SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

博物館の帰りに「道草」しました [生涯大学校]

本題に入る前に嬉しい報告です。
本日、reizanブログの累計アクセス数が20万(午前5時現在200,104)アクセスを超えました。これもひとえに訪ねてくださるお客様のお陰です。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

さて、本題です。
「海の博物館」での生涯大学校の校外授業が早めの14時半に終了しましたので、鵜原理想郷(地図)を歩いてみることにしました。

「鵜原理想郷」とは、JR鵜原駅の南1kmぐらいのところにあるリアス式の半島です。
大正末期、鉄道大臣の秘書だった後藤杉久という青年がこの地を別荘地として開発する計画を立て、大臣らの後ろ盾も得て順調に進捗するはずでした。ところが昭和恐慌に見舞われて頓挫してしまい、今は風光明媚な自然が開発の手をのがれてほとんど手付かずで残っている場所です。

ハイキングコースが整備されていて、普通は鵜原駅から二つ目のトンネルを抜けたところで右折し、鵜原理想郷駐車場を目指します。

059.JPG

案内図の上方の「P」から南下して丘の上を周回するようなコースになっています。この案内板が駐車場の南に立てられているので、案内図の上の方が背中側、下のほうが進行方向になり、左右を逆に置き換えて考えなければなりません。

図では駐車場から左に枝分かれしている道に入っていくのですが、実際には右に曲がらなければなりません。下のように180度展開した配置の方がわかりやすいと思うのですが、世の中には何が何でも上が北ということに拘って、不都合な案内図がときどきありますね。

059.JPG

駐車場から右に曲がってすぐ前に見える坂道に「個人邸」の注意札が置いてあり、一瞬間違えたかと思いましたが、その脇に民宿の横を通って理想郷に向かう道がありました。

060.JPG

すぐに、こんなトンネルが現れます。なんとなく怖い感じですが通ってみると何も起こりませんでした。

061.JPG
《岩場を利用した水槽》

ハイキングコースの途中から海辺に降りたところにこんな場所がありました。元々は岩をえぐって作られた水槽です。
鰯の群れを網で囲んでこの水槽に追い込み、飼っておいて漁のときの餌にしていたのですが、地殻変動で隆起してしまい今は使われていないそうです。

063.JPG

ハイキングコースに戻って歩を進めると「鵜原理想郷」の看板がありました。ここで自分のルートが間違っていなかったことが確認できます。

064.JPG

丘の上に出ると見晴らしが良くなります。左に見えるのは「手弱女平(たおやめだいら)」の「鐘付きのデザインベンチ」です。

066.JPG

名前からするとベンチが主役ですが、どうみても鐘のほうが目立っています。

067.JPG

この丘は全体が砂岩でできていますので簡単に削れていくみたいです。

065.JPG

こんな標識もあって足が震えます。上から見るとわかりませんが侵食によって庇(ひさし)のようになっているところもあります。そんなところに乗ったら一巻の終わりです。

068.JPG
《画面左クリックで拡大》

ハイキングコースの道の脇に唐突に門扉だけがありました。「私有地につき 敷地内立入り禁止」と書いてあります。
でも、この向こうは転げ落ちそうな急斜面です。reizanだったら絶対に入りません。

マイカーで来た人はまっすぐ帰ったみたいですが、徒歩だと簡単に寄り道とか道草ができて楽しかったです。


スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。