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Excelの図形は横に膨らむ [パソコン]
Excelの図形は縦横の寸法を調整できますが、それは画面上のことでプリントアウトには反映されないことを見つけました。
例えば、図形で円を描き縦横の寸法を同じにすると画面上には正円が表示されるのですが、プリントアウトすると横に膨れた楕円になっています。
そのことに気付いたのは、「和音対応、五線譜・尺八譜変換器」を作ったときです。
この変換器は、五線譜と尺八譜の間での変換だけでなく、ある音を根音(ルート)とした時に他の音が和音の構成音になるかどうかを簡単に見られるように工夫したものです。
赤い線で示された三つの円盤を重ね、円心を割りピンでとめて、それぞれを回転させて必要な情報を得ます。
上図では、1尺8寸管と五線譜の対応と、「ロ」を根音した時の他の音の関係を表示しています。(円盤を回転させて対象を変えることができます。)
五線譜で
上図では、1尺8寸管と五線譜の対応と、「ロ」を根音した時の他の音の関係を表示しています。(円盤を回転させて対象を変えることができます。)
五線譜で
- ハ長調の「レ(D)」は尺八の「ロ」、
- 「ミ(E)」は「ツのメリ)」、
- 「ファ(F)」は「ツ」、
- 「ソ(G)」は「レ」、
- 「ラ(A)」は「チ」、
- 「シ(B)」は「ハのメリ」、
- 「ド(C)」は「ハ」
ということが簡単に読み取れます。
さらに、尺八の「ロ」を根音にとった場合、完全(P)5度は「チ」、完全(P)4度は「レ」ということがわかります。「ロ」に対して「チ」や「レ」が同時に鳴ると良く響き合います。Mはメジャー、mはマイナーの意味です。
これを実際に使えるものにするためには現物を作らなくてはなりません。
そこで考え付いたのが、上図を3枚プリントアウトし、それぞれ厚紙に貼って、3種類の赤い線に沿って切り分け、大中小の円盤をつくり、それを重ねて円心を割りピンでとめるという方法です。
ところが、やってみると円の線が重ならないのです。良く見ると赤い線が正円ではなく楕円になっていたのです。
パソコンの印刷プレビューで確認したら、わずかに楕円になっていました。
さらに、尺八の「ロ」を根音にとった場合、完全(P)5度は「チ」、完全(P)4度は「レ」ということがわかります。「ロ」に対して「チ」や「レ」が同時に鳴ると良く響き合います。Mはメジャー、mはマイナーの意味です。
これを実際に使えるものにするためには現物を作らなくてはなりません。
そこで考え付いたのが、上図を3枚プリントアウトし、それぞれ厚紙に貼って、3種類の赤い線に沿って切り分け、大中小の円盤をつくり、それを重ねて円心を割りピンでとめるという方法です。
ところが、やってみると円の線が重ならないのです。良く見ると赤い線が正円ではなく楕円になっていたのです。
パソコンの印刷プレビューで確認したら、わずかに楕円になっていました。
図形で作った尺八音符をコピーしていくと横の傍線と干渉するのはこの膨張と関係しているのかもしれません。
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