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朝日新聞の社長の感想が気になります [雑感]

このブログは、コメントを受け付けない設定をしており一方的に垂れ流すだけですので、書く内容については極力正確に、そして、政治や宗教に関する論評や個人の悪口は書かないことを旨にしております。

ただし、企業・団体及びこれを代表する方について気になることがあった時は「雑感」として書かせていただいております。

最近気になったのは、朝日新聞社の記者会見(2014年9月11日)での社長の発言です。

記者会見は、福島第一原発の事故に関するいわゆる吉田調書の記事の一部の取り消しに関するものですが、時節柄、会見に参加した記者さんの質問は、慰安婦問題の誤報や池上彰さんのコラム不掲載の問題にも及びました。

当日、ネットでライブ配信されることを知り19時半から見はじめて、気がついたら21時を過ぎていました。

慰安婦問題や吉田調書問題は、要は誤報を流したことの取り消しです。国際問題に影響したのではないかとか、日本国ならびに日本国民を貶めたということで怒りを買っているようです。このことについては世間がこのままには捨て置かないでしょうから今後の経過を見ていきたいと思います。

ところで、reizanが引っかかったのは、池上彰さんのコラム不掲載の問題のほうです。

自分たちに都合が悪いからと意見を抹殺したのは言論機関の新聞社としては自傷行為です。三つの問題の中ではこれが一番悪質です。(他の二つは間違いですが、この件には明らかに意図が働いています。)

その決定をした取締役・編集担当の方は翌日に解任されていますが、気になったのは社長の発言の次の赤字の部分です。

(社長)『今回池上さんからアー原稿をいただいたと、まぁそのて、エーその内容は朝日新聞にとっての厳しいものであるという話はアー編集幹部から受けました。しかしがた私は感想は漏らしましたが、それは編集担当の判断に委ねて、そのあと、あのような経過を辿ったということでございます。』

感想.png

 

不掲載の決定を下したのは編集担当ということを言いたかったのだと思いますが、語るに落ちるとはこのことだと思いました。

自分を評価する人から感想を言われてその意に反する決定ができる人がどれほどいるでしょうか。サラリーマンだったら上の真意を忖度(そんたく=他人の心をおしはかること)するのは当たり前です。記者さんたちが一人もこのことを問わなかったのが不思議でした。

自分だったら、「一般に組織の人は上の意向を気にすることがあります。上の人から感想を言われたらその真意は何なのかと忖度するものです。そういう点で社長が感想を漏らされたことが決定に影響したのではないかとも考えられます。その時、社長はなんと仰ったのか具体的に要約せずにお答えください。」ぐらいのことは質問したいと思います。

記者さんの側も質問の内容・話しぶりなどがネット中継で見られていて、A社の記者は優秀、B社の記者は何が問いたいかわからないからダメと評価されるわけですから緊張しておられるようでした。

雪印集団食中毒事件で社長に「私は寝てないんだよ」と言わせたようなしつこさは感じられませんでした。全編ライブ中継されるものですから、全般的に記者さんたちが紳士ぶっていて質問に迫力がありませんでした。

なお、今回は朝日新聞がやり玉にあがってたたかれていますが、過去を見ると他社も多かれ少なかれ誤報を発しているようです。マスコミ情報は半分疑ってかかれということだとおもいます。勿論、ネット情報は半分以上うたがってかかれです。 

http://www2u.biglobe.ne.jp/~akiyama/no41.htm 昭和・平成の三大誤報

http://www2u.biglobe.ne.jp/~akiyama/no41.htm 誤報-Wikipedia

次のサイトで指摘されている記事は現物を読みましたがあんまり興味がなかったので、ああそうかぐらいの感じで見ていました。でも、新聞記者さんが好意的な記事を書きたいと近寄ってきて、真逆の批判記事を書くというのはよくあることですから、ここは新聞記者性悪説で対応しないといけなかったと思います。

http://biz-journal.jp/2014/04/post_4607.html 読売新聞記事にねつ造の疑い

バカ正直に説明しても半分も理解してない上に先に結論があって都合の良いところだけつまみ食いするというのですから、説明した方としては裏切られたと感じます。好意的な取材を装っていても半信半疑で対応し、要所要所でこの部分はどういう使われ方をするのか確認すべきです。それに答えてくれないようなら取材回答は終わりにすべきです。

取材記者とて人間ですから、誰も気づかなかった問題を暴いてやりたいという山っ気があるのは否定できないと思います。
それに巻き込まれた人がいわれのない中傷にさらされることがあるから悲惨です。当の取材者には罪の意識はないし、誤報でも名誉棄損に問うのは法的に難しいという現実がありますので、記者に誤報はつきものぐらいに思って身構えていた方が良いかもしれません。

なお、福島第一原発事故に関する事故調査委員会のヒアリングで公開されている情報はここで見られます。



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