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尺八が割れました [尺八演奏]

中古の尺八は絶対と言っていいぐらい価値が下がりますが、ある意味では美術品です。
だから、購入後は一切改造せず自分のからだを尺八に合わせていくという方がいらっしゃいます。(reizanの場合はいくらでも改造して鳴らしやすくするのがBESTと考えています。)

そんなreizanでも見た目はきれいな方が好きですから磨きをかけることは厭いません。
方法は、生クルミを適度に砕いたて数枚のガーゼでくるんだもので表面を撫でてやります。クルミの油が適度に滲みだして尺八の表面に照りを与えてくれます。

そんな磨きの作業をしていたら、先日、割れ修理をしたばかりの尺八に別の割れ(骨のヒビでも骨折というように尺八のヒビも割れと言います。)を発見しました。関東地方は湿度30%を切ることがありますから、ある意味仕方のないことではありますがそうなったときはショックを受けます。

P_20170308_122356.jpg

以前は、割れが起こると製管師のところに送ってかなりの金額を覚悟しなければならなかったので相当落ち込んだものですが、最近は所属する尺八サークルのメンバーが製管の勉強をしていて割れ止め修理ぐらいは気軽にやってくれますのでショックの度合いは小さくなりました。

今回も浅い割れで済んでいますから修理は簡単そうです。(と言っても自分ではできませんけど)
割れが管の内側まで届いていたら砥の粉と漆の塗り直しからしなければなりませんから大変です。

今回の場合は、湿度の高い場所(湯気の立つ浴室など)に置いて割れ目をできるだけ細くしたうえで、薄く削った竹片に接着剤を付けて、繊維を横切るように切った溝に埋め込みます。

尺八割れ修理.png

P_20170308_122540.jpg
《前回の修理箇所》

身近にこの作業ができる人がいてくれるのは本当にラッキーです。


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