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30%小型化、40%音を低減 [雑感]

尺八の演奏では音の大小とか強弱とかが大事ですから、音圧とか音量に関する言葉があると脳のセンサーがピンと働きます。

サイクロン掃除機のテレビCMで、「30%小型化、40%音を低減」というのを見たときもセンサーが働きました。

http://www.dyson.co.jp/vacuums/cylinders/dc48.aspx D社DC48

30%小型化の方は、水を一杯に張った容器に掃除機を浸けてあふれる水の量を、CM品と比較対象品で比べれば具体的な数値がわかりますが、素人のやることではありませんのでこれはパスしました。

reizanが気になったのは音の方です。40%低減というのは相対的な比較であって、運転音が気にならないレベルまで下がったのかどうかは不明です。

音の大きさを40%低減できたということは開発する側にとってかなり嬉しいことかもしれませんが、消費者にとって大切なのは実際の運転音が静かかどうかということです。それについては何もデータが示されていませんので実際のところはよくわかりません。

本当は、従来何dBだったものが新商品では何dBになったというのがわかれば他の騒音の例(地下鉄の車内、街頭の騒音など)とも比較できるのですが、このメーカーは音圧データを一切公開していないらしいです。

言葉で言うと「やかましい」が40%減って「やかま・・」ぐらいになったのだと思いますが、何となくイメージの世界みたいな感じが拭えません。 

だから、40%音を低減した結果何dBになったかは知りようがありません。でも、音圧が何dB下がったかということは計算できそうです。

元の音を1とすると、対象商品の音は40%減の0.6です。(これは、元を60、対象を36としても計算結果は同じです。) 

変化した音圧(dB)=20log(0.6/1)=-4.4・・・・
             20log(36/60)=-4.4・・・・ 

つまり、40%音(量)を低減したということは音圧レベルを約4.4dB下げられたということです。
音圧は対数で変化しますから、仮に75dBの騒音(騒々しい街頭ぐらい)を撒き散らしていたものが音量を40%低減したとしても、75dB×0.6=45dB(静かな事務所ぐらい)にはならないのです。

元が100dBだったら95.6dBに
    90dBだったら85.6dBに
    80dBだったら75.6dBに
    75dBだったら70.6dBに
    70dBだったら65.6dBに
    60dBだったら55.6dBに ということです。

はたして実際の数値はどのくらいだったのでしょうか。興味深いところです。



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