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塩ビ管尺八の改造実験 [塩ビ管尺八]

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尺八の響きを追及していくと理想の内部構造というものが無視できなくなります。尺八というのは実は管の内部が命です。良い響きを得るためには管内が真っ直ぐになっているだけではダメで管尻と第一孔の中間ぐらいのところが一番狭くなるようなテーパーが必要と言われています。

そのままの塩ビ管尺八では上から下まで内径20mmです。塩ビ管の性質を生かして該部に熱を加えて管をつぶすことによって内径を小さくする方法がありますがreizanは好きではありません。内部にパテを塗って成形する方法も考えられますが、内部ゲージやガリ棒など竹の尺八を作るのと同じ専用工具が必要になりますので最後の楽しみに取っておきたいと思います。

そこで見た目を変えずに響きを変えられないかと、管尻に発砲スチロールを貼ったうえで小穴を開けて試してみました。響きは良くなりましたが。音程が上がるかと思っていたら予想に反して低くなってしまいました。これを改善するためには管長を短くすればOKです。少しずつ短くしながら探っていけばできないことではありません。最適な長さがわかったら塩ビ管の止水用キャップで仕上げようと思っています。

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民謡尺八サークルの人たちに聴いてもらったところ、改造後の方が深みのある音がするという感想でした。改造前の方は元気な音がするが音色としては改造後の方が良いということでした。響きを求めるとやはり管内の絞りは必要みたいです。

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