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死生観が似ている [番外]

読売新聞の朝刊に「時代の証言者」というコラムがあります。勤務時代は日経を読んでいた時期もありまして、その時は「私の履歴書」というコラムを読んでおりました。似たような作り方ですが、日経は人物中心にその人の生きざまをテーマとし、読売は人物を介して時代を切りっとっていくようなところが違っています。

今日(2017年9月7日)から「時代の証言者」で取り上げられる人が入れ替わったのですが、その方の死生観がreizanのそれに似ているで驚きました。といっても、reizanが69でその方が80ですからreizanが似てると言った方が良いと思います。

今回の時代の証言者は、政府税制調査会長などを歴任された石 弘光さんで、明日からは過去のことを証言されたり今後への提言をされたりするのだと思いますが、今日は石さんの人物紹介が内容でした。

膵臓に癌かどうかわからない小指の先ほどの嚢胞があったのが4センチほどになって、昨年6月に末期がんの宣告を受けたそうです。

でも、特に症状はありません。動揺することもなく、奥様もまったく動揺せずにいてくれたので平静でいられるのだろうと語っておられます。

ご夫妻は常々、「人はいつか死ぬのだ」と話し合ってこられたそうです。
最後まで社会と関わりを持ち、頭脳もしっかりしていられるのはありがたい。がんという病を得て死を迎えるのも悪くないのではないか、とも思えると、自己紹介をまとめておられます。(読売を購読されていない方は図書館でこの日のコラムの原文をご覧になると良いと思います。)

この死生観はreizanの考えと一部の狂いもなく一致しています。ただ、reizanの場合は痛いのと苦しいのは嫌だというオマケがついていますので100%同じかどうかは分かりません。
また、生きていれば楽しいことがありますから早く死にたいわけではありません。死ぬまでは元気で長生きしたいというのが本音です。

昔は、がんになったという人に対しては、顔をしかめてかわいそうという思いを出しながら話さないといけないような雰囲気がありましたが、最近では、がんの手術を受けた人とも盲腸の手術を受けた人と話すぐらいの気軽さで話せる時代になっています。

石さんのようにご高齢になると、末期がんであっても死期の目途がたってかえっていいですね。生きている間を充実して生きられますというお考えの方が出て来られているようです。
だって、死期がわからないとあと30年ぐらい生きられそうという気になってだらだら無為な日々を過ごしかねませんが、あと半年とか宣言されたら残された毎日を充実させることができるのではないでしょうか。
そんな死生観が好きです。


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