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姑息な言い換えをするとお詫びの気持ちが伝わりにくい [雑感]

ニュース報道によると、ある生協の店が売れ残って廃棄すべき生豚カツを冷凍し、後日、豚カツ重・豚カツ丼として再販したところ酸っぱい味がしたという顧客から苦情で不正が発覚したという出来事がありました。そのこと自体いけないことですが、さらに、謝罪文で意味不明な言葉を使って事実をわかりにくくしているところが気になりました。

【謝罪文の抜粋:ご提供しました「茶美豚のとろとろかつ重」を召し上がった方から「酸っぱい」というお申し出がありました。すぐに、現品を回収し商品検査センター・公的検査機関での検査を開始するとともに、店舗総菜部門の調査を行いました。

調査の結果、「茶美豚のとろとろかつ重」・「茶美豚のとろとろかつ丼」に使用したカツは、冷蔵状態で3月28日に入荷し、「茶美豚のとんかつ」として供給する予定でしたが予定通り供給出来なかった茶美豚(国産)のカツ330枚を冷凍保管して使用していたことがわかりました。(意訳すると、「豚カツを売りきってしまうつもりでしたが、売れ残った330枚を冷凍保管して再利用したことがわかりました。」ぐらいの意味でしょう。)

コープのルールでは、供給出来なかった商品は廃棄することとなっており、ルール違反となる行為でした。3月29日以降4月24日までに冷凍した茶美豚のカツ250枚分が「茶美豚のとろとろかつ重」・「茶美豚のとろとろかつ丼」に製造され提供されたことを確認しました。(以下略)】

この文章の中では、「供給出来なかった」という言葉の用い方が変です。需要があるのにモノがなかったら「供給出来なかった」でしょうが、需要がなくてモノが残った場合の普通の言い方は「売れ残った」でしょう。自分の店ではこういう言い方をしているといってもそれは顧客目線に立っていないことにしかならないでしょう。普通の言い方をしていれば読みすごしてしまうところが妙に引っ掛かってしまいました。



また、「店内調理を行っている他の64店舗の立ち入り調査を4月25日に行いましたが、上記のような事例はありませんでした。 」と言い切っていたのも間違いだったことが後日発覚しました。 危機管理に関する事例は過去にもあったのに他山の石として学習することはないみたいです。


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