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サーモ水栓でCにしても水が出なくなった [設備関係]

浴室にサーモスタット水栓を設置しているお宅は多いと思いますが、一般家庭では洗面所やキッチンはシングルレバー水栓や2ハンドル水栓が多いと思います。

ところがreizan宅ではキッチンにサーモ水栓を取付けています。これは転居の際に浴室用サーモ水栓が2つになってしまったので、ひとつをキッチンに転用しただけの話で、別に裕福だからということではありません。

取付けたのは10年ぐらい前のことです。
それが最近おかしくなりました。温調ハンドルを水の位置にしても給湯器が着火してしまうようになったのです。

気がついたのはご飯を炊くときのことでした。ご飯鍋に含水した米を入れたら次に冷水を入れるのですが、その時に水が冷たくないことに気づきました。

取りあえず給湯器のスイッチを切って水が出るようにしましたが、必要のないときに湯が出るのはエネルギーの無駄遣いですから根本的な解決を図らなければなりません。

最初に考えたのは経年故障です。モノを作るときは設計寿命7年を基準に設計するのが普通です。(これは7年で壊れる設計をするわけではありません。最低でも7年は使えるモノを作るのです。)
それが10年以上も使っていますから壊れても不思議ではありません。

reizanは勤務時代を終えた時に訓練校に入って建築配管の勉強をしましたから水栓金具の取扱も得意です。
ユニット構造のサーモスタットカートリッジを差し替えれば済みます。

ところで、サーモスタット水栓の温調の原理をご存知ですか。
水栓の開閉ハンドルは出すか止めるかですが、サーモスタットカートリッジは湯と水の流量を調整するだけで、片方を完全に止めるということは構造上できません。

そうなんです。温調ハンドルを「H」の位置にした時も少量の水が流れ込んでいますし、「C」にしたときは給湯器を通ってくる水が混ざっているのです。(サーモ水栓の構造は、ここ

このことを思い出したのがヒントになって、故障以外の原因を思いつきました。
それは、「C」にしたときに給湯器を通ってくる水の量が多すぎて着火しているのではないかという仮説です。

止水栓を開きすぎていると水道の蛇口をちょっと開けただけでもすごい勢いで水が吐き出すことがありますが、湯側でそれが起こっているのではないかと疑ったわけです。

こういうのは確認するのに手間はかかりませんからすぐに実験をしてみました。
温調ハンドルを「C」の位置にして吐水しながら止水栓のねじを回して、給湯器のリモコンの表示画面に着火のマークが出るところと消えるところの境を見つけ、ぎりぎり消えるところに止水栓のねじを合わせました。

その後、何回か「C」の吐水を繰り返しましたが一度も着火しませんでした。これが今回の不具合の原因だったようです。

湯の勢いは多少弱くなりましたが、これからは安心してサーモ水栓が使えます。修理費用ゼロ円だったのも嬉しかったです。

ある水栓金具メーカーの取説を見たら、「必ずお湯になる」という項目はありませんでした。
この記事の趣旨を要領よく短文にして取説に加えていただいたら助かる人がいると思うのですが。

こんなときは.png
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