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不思議なリズム [音楽の勉強]
reizanが所属している趣味の尺八サークルには正規の師匠に付いたことのない人がほとんどです。その為、リズムが取れない、音程が取れないという方がおられますので、今年度から、4名の方がreizanと一緒にリズムのとり方の勉強をしています。
一応、テキストは琴古流でも都山流でも対応できる「尺八入門」(田嶋直士著)を使っていますが、
一応、テキストは琴古流でも都山流でも対応できる「尺八入門」(田嶋直士著)を使っていますが、
時々、手作りの簡単な譜を作ることがあります。(タテ線は1拍を表します。タテ線のみの箇所は前の音をその拍分だけ延ばします。)
「A」と「B」の譜はそれぞれ9小節のまとまりになっています。初心者の人には難しいかもしれませんが5年後、10年後にでも理解できれば良いかなと思って、こういうのもありますという例示のつもりで取り上げています。
「A」は、四分の三拍子ですが、5小節目からは吹いていると自然に四分の二拍子のように聞こえてきます。
「B」は、四分の四拍子ですが、5小節目からは吹いていると自然に四分の三拍子のように聞こえてきます。
ところが、各小節の一拍目の音を強拍と意識して、その音にアクセントを付けて吹くとまったく違う印象になります。
どちらが正しいかというと、楽理的には後者のほうでしょうが、実際には、3/4だと思って聴いていたらいつの間にか2/4になっていたとか、4/4だと思って聴いていたらいつの間にか3/4になっていたという不思議さを作曲者がねらっていることが多いので、前者の吹き方の方が無難なようです。
それに、後者の吹き方をすると吹いている本人も居心地の悪さを感じます。
本当は5小節目から拍子の書き方を改めるべきなのでしょうけど、そういう書き方をしていない例は市販の音譜の中にもあります。
「A」は、四分の三拍子ですが、5小節目からは吹いていると自然に四分の二拍子のように聞こえてきます。
「B」は、四分の四拍子ですが、5小節目からは吹いていると自然に四分の三拍子のように聞こえてきます。
ところが、各小節の一拍目の音を強拍と意識して、その音にアクセントを付けて吹くとまったく違う印象になります。
どちらが正しいかというと、楽理的には後者のほうでしょうが、実際には、3/4だと思って聴いていたらいつの間にか2/4になっていたとか、4/4だと思って聴いていたらいつの間にか3/4になっていたという不思議さを作曲者がねらっていることが多いので、前者の吹き方の方が無難なようです。
それに、後者の吹き方をすると吹いている本人も居心地の悪さを感じます。
本当は5小節目から拍子の書き方を改めるべきなのでしょうけど、そういう書き方をしていない例は市販の音譜の中にもあります。
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