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尺八の指孔の押さえ方 [尺八演奏]
尺八を習い始めたとき、最初に尺八の持ち方(支え方を含む)と指孔の押さえ方を教えられます。
指孔の押さえ方については、普通の尺八は指孔が表に四つ、裏に一つですから次のように押さえます。(利き手に関係なく左右どちらが上でも良いとされています。)
ベタに押さえた場合は円周全体が均等に当たっている感じになりますが、この押さえ方だと速い動きに追随していけません。
なぜ違いが出るのか本当のところはよくわかりませんが、reizanがやってみた感覚では、接触域の大小が影響しているような気がします。
速い連続音の時は、押さえている指を、離す・戻す・離す・戻す・・・・・・という感じで操作してはいけません。こういう感覚でやると指が離れすぎてしまってテンポに遅れます。そして、間に出てはいけない異音がはさまります。
良い方法は、どちらかというと押しなおす感覚で、押す・押す・押す・押す・・・・・・とやります。
この時に円周全体を均等に(ベタに)押さえていると、全体を押さえなおすようにしないと音が切れません。その際に指が上がりすぎてしまう(離れすぎてしまう)のです。
指先側の円弧だけを強く感じる押さえ方の場合は、その部分の力を抜いてやると反対の方はもう指孔の縁から離れ気味になります。そしたらすぐに押し戻せばよいのです。このことによりベタに押さえていた場合よりも動きが速くなりますし、指孔から離し過ぎになりにくいので途中に異音の入る余地も減ります。
では、どうやれば良いかを具体的にご説明します。写真は第四孔(表の一番上)を唄口側から見たところです。
先ずは良くない方の押さえ方です。ベタに押さえています。
reizanが推奨する押さえ方はこうです。第一関節のところから指を曲げて若干立て気味にしています。そして爪先側の円弧の圧力を感じるように押さえます。そこ以外は軽く触れている感じがあればOKです。
次に掲げる練習譜をどんどん速く演奏して、二つの押さえ方の違いを確認してみてください。
チチチチ|ツツツツ|チチチチ|ロロロロ|・・・・・・
きっと納得していただけると思います。
薬指の方は、指を立てる余裕がありませんので見た目はベタに押さえる感じになりますが、その際にも指先側の円弧を強く感じるように意識して押さえると動きやすくなります。
チチチチ|ツツツツ|レレレレ|チチチチ|ロロロロ|レレレレ|・・・・・・
・・おまけ・・
指先側の円弧を強く感じる押さえ方にはもう一つメリットがあります。
それは、ハの半音(琴古流ではリ・ヒの大メリ)やツの半音(同、ツの大メリ)を出しやすくなるということです。
それぞれ、4孔や1孔を押さえた指をずらして微開しますが、運指表には半開と書かれたものが多く、大概は開きすぎで音律が高くなりがちです。そして、絃方から音程が違うと叱られます。
本当に微開程度でよいのですが、ベタに塞いだままだと抵抗が大きくて指をずらすのが結構難しいです。でも、指先側だけが円弧の圧を強く感じるように押していれば、そこを軸にして微妙なコントロールをしながら指をずらすことができます。
実はその方が小さく開けることができるのです。
このようなことを書いていると自分よりもうまく演奏する人が増えてしまいそうですが、上手く演奏できるようになると楽しみが増しますしそのことが尺八人口の拡大につながれば本望です。
指孔の押さえ方については、普通の尺八は指孔が表に四つ、裏に一つですから次のように押さえます。(利き手に関係なく左右どちらが上でも良いとされています。)
- 五孔(裏孔) : 親指
- 四孔(一番上) : 人差し指
- 三孔 : 薬指
- 二孔 : 人差し指
- 一孔(根の方) : 薬指
速い曲や速い連続音を演奏するようになると上記5本の指に同じ運動能力が要求されます。(ピアノを弾く人が親指と小指に同じ能力を求められるのと同じようなことです。)
機能に差があるとリズムに微妙な乱れが出てきますから良い演奏ができません。とはいいながら、薬指は不器用な指ですし、利き手でないほうの人差し指も結構不器用です。年寄りが今さらすべての指を均等にしようとするのは無理そうです。
それを何とか克服するために実験した結果をご報告したいと思います。どの入門書・教則本にも書かれていない秘密の方法です。
人差し指の押さえ方を中心に説明させていただきます。
