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ことのついでに、箏譜も作ってみました [三曲]
小学校の邦楽体験ボランティアに備えて「花は咲く」の尺八譜を作りましたが、邦楽ジャーナル8月号(20131年)の付録の五線譜は総譜になっていますので、頼まれてもいないのに箏のパート譜も作ってみました。
《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》
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なぜ使われないかもしれないものを作ったかというと、それは他人のためではなく自分のために作っったのです。だから使われなくても構わないのです。
これはreizanの経験から会得した法則みたいなものです。「習う側よりも教える側の方が上手になる」「使う側よりも作る側の方が理解が深い」というようなことです。
尺八を吹くときには箏譜は使いませんが、ちょっと合わせにくい曲の場合は箏譜を見せてもらうようにしています。お互いの音の有無のタイミングを確認して完璧な合わせを目指すわけです。
そのためには最低でも箏譜が読めないといけませんが、作譜(浄書)をするとなると、読譜でいい加減に済ませていたところも正確に理解しないといけなくなります。それだけ知識がますわけですから多少の手間は惜しくありません。
読書に例えると、黙読と音読(或いは書き写し)ぐらいの差があると思います。
今回も尺八譜と同じくExcelを使いましたが、箏譜の方が尺八譜よりも作るのが簡単でした。一番の要因はパソコンの文字がそのまま使えることでした。書体は毛筆書きのイメージに近い「有澤太楷書」を使いました。
箏の音符は「一・二・三・四・五・六・七・八・九・十・斗(11番目の絃)・為(12番目の絃)・巾(13番目の絃)」となっています。
箏の絃は13本で向こう側から順に数えます。そして、楽譜にはその番号が表示されていますので、基本的にはその番号の絃を弾くだけです。
あとは一つひとつの音の長さがわかれば演奏できます。
何曲かの箏譜を見ていくと、箏の場合の最小音譜の表示は16分音符までということがわかりました。32分音符になると演奏中に識別できないから使われないようです。
それでは演奏できない曲ができてしまうと思われるかもしれませんが、そこはちゃんと対策されています。
32分音符が出てくる小節、或いはフレーズ、或いは章節のなかの音符を全部倍の長さで書きます。(32分→16分、16分→8分、8分→4分、4分→2分、2分→全、全→全を2小節)
それを倍の速さで演奏するように指示されます。これを小間(こま)と呼びます。
8分音符より小さい音符が出てこない場合は逆に音符を実際の半分にして速度を半分(ゆっくり)にして演奏することがあります。これは大間(おおま)と呼ばれます。大間にすると小節数が少なくて済むので、小節が少しはみ出すようなときに大間を使ってページ内に収めることができます。
ということで箏譜の最小単位は16分音符ですから、1拍に4段のセルを割り当てればOKです。
これはreizanの経験から会得した法則みたいなものです。「習う側よりも教える側の方が上手になる」「使う側よりも作る側の方が理解が深い」というようなことです。
尺八を吹くときには箏譜は使いませんが、ちょっと合わせにくい曲の場合は箏譜を見せてもらうようにしています。お互いの音の有無のタイミングを確認して完璧な合わせを目指すわけです。
そのためには最低でも箏譜が読めないといけませんが、作譜(浄書)をするとなると、読譜でいい加減に済ませていたところも正確に理解しないといけなくなります。それだけ知識がますわけですから多少の手間は惜しくありません。
読書に例えると、黙読と音読(或いは書き写し)ぐらいの差があると思います。
今回も尺八譜と同じくExcelを使いましたが、箏譜の方が尺八譜よりも作るのが簡単でした。一番の要因はパソコンの文字がそのまま使えることでした。書体は毛筆書きのイメージに近い「有澤太楷書」を使いました。
箏の音符は「一・二・三・四・五・六・七・八・九・十・斗(11番目の絃)・為(12番目の絃)・巾(13番目の絃)」となっています。
箏の絃は13本で向こう側から順に数えます。そして、楽譜にはその番号が表示されていますので、基本的にはその番号の絃を弾くだけです。
あとは一つひとつの音の長さがわかれば演奏できます。
何曲かの箏譜を見ていくと、箏の場合の最小音譜の表示は16分音符までということがわかりました。32分音符になると演奏中に識別できないから使われないようです。
それでは演奏できない曲ができてしまうと思われるかもしれませんが、そこはちゃんと対策されています。
32分音符が出てくる小節、或いはフレーズ、或いは章節のなかの音符を全部倍の長さで書きます。(32分→16分、16分→8分、8分→4分、4分→2分、2分→全、全→全を2小節)
それを倍の速さで演奏するように指示されます。これを小間(こま)と呼びます。
8分音符より小さい音符が出てこない場合は逆に音符を実際の半分にして速度を半分(ゆっくり)にして演奏することがあります。これは大間(おおま)と呼ばれます。大間にすると小節数が少なくて済むので、小節が少しはみ出すようなときに大間を使ってページ内に収めることができます。
ということで箏譜の最小単位は16分音符ですから、1拍に4段のセルを割り当てればOKです。
それと、家庭式の箏譜では1拍の真ん中に仕切り線を入れています。線で仕切られた半分ずつがそれぞれ半拍になります。1拍の場合は上段の半拍に音符を書いて下の半拍分をブランクにしておくとそれで1拍になりますから、事前に半拍単位でセルを結合しておいたほうが作譜には便利です。
セルのサンプルでご説明しましょう。
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