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調号が増えるときは、「シが♭に」・「ファが#に」なる [音楽の勉強]

随分前に、五線譜の調号から移動ドの階名を読みとる方法(ここ)をアップしましたが、大変ご好評をいただいているようで現在までに17,983回も閲覧していただいています。

調号には♭と#がありますが、その数は1個から7個です。(なお、ハ長調とイ短調の場合は調号が付きません。)

reizanがご紹介した方法は、移動ド法の場合、調号のなかでいちばん右側に書かれている記号が♭だったらその位置が「ファ」(♭が5個の場合、いちばん右側の♭は第2線の上に書かれていますので第2線の音がファ)になる。

いちばん右側に書かれている記号が#だったらその位置が「シ」(#が5個の場合、いちばん右側の#は第2間に書かれていますので第2間の音がシ)になる、という判定法です。

ファやシの位置がわかれば、そこから数えてドの位置も簡単に見つけられます。この方法を覚えておけば小学校の音楽のテストで移動ドの問題が出た時に簡単に答えが出せると思ってご紹介しました。(小学生のときのreizanはこの方法を知らなかったので14のパターンをすべて覚えなければならなかったのですが、記憶ものが苦手で正しく答えられませんでした。)

ところで、今回ご紹介するのは、五線譜に調号を書くときにどの位置に書けば良いかを簡単に見つける方法です。

先ず、調号がないハ長調をイメージしてみてください。
五線譜の第3間がドの位置になります。そこから1度下がったところがシですから、シは第3線になります。ファは第5線(第1間もファですが後々の見やすさを考慮して第5線の方をとっています)です。

これを踏まえた上で、調号が増えるときの位置のみつけかたは、
調号が増えるときは、「シが♭に」・「ファが#に」なる』と覚えます。

まずフラット系を見てみましょう。「シが♭に」なるですから、♭が一つのときはハ長調のシの位置にフラットを書きます。そしてフラットを書いた第3線が移動ドのファになります。そこからファ・ソ・ラ・シと数えると第4間がシになります。

さらに、もう一つ♭を増やして二つにする場合は、「シが♭に」なるですから、♭一つのときのシの位置(第4間)に♭を書き加えます。
あとは同じ要領で♭七つまで書いていけます。(♭八つは、調号なしと同じことになりますので使いません。)

フラット.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》


シャープ系の場合も要領は似ています。

「ファが#に」なるですから、#が一つのときはハ長調のファの位置にシャープを書きます。(第1間でも間違いではないのですがその後の展開を考えて第5線に#を書きます。)そしてシャープを書いた第5線が移動ドのシになります。そこから下にシ・ラ・ソ・ファと数えると第3間がファになります。

#をもう一つ増やして二つにする場合は、「ファが#に」なるですから、#一つのときのファの位置(第3間)に#を書き加えます。あとは同じ要領で#七つまで書いていけます。

シャープ.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》
♭と#の動きを見ていくと、♭は上がって下がってを繰り替えし、シャープは下がって上がってを繰り返しているように見えます。

ところが例外が一つだけありました。シャープが5個になるときです。4個目と5個目が下がって・下がってになっています。ここが例外になっている理由は、下がって上がってを繰り返していると5個目が上第1線になって五線から離れてしまうからです。

例外.png


「♭は上がって下がって、シャープは下がって上がってが原則。ただし、五線から離れるときだけ例外措置をとる」ということで理解していれば迷わないと思います。


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