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音譜解析(「初鶯」の鴬の谷渡り研究) [音楽理論]

「初鴬」とは、宮城道雄が作曲した箏(本手・替手)、尺八合奏の難曲です。前にも一度演奏会に参加するため勉強したことがありますが、その時は公刊譜を見ながらひたすら音源と合わせる練習をしました。

そして今度の合奏講習会でも課題曲として「初鴬」tが取り上げられています。
久しぶりに吹く曲ですから予習の意味で音源と合わせたらギクシャクしたので、この曲の中でも特に合わせにくい「鴬の谷渡り」という部分をExcelで小節線のない尺八譜に書き換えて分析してみました。

初鴬.jpg

公刊譜では小節線の関係でタイのかかった音符がたくさん出てきます。それも小節線の前の十六分音符と小節線の後ろの十六分音符がタイのカッコでつながっているという具合です。かなり見にくいのですが小節線を取ってしまえば小節線の前後の音は八分音符1個にまとめられます。

その他にも纏められるところはまとめたのが上の音譜です。

これを作ってみてわかったのですが、赤丸印の十六部音符がキモでした。最初の赤丸の前までは音符が拍のリズムにあっているのでわかりやすいのですが、最初の赤丸の音符以降は拍から四分の一拍ずつずれて進行します。

それが二つ目の赤丸印の十六部音符まで来たところで、ようやくズレが解消されます。

他の方がどういう解釈で演奏されているかわかりませんが、reizanには四分の一拍ずれたままで演奏するだけの器用さがありません。最初の赤丸の音符の次から拍が始まるものと看做して拍を取り直して、次の赤丸のところで再び拍を取り直すというやり方でいこうと思います。


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