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少子化対策 [生涯大学校]

世の中は少子化問題で揺れていますが、reizanの住む地域でも中学校の各学年の生徒数がかろうじて20名を超す状態ですので、廃校して近隣の学校に統合しようという話がありました。

経済的には統合した方が効率が良いのですが、学校が無くなると地域の魅力が減り、その後は衰退していくことは目に見えていますから、地元の有識者の方たちが必至で廃校阻止の運動を続けてくれて今のところは期限付きの様子見で存続しています。

reizanはいわゆる団塊の世代ですから中学生の時は一クラスに50人以上が詰め込まれ、それが10クラスありましたから一学年だけで600人近くが一緒に学んでいたことになります。

良かった点は大勢と一緒に居ることに慣れた点で、良くなかった点は一人ひとりが大切に扱われなかった点です。
600名のなかには札付きの不良みたいな人もいましたが、授業妨害があったという話は聞いたことがありません。
人口密度が高くて空気は薄かったかもしれませんが、勉強したい人は勉強に集中できる環境でした。

ところが、現在は先細りの少子化傾向が続いています。
生涯大学校で学ぶものとして、地域活性化の為に少子化対策の提言ができないものかとreizanが住む市の人口動態について調べてみました。

それは前にも報告したものですが、概ね出産可能な年齢層の女性の人数と出生数を時系列で拾ってみました。 

人口動態.png

 

《画像クリックで拡大、←クリックで戻る》

一番上の青い線は20歳~39歳の女性の合計数で、下方の橙色の線は「0歳~4歳」の子どもの数です。
これを見ると0歳~4歳の子供の数は40年間で6,000人から3,000人程度に半減していますが、女性の数は2割程度しか減っていません。

少子化は若い女性が市内から東京などに流出しているせいだと思っていたのですが、このグラフを見ると女性の数以外に大きな要因がありそうです。それが経済的な問題だとすれば市に提言できるような内容を持ち合わせていませんからここでreizanの思考はストップしてしまいました。

それでも脳の一部には問題意識が残っていたらしくこれを見た時に少子化問題を考えていたことを思い出しました。

Life balance:Yoshie Komuro

日本人女性がTED Tokyoで話しておられるのですが、自分の過去を振り返ると反省しきりです。

なかでもある年の6月から翌年9月までは休んだ日が元旦だけで、あとは毎日8時前に出社して夜は11時半まで働いて最終バスで帰宅するということを繰り返していました。毎月の時間外労働が250時間を超えていました。一日の三分の二を会社で過ごしていたことになります。家では食事や入浴の時間も必要ですから睡眠時間は6時間ぐらいのものでした。今ですと自殺したら確実に労災扱いですが、その頃は過労死という言葉もなく一所懸命耐えて働いていました。

小室淑恵さんの主張は、長時間労働に少子化の原因があるということです。皆が時間外労働をなくし労働時間を短縮すれば作業効率が上がるし、企業にとっては割増賃金の負担が消えるのでその原資を新たな雇用に充てることが出来る。
そして労働時間が減れば夫婦で子育てする時間を作り出すことができ少子化の解消につながるという説です。

論理的にどうかはわかりませんが、感覚的には素直に理解できる考え方です。
reizanがこの話に気づいたということは、多分、世の中にこういうことを発言してくれる人たちが増えてきているのだろと思います。日本もまんざら捨てたものではなさそうです。


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