基本的な話ですが、尺八の表穴をおさえる4本の指はカニの足のように真横に構えてはいけません。弓矢を下向きにした時の矢羽根のように斜めになるように押さえます。
そしてポイントは、左右の人差し指は、指孔を均等に押さえるのでなく、指先側の円弧を強く感じるように押さえる。(そのとき強く押さえてない側に隙間ができてはいけません。それと言うまでもないことですが力んではいけません。)
機能に差があるとリズムに微妙な乱れが出てきますから良い演奏ができません。とはいいながら、薬指は不器用な指ですし、利き手でないほうの人差し指も結構不器用です。年寄りが今さらすべての指を均等にしようとするのは無理そうです。
それを何とか克服するために実験した結果をご報告したいと思います。どの入門書・教則本にも書かれていない秘密の方法です。
人差し指の押さえ方を中心に説明させていただきます。
基本的な話ですが、尺八の表穴をおさえる4本の指はカニの足のように真横に構えてはいけません。弓矢を下向きにした時の矢羽根のように斜めになるように押さえます。
そしてポイントは、左右の人差し指は、指孔を均等に押さえるのでなく、指先側の円弧を強く感じるように押さえる。(そのとき強く押さえてない側に隙間ができてはいけません。それと言うまでもないことですが力んではいけません。)
ベタに押さえた場合は円周全体が均等に当たっている感じになりますが、この押さえ方だと速い動きに追随していけません。
なぜ違いが出るのか本当のところはよくわかりませんが、reizanがやってみた感覚では、接触域の大小が影響しているような気がします。
速い連続音の時は、押さえている指を、離す・戻す・離す・戻す・・・・・・という感じで操作してはいけません。こういう感覚でやると指が離れすぎてしまってテンポに遅れます。そして、間に出てはいけない異音がはさまります。
良い方法は、どちらかというと押しなおす感覚で、押す・押す・押す・押す・・・・・・とやります。
この時に円周全体を均等に(ベタに)押さえていると、全体を押さえなおすようにしないと音が切れません。その際に指が上がりすぎてしまう(離れすぎてしまう)のです。
指先側の円弧だけを強く感じる押さえ方の場合は、その部分の力を抜いてやると反対の方はもう指孔の縁から離れ気味になります。そしたらすぐに押し戻せばよいのです。このことによりベタに押さえていた場合よりも動きが速くなりますし、指孔から離し過ぎになりにくいので途中に異音の入る余地も減ります。
では、どうやれば良いかを具体的にご説明します。写真は第四孔(表の一番上)を唄口側から見たところです。
先ずは良くない方の押さえ方です。ベタに押さえています。
reizanが推奨する押さえ方はこうです。第一関節のところから指を曲げて若干立て気味にしています。そして爪先側の円弧の圧力を感じるように押さえます。そこ以外は軽く触れている感じがあればOKです。
次に掲げる練習譜をどんどん速く演奏して、二つの押さえ方の違いを確認してみてください。
チチチチ|ツツツツ|チチチチ|ロロロロ|・・・・・・
きっと納得していただけると思います。
薬指の方は、指を立てる余裕がありませんので見た目はベタに押さえる感じになりますが、その際にも指先側の円弧を強く感じるように意識して押さえると動きやすくなります。
チチチチ|ツツツツ|レレレレ|チチチチ|ロロロロ|レレレレ|・・・・・・
・・おまけ・・
指先側の円弧を強く感じる押さえ方にはもう一つメリットがあります。
それは、ハの半音(琴古流ではリ・ヒの大メリ)やツの半音(同、ツの大メリ)を出しやすくなるということです。
それぞれ、4孔や1孔を押さえた指をずらして微開しますが、運指表には半開と書かれたものが多く、大概は開きすぎで音律が高くなりがちです。そして、絃方から音程が違うと叱られます。
本当に微開程度でよいのですが、ベタに塞いだままだと抵抗が大きくて指をずらすのが結構難しいです。でも、指先側だけが円弧の圧を強く感じるように押していれば、そこを軸にして微妙なコントロールをしながら指をずらすことができます。
実はその方が小さく開けることができるのです。
このようなことを書いていると自分よりもうまく演奏する人が増えてしまいそうですが、上手く演奏できるようになると楽しみが増しますしそのことが尺八人口の拡大につながれば本望です。
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