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年の初めに日本社会を考える [推薦図書]

reizanは気ままなしがない年金生活者ですが、年に一度ぐらいは真面目にこの国のことを考えてみようと思って読書をしました。

選んだ本は、榊原英資さんの「幼児化する日本社会 拝金主義と反知性主義」です。

幼児化する日本社会.jpg

内容は8章と付章で構成されています。

  • 第1章 子供の世界は大人の鏡
  • 第2章 家族の変質
  • 第3章 教育の混乱
  • 第4章 企業倫理の崩壊
  • 第5章 マスメディアの堕落
  • 第6章 規制緩和と地方分権の落とし穴
  • 第7章 地方の瓦解
  • 第8章 ポスト産業資本主義と新しいコミュニティー
  • 付 章 二分割思考は知的退行

特にreizanの印象に残ったのは、学校の目的と二分割思考です。

学校は本来「勉強をするところ」です。それを履き違えた大人が学校を混乱させている状況を指摘しています。

二分割思考というのは、「右でなければ左、左でなければ右」という二者択一しかないという考え方のことです。
実社会ではいろんな選択肢があるはずなのに、選択肢を二つだけに絞ってしまうことの危うさが指摘されています。

テレビの報道姿勢や門外漢のコメンテーターの無責任な発言に対しても手厳しいです。

全部を読み終えて、reizanの考え方も著者の主張に近いような気がしました。

2007年7月の発行ですから6年半ぐらい前の本になりますが、ここで指摘されている状況はちっとも変わっていないような気もします。


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