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落語に登場する卵焼き屋さん [B級グルメ]

卵焼きの店というと、テリー伊藤さんのお兄さんの築地の店が有名ですが、店舗は小さくても知ってる人は知っているという卵焼き屋さんが東京都北区のJR王子駅の近くにあります。

022.JPG

間口半間ほどの「扇屋」さんです。

 

落語に「王子の狐」という話があります。舞台は江戸時代の東京都北区王子です。今はたいそう賑わっていますが、その昔は、花見とお稲荷さん参拝以外はなにもないところで、周りは原野で狐が出るところだったそうです。それも人を化かすことで有名でした。

ところが、ある男が、一匹の狐が美女に化けるところを見かけました。そこで、男は、ここはひとつ化かされた振りをしてやれと、知り合いの振りをして狐に声をかけたところ、カモを見付けたと思った狐も話を合わせてきます。

近くの料理屋に上がり込んだ二人が差しつ差されつやっていると狐はすっかり酔いつぶれて眠ってしまいました。そこで男は、土産に卵焼きまで包ませ、「勘定は女が払う」と言い残すや、狐を置いてさっさと帰ってしまいました。

しばらくして、店の人に起こされた狐は男が帰ってしまったと聞いてびっくり。耳がピンと立ち、尻尾がにゅっと生える始末。正体が露見して店の人に叩かれ、追い回されてほうほうの体で逃げ出しました。

さらに話は後日談になってオチに至りますが、後半は省略してテーマに戻ります。

この話に出てくる料理屋さんが「扇屋」さんです。今は料理屋は閉めて卵焼きの部門だけが残っています。reizanが東京に住んでいたとき、隣駅だったので何回か卵焼きを買いに行ったことがあります。「王子の狐の卵焼きだ」と思いながらいただきました。甘い卵焼きでした。



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