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良くわからない図書館の購入図書選定 [雑感]

勤務時代から図書館には大変お世話になっていました。特に退職前数年間は、住居のすぐ裏手が東京都北区の図書館でしたから重宝しました。
朝、自宅のパソコンからリクエストしたら夕方までに受け取り可能になっていましたからストレスフリー状態でした。

他区の図書館も近くにあったので自転車に乗ってよく借りに行ったものです。特に素晴らしかったのは文京区の図書館です。
名前から文京ですから、それに恥じない蔵書量でほかになくても文京区にはあるという安心感がありました。三曲のCD在庫も充実していました。

今のところに越して来たら図書館がしょぼくてちょっとがっかりしています。それでも無いよりはましと思って利用させてもらっています。

その図書館でわからないのが購入図書の選択基準です。悪いとは言いませんが佐伯泰英さんの時代小説はコンスタントに入ってくるのに、地方再生や地域再生などを勉強しようと思ってもほとんど在庫がありません。市民に地域再生の担い手になってもらおうという発想はなさそうです。

「リサイクル本」というのは東京の図書館でもありましたが、雑誌や新鮮味の薄れたインテリアの本などを捨てるよりも欲しい人に活用してもらおうというのは良いと思います。ところが、経年に影響されそうもない単行本が出てくることがあってこれの意味が分かりません。

蔵書から外す基準が良くわかりません。もし、一定の期間に借り手がなかったらリサイクルだったら、あのすばらしい本が蔵書から外れるかもしれないと思って、現在の図書館では2度目になります(東京でも1度借りています。)が、皆川博子さんの「倒立する塔の殺人」を借りました。勿論ちゃんと読み直します。

倒立する塔の.jpg

地元の図書館の図書選択がいい加減だと思った出来事もありました。
「レッスンのある風景 完本指揮法入門」のことです。蔵書のタイトルを見てこの本を借りたreizanもいい加減ですが、借りて帰って中を見たら、ちんぷんかんぷんです。指揮法がわからないからではありません。どうも様子が変なのです。

前書きの部分を読んでようやく意味が分かりました。
この本には、「完本指揮法入門」というテキストが別にあって、「レッスンの・・・」はそのテキストを使って指導している様子を示して指揮法の理解を深めようという副読本のようなものです。

イメージで例えるなら、完本指揮法入門が「問題集」で、レッスンの・・・が「答えしか載っていない回答集」みたいなものです。
答えだけ見ても問題の内容はわかりません。「レッスンの・・・」だけを借りても言っていることがよくわからないのです。

図書館の方にその旨をお伝えしたら、「完本指揮法入門」は購入しないと即答をいただきました。
県立図書館にはありますのでリクエストして取り寄せることにしました。

なお、県立図書館には「レッスンの・・・」がありません。これは後発の図書ですから気づかなくても不思議ではありません。
わからないのは地元の図書館の方が「レッスンの・・・」を購入したことです。ちゃんとした司書の方だったらこんなバカみたいな買いかたはしないと思いますが、どういう考えだったのでしょう。本当に信じがたいです。

あっ、それから佐伯泰英さんは北九州市のご出身でした。同郷だから応援しないといけませんね。この方の本も読むことにします。

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