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紅葉の京都旅行(5) 三日目(最終日) [観光]

京都旅行も三日目を迎えて、あっという間に最終日となりました。

まずは腹ごしらえが必要です。今回はホテルのバイキングのうちで洋風のメニューをチョイスしてみました。

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見た目は地味ですがそれぞれが美味しくて満足しました。

帰りは午後の早い新幹線に乗らないといけませんので行動は午前中に限定されます。
今回の京都旅行でぜひ立ち寄りたいと思ったのは「清閑寺」です。ここは昨年(2014年)の文化の日の三曲演奏会で演奏した「小督の曲」の小督に所縁のお寺です。

「小督の曲」は次のような内容ですが、後日談がありまして、仲国の笛の音に呼応して都に連れ戻されますが、そこでめでたしめでたしとはならず「清閑寺」に尼として幽閉されてしまいそこで亡くなります。

小督の曲解説.png
《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

その清閑寺を目指そうと思ったのです。

地図で見ると五条坂の交差点で清水寺に向かう五条坂の方には行かずに、その右側の国道1号線沿いに歩きます。

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《上向きが五条坂、右向きが1号線沿い》

この側道を歩きます。

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地図上では15分から20分ぐらいの距離ですが、歩きはじめてすぐに本当に行き着くかしらと不安になってきます。

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自転車を押している人に追いつき追い越しました。自転車に乗る気が失せるぐらいの傾斜です。

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さらに道は細くなります。

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ここまで来たら不安は最高潮ですが、細い道を少し行ったところで目的の場所近くに来たことが分かりました。
それは高倉天皇陵の文字が見えたからです。清閑寺は小督を寵愛した高倉天皇の陵の隣にあります。

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自動車の前に見えている急な階段を上がったらまた案内が出ていました。

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ここからさらに少し上がると辺りがパッと開けました。

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階段を上がった正面が高倉天皇陵の入り口(立入禁止)で、そこから右に階段を上っていくと清閑寺がありました。

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階段を上りきったところに門がありまして掲示がありました。

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拝観料は一名100円を賽銭箱に入れてくださいと書かれています。どうやら無住寺のようです。

小督のその後については高札にわかりやすく書かれていました。

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《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

小督のお墓に詣でようと思ったのですがお墓は見えるところには無くて、供養塔が建っていました。

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清閑寺は訪れる人が少ないの(この時はreizanだけ)ですが、隠れ紅葉の名所です。

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ここに居るとき別行動している家人から、南禅寺の近くの永観堂禅林寺が紅葉も寺内も見事だから時間が有ったら見るようにと電話がありました。
残りの時間を見たら大丈夫そうです。しかし今来た道を戻るのも面白くないし清水寺に通じているはずだからそちらに行くことに賭けてみました。

先ほど来るときに見た高倉天皇陵の標識の脇に清水寺への案内標識があったのを覚えていたからです。

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歩きはじめたらすぐに親切な方が出してくれている案内が目に入りました。駆足2分だそうです。そう遠くないことがわかって気が楽になりました。

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最初はこんな道です。

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そのうち砂利道に変わりました。

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ちょっと不安になるところですが、このカーブを曲がったら鉄柵が見えてきます。そこが清水寺です。

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ここは拝観料なしで入れます。入ったところは清水の舞台から正面に見えている子安の塔の近くです。

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ここに立つと本堂と舞台が絵葉書のように見えます。

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下の写真の手前が奥の院に続く道で、ここで右に折れて音羽の滝の方に下っていくのが順路になります。だから清閑寺方面から只で入った人は本堂の方に逆行することはできません。

ここから清水道に下りて次は永観堂に向かいました。直通のバスがないので途中で乗り換えて向かいました。何回乗り換えても500円なのでほぼ午前中しか行動しないとわかっていても一日券を買っています。

永観堂禅林寺は京都の紅葉ランキングでは常にトップクラスの評価を受けていますが、実際に見てみるとその通りだと思いました。

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午後3時前に京都駅を出るはずでしたが1時間早く乗車でき午後6時半には帰宅できました。
頭の中では紅葉が渦巻いています。


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