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いつの間にか常識が変わっていました [小ネタ]

いつも利用しているJR東日本の電車ですが、3人掛けの優先席がすべて空いていたのでそこに座りました。
そして何気なく向かいの窓を見たら、こんなシールが貼られていました。

P_20160212_1623152.jpg

「優先席付近では、混雑時には携帯電話の電源をお切りください。」と書かれています。

ちょっと前までは「混雑時には」の文言はありませんでした。
調べてみたら2015年10月1日からこういう表現に変わったらしいです。しかし、混雑時に電源を切らないといけない理由については明確な説明がないため意味が良くわかりません。

携帯電話が心臓ペースメーカーに悪影響を与えるという、今では都市伝説のような理由で、優先席付近では電源を切るが常識になっていました。
それが、携帯電話が心臓ペースメーカーに与える影響は小さいとして、2014年1月には総務省が指針を緩和しました。

最近の携帯で調査した結果では影響が出た最長の距離は3㎝だったそうです。心臓から体表までの寸法を考えたら3㎝というのは実際には影響なしというのに等しいぐらいです。

表示が変更されたときから遡ること10か月前に、正義感に燃える61歳の男性が優先席付近で携帯電話をかけていた女性に対して「降りろ」と注意したものの女性が応じなかったため、ドアが閉まらないように電車とホームに足をかけ運行を遅らせたという罪で逮捕されたという事件がありました。

事件が起こったのは総務省の指針が変わってから1年後です。電車内の表示が変わったのは指針が変わってから1年10か月後です。素早く対応していれば61歳の男性も正義感に燃えるのこともなかっただろうにと思うと残念です。

「混雑時には」というのは鉄道会社の免責の文言みたいです。本当に徹底したい内容だとすれば表現があいまい過ぎます。
一応言うだけは言っています、というよくあるパターンです。実際のところは、電車の中ではどこでも携帯電話の電源を切る必要はない、と言っているようなものです。

ただし、トラブル防止のために公共交通機関ではマナーモードにはしておいた方が良さそうです。


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