SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

「萩の露」の出だし解明 [三曲]

数年前に初めて「萩の露」の合奏練習に参加したとき、絃方は箏1と三絃1に対して尺八は2、3名だったと思います。

reizanはほとんど初見の状態で参加したのですが、出だしのところで尺八の息が揃わずバラバラな演奏になってしまいました。多分reizanが乱していたのだと思います。

今度、久しぶりに合奏研修会で「萩の露」が取り上げられることになりました。世の中はコロナ禍でreizanもほとんど自宅に籠もったきりですから、今回は上手く合わせられるようにしっかり練習をしています。

その練習の中で気づいたのが、「萩の露」の出だしで尺八が乱れた原因です。
3つの楽器の音を尺八譜で表わすと次のようになります。

萩の露.png
演奏がずれた原因は赤丸で囲んだところにありました。
1小節3拍目から楽器の演奏が始まって出だしの音はレですが、尺八と三絃は2拍で、箏は1拍半です。そして箏は2拍目の裏拍でハヒと弾いています。

ですから、4拍目の後の尺八の拍子外のハを吹いたとき絃の音は鳴っていません。
ところが箏のハヒの音を拍子外と勘違いして、尺八が慌てて拍子外のハを吹くと次のロが絃と揃って出ないといけないのにフライングしてがちゃがちゃになってしまうのです。

尺八と絃の音が同時に発音されるところを四角で囲んでみると次のようになります。

萩の露2.jpg
これを見ると、前に指摘した箏の裏拍と尺八の拍子外の位置さえ間違わなければ出だしは合わせやすいことがわかりました。

これが第1歩です。暇に任せてさらに解明を進めていきます。


共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。