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「、ジャジャジャ/ジャーーーン」を聴きに行きました [音楽鑑賞]

ジャジャジャジャーーンといえば音楽に関わっていない人でも大抵の人が知っているベートーベンの交響曲第五番「運命」です。2/4拍子の曲です。
タイトルの最初に「、」をつけたのは冒頭に八分休符があるからで、ジャーンの長音(「-」)が一つ多いのは2小節目の二分音符にフェルマータが付いているからです。

CDやテレビで聴いたことはありましたが生で聴いた経験はありませんでしたので、地元交響楽団の定演のプログラムに入っているのを見つけて、すぐに生涯大学校の級友(楽団員でもある)からチケットを購入しました。
いつもは1枚だけ買っていたのですが、今回は家人にも聴かせたいと思って2枚買いました。

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開演前には楽団の精鋭数人によるロビーコンサート(ウエルカムコンサート)がありました。

本番のプログラムは二部構成で途中に休憩が入っています。
「運命」はメインディッシュだからプログラムの最後だろうと思っていたのですが、意外なことに最初が「運命」でした。一部はこの曲だけでした。

聴いてみたら、知っているのは第一楽章の途中ぐらいまででした。今回、第四楽章まで通しで聴けて本当に良かったです。

15分の休憩の後は、「シンフォニック・マンボ№5」、「ワルツィング・キャット」、「マンマ・ミーア メドレー」と続きました。(チラシの順番とは違っていました。)

二部を聴き始めたらこういう曲順になっている意味が分かりました。
今回のコンサートは楽団の定演ではなく「ファミリーコンサート」という位置づけです。会場には乳離れしていないぐらいの子供さんのぐずる声も聞こえてきます。

大人の聴衆もそういう会だということを承知してきていますので気にしていない様子です。
指揮者が指揮をスタートする直前に泣き出す場面もありましたが、泣き声が途切れたすき間にスタートさせるという技も見せていただきました。

曲目も高尚なものではなく、小さな子供さんにも楽しんでもらおうという配慮が覗われます。
「シンフォニック・マンボ№5」は宮川彬良さんの編曲です。演奏が始まったら第一部で演奏されたのと同じ「運命」が始まりました。
あれっ?と思った人もいたようですが途中から「マンボ№5」になったり「運命」に戻ったりと巧みな編曲でウキウキした気分になりました。

ワルツィング・キャット」では、会場から選ばれた6人の小学生の女の子が舞台袖に立ち、曲のタイミングに合わせて「ニャーン」と猫の鳴き声の真似をするという演出がありました。
演奏の前に指揮者が会場の観客にも指導したので、曲が始まったら小学生の子と会場が一つになって「ニャーン、ニャーン」と賑やかでした。

余談ですが「ワルツィング・キャット」を作曲したルロイ・アンダーソンには楽しい曲が多く、タイプライターという曲もあります。この演奏が秀逸です。

その点「マンマ・ミーア メドレー」は選曲意図がよく読めませんでした。知っている人は知っているけど、ミュージカルのことやアバの原曲を知っている人は少なかったのではないかと思います。前2曲に比べたらちょっと盛り上がりに欠けたかなと思いました。

第二部の最後はバレエ「白鳥の湖」からの抜粋でした。元の曲は2時間半もありますが抜粋は2、30分ぐらいでした。
今度、バレエ「白鳥の湖」を観に行くつもりですから、事前にその音楽を聴けたのも嬉しかったです。

さらに、アンコールが2曲ありまして大満足の2時間でした。

帰りは1時間に1本しかないバスの時刻に微妙に遅れそうでした。諦めて1時間後のバスに乗ることにして普段は店の前を通り過ぎるだけだったトンカツ屋さんでロースカツ定食の夕食をとりました。

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これで税込530円です。音楽も食事も大満足の一日でした。


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