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三連符は均等割のはずですが [音楽の勉強]
趣味の民謡尺八サークルでの話です。
箏との合奏曲をやることになりましたが琴古流の譜がないので、いつものとおりreizanが都山譜から琴古譜への書き直しを引き受けました。
この曲は四分の二拍子で始まって途中に八分の六拍子があって、また四分の二拍子に戻ります。八分の六拍子は四分の二拍子から派生した変拍子ですから八分の六拍子の部分を四分の三のワルツのように吹かれると曲想が違ってしまいます。だから敢えてこの部分も四分の二拍子にして、1小節に三連符二つの表記にしました。
「ズンチャッチャッ・ズンチャッチャッ」ではなく、1小節を「ズウン・チャアア」というリズムで演奏して欲しいためです。
本当は八分の六拍子の強弱弱弱弱弱のリズムで吹くべきなのですが、約分をして四分の三拍子で良いんだと誤解する人もありますので、それだけは避けたいと思っての苦肉の策です。
ところが、この三連符の音譜に対してブラスバンドで何十年もクラリネットを吹いている人からも異が唱えられました。「三連符は均等ではありませんよ。三つ目が短いから八分の六拍子とは違う演奏になります。」とのことです。
reizanの知らない理論です。それで、家に帰ってからよく知っている作・編曲家の先生にメールでお尋ねをしました。
「八分音符3個の三連符は3個の音を一拍の中で均等に「タタタ」と演奏するものと思っていました。3個目の音だけ短く「タ-タ-タ」と演奏するという方がいます。三連符の演奏法はそういうものでしょうか。」
回答はこうでした。
「さんれんぷは均等よ。」
reizanの知っている通りでした。
それで、改めてクラリネットのベテランの方にお尋ねしたら、「三連符は均等割ですよ。でも、三連符がいくつも続いた時に三連符の頭がわからなくなることがあるので、三つ目を短く演奏して次の三連符の頭を意識しやすくしています。」とのことでした。
それはこの方の所属しているバンドだけでなく、たいていそうらしいです。
ひとつ勉強になりましたが、reizanが演奏するときは三連符の頭を意識せずあくまでも均等割で演奏しています。今までどおりの演奏法でも特に問題はなさそうなので安心しました。
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