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覚えることが多い?少ない? [尺八演奏]

生涯大学校の尺八クラブには初心者の方の方もおられますので練習の後に補習の時間をとっています。クラブで使用するのは琴古譜ですが楽理を教えられる人がいないのでreizanがわかる範囲で担当させてもらっています。

今回は、「尺八音符と音階の関係」について五線譜と比較しながら勉強してもらいました。五線譜は1尺8寸管の場合の音高に合っています。

基本運指0.png
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グレーの網掛けの音符が各音程の基本的な音符です。

これを見て、「29も覚えないといけない。」と悲観的な声が聞こえましたが、そうではないことを説明して安心してもらいました。

初心者の人が最初に取り組む練習譜は、乙音の「ロ、ツ、レ、チ、リ」の五つしか出てきません。慣れてくるとオクターブ上の甲音にもチャレンジしてもらいますが、「ロ、ツ、レ、チ」まではまったく同じ運指で「リ」だけが「ヒ」というちょっとだけ違う運指になります。

基本運指3.png
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取りあえず赤丸印の6つの音符の運指を覚えたら、オクターブ違いの甲乙で合計10の音高が出せます。

その後、メリ音などの特殊音符を順次覚えていきますがそれにも甲乙同じ運指が有ったりしますから、覚えないといけないのは29ではなく、たったの18です。(下図の赤丸印)

基本運指.png
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それも、1曲の中に全部の特殊音符が出てくるようなことはありませんから、特殊音符は曲の中に出てきたらその都度覚えていくことで十分対応できます。

取りあえずは先に揚げた6つの基本的な運指がスムーズにできるようになることを目指していただくことが上達の早道だと思います。


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