フライパンで一銭洋食

何十年ぶりかで「一銭洋食」を作ってみました。
戦後の貧しい時代のご馳走ですが、懐かしいだけでなく今食べても美味しかったです。

 

広島風お好み焼きと違って粉はゆるく溶き（水や小麦粉の量を計量カップで計ったりしなくても溶き加減を体が覚えていたことが嬉しかったです。）、お玉でフライパンに移したらお玉の底で円を描くようにしてクレープの様に薄くのばします。

火加減は弱火気味で一枚目で様子をみながら調節します。 

 

そこに具材（今回は、キャベツの千切り、干しエビを戻したの、天かす、万能ねぎを刻んだの）を載せ、その上から溶いた粉を少しかけ、両面を焼きます。下の写真では一部が欠けていますが、折り込んだ時に隠れるから平気です。

 

出来上がったら、ソースではなく我が家で愛用しているお取り寄せの醤油（有名メーカーのものではありません）を刷毛で薄く塗って食べました。間違ってもオタフクのお好みソースなんかはかけません。「和風な洋食」ですから。