽ」に対してコメントを返せるようになっているのですが、reizanは少ない件数でもなんとコメントしようかと悩んでしまいますから、1,714件もコメントするなんてパンクしそうです。

reizanとのやり取りは次の通りです。

reizan「初めてでも美味しくできました。シロップは栗ゼリーにしました。」
ラ・ランドさん「reizan③のお人柄伝わりますとても丁寧に作て頂き感激です」

文字数に制限があるので文章的には変なところもありますが意味は十分に伝わってきます。reizanが一番言われたかったことを書いてくださっているのでこちらも感激です。


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この栗も美味しかった [お菓子]

栗の渋皮煮づくりに成功してさて正月用に作って冷凍しておきましょうかと思ったら、もう栗のシーズンは終わっていました。生涯大学校でreizanに栗の渋皮煮づくりを思いたたせた名人の方も、今年のは終わったと仰っておられたので間違いないと思います。

その代わりと言ってはなんですが、こんなのを見つけました。甘さ控えめでとても美味しかったです。
「栗せんべい」といいます。

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岐阜県のお菓子のようです。

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原材料に「みじん粉」とありましたので、「えっ?ミジンコが入ってるの」と思いましたが、調べてみたらプランクトンのミジンコとは全く別物でした。

もち米を粉にしたもので「微塵粉」或いは「味甚粉」と書き、もち米以外の原材料で作ったものはひらがなで「みじん粉」と区別して表記される場合があるそうです。一つ勉強になりました。

もち米を粉にしたものに「白玉粉」や「道明寺粉」というのがありますが、これとは製法が異なるそうです。


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竹製のターナー [便利グッズ]

ショッピングセンターの催事場で木工製品が販売されていたとき、商品台の上に珍しいものがありました。

竹製のターナーです。
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首のところで折れ曲がっていますので、竹製のコテ(お好み焼きなどに使う)と言った方が近いかもしれません。

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reizanはこれを玉子焼きの返しに使おうかなと思っています。普通は菜箸で返しますがreizanの玉子焼きは柔らかすぎて、ちょっとしたはずみに箸の痕がついてしまいます。

だからといってステンレス製のコテで返すのはなんだかなと思っておりましたところに、これを見つけたので即購入しました。

使ってみた感じは思い通りでした。そして想定外に良かったのは、先が浮いているのでガスコンロの横の盛付台の上に直に置けることです。


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もち米磨ぎ [地域活動]

地元中学校の文化祭に協賛して自治会で餅の配布をしますが、実際の作業はreizanが所属する老人クラブが委託されています。

規模は、もち米(精米済)約80㎏を搗いて、1200個の餅を丸め、2個ずつをパックに詰めて600パックを作ります。
何臼になるのかわかりませんが、いくら元気な年寄りでもこの量を杵で搗くのは無理ですから業務用の機械で搗いてもらいます。

日程は3日に亘っていて、1日目はもち米磨ぎ、2日目は餅つき、3日目は午前中にパック詰めをして昼から配布です。

先ずは初日のもち米磨ぎに参加しました。
昨年初めて参加して要領をつかんでいますので万全の態勢で臨みました。

調理用頭巾、エプロン、タオルが必須です。それ以外に服装についても、袖まくりしやすい上着を着て、その下は半袖のTシャツ(万一上着を脱ぐことになった場合に袖が邪魔にならないよう)にしました。

それと履物はゴム長靴です。キッチンでちまちまと米を磨ぐわけではありません。屋外で、プラスチック製の洗い桶にもち米4合ぐらいを入れて作業しますので排水のとき足元にも水が飛びますのでそのための対策です。

磨ぎ終わったもち米は漬物容器のような大きなプラスチック容器に集めて、含水のための水を加え、初日の作業を終えました。

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2日目は生涯大学校の尺八クラブの練習日とバッティングしているためreizanは欠席です。蒸したもち米をつまみ食いするのが餅搗きの楽しみですが、これは諦めるしかありません。


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イームズシェルチェア [お気に入り]

図書館で見つけたお気に入りの椅子と同じものをネットで探しまくったのですが、結局見つかりませんでした。

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図書館のそれは脚部に小錆が出ていますから相当前のもののようで同じものは新品も中古品もヒットしませんでした。

