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Excelの図形コピー・ペーストには癖がある [知識・情報]

以前、「Excelのコピー・ペースト」という記事でも書いたのですが、Excelの図形コピーには癖があるようです。 
原因はわかりませんが、同じ失敗を繰り返さないために、症状と対処法を残しておきます。

reizanがExcelの図形を多用するのは尺八譜を作る時です。音符や記号の図形を右側のExcelのシートに貼り付けておいて、左側の別のシートにコピー・ペーストしていくというやり方です。

Excel尺八譜.jpg

上の写真はパソコンの画面です。見た目は問題ないのですが、これを印刷すると位置ずれが生じます。
reizanが体験した不具合は二つのケースがあります。

7小節目の「ローロツ ローハー ローロツ ローハー」を例にとりましょう。

ローロツローハー.jpg

上半分と下半分は全く同じですから、上の色の変わっている部分のセルを範囲指定してコピーし、下のセルにペーストしたのですが、見事に二つの不具合が再現されました。

セルコピー.jpg
《印刷プレビュー》

2本の先の先を見てください。左は音符が上にずれています。右は音符が音の長さを表す傍線に重なっています。
画面上では良い感じに配置されていても、印刷するとこのような不具合が生じますので、セルの範囲を指定してコピー・ペーストするという手は使えません。


上から下に音譜・傍線を一つずつコピー・ペーストした場合は音符と傍線の重なりは起こりませんが、音符が上にずれるという不具合は起こります。だからこれも使えません。

この二つの不具合を回避する方法は、元のシートの音符・記号を一つずつコピー・ペーストするしかなさそうです。
かなり手間のかかる作業ですから出来るだけ楽にこなしたいものです。

その方を考えました。机上の空論でなく、reizan自身が実際に使っていますので大丈夫だと思います。

Excel尺八譜コピー・ペースト手順

  1. ひとつの傍線をコピーし、ページ内の該当箇所全てにペーストする。(およその位置で可。)
  2. ほかの傍線も同様にコピー・ペーストする。(多少の重なりや小節線越えがあっても修正できるので気にしない。)
  3. すべての傍線をペーストしたら位置調整をする。(吹くときのことをイメージしながら見やすい間隔をとる。)
  4. ひとつの音符をコピーし、該当箇所全てにペーストする。(およその位置で可。
  5. ほかの音符も同様にコピー・ペーストする。
  6. すべての音符をペーストしたら位置調整をする。
  7. 最後に全体調整と間違いのチェックをする。
ひとかたまりにしてコピーできないというのはなんとも不便ですが、これが今のところ考えうる最善の方法だと思います。

思うに、不具合の原因はデジタルにあるのではないでしょうか。
例えばアナログのカーボンコピーですと全く同じ位置関係で複製できますが、パソコンの場合はデジタルの1と0で処理されていますのでそこに計算式が絡んで、単純に割り切れなかった結果が出来上がりに反映されているのではないかと思います。

 



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