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カラオケ尺八の会で失敗二つ [尺八演奏]
2月4日(土)、楽しみにしていた「カラオケ尺八の会」に参加しました。
この会は、普段の尺八教室を飛び出してカラオケハウスに行って尺八でメロディーを吹こうという催しです。
参加者は先生と10人の生徒の予定でしたが急用で2人が参加できなくなって総勢9人になりました。
そのうち3人は初めてお目にかかる方でした。reizan以外は参加した皆さん全員がお上手で相当引け目を感じました。
大学の数学の先生だと紹介された方はBreadの「IF」を格好よく演奏されました。
あるサラリーマンの方は「恋」(星野源)を演奏されました。尺八は指孔が5つしかないため「恋」のようなテンポの速い曲は苦手な楽器なのですが、その方は軽々と演奏されました。
前から知り合いの藝大出身の若いプロの方はNHK朝ドラのテーマ曲を3曲、それぞれフルコーラスで演奏されました。それもすべて暗譜でした。
流石と思ったら、サラリーマンで芸達者な別の方が演歌・歌謡曲を3曲暗譜で演奏されました。
上記は一例ですが、本当にすごい人ばかりで圧倒されました。
また、研究熱心な方が多く勉強させてもらいました。特に気になったのはPA関係です。
一人の方はタイピン型のコンデンサーマイクと延長コードを持参されていてこれをカラオケ装置のマイク端子に繋いでいました。備え付けのカラオケマイクは接話型ですから尺八演奏の音を拾うのには向いていませんが、コンデンサーマイクなら襟元に置いてもガンガン拾ってくれます。
《黄円の中にタイピンマイクあり》
音がきれいで音量も大きいのでボランティア活動で体育館で吹くときに使えると思ったのですが、54,800円もしますから使用頻度を考えると宝の持ち腐れになりそうで諦めました。
ところで、reizanの失敗ですが、一つは選曲の失敗です。
一人2曲と全員曲「春よ、来い」という事前のアナウンスだったので、reizanは「オー・シャンゼリゼ」(DAMリクエスト№4900-01)と「魔法アラ・ドーモ!」(DAMリクエスト№6439-17)を準備していきました。
「オー・シャンゼリゼ」は人が歌っているときは良いのですが、楽器でメロディーを演奏すると同じ旋律の繰り返しが多く途中で嫌になってきます。
それに、カラオケのリストにはダニエル・ビダルと歌手名が出ていたのですが、後奏の部分の伴奏が違っていて、うやむやと終わってしまって締まりませんでした。
「魔法アラ・ドーモ!」は昨年の暮れに3歳の子どさんのリクエストから耳コピの楽譜を作ってもらったのを尺八譜にしたのですが、原曲を知らなかったため1番のメロディー譜しかないことに気づかず、間奏やD.S.やto Codaがどうなっているのかつかめずおたおたしてしまいました。(1番だけは吹けました。)
失敗から学んだことは、カラオケ尺八には、メロディアスで・音数が少なく・テンポが速くない曲が向いている、ということです。次回はそういう曲を選んで暗譜できるぐらいしっかり練習して参加することにします。
もう一つの失敗はreizanが事前に作成したキーコント―ロール表の値が違っているものがかなりあったことです。
一年前のカラオケ尺八の時はぶっつけ本番で、カラオケが流れ出してからキーを合わせていくという方法を取っていましたが、もたもたして無駄な時間をかけていると思ったので、reizanが提案と作業をして事前にキーコント―ロール表を作ることにしました。
DAMのサイトで検索したら各曲のリクエスト№や原曲キーがわかりますのでその情報を活用することにしました。自宅に居ながらの作業です。
最終的に知りたいことは、カラオケのキーを幾つ(何律)上げ下げすれば良いかということです。
しかし一発では分かりませんので次の手順を追うことにしました。(歌い出しの音に注目しました。)
- YouTubeで原曲の歌い出しの音高を聴きとる。
- DAMのサイトで原曲キーを調べる。
- 原曲の音高と原曲キーのデータから、カラオケの歌い出しの音高を計算する。
(原曲の歌い出しがA(ラ)で原曲キーが+2なら、カラオケの歌い出しは半音二つ分下のG(ソ)になっている。) - 尺八の歌い出し音高と、カラオケの歌い出し音高の差を調べる。その差がキーコントロル値になる。
(尺八の歌い出しの音が1尺8寸管のハ(C)で、カラオケの歌い出しの音高がG(ソ)の場合、律差は+5となり、この+5がキーコントロールの値になる。)
ところが、本番では半分ぐらいの曲のキーコントロール値が半音から1音違っていました。これまでの作業は何だったのだろうとショックでした。
ただ、少しだけ役に立ったのはリクエスト№があるのでリモコンの曲選択操作が簡単だったことです。
なぜ合わなかったのかについてはこれから解明していきます。失敗ではありましたが、また、適度の課題ができたことは良かったです。
今回のカラオケ尺八でreizanの目論見が当たったことが一つあります。それは耳栓です。
開始のときからずっと耳栓をしていたお蔭で頭が痛くならずに済みました。これは他の人の尺八を聴きたくないということではありません。耳栓をしていても演奏は聴こえます。
カラオケは低音のベースやバスドラの音が強調されていて大音量でずっと聴いていると一時的に難聴状態になり頭痛のもとになります。これが抑えられたのが失敗ばかりの中の唯一の成功例です。
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