似たものを探していたら、この形はチャールズ・オズモンド・イームズJRという方がデザインしたイームズシェルチェアと呼ばれるタイプのものだということがわかりました。
年配の方だったら、駅ホームのプラスチック製ベンチがこのタイプだったことを記憶されていると思います。

意匠権の存続期間は、2007年3月31日以前出願は15年、4月1日以降出願は20年ですから、今はもう意匠権がきれていて中国製のイームズシェルチェアも売られているようです。

だから図書館の椅子に似たものもあるのですが、問題は座り心地です。椅子については、一度カタログ買いをして失敗したことがあります。(その椅子は大型ごみになりました。)

だから現物で座り心地を確かめたいところですが、大抵は東京に展示されており、それも満足できるものに出会えるかどうかわかりませんから、交通費を考えるとわざわざ東京まで行く気にはなりません。

そこでイームズシェルチェアのレプリカを探すことにしました。
reizanの場合の大事なチェック項目は、短脚ゆえに①座面の奥行、②座面の高さということになります。

座面の奥行に関してはイームズシェルチェアだったら大丈夫です。
あとは座面の高さですが、カタログデータで見る限りreizanには高過ぎます。

そこで思いついたのが、木製脚だったら切って短くすれば良いということです。そういうことで木製脚のイームズシェルチェアのレプリカを購入しました。

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本体と脚部は接続されていませんでしたが、4カ所をネジでとめるだけで本体との接続は完了しました。簡単でした。

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脚のカットも思った通りにできあがり、がたつきもありません。

気に入ったのでもう一つ買うことにしたのですが、そこでショッキングなことがありました。
今回、税・送料込5,980円で購入したのですが、同じ店の同じ品がなんと5,280円になっていたのです。

でも、前者はすでにサンクコスト(埋没コスト)になっていますから、ここは気持ちを切り替えて二つ目が700円安く買えることを喜びたいと思います。


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渋抜き [知恵袋]

生涯大学校の級友から大きな渋柿をいただきました。渋抜きをしてみなさいと現物をくださったのです。

これまで皮を剥いて干柿にする方法しかやったことがありませんでしたが、焼酎を使った渋抜きにチャレンジしてみました。

柿の実に残っている枝をねじり取り、気密性のある袋に入れて湯呑の上に立て、へたの部分に焼酎を注いで袋の口を結びました。

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作業をしてから2週間後の11月6日には渋が抜けて美味しくなっているはずですが、参考にしたレシピから手抜きをしたところがありますので残念な結果になるかもしれません。
食べてみないとわからないのが辛いところです。


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もち配布 [地域活動]

中学校の文化祭協賛事業の餅配布が実施されました。当日午前中にパック詰めして昼から配布です。

午前9時からパック作業ということになっていますが年寄りは待つことが苦手ですから、ぎりぎりに来る人を待たずに作業が始まってしまいます。

パック詰めをする人は、ゴム手袋、マスク、頭巾着用です。パックした容器に掛ける輪ゴムがたくさん準備されていたので、輪ゴム2本で手袋がずれにくくなる方法を皆さんにお教えしたら喜ばれました。

作業は餅箱から餅を取り出し2個入りのパックを作ります。最初片手で1個ずつ餅を取っていましたが、途中でもっと効率化できることに気づいて、両手を使って2個ずつ取り出すようにしました。
作業する人数も多かったので600パックが30分で出来上がりました。

最後に、畳に上に敷いていたブルーシート(5m×5m)をたたむときreizanが指揮させてもらいました。
細長くたたんで両側から中央に向かって折り、もう一度同じことを繰り返し、最後に中央から折るという方法です。

HSP気質のreizanとしては折りたたんだものがピシッとしていないと気持ちが悪いので出しゃばってしまいましたが、後で役員のご婦人からreizanさんがやるとブルーシートまできちんとなっているとお褒めの言葉をいただきました。

出来上がった中からreizanも1パックいただきました。

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家人がぜんざいを作ってくれたので美味しくいただきました。お椀の内径と同じぐらいの大きな餅で食べ応えがありました。

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