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屠場の仕事 [推薦図書]

本稿のタイトルの「屠」(と)の字は、正月に飲むお屠蘇の屠と同じ字ですが、それでは意味がよくわからないと思いますのでわかりやすく言い換えると屠殺の屠です。

つまり、牛、豚、馬などの家畜を屠殺して解体し、食肉に加工する施設を屠畜場と言いますが、屠場はその旧称です。

日頃、食肉には大変お世話になっていますが、誰がどのように作っているかということに関しては知りませんし、特に関心があるわけでもありませんでした。

たまたま図書館で新刊書のコーナーを眺めていたらこの本があったので借りてみたというのが正直なところです。

屠場の仕事.jpg

「誰も知らない屠場の仕事 牛が食卓にのぼるまで・・・」(創土社刊)です。新装版あとがきによると、本書は14年前に出版されたものの新装版として出版されたものだそうです。

本書の舞台になった「近江八幡市食肉センター」はすでに解体され、別の場所に「滋賀食肉センター」が作られたことが報告されています。

reizanが滋賀の事業所で働いていたとき、知り合った方から近江牛の刺身を分けていただいたことがありまして、その美味しさに感動したことがありました。

単純にそういう感想しかもっていなかったのですが、本書を読んでいくと動物を殺す思いや差別のことなどにも触れられていて大変勉強になりました。

一般の書店で目にとめて買うような本ではありませんので図書館のお世話になるしかないのですが、調べてみたら滋賀県内の図書館には大抵置かれていました。

東京では、文京区の図書館に蔵書されていますが他はほとんど置かれていないようです。さすが文京区です。本当に蔵書が充実しています。

東京の図書館に比べたら象と蟻ぐらいの差があるreizanが住む市の図書館ですが、本書があったことで見直しました。
こういう本に出会うと図書館は無料貸本屋ではないことに気づかされます。


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