SSブログ
ブロングランキング参加中
ブログ村テーマ ライフスタイルブログ
ブログ村テーマ 和楽器の友集まれ!
ブログ村テーマ 旬の食材で作る料理&レシピ・食べ物

スポンサードリンク

 

不思議な和音は気を引くため? [音楽理論]

最近、気になるテレビCMがあります。
「勿体ない、勿体ない、勿体ない」とコールしているauのCMです。

http://www.youtube.com/watch?v=sQOWtZb9WGo au 「モッタイナイ女」篇

音を積み重ねてきれいなハーモニーを作るのかと思ったら、ショップスタッフ役の女性が三つ目の「勿体ない」でずっこけさせてくれます。

最初の「勿体ない」はC音(ハ長調のド)です。次はF音(ファ)ですから、最後にA音(ラ)が出て来て、Fコード(ファ・ラ・ド)の転回形のド・ファ・ラで気持ちよく解決するのかと思ったら、かなり難しいコードで終わります。

実際の音程は、最初にC音で歌いだし、それにF音が乗り、最後がB音です。しかもショップスタッフ役の方は音が揺れていてBとB♭のあいだを行ったり来たりしています。


C・F・(G)・Bと考えれば、CM7sus4のGを省略したものと考えられますし、
C・F・(G)・B♭と考えれば、C7sus4のGを省略したものと考えられます。

厳密に見ていくとB音が始まった時にはF音は消えていますので、「C+F」と「C+B」と「C+B♭」の二重唱が展開されている形です。

それにしても、ショップスタッフ役の方のインパクトは強烈です。この方が普通に歌っていたらありふれたハーモニーになってreizanも注目しなかったと思います。良い意味でしてやられた感が強いです。

共通テーマ:趣味・カルチャー
スポンサードリンク

ブログランキングに参加しています。
更新の励みになりますので応援よろしくお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。