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最適な運指 [尺八演奏]

12月に入って、クリスマス曲を五線譜から尺八譜にしてみました。「サンタが町にやってくる」と「ジングル・ベル」のメドレーです。

一曲目の最後の音と二曲目の最初の音の高さが揃うように移調して、最後と最初の小節を重ねて曲のしりとりになるようにしました。

楽譜を作り終えて自分で吹いてみたら吹きにくいところがありました。「サンタが町にやってくる」の最初の部分です。

サンタが 都山譜.png  サンタが町に.png
都山譜ではチ・ハのメリ、琴古譜ではチ・ヒの中メリの部分です。この音の動きはAからBに半音上がります。

ハのメリ(ヒの中メリ)は、第四孔を半開しますが、問題は、チ(第四・五孔全閉)から第四孔を半開に移るときにスパッと切りかわらずに経過音が鳴ってしまうのです。

原因の一つにreizanが下手というのがありますが、そもそも尺八という楽器は半音の変化が苦手です。「尺八吹きを泣かせるには半音階の変化が連続する曲を書けばよい。」と言われるぐらいです。

といっても何とかしてまともに吹きたいものです。実はうまい手があります。替え指を使うのです。

半開するところを「かざし」という方法に変えるのです。眩しいとき手を額につけて日除けにする動作を、手をかざすと言いますが、尺八のかざしは、指孔を塞がないようにその上にかざします。(それぞれ右側が「かざし」の運指です。)

ハのメリ.png  ヒの中メリ 琴古譜.png

指孔からどの程度話してかざすかは音高を確認しながら、適切なかざし方を覚えます。

この曲の場合、かざしを使えばAからBにスパッと切りかわります。


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