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漢詩とラップ [知識・情報]

敬老の日の翌日に開催された長寿を祝う会で、女性が「長壽之詩」という七言絶句の漢詩を吟じて好評を博しました。

長壽之詩.png


その時は只吟じただけではありません。その前に詩を読み、更に、会場の全員に日本語で唱和してもらって、その後に吟じられました。

だから皆、意味が分かっているので大変感動されていました。

後日、この漢詩が話題にのぼったときに、中国語に詳しい方が、七言絶句の場合は第一句と偶数句の末尾が韻をふむことになっていると教えてくださいました。

えっ!それってラップと同じじゃん。

(余談ですが、ラップが我が国に入ってきた初期の頃、J-pop系の歌手の方がラップをやりますと言って歌って、司会の方も凄いすごいと言っていましたが、reizanの横で聞いていたラッパーの人が韻を踏んでいないからラップじゃないと言ったのが印象的でした。)

漢詩の場合、日本語で韻をふむのではありません。壽(じゅ)、然(ぜん)、年(とし)では韻になっていません。
中国語の発音で韻をふみます。

これをGoogle翻訳で調べてみたら。壽(shou)、然(ran)、年(nian)となっていました。(o,aにはアクセントがつく)

偶数句の末尾はanで韻を踏んでいますが、第一句の末尾は違っていました。
日本語として見る分にはすごく良い詩だと思うのですが、漢詩を作るのて結構難しそうです。

五言絶句の場合は、偶数句の末尾のみ韻をふむらしいのですが、春暁(春眠不覚暁 ・・・。(第一句:暁(xiao)、第二句:鳥(niao)、第四句:少(shao))のように第一句の末尾も韻をふんでいる例外もあるそうです。長壽之詩も例外と思えば問題ありません。

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