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付け焼刃 [三曲]

半年に1回開催される三曲合奏研修会(東京の尺八社中の主催)に参加して来ました。

朝6時40分のバスに乗り、電車を4回乗り継いで9時40分に会場到着。の予定でした。会場に着いたら地域の皆さんらしい人たちが祭りの会場準備をしています。餅つきの案内文も見えましたから、今日の昼は餅も食べられると思ったのですが、建物の中に入ったら本日の利用者名を書く掲示板がブランクになっていました。

あれっ?どうしたのかなと思ったものの、すぐに、場所を間違えたかもしれないと気づきました。
施設名はわかっていたのでスマホで検索したら、reizanが訪ねたのとは別の場所にある施設でした。

10時にはスタートのはずですからそれにはとても間に合いません。あとはできるだけ早く行きつくことを考えなければなりません。

JRの駅まで戻って電車に乗るというのはバツです。駅から施設まで遠すぎますし電車の本数が少ないので何分待つかわかりません。駅まで戻ってタクシーに乗るという方法も有りますが、駅に戻る時間がもったいない気もします。

スマホのGoogleマップでルートを検索したら徒歩31分のルートが表示されました。
意外に近いことがわかったので、主催者の先生に電話を入れて歩くことにしました。

最初はJRの線路に沿って1キロちょっとを歩いたところで、今までの道を横切る大きな通りがありました。
でもマップのルートはそのまままっすぐ進むように指示しています。
道幅が狭くなったのですがそのまま指示に従って進みました。

そのうちに周りの様子が変わってきました。それまではずっと舗装があったのですが、途中で舗装がなくなって軽トラックがやっと通れるような農道になりました。どんどん山の中に入っていく感じです。でもGoogleマップは間違いなくその道を示しています。

ルート2.png

そのまま15分ほど歩いていたら目の前に目的の施設が現れました。Googleマップのお蔭で10時15分には研修会場に入ることができました。この日は寒気が残っていて手袋なしでは耐えられないぐらい寒かったのですが、ウォーキングのお蔭でうっすら汗を書くぐらいで、からだがぽかぽかして結果オーライでした。会場にいた地元のメンバーに聞いたら、知る人ぞ知る最短ルートだそうです。

少し遅れてしまいましたが、その後、昼食休憩をはさんで夕方5時半まで尺八三昧の一日を過ごしました。

今回の曲目は、
都山流尺八本曲:若葉
古曲:新青柳、春の曲
新曲:春の訪れ、泉
です。

reizanが着いたときには本曲は終わっていて、「春の曲」を一人ずつでやっていました。ウォーキングの熱が冷めたところで最後の順番で演奏させてもらいました。この曲はあまり練習していなかったのですが、なんとか最後までこなせました。

この曲が終わった時点で12時になったので昼食をとりました。いつも幹事さんが豪華な弁当を用意してくれるので、事前に、年寄りだからコンビニのおにぎりぐらいにしませんかと提案したら、幹事さんも実はそう思っていたということでおにぎりが2つずつでした。十分すぎるぐらいです。

昼食のあと、午後からのスタートは「春の訪れ」でした。これもまあまあでした。

次が問題の難曲「新青柳」です。(先に同名異曲があるので、「新青柳」と呼びます。)
作曲者自身が上手く弾けずに顰蹙を買ったという難曲「八重衣」と同じ石川勾当の作曲です。

公刊譜のままでは見にくいと思ってExcelで見やすく書き直したのですが、完成したのが前日の午前中でしたから練習期間わずか半日という体たらくです。
それでも、音譜が見やすい分演奏しやすくなって、プロの演奏を93%ぐらいの速度に落とすと何とかついていけるようになりました。

一人で吹くのは大変だなと思っていたら、30分近い曲なので二人ずつで吹きましょうということになって、お互いに助けたり助けられたりで、最後まで吹ききることができました。演奏し終ったときはすごくいい気分でした。
この曲は好きになりそうです。

最後は「泉」でしたが、まったく練習をしていませんでしたので、他の方が演奏するのを聴いて雰囲気をつかんだ上で一人で演奏しましたが、箏と合わないところがあって、どこを演奏しているのかわからなくなるという恥ずかしい状態に陥りました。

家人からは、この会は「うなぎの会」と呼ばれているのですが、合奏練習が終わったあとに、毎回、「うな重」を食べています。

今回はこれも楽しみにしていました。というのはテレビで、「正しいうな重の食べ方」というのを見て、やってみたいと思っていたからです。

普通、うな重を食べるときは、山椒の粉を上から降りかけて、箸で鰻を一口サイズに切りご飯と一緒にすくって口に入れます。多分ほとんどの人がこうすると思います。

でも正しい食べ方はそうではありません。
山椒の粉を上にふると、口に入れた時に山椒の辛みが直に口に当たってうなぎの旨さを十分に味わえません。
だから山椒は鰻とご飯の間に入れます。握りずしの山葵と同じイメージです。

それと、見た目を良くするためにうなぎの身を上向きにして載せていますが、皮の美味しさを十分に味わえません。食べるときは、見せるための盛付とは関係なく、皮を上側にします。

P_20180114_175058.jpg


この点を踏まえて要領を整理しますと、
1.うなぎの一切れをもう一方の上に載せる
2.空いた方のご飯の上に山椒の粉を振る
3.上にあるうなぎをひっくり返しながら元の位置に戻す
4.山椒の粉を振っていない方のうなぎをもう一方の上に載せる
5.2・3を繰り返す
6.箸でうなぎを縦半分に切り分ける
7.箸でうなぎを一口分だけ切りとり、ご飯と一緒にすくって食べる
8.うなぎとご飯がなくなるまで7を繰り返す


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