簡単、絶品！だし巻き玉子の秘密

reizanの大発見です。
何かというと、ありふれた調味料の組み合わせで「美味しいだし巻き玉子」ができる方法を見つけたのです。

reizanが目指す「だし巻き玉子」の目標は『食べた後でもう一個食べたくなるおいしいだし巻き玉子』です。

最近、メインに使っているのは市販の白だしです。でも、これだけではパンチに欠けるので鰹味のほんだしと粉末昆布だしを併用していました。でも、ほんだしは一寸量が違うと厭味な味になります。美味しいけどもう一個食べたいというところまでいかないのが課題でした。

それが、中華料理講座の余りものとして頂いた白だし（講師である中華のオーナーシェフの自作）でだし巻き玉子を作ったら、ほんだし、昆布だしなしでreizanが目指すだし巻き玉子ができてしまいました。

その白だしも残り少なになりましたので必要に迫られてプロの白だしと同じ味の白だしづくりを目指すことにしました。

プロの白だしを舐めてみたらとてつもなく塩辛かったです。それに比べて市販の白だしは醤油辛い味になっていました。

市販の白だしに塩辛いものを混ぜてみたらどうでしょう。といってもイカの塩辛を混ぜたりしてはダメなことはやってみなくてもわかります。 液体でなければなりません。

塩水はどうかというとこれもちょっと違うみたいです。
塩辛い液体調味料といえば魚醤があります。なかでも安価で入手しやすいのは「ナンプラー」です。

市販の白だしと同量のナンプラーを混ぜてみたらプロの白だしに近い塩辛さになりました。reizanの大発見というのはこれです。「白だし＋ナンプラー」がいい味を出してくれます。

  

以下にレシピを掲載しますので興味のある方はやってみてください。だし巻き玉子づくりになじみのない方は水50ｃｃぐらいから始めた方が無難だと思います。

 

簡単、絶品！だし巻き玉子（２人分）
材料

• 卵　　　　　　　 　 　２個
• ☆白だし　　　　　　小さじ1
• ☆ナンプラー　　　　小さじ0.5（2.5ｃｃ）
• ☆日本酒　　　　　 小さじ１
• ☆本味醂　　　　　 小さじ１
• ☆水　　　　　　　　 大さじ4
• ☆砂糖　　　　　　　小さじ２
• ☆トマトケチャップ　小さじ1
• ☆片栗粉　　　　　 小さじ１
• 油　　　　　　   　　 大さじ3

作り方

1. 卵を常温に戻し、適当な容器に割り入れる。
2. 卵をアルファベットの「Ｚ」を書くように溶く。白身を数回（多すぎるとコシがなくなる）菜箸で持ち上げて切る。
3. 別の容器で☆印をかき混ぜる。
4. 溶いた卵に3．を加え、軽く混ぜて１０分間放置する。
5. 玉子焼き鍋を中火で温め、多めの油を注ぐ。
6. キッチンタオルを折りたたんで余分な油をふき取る。（この紙は後で使うので捨てない。）
7. 4．を軽く混ぜ直し（片栗粉が沈殿するため。以下同じ）、卵液を菜箸の先に付けて鍋の上に一滴落とす。ジュッ ジュッと音がしてすぐに裏が焼け表は半熟ぐらいになっていれば温度はＯＫ。
8. 薄焼き半枚分ぐらいの量を流し込んで、向こう側から手前に巻いて芯を作る。
9. 向こう側にキッチンペーパーの油を塗り、芯を向こう側に押しやる。
10. 手前にも油を塗って適量を流し込む。芯の手前を菜箸で持ち上げ芯の下にも流し込む。泡立ってきたら菜箸の先でつついてつぶす。
11. 表面が固まりかけのゆるい状態の時に芯を手前に巻く。
12. 以下9．～11．を繰り返す。

 

卵2個は約100mlですが、だしを加えると約200mlになります。

焼き上がりは10ｃｍ×5．5ｃｍ、厚さ3ｃｍで普通の玉子焼よりも一回り大きく、ふんわり仕上がります。

 

なお、白だしもナンプラーも塩分濃度が高いので食べ過ぎには注意が必要です。

ナンプラーの方はナトリウムしか書いていませんが、食塩相当量の換算係数２．５４を掛けると100ｇあたり21ｇにもなります。

reizanのレシピどおりに作った場合、白だしで0.37ｇ、ナンプラーで0.53ｇ、合せて0.9ｇもの塩分を摂っていることになります。二人で分けて食べれば一人当たり0.45ｇになりますから、このぐらいがいいですね。