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難曲「八重衣」を分析してみました [三曲]

7月に合奏練習をさせていただくことになった三曲「八重衣」の練習をしていますが、演奏の手が細かすぎて音譜がよく見えません。そのためどうしても途中で引っかかってしまいます。
(五線譜は「八重衣」の中散らしの最初の部分です。このブログのためにわざわざ変換しました。G音にフラットが二つ付いていますが音高はFです。Fの運指なら簡単ですがあくまでもGを一音下げて吹かなければなりません。「レ」の運指に第二孔半開、第一孔かざし、そしてメリを加えてFの音を作ります。)

八重衣五線譜.jpg
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16分音符と8分音符が入り乱れて複雑なリズムがたくさん出てきますが、一箇所間違うとあとが続きません。最初からやり直しです。このままではいくら頑張っても吹きこなせないと思い、ちょっとズルいことを考えました。

それは、音譜を見やすい形に書き換えることです。
テンポの速い曲を練習するときは音価を倍にして、16分音符を8分音符に、そしてや32分音符を16分音符に置き換えて練習することがあります。それで演奏できるようになったら徐々にスピードを上げていき、ある程度吹けるようになったら元の譜に戻って練習します。

しかし、今回の場合はその手は向いていないようです。「八重衣」の場合はリズムが複雑で拍が掴みにくいところに難しさがあるような気がします。

そこで、新記譜法でやってみたらどうかと思い試作してみました。取り上げたのは五線譜と同じ「八重衣」の中散らしの最初の部分です。尺八の元譜は次のとおりです。

五段砧(中散し).jpg
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新記譜法は拍を明確にすることを目的としていますのでルールは簡単です。傍線ごとに1拍です。
その中に2つの音があれば一つは半拍です。二重線の部分は1つの音が四半拍です。傍線が1本の部分と2本の部分がある場合、1本の音は半拍で、2本線の部分の二つの音で半拍になります。縦棒は前の音が延びていることを表します。

八重衣(部分)2.jpg
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この譜でもやりにくいところがあるので、元譜に戻って小節線を無くしてみることにしました。フレージングもちょっと変えてみました。こちらのほうが吹きやすいような気がします。

八重衣(部分、小節線なし)2.jpg
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ところで、尺八譜の音符がきれいなのに気づいていただきましたでしょうか。
reizanがRSSに登録している「河童先生」のブログで、尺八譜を浄書するのにパソコンのコピー/ペーストを活用していると書いておられたのでそれを真似てみました。

一つづつの音符を「ペイント」上で作成し、図形としてWordファイル上に記録し、それをコピーしてパソコン上で音譜用紙のファイルに貼り付けるというやり方をしています。
音譜用紙のファイルとして使い勝手が良いのはExcelファイルなのかWordファイルなのかまだ見極めがついていません。


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