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飛騨の里 [三曲]

「飛騨の里」というのは野村峰山さんが作曲された尺八2管、箏、十七絃の合奏曲です。

ある講習会で作曲者がご本人が「この曲は自分のお弟子さんたちの発表会のために作った曲です。だから簡単だと思います。」と仰っておられましたが、なにを仰いますかreizanにとってはとても簡単とはいえない曲です。

でも勇気を振り絞って、先日、reizanが習っている尺八教室の発表会でこの曲にチャレンジしました。持ち時間の関係でレッスン・ナンバー②と③はカットしました。

尺八1部をreizanが担当し、尺八2部を先生が担当してくださいました。reizan以外のお三方はプロの演奏家です。

この会には何回も出ていますので場馴れしているつもりだったのですが、やはりあがっていたのでしょう。出だしから失敗してしまいました。

失敗①
舞台配置は、下手から箏、十七絃、尺八一部、尺八二部と並ぶのが普通ですが、真中は恥ずかしいからと上手端に替わってもらいました。
ところが、この曲は尺八一部がリードしていく曲でボディ-ランゲージでタイミングを伝えていかないといけないのに、絃の先生たちから全く見えない位置になってしまいました。それでもピタッと合わせて下さいましたから流石プロは違うなと思いました。

失敗②
礼をして尺八を構えたのですがなかなか始まりません。と思っていたら、最初の2拍はreizanの音だけで始まる曲でした。絃は1小節目全休符、尺八二部は3拍目から吹き始めです。
はっと気づいて、何の合図もなしにいきなり吹き始めたのにもついてきてくださって、ここもプロに助けられました。

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失敗ばかりでなく上手くいったこともありました。
先生の尺八は音量が大きくてreizanがメロディー担当なのに伴奏に負けてしまいます。そこで先生方に異例の対応をお許しいただいてこの苦境を乗り切りました。

reizanだけが携帯拡声器を使わせていただいたのです。観光地や工場見学のガイドさんが使っているあれです。(といってもreizanが使ったのは中国製の安物です。国産4万円。中国製3,980円)

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耳の上にヘッドセットを掛け、ズボンのベルトに掛けたスピーカーから音を出します。この方法の良い点は音量が大きくなるだけでなく、骨伝導の音わからなくなるぐらい外からの音を大きく聴けることです。

録音された自分の声を初めて聞いたとき誰もが自分の声と違うのに驚きますが、それは骨伝導があるかないかの違いです。
尺八でもそれと似たようなことが起こります。自分が聴いている尺八の音は、お客様が聴いてくださっている音とは違います。それが、お客様が聴いているのと同じ音がダイレクトに自分の耳に届きますからとても吹きやすくなります。

尺八仲間の人たちに後から種明かしをしたら、ヘッドセットをつけていたことは気づかれていたようですが腰のスピーカーには気づかなかったそうです。
音量のバランスについては皆さんから良かったという評価をいただきました。(演奏が良かったという評価はありませんでした。)

幹事さんが昼食用に弁当を準備してくださっていましたので出番の3時間前ぐらいにいただきました。美味しゅうございました。

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