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ヴァケイション [音楽の勉強]

テレビの音楽番組には三種類あると思っています。

一つは、純粋に歌や演奏を聴く番組です。大半がこれに当たります。

もう一つは、曲の構成を解析する番組です。ヒット曲がなぜヒットしたかをその曲の構成に着目して解説する番組です。「亀田音楽専門学校」という番組がその典型です。(亀田音楽専門学校の一例は、ここここ

三つ目が、名曲誕生秘話を紹介する番組です。
この曲には誰が関わって、どのような経緯があって生まれたというようなことを教えてくれます。

三つ目の番組の例としては、reizanの好きな「SONG TO SOUL」(BS-TBS、日曜23時から正味44~45分)があります。

8月5日(2018年)の放送は「ヴァケイション」(オリジナルは1962年7月、コニー・フランシス唄)でした。
1960年代青春真っ只中だったreizanにとっては思い出深い曲の一つです。

歌詞の中で、「V・A・C・A・T・I・O・N」(ヴイ・エー・シー・エー・ティ・アイ・オー・エヌ)と歌われていて、reizanが唯一綴りを間違えない英単語となっています。

番組でコニーさんご本人が語っておられたなかで一番興味深かったのは、ご本人の意思で演奏を6秒速くしたという話です。全体が100秒だったとしたら94秒で終わるように演奏のスピードを速めたということです。

こういう話を聞くと確認してみたくなるのがreizanです。
これには、音程を変えずにテンポを変えることができるフリーソフトの「尺八チューンズs8Tunes」が使えそうです。音源はYouTubeから2分21秒のものを拝借しました。

最終的にリリースされたものが2分21秒ですから、コニーさんが変える前までは2分27秒で演奏されていたことになります。

これを計算すると、141秒  ÷ 147秒 ≒ 0.959となりますから、演奏速度を4パーセント落としてやったら良さそうです。(テンポが揺れているので多少の誤差がありますが、市販されたのが四分音符=144で、その前のは四分音符=141でした。)

変換して聴き比べた結果、たったこれだけの差ですがエライ違いでした。市販盤の弾けるような感じがなくなってちょっと粘っこい感じになりました。(著作権の関係がありますので音源はアップできません。興味のある方はご自分で試してみてください。)
たった6秒の違いの効果を見極める才能はすごいと思いました。

「ヴァケイション」の作詞作曲クレジットには、他の二人とともにコニーさんの名前も挙がっています。補作詞・補作曲もされたそうですが、この一事だけで納得しました。
SONG TO SOULではコニーさんが歌っている動画が無かったのですが、YouTubeに動画がありました。(ここ

後年の動画もありました。(ここ
昔のような切れの良い高音は無理ですが、歌のうまさは抜群です。コニーさんを襲った不幸な出来事がなければ40代、50代でももっと活躍されていただろうに残念なことです。


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