SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

無料の音楽ソフト [便利グッズ]

reizanはパソコンの音楽ソフトをいくつか使っていますが、その中に無料のフリーソフトが三つあります。

料理の場合ですとレシピ本を凌駕しそうな勢いのCOOKPADが無料の投稿で成り立っていますが、音楽関係でも親切な方が無料のソフトを提供してくれています。

邦楽関係の方が作られた「s8Tunes」は、mp3の音源のキーを半音ごとに変えられるだけでなく、半音の100分の1単位でも上下させることができます。それにテンポも自由にコントロールできます。
この二つができるとCD音源との合奏や耳コピが楽になります。

最近必要に迫られて見つけたのが「MuseScore」というノーテーション・ソフト(楽譜作成ソフト)です。
これに注目したポイントは楽譜の移調ができるという点です。

尺八以外の楽器や歌うために書かれた市販の楽譜の中にはキーの違いの関係で尺八の音域でカバーできないときがあったりします。
それを、取りあえず元譜の通りに音符を打ち込んで、マウス操作をすると瞬時に希望するキーの楽譜に置き換えてくれるという優れものです。

この機能は有料ソフトにしかないものと思い込んでいましたが、音楽関係に詳しい人に聞いたら、reizanの使用目的ぐらいだったらわざわざ有料の「Finale」を買うこともないと言ってMuseScoreを教えてくれました。

移調の例を紹介します。

花三部 元譜.jpg
《元の譜》

尺八では2オクターブ半弱(プロは3オクターブ)ぐらいの音域が出せますが、 1尺8寸管で普通に出せる最低音が下第一間のDです。

上の譜では、最高音が第五線で、最低音が下第三間ですが、実はここに写っていない部分に本当の最高音の上第一間の音があります。それがなければ1オクターブ上げて演奏できるのですが、上第一間のFの音(大甲のツ)は正しい音程が取れない音ですから、できれば避けたいものです。

この譜の場合は1オクターブ上げて1尺6寸管で吹く方法と、7律(完全五度)あげて1尺8寸管で吹くという方法があります。
どちらでも良いのですが、五線譜を移調譜としてみる場合(尺八の長さに関係なく、常に、下第一間、第四線を「ロ」とみる場合)には、最低音を下第一間に移調できるソフトがあるととても助かるのです。 

花三部 移調譜.jpg
《移調後の譜》

それが、MuseScoreではクリック一発で元譜が移調譜のように変わるのですからすごいです。

三つ目の無料音楽ソフトは「Studio ftn Score Editor」です。このソフトは楽譜の移調はできませんがMIDIの音程を上下に変えることができます。下の写真の左下の部分で操作します。

荒城の月三部.jpg
《写真クリックで拡大、「←」クリックで戻る》

ずっとStudio ftnのお世話になっていたのですが、機能的にはMuseScoreの方が多彩なようです。



共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。